JP3157570U - 包装装置及び包装物 - Google Patents

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則之 山本
治雄 毛利
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Abstract

【課題】シンプルな構造の包装装置、及び製品を簡単に取り出すことができる包装物を提供すること。【解決手段】重ね合わされたフィルム2,3の間に製品1を挟んで包装し、製品1を送る製品送り手段4,5と、製品送り手段4で送られる製品1を挟むようにフィルム2,3を供給するフィルム供給手段20,30とを備え、重ね合わされたフィルムの内面2a,3aが、所定圧力によって自己付着する自己付着面からなり、フィルム供給手段20,30は、自己付着面2a,3aが互いに対向するようにフィルム2,3を供給して製品1の外側で重ね合わせ、さらに、製品1を挟んだフィルム2,3における重ね合わせ部を所定圧力で押圧する押圧手段7を備えている。【選択図】図2

Description

本考案は、製品をフィルムで包装するための包装装置、及び製品をフィルムで包装した包装物に関する。
製品をプラスチックフィルムで包装するための包装装置は、例えば特許文献1に開示されている。この包装装置は、プラスチックフィルムを供給ロールから供給して、供給コンベアによって製品を送り、製品がフィルムおよびクロスシール機構を横切り、サイドシール機構に送られる。このように、クロスシール機構およびサイドシール機構によって、プラスチックフィルムを製品のまわりでヒートシールして包装するようになっている。
従って、従来の包装装置は、クロスシール機構およびサイドシール機構を組み込む必要があるため複雑な構造となっていた。また、従来の包装装置を使って製品を包装した包装物は、製品のまわりでプラスチックフィルムをヒートシールしているので、製品を取り出す際に、プラスチックフィルムを破らなければならず、取り出し難いことがあった。
特開2005−59939号公報
そこで、本考案が解決しようとする課題は、クロスシール機構およびサイドシール機構を組み込む必要がないシンプルな構造の包装装置、及び製品を簡単に取り出すことができる包装物を提供することである。
上記課題を解決するために、本考案が提供する包装装置は、
重ね合わされたフィルムの間に製品を挟んで包装するための包装装置であって、
製品を送る製品送り手段と、製品送り手段で送られる製品を挟むようにフィルムを供給するフィルム供給手段とを備え、
重ね合わされたフィルムの内面が、所定圧力によって自己付着する自己付着面からなり、フィルム供給手段は、自己付着面が互いに対向するようにフィルムを供給して製品の外側で重ね合わせ、
さらに、製品を挟んだフィルムにおける重ね合わせ部を所定圧力で押圧する押圧手段を備えている。
好ましくは、押圧手段は、製品を挟んだフィルムを連続的に押圧する押圧ローラーからなり、押圧面が弾性部材からなる。
好ましくは、製品送り手段は、製品を所定間隔で送り、押圧手段は、送られる製品の間隔毎に、製品を挟んだフィルムを押圧する押圧ピストンからなり、押圧面が製品に対応する部分で窪んでいる。
好ましくは、フィルムは、腰のあるプラスチック製シート部材からなり、自己付着面が鏡面仕上げしてなる。
また、本考案が提供する包装物は、
重ね合わされたフィルムの間に製品を挟んで包装した包装物であって、
重ね合わされたフィルムの内面が、所定圧力によって自己付着する自己付着面からなり、自己付着面が互いに対向するように製品を挟むと共に、製品の外側に形成された重ね合わせ部で自己付着してなる。
上記の通り、本考案に係る包装装置では、重ね合わされたフィルムの内面が、所定圧力によって互いに自己付着する自己付着面からなる。そして、自己付着面が互いに対向するようにフィルムで製品に挟んで、製品のまわりでフィルムを重ね合わせ、この重ね合わせ部を押圧手段によって所定圧力で押圧する。これにより包装物を製造する。従って、本考案に係る包装装置は、クロスシール機構及びサイドシール機構を組み込む必要がないので非常にシンプルな構造になっている。
また、本考案に係る包装物は、上記のフィルムで自己付着面が互いに対向するように製品を包装して、製品のまわりにおけるフィルムの重ね合わせ部を所定圧力で自己付着してなる。従って、フィルムの重ね合わせ部を所定の力で剥すだけで、製品を簡単に取り出すことができる。
包装物を示す図。 包装装置の第1実施形態を示す側面図。 包装装置の第2実施形態を示す側面図。
以下、図面に基づいて、本考案に係る包装装置及び包装物について説明する。
先ず、本考案に係る包装物について説明する。
図1の通り、包装物10は、製品1が透明な上側フィルム2と下側フィルム3とで挟まれて構成されている。上側フィルム2および下側フィルム3は、重ね合わさる内面が所定圧力によって自己付着する自己付着面2a,3aからなっている。フィルム2,3は、例えば腰のあるプラスチック製シート部材からなっており、自己付着面2a,3aは凹凸のない平坦な鏡面仕上げがなされている。これにより、フィルム2,3は、自己付着面2a,3aを互いに対向するように重ね合わせ、この重ね合わせ部分に所定圧力を付与することで、自己付着面2a,3a同士が付着するようになっている。
上側フィルム2および下側フィルム3は、製品1よりも大きな矩形状で構成されている。従って、各フィルム2,3で製品1を挟み、製品1のまわりにフィルム2,3の重ね合わせ部25を形成する。この重ね合わせ部25に所定圧力を付与することで、各フィルム2,3が自己付着面2a,3aで付着している。これにより、製品1は各フィルム2,3によって包装される。
上記の通り、包装物10は、重ね合わせ部25における各フィルム2,3の自己付着力によって製品1を包装する。従って、製品1が扁平であれば重ね合わせ部25の面積を大きくできるので好ましい。また、包装物10は、自己付着面2a,3aによる付着力よりも大きな力で各フィルム2,3を剥すだけで簡単に製品1を取り出せる。よって、包装物10は、製品1が、外圧による影響を受けやすい、例えばチーズ、バター、かまぼこ等の食料品等に好ましい。
次に、本考案に係る包装装置の第1実施形態について説明する。
図2の通り、包装装置は、製品1を送るための第1送りコンベア4(製品送り手段)を備える。第1送りコンベア4は、無端ベルト上に所定間隔ごとに載置された製品1を送り方向(図矢印方向)へ送る。包装装置は、製品1を包装する上側フィルム2及び下側フィルム3を供給するための上側供給ロール20及び下側供給ロール30(フィルム供給手段)を備える。
上側供給ロール20は、製品1の上側を覆う上側フィルム2を供給する。上側フィルム2は、送られる製品1の上側に設けられた上側ローラー21を介して、製品1の上側に導入される。下側供給ロール30は、製品1の下側を覆う下側フィルム3を供給する。下側フィルム3は、送られる製品1の下側に設けられた下側ローラー31を介して、製品1の下側に導入される。
包装装置は、第1送りコンベア4の送り方向側に第2送りコンベア5(製品送り手段)が設けられている。製品1は、第1送りコンベア4によって、上側ローラー21と下側ローラー31との間を通過する。そして、送られた製品1は、上側フィルム2と下側フィルム3とに挟まれて、第2送りコンベア5に渡される。その後、各フィルム2,3で挟まれた製品1は、第2送りコンベア5で送り方向(図矢印方向)へ送られる。上側フィルム2と下側フィルム3は、上記した重ね合わせ部25(図1)を形成するため、製品1のまわりではみ出て、重ね合わさっている。
包装装置は、第2送りコンベア5の上側に押圧ローラー7を備える。包装装置は、さらに、押圧ローラー7の下側に押え台70を備える。押え台70は、第2送りコンベア5における上側無端ベルトの下側に配置される。これにより、押圧ローラー7と押え台70との間を、第2送りコンベア5における上側無端ベルトが流れる。また、押圧ローラー7は、バネ等の付勢手段や自重等によって、押え台70を押えるようになっている。押圧ローラー7は周面7aが押圧面となり、周面7aはスポンジやゴム等の比較的柔らかな弾性部材で構成されている。
製品1は、上側フィルム2と下側フィルム3とに挟まれた状態で、第2送りコンベア5で送られる。各フィルム2,3は、製品1よりも幅広ではみ出ており、はみ出た部分で重ね合わさっている。そして、各フィルム2,3で挟まれた製品1は、押圧ローラー7と押え台70との間を通過する。このとき、押圧ローラー7は、押え台70を下板として、製品1とフィルム2,3とを所定圧力で押圧する。そして、上記した通り、押圧ローラー7は、周面7aが弾性部材で構成されているので、製品1の形状に合わせて窪み、製品1のまわりにおけるフィルム2,3の重ね合わせ部25(図1)に所定圧力が付与される。
これによって、製品1の外側におけるフィルム2,3の重ね合わせ部分25は、互いに対向する自己付着面2a,3a同士で付着する。包装装置は、第2送りコンベア5の送り方向側にカッター6を備えている。製品1を包装したフィルム2,3は、押圧ローラー7によって押圧された後、第2送りコンベア5によって送られ、カッター6を動作させて、連続して送られるフィルム2,3を各製品1ごとに所定の間隔で切断する。これにより包装物10が製造される。
次に、本考案に係る包装装置の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態は上記した第1実施形態と類似しているので、第1実施形態と異なる部分について詳細に説明する。
図3の通り、第2実施形態の包装装置は、押圧ローラー7の代わりに押圧ピストン71を備える。押圧ピストン71は、下面71aが押圧面となり、周期的に上下移動するようになっている。さらに、押圧ピストン71は、下面71aが製品1に対応する部分で窪んだ凹部71bを備える。凹部71bは、押圧ピストン71が下降すると、送られる製品1をすっぽりと覆うようになっている。
押圧ピストン71は、第2送りコンベア5によって送られる製品1の間隔に合わせて上下移動する。即ち、製品1が押圧ピストン71の直下に送られたときに、押圧ピストン71が下降し、送られる製品1を凹部71bが覆い、凹部71bのまわりの下面71aが各フィルム2,3の重ね合わせ部25を所定圧力で押圧するようになっている。その後、押圧ピストン71は上昇して、順次に送られる製品1のタイミングに合わせて上下動する。これにより、押圧ピストン71は、製品1に圧力を加わえることなく、フィルム2,3にのみ所定圧力を付与し、重ね合わせ部25で自己付着することができる。
1 製品
2 上側フィルム
3 下側フィルム
2a,3a 自己付着面
25 重ね合わせ部
10 包装物
20 上側供給ロール
30 下側供給ロール
4 第1送りコンベア
5 第2送りコンベア
6 カッター
7 押圧ローラー
71 押圧ピストン

Claims (6)

  1. 重ね合わされたフィルムの間に製品を挟んで包装するための包装装置であって、
    前記製品を送る製品送り手段と、前記製品送り手段で送られる前記製品を挟むように前記フィルムを供給するフィルム供給手段とを備え、
    前記重ね合わされたフィルムの内面が、所定圧力によって自己付着する自己付着面からなり、前記フィルム供給手段は、前記自己付着面が互いに対向するように前記フィルムを供給して前記製品の外側で重ね合わせ、
    さらに、前記製品を挟んだ前記フィルムにおける前記重ね合わせ部を前記所定圧力で押圧する押圧手段を備えていることを特徴とする包装装置。
  2. 前記押圧手段は、前記製品を挟んだ前記フィルムを連続的に押圧する押圧ローラーからなり、押圧面が弾性部材からなることを特徴とする請求項1に記載の包装装置。
  3. 前記製品送り手段は、前記製品を所定間隔で送り、前記押圧手段は、送られる前記製品の間隔毎に、前記製品を挟んだ前記フィルムを押圧する押圧ピストンからなり、押圧面が前記製品に対応する部分で窪んでいることを特徴とする請求項1に記載の包装装置。
  4. 前記フィルムは、腰のあるプラスチック製シート部材からなり、前記自己付着面が鏡面仕上げしてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装装置。
  5. 重ね合わされたフィルムの間に製品を挟んで包装した包装物であって、
    前記重ね合わされたフィルムの内面が、所定圧力によって自己付着する自己付着面からなり、前記自己付着面が互いに対向するように前記製品を挟むと共に、前記製品の外側に形成された重ね合わせ部で自己付着してなることを特徴とする包装物。
  6. 前記フィルムは、腰のあるプラスチック製シート部材からなり、前記自己付着面が鏡面仕上げしてなることを特徴とする請求項5に記載の包装物。
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