JP3158618U - 箸および箸セット - Google Patents
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Abstract
【課題】容易にメッセージを読むことができる箸および箸セットを提供する。【解決手段】第1箸と第2箸とからなる1膳の箸であって、前記第1箸は、後端から先端に向かって判読可能に第1メッセージが表示された第1表示部と、先端から後端に向かって判読可能に前記第1メッセージが表示された第2表示部とを備え、前記第1表示部と前記第2表示部とが互いに反対側の面に設けられており、前記第2箸は、後端から先端に向かって判読可能に第1メッセージと異なる第2メッセージが表示された第3表示部と、先端から後端に向かって判読可能に前記第2メッセージが表示された第4表示部とを備え、前記第3表示部と前記第4表示部とが互いに反対側の面に設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、食器に関し、より詳しくは箸および箸セットに関する。
特許文献1は、箸の上の部分に空洞を設けカプセル状にして所有者が自分の未来への夢のメッセージのメモを入れ、防水の蓋をして、夢の橋渡し効果を期待して食事ができるようにした箸を開示する。
しかしながら、従来の箸はメッセージを読むためには蓋を開けてメモを取り出さねばならず、メッセージを読むことが困難であるという課題があった。
本考案は上記のような課題を解決するためになされたもので、容易にメッセージを読むことができる箸および箸セットを提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本考案の箸は、第1箸と第2箸とからなる1膳の箸であって、前記第1箸は、後端から先端に向かって判読可能に第1のメッセージが表示された第1表示部と、先端から後端に向かって判読可能に前記第1のメッセージが表示された第2表示部とを備え、前記第1表示部と前記第2表示部とが互いに反対側の面に設けられており、前記第2箸は、後端から先端に向かって判読可能に第2のメッセージが表示された第3表示部と、先端から後端に向かって判読可能に前記第2のメッセージが表示された第4表示部とを備え、前記第3表示部と前記第4表示部とが互いに反対側の面に設けられている。
かかる構成では、右利きの使用者であっても、左利きの使用者であっても、使用するために箸を持った状態でメッセージを容易に読むことができる。
上記の箸において、前記第1箸と前記第2箸とは、少なくとも後端部において長手方向に垂直な断面が略四角形であり、前記第1表示部と前記第2表示部とが第1箸の断面がなす四角形の対向する辺に対応する面にそれぞれ設けられており、前記第3表示部と前記第4表示部とが第2箸の断面がなす四角形の対向する辺に対応する面にそれぞれ設けられていてもよい。
かかる構成では、それぞれの箸の断面が略四角形であるため転がりにくく、箸を置いた状態においてもメッセージを容易に読むことができる。
また本考案の箸セットは、上記箸を複数有する箸セットであって、1本1本の箸の表示部に表示されるメッセージが全て異なっている。
かかる構成では、1膳をなす2本の箸を適宜に組み合わせることで、1膳の箸により所望のメッセージを表示することができる。
本考案の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
本考案は、上記のような構成を有し、以下のような効果を奏する。すなわち、容易にメッセージを読むことができる箸および箸セットを提供することができる。
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は本考案の第1実施形態に係る箸の概略構成を示す図であって、図1(a)は右利きの使用者に対する正面図、図1(b)は左利きの使用者に対する正面図、図1(c)は図1(a)および図1(b)におけるA−A’断面を矢印方向から見た図である。
図1は本考案の第1実施形態に係る箸の概略構成を示す図であって、図1(a)は右利きの使用者に対する正面図、図1(b)は左利きの使用者に対する正面図、図1(c)は図1(a)および図1(b)におけるA−A’断面を矢印方向から見た図である。
図1(a)および図1(b)に示すように、本実施形態の箸100は、第1箸11と第2箸12とからなる1膳の箸であって、第1箸11は、後端31から先端33に向かって判読可能に第1メッセージが表示された第1表示部21と、先端33から後端31に向かって判読可能に前記第1メッセージが表示された第2表示部22とを備え、第1表示部21と第2表示部22とが互いに反対側の面に設けられており、第2箸12は、後端32から先端34に向かって判読可能に第1メッセージと異なる第2メッセージが表示された第3表示部23と、先端34から後端32に向かって判読可能に第2メッセージが表示された第4表示部24とを備え、第3表示部23と第4表示部24とが互いに反対側の面に設けられている。
かかる構成では、右利きの使用者が箸100を使用する場合には図1(a)に示す向きで箸100が右手で把持されるため、使用者は第1表示部21および第3表示部23に表示されたメッセージを容易に読むことができる。また、左利きの使用者が箸100を使用する場合には図1(b)に示す向きで箸100が左手で把持されるため、使用者は第2表示部22および第4表示部24に表示されたメッセージを容易に読むことができる。よって、右利きの使用者であっても、左利きの使用者であっても、使用するために箸を持った状態でメッセージを容易に読むことができる。
また、第1表示部21および第2表示部22に表示された第1メッセージと、第3表示部23および第4表示部24に表示された第2メッセージとは、互いに異なっているため、第1メッセージと第2メッセージとを組み合わせることで、より豊かなメッセージを使用者に伝えることができる。
なお、「判読可能に」とは、横書きで左から右に向かって読む通常の日本語表記として判読可能であることを意味する。
「互いに反対側の面」とは、断面が略四角形の場合には、図1(c)に示すように、該四角形の対向する辺に対応する2つの面を指すが、断面が例えば丸の場合には、側面において互いに反対側に位置するように2つの表示部が設けられることを意味する。すなわち箸の断面は四角形には限定されない。また、断面が例えば三角形の場合には、3面のうちの第1の面と第2の面とにそれぞれ表示部が設けられればよい。すなわち、反対側とは必ずしも完全に反対側である必要はなく、同一の箸に設けられた2つの表示部が異なる方向を向いていればよい。
表示部におけるメッセージの表示方法は特に限定されず、刻印やシール印刷、転写フィルムを用いた転写など、周知の表示方法が使用されうる。
メッセージは、ひらがなあるいはカタカナ、感嘆符(!)などで表示されることが好ましい。すなわちメッセージは、漢字およびアルファベット以外の文字を用いた日本語表記であることが好ましい。
かかる構成では、子供であってもメッセージを容易に読むことができる。
箸100は、図1(c)に示すように、第1箸11と第2箸12とが、少なくとも後端部において長手方向に垂直な断面が略四角形であり、第1表示部21と第2表示部22とが第1箸11の断面がなす四角形の対向する辺に対応する面にそれぞれ設けられており、第3表示部23と第4表示部24とが第2箸12の断面がなす四角形の対向する辺に対応する面にそれぞれ設けられているのが好ましい。
かかる構成では、箸100が転がりにくくなる上、机の上などに置かれて安定状態を取る際、それぞれの箸において一方の表示部を上方を向いて固定することができ、使用者がより容易にメッセージを読むことができる。
なお、「略四角形」とは、角が直角な四角形のみならず、図1(c)のように角が丸みを帯びた四角形をも含むものである。
第1表示部21と第2表示部22とは、第1箸11の後端31から第1箸11の長さの4分の1よりも後端31側(図1(a)において右端から1番目の破線と2番目の破線との間、図1(b)において左端から1番目の破線と2番目の破線との間)に設けられ、第3表示部23と第4表示部24とは、第2箸12の後端32から第2箸12の長さの4分の1よりも後端32側(図1(a)において右端から1番目の破線と2番目の破線との間、図1(b)において左端から1番目の破線と2番目の破線との間)に設けられていることが好ましい。
かかる構成では、使用者が箸を使用する場合に一般的に箸のやや中央部分を把持するため、表示部に表示されたメッセージが使用者の手で隠れることがなく、使用するために箸を持った状態で使用者がメッセージをより容易に読むことができる。
(第2実施形態)
本実施形態の箸セットは、第1実施形態の箸を複数有する箸セットであって、1本1本の箸の表示部に表示されるメッセージが全て異なっているものである。
本実施形態の箸セットは、第1実施形態の箸を複数有する箸セットであって、1本1本の箸の表示部に表示されるメッセージが全て異なっているものである。
かかる構成では、1膳をなす2本の箸を適宜に組み合わせることで、1膳の箸により所望のメッセージを表示することができる。
表1は、本実施形態の箸セットにおいて、それぞれの箸の表示部に表示されているメッセージの内容を示す。本実施形態の箸セットは、12膳24本の箸から構成されているが、箸の本数や膳数は特に限定されない。箸セットは奇数本の箸から構成されてもよい。
表に示すように、例えば、箸番号1の箸と箸番号2の箸とを組み合わせることで、「いつもありがとう」というメッセージを表示することができる。また例えば、箸番号23の箸と箸番号2の箸とを組み合わせることで、「ほんとうにありがとう」というメッセージを表示することができる。このような組合せは、感謝の気持ちを伝えたい相手へのメッセージとして好ましい。
あるいは、箸番号15の箸と箸番号14の箸とを組み合わせることで、「ごくろうさま いってらっしゃい」というメッセージを表示することができる。また例えば、箸番号14の箸と箸番号18の箸とを組み合わせることで、「いってらっしゃい がんばってね」というメッセージを表示することができる。このような組合せは、朝ごはんを一人で食べる相手へのメッセージとして好ましい。
あるいは、箸番号3の箸と箸番号16の箸とを組み合わせることで、「おかえりなさい どうだった?」というメッセージを表示することができる。また例えば、箸番号1の箸と箸番号15の箸とを組み合わせることで、「いつもごくろうさま」というメッセージを表示することができる。このような組合せは、晩御飯を一人で食べる相手へのメッセージとして好ましい。
あるいは、箸番号5の箸と箸番号4の箸とを組み合わせることで、「おいしいよ たべてね」というメッセージを表示することができる。また例えば、箸番号7の箸と箸番号6の箸とを組み合わせることで、「きのうは ハッピー!」というメッセージを表示することができる。このような組合せは、お弁当を食べる相手へのメッセージとして好ましい。
このように、本実施形態の箸セットは、24種類のメッセージが適宜に組合されるように、1膳をなす2本の箸を適宜に選択することで、所望のメッセージを表示することができる。
箸セットを構成する複数の箸は、単一の色で塗られていてもよいし、互いに異なる色で塗り分けられていても良い。すなわち、箸番号1〜24の箸のそれぞれについて、単一の色(例えば茶色)で塗られた箸セットとしてもよいし、それぞれ1色ずつ合計24色24本の箸からなる箸セットとしてもよい。
かかる構成では、より豊かな色彩の組合せを表現でき、使用者に好適な印象を与えることができる。
上記説明から、当業者にとっては、本考案の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本考案を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本考案の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本考案に係る箸および箸セットは、容易にメッセージを読むことができる箸および箸セットとして有用である。
11 第1箸
12 第2箸
21 第1表示部
22 第2表示部
23 第3表示部
24 第4表示部
31 後端
32 後端
33 先端
34 先端
12 第2箸
21 第1表示部
22 第2表示部
23 第3表示部
24 第4表示部
31 後端
32 後端
33 先端
34 先端
Claims (3)
- 第1箸と第2箸とからなる1膳の箸であって、
前記第1箸は、後端から先端に向かって判読可能に第1メッセージが表示された第1表示部と、先端から後端に向かって判読可能に前記第1メッセージが表示された第2表示部とを備え、前記第1表示部と前記第2表示部とが互いに反対側の面に設けられており、
前記第2箸は、後端から先端に向かって判読可能に第1メッセージと異なる第2メッセージが表示された第3表示部と、先端から後端に向かって判読可能に前記第2メッセージが表示された第4表示部とを備え、前記第3表示部と前記第4表示部とが互いに反対側の面に設けられている、箸。 - 前記第1箸と前記第2箸とは、少なくとも後端部において長手方向に垂直な断面が略四角形であり、
前記第1表示部と前記第2表示部とが第1箸の断面がなす四角形の対向する辺に対応する面にそれぞれ設けられており、
前記第3表示部と前記第4表示部とが第2箸の断面がなす四角形の対向する辺に対応する面にそれぞれ設けられている、
請求項1記載の箸。 - 請求項1記載の箸を複数有する箸セットであって、
1本1本の箸の表示部に表示されるメッセージが全て異なっている、箸セット。
Priority Applications (1)
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