JP3158180U - 自動給水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】飼育動物の飲用水を飲水容器に自動的に給水する自動給水装置において、常に新鮮な水を飲水容器に供給する。【解決手段】上部開口を有する飲水容器1と、前記飲水容器よりも高い位置に配置され、給水源から供給される水を貯留する貯水タンク2と、前記貯水タンク底部に設けられた水の流出口5aから下方に引き出され、先端が前記飲水容器の上部開口1aへ導入されたチューブ3とを備え、前記チューブの下端が大気開放される間、前記貯水タンクの貯留水が前記チューブを流れ落ち、前記飲水容器に給水される。【選択図】図1

Description

本考案は、自動給水装置に係り、犬等の飼育動物の飲用水を自動的に容器に給水する自動給水装置に関する。
従来、例えば、特許文献1に開示されるように、サイホン作用を利用した動物用の自動給水装置がある。
図6を用い、特許文献1に開示された自動給水装置について説明する。図6の自動給水装置50は、給水管51の先端(下端)が導入されたカップ状の飲水器52と、給水管51の上部に接続された貯水タンクである調節器53とを備えている。
調節器53の上室59内には、配水管54を介して水道等の給水源(図示せず)から給水され、上室59内に設けられたフロート55が水位に伴って上下動するようになされている。フロート55は、垂直上下方向に移動自在な棒軸60の周囲に設けられており、棒軸60の下端に弁体56が取り付けられている。
このため、上室59内の水量が減少し、フロート55の位置が低下すると、配水管54側に形成された弁座57に対して弁体56が下降し、弁が開いて配水管54から上室59内に給水されるようになされている。また、上室59内の水が増加し、フロート55の位置が上昇すると、弁座57に対して弁体56が圧着し、弁が閉じて配水管54からの給水が停止するようになされている。
尚、調節器53の上室59に供給された水は、連通する副室60を経由して、上室59の下方の下室61に供給されるようになっている。
ここで、給水管51の上端には導流管58が垂直方向に設けられており、この導流管58は前記下室61内において、所定の高さを持って配置されている。そして、飲水器52に水が無い状態で、下室61内の水位が導流管58の上端位置58aを越え、下室61が水で満たされると、サイホン作用により下室61内の水が給水管51を介して飲水器52に供給される。
また、配水管54から上室59への給水が停止された状態で、前記サイホン作用による下室61から飲水器52への給水が進み、飲水器52内の水位が所定の深さ以上になると、下室61内の水位が低下し、導流管58の周囲に空気層が形成される。これによりサイホン作用が停止し、飲水器52への給水も停止するようになされている。
また、飲用水が供給された飲水器52内において、給水管51の下端は飲水器52の底部付近に配置されている。このため、動物が飲水器52の水を略全て飲むことにより、給水管51の下端は大気開放された状態となる。
その結果、導流管58の周囲の空気が給水管51を介して飲水器52側へ流れ込み、圧力が低下して下室61内の水が給水管51を流れ、再びサイホン作用により飲水器52に給水されるようになされている。
特開平9−94035号公報
特許文献1に開示の自動給水装置50にあっては、サイホン作用により給水するため、給水管51の下端は、飲水器52内に所定の水頭Hが得られるように飲水器52の底部付近に配置されている。
したがって、この自動給水装置50にあっては、飲水器52の水が略全て無くならなければ、給水管51の下端は大気開放されず、サイホン作用による次の給水が開始されない。
しかしながら、このような構成にあっては、動物が飲水器52内の水を全て飲まずに、少量の水が飲水器52に放置される場合、飲水器52に残る新鮮ではない水を動物が飲む虞があり、衛生的ではないという課題があった。
本考案は、前記した点に着目してなされたものであり、飼育動物の飲用水を飲水容器に自動的に給水する自動給水装置において、常に新鮮な水を飲水容器に供給することができる自動給水装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案に係る自動給水装置は、上部開口を有する飲水容器と、前記飲水容器よりも高い位置に配置され、給水源から供給される水を貯留する貯水タンクと、前記貯水タンク底部に設けられた水の流出口から下方に引き出され、先端が前記飲水容器の上部開口へ導入されたチューブとを備え、前記チューブの下端が大気開放される間、前記貯水タンクの貯留水が前記チューブを流れ落ち、前記飲水容器に給水される自動給水装置であって、前記貯水タンクは、該タンク内の上部に設けられ、前記給水源からの水をタンク内に供給する流水路が設けられた流入部と、前記流水路に対し進退自在に設けられ、前記流水路を開閉する第一の弁体と、前記第一の弁体の進退動作を上下方向の回動動作によって制御するリンク機構と、前記リンク機構に取り付けられ、タンク内の貯留水に浮く水位によって前記リンク機構の回動位置を制御するフロートと、前記タンク底部の流出口に対し進退自在に設けられ、前記リンク機構の回動動作に連動して前記流出口を開閉する第二の弁体とを有し、前記貯水タンク内における貯留水の水位によって、前記リンク機構の回動位置が決められ、前記第一の弁体による前記流水路の開閉と、前記第二の弁体による前記流出口の開閉とが相互に切り換えられることに特徴を有する。
このように構成することにより、貯水タンクから引き出されたチューブの下端が大気開放されている間、貯水タンクから飲水容器に給水される。この構成により、動物が飲水容器の水を飲用し水量が減少すると、直ぐさま、減少した水量の水が貯水タンクから飲水容器に補充される。また、貯水タンクの貯水量が減少すると、第一の弁体により流水路が開かれるため、給水源からの給水によって、タンク内に再び貯水することができる。
したがって、動物は、飲水容器において濁りのない衛生的な上層部の水、或いはチューブを介して貯水タンクから供給されたばかりの新鮮な水を常に飲むことができる。
また、前記リンク機構に設けられ、該リンク機構が最も上方に回動した状態で前記貯水タンクの天井部に対し磁力結合可能なホールド部材と、前記フロートにワイヤ接続され、前記貯水タンク内の貯留水に浮遊可能な錘部材とを備え、前記ホールド部材が前記貯水タンクの天井部に磁力結合した状態で、前記第一の弁体により前記流水路が閉じられ、前記貯水タンクの貯水量が減少するに伴い、前記フロートに対する前記錘部材の荷重負荷が増加し、前記ホールド部材による前記貯水タンクの天井部への磁力結合が解除され、前記第一の弁体により前記流水路が開かれると共に、前記第二の弁体により前記流出口が閉じられることが望ましい。
また、前記第二の弁体は、前記流出口を閉じている状態で、前記貯水タンクの底部に対し磁力結合可能に設けられ、前記ホールド部材が、前記貯水タンクの天井部に対し磁力結合するに伴い、前記第二の弁体による前記貯水タンクの底部への磁力結合が解除され、前記流出口が開かれることが望ましい。
このような弁開閉の構成により、例えばフロートと錘部材とを接続するワイヤの長さを調整することで、タンク容量に拘わらず、その貯水量が少量まで減少した際、必ず弁開閉の切換を行うことができる。
また、前記チューブの途中に設けられたバルブを備え、前記バルブを閉じることにより前記チューブにおける水の流れが止められることが望ましい。
このようにチューブの途中にバルブを設けることにより、飲水容器を取り外してもチューブから水が下方に流れ落ちないようにすることができ、飲水容器の洗浄等を行うことができる。
本考案によれば、飼育動物の飲用水を飲水容器に自動的に給水する自動給水装置において、常に新鮮な水を飲水容器に供給することができる自動給水装置を得ることができる。
図1は、図1は、本考案に係る自動給水装置の全体構成を示す側面図である。 図2は、図1の自動給水装置が備える飲水容器の断面図である。 図3は、図1の自動給水装置が備える貯水タンクの構成を拡大して示す側面図である。 図4は、図3の貯水タンク内に設けられたシリンダの上部断面図である。 図5は、図1の自動給水装置の動作を説明するための図である。 図6は、従来の自動給水装置の断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、本考案に係る自動給水装置の全体構成を示す側面図である。
図1に示す自動給水装置100は、上部開口1aを有し、犬等の飼育動物の飲用水を収容する飲水容器1と、飲水容器1に供給する水を貯留するための貯水タンク2とを備える。尚、この実施形態における貯水タンク2は、その構造を説明するために前面に透明な板部材(例えばアクリル板)を用いたものを例にとって説明する。
貯水タンク2は、その底部四隅に配された支持棒部材30により、飲水容器1よりも高い位置に配置されている。4本の支持棒部材30は、板状の台座23に立設され、この台座23上の略中央に飲水容器1が設置されている。図2に示すように、飲水容器1の底部周縁にはフランジ部1bが形成され、このフランジ部1bが台座23上に形成されたフック23aに係合することによって、飲水容器1が台座23上に着脱自在に固定されている。
また、貯水タンク2の底部には、貯留水の流出口5aが設けられており、そこから下方に引き出されたチューブ3の先端(下端)が飲水容器1の上部開口1aに導入されている。
尚、本考案に係る自動給水装置にあっては、飲水容器1においてチューブ3の下端よりも下方の空間に水が溜められるため、チューブ3の下端は、飲水容器1内の上部に配置されている。
また、チューブ3の途中にはバルブ24が設けられ、このバルブ24を閉じることによってチューブ3における水の流れが止められるようになされている。このため、飲水容器1を取り外してもチューブ3から水が下方に流れ落ちず、飲水容器1の洗浄等を行うことができる。
また、貯水タンク2には、チューブ4を介して水道等の給水源から飲用可能な水が供給されるようになされている。
図3は、図1の貯水タンク2の構成を拡大して示す側面図である。図3に示すように、貯水タンク2は、箱状のケーシング5を有し、ケーシング5内の上部側面に流入部6が設けられ、底部に流出部7が設けられている。尚、ケーシング5の天井部には空気抜きとして機能する空気孔5bが設けられている。
前記流入部6は、チューブ4から水が供給される蛇口部8を有し、その内部に流水路8aが形成されている。流水路8aは、チューブ4と連通し、給水源からの水は流水路8aを通って蛇口部8の先端8bから吐出されるようになされている。
また、流水路8aに対し棒状の弁体12(第一の弁体)が進退自在に設けられ、その進退動作によって、流水路8aが開閉されるようになされている。
また、前記蛇口部8の下には上下方向に回動自在なリンク機構9が設けられ、その回動によって、前記弁体12の進退動作が制御されるようになされている。具体的には、リンク機構9が最も上方に回動すると、弁体12により流水路8aが閉じられ、その状態からリンク機構9が下方に回動すると、弁体12により流水路8aが開かれる。
さらに、リンク機構9は、棒状のリンク部材9aを有し、その先端に球状のフロート(浮子)10が設けられている。このためリンク機構9の回動位置は、タンク2内の貯留水に浮くフロート10の水位に制御される。
尚、フロート10は、上端が天井部に固定されたスプリング部材14の下端に接続されることによって吊り下げられ、下方向への回動可能位置が制限されている。
一方、ケーシング5内の底部に設けられた流出部7は、流出口5aの上に円筒状のシリンダ17が直立して設けられ、シリンダ17内がチューブ3と連通している。シリンダ17内には、円柱状のピストン部材18(第二の弁体)が上下方向に摺動しながら進退自在に設けられている。
ピストン部材18は、ワイヤ22によってリンク機構9から吊り下げられ、リンク機構9の回動に連動してシリンダ17内で進退移動(上下移動)するようになされている。
したがって、リンク機構9が下方に回動し、ピストン部材18が最も下方に位置すると、ピストン部材18によって流出口5aが閉じられる。また、リンク機構9が上方に回動し、ピストン部材18が上方に移動すると、流出口5aが開かれるようになされている。
また、リンク機構9のリンク部材9aには、貯水タンク2(ケーシング5)の天井部に対し磁力結合可能なホールド部材15が設けられている。このホールド部材15が貯水タンク2の天井部に磁力結合することにより、リンク機構9が最も上方に回動した状態が維持され、その間、弁体12により流水路8aが閉じるようになされている。
より詳細には、前記ホールド部材15は、リンク部材9aにおいて上方に突出して設けられ、その先端に円板状のワッシャ15aが取り付けられている。ケーシング5の天井部には、前記ワッシャ15aに対応する円板状のマグネット部材16が設けられており、リンク機構9が上方に回動した際、ホールド部材15のワッシャ15aとマグネット部材16とが磁力結合するようになされている。
また、前記フロート10には、貯水タンク2内の貯留水に浮遊可能な錘部材11がワイヤ13により接続されている。これにより、前記ホールド部材15が貯水タンク2の天井部に磁力結合している状態からタンク貯水量が減少していくと、ワイヤ13を介しフロート10に加わる錘部材11の荷重負荷が、徐々に増加する。そして、ワイヤ13が直線状に張る状態となるまでタンク貯水量が減少すると、錘部材11の荷重負荷が略最大となり、前記磁力結合を解除することができる。
その結果、リンク機構9は下方に回動するため、弁体12により流水路8aを開き、ピストン部材18により流出口5aを閉じることができる。
このような弁開閉の構成によれば、ワイヤ13の長さを調整することにより、タンク容量に拘わらず、その貯水量が少量まで減少した際、必ず弁開閉の切換を行うことができる。
また、シリンダ17の下部には、その周面に沿って複数の貫通孔17aが設けられており、流出口5aがピストン部材18により開かれた際、タンク内の貯留水が貫通孔17aを通って流出口5aからチューブ3へ流出可能な状態となされる。
尚、ピストン部材18の下端部には、円板状のマグネット部材19が取り付けられ、さらに下端に円板状のゴム部材20が設けられている。このようにピストン部材18の下端にゴム部材20が設けられることにより、ピストン部材18が下方に移動して流出口5aを閉じる際の衝撃が緩和されると共に、密着性が向上し、水洩れを防ぐことができる。
また、シリンダ17内の下端部には、ドーナツ円板状のワッシャ部材21が設けられ、これにより、前記マグネット部材19を下端に有するピストン部材18と磁力結合し、閉弁状態が維持されるようになされている。
また、図4に示すように、シリンダ17の上端部には、内側に突出する鍔部17bが形成されており、ピストン部材18がシリンダ17内で上方に移動した際、この鍔部17bにピストン部材18が係止し、シリンダ17からピストン部材18が抜け出ないようになされている。
続いて、このように構成された自動給水装置100の一連の動作について、図4を用いて説明する。
貯水タンク2に殆ど水が貯水されていない状態では、図5(a)に示すように、フロート10は水Wに浮かんでいないため、リンク機構9は最も下方に回動し、流出部7のピストン部材18により流出口5aが閉じた状態となされる。このとき、流入部6において流水路8aは開いた状態であるため、蛇口部8からタンク内に給水がなされ、タンク内の貯水が開始される。
タンク内の貯水量が増加してくると、図5(b)に示すように、先ず錘部材11が水中に浮かび、さらに貯留水Wの水位が上昇すると、図5(c)に示すように、フロート10が水面に浮かぶ状態となる。
そして、図5(d)に示すように、さらに水位と共にフロート10が上昇して、リンク機構9が上方に回動すると、ホールド部材15がタンク天井部と磁力結合し、弁体12により蛇口部8の流水路8aが閉じられ、給水源からの給水が停止される。
一方、リンク機構9が上方に回動することによって、流出部7のピストン部材18が上方に移動し、流出口5aが開かれる。
ここで、飲水容器1に水が入っていない場合(チューブ3下端が大気開放されている場合)、貯水タンク2内の水はシリンダ17の貫通孔17aを通って、重力によりチューブ3を流れ落ち、飲水容器1に供給される。
飲水容器1に供給された水量が、チューブ3の下端位置まで達すると、チューブ3下端が閉じられた状態となり、チューブ3内の水の流れが停止する。
このように飲水容器1が所定量の水で満たされた状態で、犬等の動物が飲水容器1から水を飲むと、飲水容器1内の水位は、チューブ3の下端位置よりも下降する。
即ち、チューブ3下端は大気開放されるため、その間は、重力により直ぐさま貯水タンク2からチューブ3を介して飲水容器1に給水がなされ、常に所定量の水が満たされる。
図5(e)に示すように、飲水容器1内の水の減少と共に、貯水タンク2内の貯留水Wが減少してくると、フロート10は貯留水Wに浮かばなくとも、ホールド部材15のタンク天井部への磁力結合により流水路8aは閉じられた状態が維持される。
ここで、図5(f)に示すように、錘部材11が貯留水Wに浮遊する限りは、錘部材11の荷重による負荷は、フロート10に対して与えられない。しかしながら、貯留水Wが減少するにつれ、所定長さに調整されたワイヤ13を介してフロート10に接続された錘部材11は、次第に貯留水Wの中を自由に浮遊できなくなる。
そして、徐々に錘部材11の荷重による負荷が、フロート10に対して与えられ、図5(g)に示すように、ワイヤ13が直線状に張った状態となると、ホールド部材15によるタンク天井部への磁力結合が解除される。
これにより、リンク機構9が下方に回動し、弁体12により流入路8aが開かれると共に、ピストン部材18により流出口5aが閉じられ、貯水タンク2内に再び貯水が開始される(図5(a)の状態に戻る)。
以上のように本考案に係る実施の形態によれば、貯水タンク2から引き出されたチューブ3の下端が大気開放されている間、貯水タンク2から飲水容器1に給水される。この構成により、動物が飲水容器1の水を飲用し水量が減少すると、直ぐさま、減少した水量の水が貯水タンク2から飲水容器1に補充される。また、貯水タンク2の貯水量が減少すると、弁体12により流水路8aが開かれるため、給水源からの給水によって、タンク内に再び貯水することができる。
したがって、動物は、飲水容器1において濁りのない衛生的な上層部の水、或いはチューブ3を介して貯水タンク2から供給されたばかりの新鮮な水を常に飲むことができる。
また、前記実施の形態に示したように、自動給水装置100はホールド部材15を備え、このホールド部材15が貯水タンク2の天井部に磁力結合することにより、流入部6における流水路8aが閉じられ、流出口5aが開かれた状態が維持される。更に、フロート10にワイヤ接続された錘部材11を備え、この錘部材11により、タンク貯水量が少量に減少した際、フロート10に荷重負荷が加わり、ホールド部材15の磁力結合が解除され、弁の開閉が相互に切り換えられる。
このような弁開閉の構成により、例えばワイヤ13の長さを調整することで、タンク容量に拘わらず、その貯水量が少量まで減少した際、必ず弁開閉の切換を行うことができる。
1 飲水容器
2 貯水タンク
3 チューブ
4 チューブ
5 ケーシング
5a 流出口
5b 空気孔
6 流入部
7 流出部
8 蛇口部
9 リンク機構
9a リンク部材
10 フロート
11 錘部材
12 弁体(第一の弁体)
13 ワイヤ
14 スプリング
15 ホールド部材
15a ワッシャ
16 マグネット部材
17 シリンダ
17a 貫通孔
18 ピストン部材
19 マグネット部材
20 ゴム部材
21 ワッシャ部材
22 ワイヤ
24 バルブ
100 自動給水装置
W 水

Claims (4)

  1. 上部開口を有する飲水容器と、前記飲水容器よりも高い位置に配置され、給水源から供給される水を貯留する貯水タンクと、前記貯水タンク底部に設けられた水の流出口から下方に引き出され、先端が前記飲水容器の上部開口へ導入されたチューブとを備え、前記チューブの下端が大気開放される間、前記貯水タンクの貯留水が前記チューブを流れ落ち、前記飲水容器に給水される自動給水装置であって、
    前記貯水タンクは、
    該タンク内の上部に設けられ、前記給水源からの水をタンク内に供給する流水路が設けられた流入部と、前記流水路に対し進退自在に設けられ、前記流水路を開閉する第一の弁体と、前記第一の弁体の進退動作を上下方向の回動動作によって制御するリンク機構と、前記リンク機構に取り付けられ、タンク内の貯留水に浮く水位によって前記リンク機構の回動位置を制御するフロートと、前記タンク底部の流出口に対し進退自在に設けられ、前記リンク機構の回動動作に連動して前記流出口を開閉する第二の弁体とを有し、
    前記貯水タンク内における貯留水の水位によって、前記リンク機構の回動位置が決められ、前記第一の弁体による前記流水路の開閉と、前記第二の弁体による前記流出口の開閉とが相互に切り換えられることを特徴とする自動給水装置。
  2. 前記リンク機構に設けられ、該リンク機構が最も上方に回動した状態で前記貯水タンクの天井部に対し磁力結合可能なホールド部材と、
    前記フロートにワイヤ接続され、前記貯水タンク内の貯留水に浮遊可能な錘部材とを備え、
    前記ホールド部材が前記貯水タンクの天井部に磁力結合した状態で、前記第一の弁体により前記流水路が閉じられ、
    前記貯水タンクの貯水量が減少するに伴い、前記フロートに対する前記錘部材の荷重負荷が増加し、前記ホールド部材による前記貯水タンクの天井部への磁力結合が解除され、前記第一の弁体により前記流水路が開かれると共に、前記第二の弁体により前記流出口が閉じられることを特徴とする請求項1に記載された自動給水装置。
  3. 前記第二の弁体は、前記流出口を閉じている状態で、前記貯水タンクの底部に対し磁力結合可能に設けられ、
    前記ホールド部材が、前記貯水タンクの天井部に対し磁力結合するに伴い、前記第二の弁体による前記貯水タンクの底部への磁力結合が解除され、前記流出口が開かれることを特徴とする請求項2に記載された自動給水装置。
  4. 前記チューブの途中に設けられたバルブを備え、
    前記バルブを閉じることにより前記チューブにおける水の流れが止められることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された自動給水装置。
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