JP3158626U - ガスシールドアーク溶接用シールドノズル - Google Patents
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Abstract
Description
本考案は、上記問題を解決し、スパッタが付着し難いシールドノズルを提供することを目的とする。
ソリッドワイヤーが挿通され、ソリッドワイヤーに電流を供給するコンタクトチップを、包容するように配設された筒状のガスシールドアーク溶接トーチのシールドノズルであって、
先端部に、先端側に向かって徐々に板厚が薄くなる先細り部を形成したことを特徴とする。
先端部の内側に、先端側に向かって徐々に内径が大きくなる内側テーパー面を形成したことを特徴とする。
このため、シールドノズルの先端部の内面に付着したスパッタをウエスで拭き取る際に、ウエスをシールドノズルの先端部の内部に入れやすく、また、ウエスが引っかかることが無く、容易にスパッタを除去することが可能となる。
先端部の外側に、先端側に向かって徐々に外径が小さくなる外側テーパー面を形成したことを特徴とする。
このため、シールドノズルの先端の外周面に付着したスパッタを、ウエスで前記外周面を握持して除去する際に、ウエスが引っかかることが無く、容易にスパッタを除去することが可能となる。
ソリッドワイヤーが挿通され、ソリッドワイヤーに電流を供給するコンタクトチップを、包容するように配設され、その先端に、先端側に向かって徐々に内径及び外径が小さくなる狭窄部が形成された筒状のガスシールドアーク溶接トーチのシールドノズルであって、
前記狭窄部の先端に、内径が先端側に向かって徐々に大きくなる気流安定部を形成し、
前記気流安定部の先端部に、先端側に向かって徐々に板厚が薄くなる先細り部を形成したことを特徴とするガスシールドアーク溶接トーチのシールドノズル。
このため、先細り部先端の表面積は小さいことから、スパッタが付着し難く、先端にスパッタが付着し難いシールドノズルを提供することが可能となる。
また、前記狭窄部流速が早くなった不活性ガスが、気流安定部で安定し、乱流の発生が防止され、溶接部でのブローホールの発生を防止することが可能となる。
先細り部の先端面を曲面で構成したことを特徴とする。
これにより、先端面と当接したスパッタが、曲面となっている先端面から離れやすく、当該スパッタが落下し、先端へのスパッタの付着を低減させることが可能となる。
先細り部の先端の断面形状を、半円形状としたことを特徴とする。
これにより、曲面となっている先端面から離れやすく、当該スパッタが落下し、先端へのスパッタの付着を更に低減させることが可能となる。
以下に図面を参照しつつ、本考案の好ましい実施の形態を示す。なお、図1の(A)の左半分は第1の実施形態のシールドノズル1の正面図であり、図1の(A)の右半分はシールドノズル1の断面図である。また、図1の(B)は、シールドノズル1先端部の拡大図である。本実施形態では、シールドノズル1は、銅やベリリウム銅やクロム銅等の銅合金で構成されている。シールドノズル1は、略円筒形状である。シールドノズル1の基端側内面には、取り付けネジ1aが螺刻されている。シールドノズル1の先端部には、先端側に向かって徐々に板厚が薄くなる先細り部1bが形成されている。本実施形態では、先細り部1bは、シールドノズル1の先端部の内面に形成された内側テーパー面1cと、シールドノズル1の先端部の外面に形成された外面テーパー面1dによって形成されている。内側テーパー面1cは、シールドノズル1の先端側に向かって徐々に内径が大きくなっている。外側テーパー面1dは、シールドノズル1の先端側に向かって徐々に外径が小さくなっている。図1の(B)に示されるように、先細り部1bの先端面1eは曲面で構成されている。本実施形態では、先細り部1bの先端の断面形状を、曲率半径rが一定の半円形状としている。
以下、図2を用いて、第1の実施形態と異なる点について、第2の実施形態のシールドノズル2の説明をする。なお、図2の(A)の左半分は、第2の実施形態のシールドノズル2の正面図であり、図2の(B)の右半分はシールドノズル2の断面図である。第2の実施形態では、ワークや治具との干渉を防止するために、シールドノズル2の先端に、先端に向かって徐々に内径及び外径が小さくなる狭窄部2bが形成されている。そして、本考案では、狭窄部2bの先端に、気流安定部2cが形成されている。気流安定部2cの内面は、先端側に向かって徐々に内径が広くなる内側テーパー面2dが形成されている。このため、狭窄部2bで流速が早くなった不活性ガスが、気流安定部2cで安定し、乱流の発生が防止され、溶接部でのブローホールの発生を防止することが可能となる。
1a 取り付けネジ
1b 先細り部
1c 内側テーパー面
1d 外面テーパー面
1e 曲面部
2 シールドノズル(第2の実施形態)
2a 取り付けネジ
2b 狭窄部
2c 気流安定部
2d 内側テーパー面
2e 先細り部
2f 曲面部
50 アーク溶接用トーチ
51 チップホルダ
51a ガス供給口
52 シールドノズル
53 ノズルホルダ
55 コンタクトチップ
99 スパッタ
Claims (6)
- ソリッドワイヤーが挿通され、ソリッドワイヤーに電流を供給するコンタクトチップを、包容するように配設された筒状のガスシールドアーク溶接トーチのシールドノズルであって、
先端部に、先端側に向かって徐々に板厚が薄くなる先細り部を形成したことを特徴とするガスシールドアーク溶接トーチのシールドノズル。 - 先端部の内側に、先端側に向かって徐々に内径が大きくなる内側テーパー面を形成したことを特徴とする請求項1に記載のガスシールドアーク溶接トーチのシールドノズル。
- 先端部の外側に、先端側に向かって徐々に外径が小さくなる外側テーパー面を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガスシールドアーク溶接トーチのシールドノズル。
- ソリッドワイヤーが挿通され、ソリッドワイヤーに電流を供給するコンタクトチップを、包容するように配設され、その先端に、先端側に向かって徐々に内径及び外径が小さくなる狭窄部が形成された筒状のガスシールドアーク溶接トーチのシールドノズルであって、
前記狭窄部の先端に、内径が先端側に向かって徐々に大きくなる気流安定部を形成し、
前記気流安定部の先端部に、先端側に向かって徐々に板厚が薄くなる先細り部を形成したことを特徴とするガスシールドアーク溶接トーチのシールドノズル。 - 先細り部の先端面を曲面で構成したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のガスシールドアーク溶接トーチのシールドノズル。
- 先細り部の先端の断面形状を、半円形状としたことを特徴とする請求項5に記載のガスシールドアーク溶接トーチのシールドノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000518U JP3158626U (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | ガスシールドアーク溶接用シールドノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010000518U JP3158626U (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | ガスシールドアーク溶接用シールドノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3158626U true JP3158626U (ja) | 2010-04-08 |
Family
ID=54862168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010000518U Expired - Lifetime JP3158626U (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | ガスシールドアーク溶接用シールドノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3158626U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107249811A (zh) * | 2015-02-19 | 2017-10-13 | 三菱日立电力系统株式会社 | 焊接装置、焊接方法、及涡轮叶片 |
-
2010
- 2010-01-29 JP JP2010000518U patent/JP3158626U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107249811A (zh) * | 2015-02-19 | 2017-10-13 | 三菱日立电力系统株式会社 | 焊接装置、焊接方法、及涡轮叶片 |
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