JP3157081U - 茶漉し器用蓋兼受皿 - Google Patents

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Abstract

【課題】下端が逆向きの台形状など茶漉し器自体では自立できない形状に形成された合成樹脂製の茶漉し器に使用する蓋兼受皿を提供する。【解決手段】蓋兼受皿Bは、茶漉し器Aのフランジ部1aと同じ外径を有する上面が平坦な円板状であり、裏面に茶漉し器A下端部の外径と同径の中縁3aを突設して、その円周2個所を切り欠いて茶漉し器Aの下端部の逆向きの台形状、三角形状、円形状に嵌合する係合部を形成している。そして、中縁3aの外側には、円周溝3fを形成している。また、外周の一部分を張出して把手3eを形成している。【選択図】図1

Description

本考案は下端部を逆向きの台形状、円形状、三角形状のいずれかに形成して漉し網を固設した筒状の合成樹脂製の茶漉し器に使用する蓋兼受皿に関するものである。
緑茶や紅茶などの茶葉に湯を注いで茶を漉すための茶漉し器は、金網を半球殻状に湾曲させて作られたものが多いが、近年は合成樹脂製のものもかなり使用されている。
本願考案者は、先に、渡し網の周縁部分を筒状本体の下端部に一体成形させて簡便に製造する合成樹脂製の茶漉し器を開発し(特許文献1参照。)ている。
特許文献1の茶漉し器は、図6に示すように、急須などの口縁部に掛止させるフランジ部1aを備えた合成樹脂製の筒状本体1と、該筒状本体1の下端部を塞ぐ漉し網2とを備えている。この漉し網2の横断面形状は、上下逆向きのほぼ台形に形成しており、また、漉し網2の周縁部分が、射出成形された筒状本体1の下端部に一体成形されている。
実用新案登録第3009983号公報
特許文献1に示す茶漉し器は、製造が簡便で精度良く安価にできるので、数多く使用されている。また、その使い方は、例えば、急須やポットなどに嵌装して使用するばかりでなく、茶葉を入れて複数個の湯飲みの上に順次置いてお湯を注ぎ濾過することも行われている。
ところで、茶漉し器を湯飲みに直接係合させて使用する場合は、一時的に茶漉し器を置くことができる湯飲みなどの受器を必要とする。
また、蓋無し、片手付きの円筒形カップ(以下、マグカップと称する)の場合は、茶漉し器をマグカップに嵌装させてお湯を注ぎ濾過し、茶漉し器を一旦マグカップから取り出して、お茶を飲むことになるが、この場合、お湯を注いでから、少し時間を置く場合は、冷めてしまい、美味しく飲むことができないという問題がある。
そこで、本考案は、下端が逆向きの台形状など茶漉し器自体では自立できない形状に形成された合成樹脂製の茶漉し器に使用する蓋兼受皿を提供することを目的としている。
上記の目的を解決するため、本考案の茶漉し器用蓋兼受皿は、次のように構成した。すなわち、上端に急須や湯呑の口縁部に掛止させるフランジ部を備え、下端部を逆向きの台形状、円形状、三角形状のいずれかに形成して漉し網を固設した筒状の茶漉し器に使用する蓋兼受皿であって、上面は平坦で該茶漉し器のフランジ部と同じ外径を有し、裏面に該茶漉し器の下端部の外径と同径の中縁を突設し、該中縁の円周2個所を切り欠いて該茶漉し器の該逆向きの台形状、円形状、三角形状に嵌合する係合部を形成したことを特徴としている。
本考案は、考案者が先に開発した茶漉し器(特許文献1)に使用するために開発したものであるが、特許文献1の請求項に記載の要件を満たすことを必要とはしない。上端にフランジ部を備えたものであれば、下端部は逆向き台形状の筒状茶漉し器に限らず、逆向きの三角形状、円形状であれば、適用可能である。なお、円形状には楕円形も含まれる。また、筒状の意味は、上端から下端まで同径の円筒であるもののほか、段差を設けたり、テーパーにするなどして下端が少し小さくなっているものも含んでいる。
蓋兼受皿の外径は茶漉し器のフランジ部と同径としたが、「同径」の意味は、ここでは、茶漉し器のフランジ部より若干大きなものを含む。蓋としての機能を満たすことができればよい。また、請求項2に記載のように、把手を外周の一部分を張出して形成するなど、平面視円形でなくてもよい。
また、上面の「平坦」の意味は、裏返しにしてテーブルなどへ置いたときに傾いたりせずに、安定した状態になるのであればよく、美観を持たせるために中央部分を凹ましたものなどは「平坦」に含まれる。
中縁は、茶漉し器の蓋として使用する場合には、筒状の上端部に多少遊びを持たせた状態に嵌合し、受皿として使用するときは茶漉し器の筒状下端部の外径に合致するものとする。そして、中縁の円周上で2個所(対向している)を切り欠いて茶漉し器の下端部の形状(逆向きの台形状、三角形状、円形状)に嵌合するように係合部を形成する。なお、筒状本体に段差のない円筒状である場合は、中縁の外径は筒状本体の外径より若干小さめとする。
中縁の外周部には、請求項3に記載のように、円周溝を設けるとよい。
なお、本考案の茶漉し器用蓋兼受皿を使用する茶器は、マグカップ、湯飲み、急須、ポットなど、特に限定するものではない。
本考案の茶漉し器用蓋兼受皿は、下端側が逆向きの台形状、円形状、三角形状のいずれかに形成された筒状の茶漉し器に使われるもので、上面は、平坦で茶漉し器のフランジ部と同じ外径を有し、裏面に茶漉し器の下端部の外径と同径の中縁を突設し、中縁の円周2個所を切り欠いて茶漉し器の下端部の形状に嵌合する係合部を形成したので、この茶漉し器の蓋として、また受皿として簡便に使用できる。したがって、茶漉し器の一時保管用の器などを用意する必要がなく、さらに、蓋として使用し、お茶の保温や香りを維持して美味しく飲むことができる。特に、マグカップを用いてお茶を飲む場合には好適である。すなわち、茶漉し器をマグカップに嵌装させ、茶葉を入れてお湯を注ぎ、蓋兼受皿を茶漉し器の上に蓋として用いて、お茶が冷めるのを防止し、お茶を飲むときは、蓋兼受皿を裏返しにして置いて、茶漉し器をマグカップから取り出してその上に安定的に載置することができる。
また、請求項2に記載のように、蓋兼受皿の外周の一部分を張出して形成した把手を備えれば、扱いやすいものとなる。
さらに、請求項3に記載のように、中縁の外側に、円周溝を形成すれば、茶漉し器を蓋兼受皿へ茶器から取り出して載置したときに、漉し網部分から洩れるお茶の殆どは、中縁の内側に貯留するが、一部中縁の外へ流出した場合にも、蓋兼受皿から外へ溢れることを防止できる。
本考案の茶漉し器用蓋兼受皿の実施の形態を示す斜視図である。 同、蓋兼受皿の平面図である。 同、マグカップで使用した場合の状態を示す側面図である。 同、茶漉し器の下端部の形状が逆向きの三角形状である場合の実施の形態を示す斜視図である。 同、茶漉し器の下端部の形状が逆向きの円形状である場合の実施の形態を示す斜視図である。 同、茶漉し器の斜視図である。
本考案の茶漉し器用蓋兼受皿の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、蓋兼受皿Bを茶漉し器Aの受皿として使用している状態を示し、図3は、茶漉し器Aをマグカップに嵌装し、蓋として使用した状態を示している。
茶漉し器Aは、上記従来技術で説明したものと同じであり、図6に示すように、上端にフランジ部1aを設けた合成樹脂製の筒状本体1と、該筒状本体1の解放下端を塞ぐ漉し網2とからなり、漉し網2の横断面形状は、逆向き台形に形成されている。
すなわち、筒状本体1の下端側は、下端に向けて尖るV字形にカットされ、さらに、このV字形の尖端部分を平らにした形状で、最下端の頂辺1dと、傾斜した側辺1eで形成されている。そして、その境目には漉し網2を補強するための補強バー1cが架設されている。
蓋兼受皿Bは、図2および図3に示すように、茶漉し器Aのフランジ部1aと同径の円板状の基体3に、その外周の一部が三角状に張出した把手3eが形成されている。
基体3の上面はほぼ平坦(中央部に僅かな凹みを持たせている:図3参照)であり、裏面には、茶漉し器Aの下端部の外径と同径である中縁3aが突設されている。そして、中縁3aの円周2個所には茶漉し器Aの下端側の逆向き台形に嵌合する係合部3bが形成されている。係合部3bは、具体的には、茶漉し器Aの下端の頂辺1dと同じ長さの切欠部3dと、側辺1eと同じ傾斜角度を有する傾斜部3cとからなり、中縁3aの高さは、8〜10mmである。
さらに、中縁3aの外側には幅5〜7mm、深さ2〜3mmの円周溝3fが形成されている。なお、この蓋兼受皿Bは合成樹脂製で型で成形され、中縁3a、係合部3b、円周溝3f、把手3eが一体に形成される。
また、茶漉し器Aは急須やマグカップやポットなど使われるものに応じた大きさのものが作られており、蓋兼受皿Bについても、これに対応して用意される。
次に、この蓋兼受皿Bの使い方について、マグカップを用いてお茶を飲む場合で説明する。
図3に示すように、マグカップ5に茶漉し器Aを上方から嵌装し、茶葉を入れて、お湯を注ぐ。そして、蓋兼受皿Bを上から係合させる。このとき蓋兼受皿Bの中縁3aが茶漉し器Aの内側に遊嵌する。
頃合いを見て、蓋兼受皿Bを取って、裏返しにしてテーブル上に置き、続いて、茶漉し器Aを取り出して、その下端部を係合部3bに嵌合させて載置して、お茶を飲む。
すなわち、図1に示すように、茶漉し器Aの両側の頂辺1dおよび側辺1eが蓋兼受皿Bの両側の切欠部3dおよび傾斜部3cにそれぞれ係合するようにして載置する。
これにより、茶漉し器Aは安定した状態で蓋兼受皿Bに置かれ、渡し網2から垂れるお茶は蓋兼受皿Bの中縁3aの内側に溜まる。茶漉し器Aを蓋兼受皿Bへ載置する段階で、場合によっては、中縁3aの外側へお茶が洩れる場合が生じるが、これは円周溝3fに溜まることとなる。したがって、蓋兼受皿Bより外へお茶が流出することはない。
次に、別の実施の形態を図4および図5に基づいて説明する。
図4は、下端部の形状が逆向きの三角形状である茶漉し器Aに用いる蓋兼受皿Bの使用状態を示す斜視図である。
蓋兼受皿Bの中縁3aに形成する係合部は、茶漉し器Aの傾斜辺1g、1hが嵌合するように、傾斜部3gと傾斜部3hが形成されている。なお、中縁3aの突出高さは、15〜20mmとして茶漉し器Aの傾斜辺1g、1hが当接する長さを大きくしている。これにより、茶漉し器Aは安定して蓋兼受皿Bに載置される。
図5は、下端部の形状が逆向きの円形状である茶漉し器Aに用いる蓋兼受皿Bの使用状態を示す斜視図である。
蓋兼受皿Bの中縁3aに形成する係合部は、茶漉し器Aの円形部1kが嵌合するように、円形切欠部3kとしている。なお、茶漉し器Aを蓋兼受皿Bに載置した場合、フランジ部1aが水平にならないことがあるが、多少傾いてもぐらつくこともないので支障なく、また、水平に直すことも簡便である。
A 茶漉し器
B 蓋兼受皿
1 筒状本体
1a フランジ部
1b 段差部
1c 補強バー
1d 頂辺
1e 側辺
1g 傾斜辺
1h 傾斜辺
1k 円形部
2 漉し網
3 基体
3a 中縁
3b 係合部
3c 傾斜部
3d 切欠部
3e 把手
3f 円周溝
3g 傾斜部
3h 傾斜部
3k 円形切欠部
5 マグカップ

Claims (3)

  1. 上端に急須や湯呑の口縁部に掛止させるフランジ部を備え、下端部を逆向きの台形状、円形状、三角形状のいずれかに形成して漉し網を固設した筒状の茶漉し器に使用する蓋兼受皿であって、上面は平坦で該茶漉し器のフランジ部と同じ外径を有し、裏面に該茶漉し器の下端部の外径と同径の中縁を突設し、該中縁の円周2個所を切り欠いて該茶漉し器の該逆向きの台形状、円形状、三角形状に嵌合する係合部を形成したことを特徴とする茶漉し器用蓋兼受皿。
  2. 外周の一部分を張出して把手を形成したことを特徴とする請求項1記載の茶漉し器用蓋兼受皿。
  3. 前記中縁の外側に、円周溝を形成したことを特徴とする請求項1記載の茶漉し器用蓋兼受皿。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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