JP3156303B2 - 液晶位相回折格子の製造方法 - Google Patents

液晶位相回折格子の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、矩形状の回折格子と液
晶材料からなる液晶位相回折格子に関するものであっ
て、透過方式または反射方式によって特定の方向の光を
制御することで、文字、図形等を表示する表示装置、光
スイッチ、光シャッタ等に利用される液晶位相回折格子
とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、従来液晶の旋光特性を
利用したねじれ液晶(TN)型やその応答特性を改良し
たス―パ―ツイストネマチック(STN)型のものが実
用化されている。しかし、これらの液晶光学素子は、液
晶層の厚みの制御が難しく、通常10μmであるため、
素子の応答時間は数十msと大きい。また、これらの素
子は偏光板を使用するため、透過光の明るさ、コントラ
ストにおいて制限を受けるという欠点を有している。一
方、米国特許第4,251,137号に開示された回折
格子と液晶材料からなる光学フィルタは、印加電圧に伴
う液晶の屈折率の変化を利用したカラ―フィルタとして
機能することが述べられている。この技術においては、
2枚の回折格子を重ね合わせることによって非偏光につ
いても機能する素子を作製することができる。しかし、
この開示技術の方法では、十分な応答時間が得られな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の液晶素子におい
ては、液晶の応答時間は数十ms程度であり、高速性が
要求される光スイッチング素子やディスプレイ装置に対
して十分ではない。本発明の目的は、前述の欠点を解決
すべくなされたものであり、印加電圧に対する応答時間
がmsオ―ダ―以下と短く、また非偏光の光に対しても
使用できる液晶光学素子を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明の第1は、電
極を有する2枚の基板間に、透明固体材料と液晶材料が
交互規則的に並んだ液晶位相回折格子の製造方法であ
って、基板上の透明固体材料と対向する基板を密着固定
したのち、露光、現像を行って回折格子を形成し、次い
で回折格子の溝に沿って液晶材料を注入することを特徴
とする液晶位相回折格子の製造方法である。本発明の第
2は、固定した2枚の基板間にプレポリマを導入し、次
いで基板間で重合させて透明固体とした後、露光、現像
を行って回折格子を形成し、次いで回折格子の溝に沿っ
て液晶材料を注入することを特徴とする液晶位相回折格
子の製造方法である。
【0005】本発明の液晶位相回折格子は、図1に示す
ように、透明電極13a,13bを有する2枚の基板1
4a,14bの間にある、矩形状の透明固体材料11と
液晶材料12が規則的な周期で繰り返された構造を有
し、透明固体材料が両方の基板に接している。液晶回折
格子は、入射光あるいは反射光の中の特定波長の光を特
定の方向に回折する構造を有している。0次回折光(=
透過光)については、近似的に液晶材料と透明固体材料
の屈折率の差とそれらよりなる層の厚さの積(反射型の
場合はその2倍)が、波長の整数倍の波長成分について
は透過し、波長の半整数倍(1/2、3/2、5/2
等)の波長成分については干渉作用によって消光する。
本発明の液晶回折格子においては、透明固体と液晶から
なる層の厚みが光の波長(380nmから750nm)
の2倍から数倍程度と非常に薄いため、液晶材料の応答
時間が短い。また、基板間の間隔が透明固体材料によっ
て保持されるため液晶層の厚みを薄く、かつ精度よく制
御できる。本発明の液晶位相回折格子においては、透明
電極間に印加する電圧の大きさにより液晶分子はその配
向方向を変える。これに伴い液晶材料の屈折率が変化
し、透過および回折される波長が変化する。特定波長の
光を入射光としたときは、透過光を用いたON−OFF
のスイッチング、0次回折光と一次回折光の間でのスイ
ッチングが可能である。入射光として白色光を用いた場
合には印加電圧によって透過光、一次回折光の色が変化
するカラ―フィルタとして使用できる。
【0006】本発明に使用する透明固体材料は規則的な
矩形形状を有するものであれば特に制限はないが、具体
的には高分子材料、ガラス等が使用される。また、特定
の波長域で本発明の液晶位相回折格子を使用する場合に
は、その波長域で透明であればよい。透明固体の矩形形
状を作製する方法としては、フォトリソグラフィ、エッ
チング等の方法、あるいはそれらの方法で作製した原型
を高分子材料等のレプリカで写し取って使用することも
できる。本発明で使用される液晶材料は、単一の液晶性
化合物に限定されるものではなく、2種以上の液晶性化
合物や液晶性化合物以外の物質を含んだ混合物であって
もよい。液晶材料としてはネマティク液晶、スメクチッ
ク液晶、コレステリック液晶のどれを用いてもよいが、
特にネマチック液晶が望ましい。また、これらの混合物
であってもよい。液晶材料の誘電異方性は正であっても
負であってもよく、また周波数を変化させることにより
誘電異方性が正負両方の値をとることのできる液晶材料
であってもよい。
【0007】本発明の液晶光学素子においては、回折格
子の溝が小さく、液晶層が薄いために、液晶の配向処理
を施さなかった場合には、液晶は回折格子の形状によっ
て配向が制限される。回折格子が一方向に延びる溝の場
合は、液晶の配向方向は溝の方向と一致する。回折格子
の形状による液晶の配向効果は十分に強いものではない
から、液晶を確実に配向させるためには対向電極に配向
処理を施すことが望ましい。正の誘電異方性を有する液
晶の場合には、ホモジニアス(水平)配向処理が望まし
く、ポリビニルアルコ―ル、ポリイミド等の高分子材料
をラビング処理する方法等がある。負の誘電異方性を有
する液晶の場合には、ホメオトロピック(垂直)配向処
理が望ましく、SiO等の蒸着法、シランカップリング
剤等の塗布等の方法がある。本発明の液晶光学素子は、
液晶材料の屈折率の変化によって散乱状態と透過状態を
制御するため、液晶材料の2つの屈折率(常光線屈折率
と異常光線屈折率)の差が大きいものが望ましいが、2
つの屈折率が等しくない限り、特にこれによって制限さ
れるものではない。
【0008】本発明の液晶光学素子における回折格子材
料の屈折率を、正の誘電異方性を有する液晶の常光線屈
折率と合わせるか、あるいは負の誘電異方性を有する液
晶の異常光線屈折率と合わせた場合には、電圧OFFか
ら電圧ONに切り替えることによって、0次回折光強度
が小さく一次回折光強度の大きい状態から、0次回折光
強度が大きく一次回折光強度の小さい状態に切り替わる
素子が得られる。この素子をカラ―フィルタとして用い
た場合は、電圧OFF時に有色であり、電圧ON時に透
明なフィルタとなる。反対に、本発明の液晶光学素子に
おける回折格子材料の屈折率を、正の誘電異方性を有す
る液晶の異常光線屈折率と合わせるか、あるいは負の誘
電異方性を有する液晶の常光線屈折率と合わせた場合に
は、電圧OFFから電圧ONに切り替えることによっ
て、0次回折光強度が大きく一次回折光強度の小さい状
態から、0次回折光強度が小さく一次回折光強度の大き
い状態に切り替わる素子が得られる。この素子をカラ―
フィルタとして用いた場合は、電圧OFF時に透明であ
り、電圧ON時に有色のフィルタとなる。本発明の液晶
光学素子における回折格子材料として、その屈折率が液
晶の常光線屈折率および異常光線屈折率と異なる材料を
用いることによって、特定の電圧において0次回折光強
度あるいは一次回折光強度が極大、極小を有する素子が
得られる。この素子をカラ―フィルタとして用いた場合
は、電圧OFFおよび電圧ON時に有色のフィルタとな
り、特定の電圧で無色となるフィルタにすることもでき
る。
【0009】本発明に用いられる基板は、電極層を有す
る少なくとも一方が透明な基板であり、ガラス、プラス
チック、金属等が使用できる。2枚の基板は、電極が透
明固体材料と液晶材料の側になるように設置する。本発
明の液晶回折格子は、透過型として使用する場合と反射
型として使用する場合が可能である。透過型として使用
する場合には2枚の基板は透明であることが必要であ
る。反射型の場合は基板の一方に金属等の反射率の大き
な材料を用いるか、表面を反射率の大きな材料でコ―テ
ィングする。本発明の液晶位相回折格子は、入射光の偏
光面が液晶材料の配向方向、例えば回折格子の溝の方向
と一致している場合のみ電気光学的な応答を示す。自然
光のような非偏光に対しても応答を示す素子を得るため
には、本発明の液晶位相回折格子を2枚重ねることで容
易に達成することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に
限定されるものではない。 実施例1 図1は本発明の液晶位相回折格子の基本的構成を示した
ものである。透明電極13a,13bを有する2枚の基
板14a,14bの間に、矩形状の透明固体材料11と
液晶材料12が規則的な周期で繰り返された構造を有
し、透明固体材料が両方の基板に接している。このよう
な構造を有する回折格子の製造方法を次に示す。インジ
ウム―スズ―オキサイド(ITO)付きガラス基板に、
ポリメチルメタクリレ―ト(固有粘度=1.25)のエ
チルセルソルブアセテ―ト溶液(濃度9%)をスピンコ
―トし、厚さ1.3μmの膜を得た。ディ―プUV露光
器(キャノン社製 PLA−501F)を用いて、フォ
トリソグラフィ―を行った。マスクはラインとスペ―ス
の間隔がそれぞれ5μmのクロミウムマスクを用い、現
像液にはメチルイソブチルケトンとイソプロパノ―ルの
混合溶液を用いた。電子顕微鏡観察より、得られた回折
格子はマスクのパタ―ンを写し取った矩形形状の回折格
子となっていることが確認された。ITO付きガラス基
板にポリイミドをコ―ティングし、ラビング処理を施し
た対向電極を上記方法で作製した回折格子と密着させ、
その状態を保持したままエポキシ系接着剤で固定した。
回折格子の溝の端のほうに正の誘電異方性を有する液晶
材料(常光線屈折率=1.525、異常光線屈折率=
1.771)を接触させると毛細管現象によって液晶材
料が格子の溝に沿って進入した。
【0011】作製した液晶位相回折格子の溝に平行な偏
光面を有するレ―ザ光を当てると複数の回折光が確認さ
れた。素子に0Vから10Vまでの矩形交流電圧(周波
数1kHz)を印加して0次回折光、1次回折光の光強
度を測定した。光源にはHe−Neレ―ザ(日本電気社
製 GLS5320B、波長632.8nm)を用い、
素子より30cm離れて設置した直径1cmのフォトダ
イオ―ドで回折光の光量を測定した。測定は室温(約2
5℃)において行った。0次回折光は電圧無印加時に1
%以下であったが、約2Vより急速に立ち上がり、5V
で92%となった。0Vと5Vの間で印加電圧を切り替
えると立ち上がり応答時間は0.9ms、立ち下がり応
答時間は3.8msであった。1次回折光は電圧無印加
時に39%であったが、約2Vより減少し、5Vで2%
となった。0Vと5Vの間で印加電圧を切り替えると立
ち下がり応答時間は1.0ms、立ち上がり応答時間は
3.9msであった。白色光源を用いて、素子の0次回
折光の色を観測すると最初青であったものが2Vから4
Vにかけて青、赤、黄と変化し、約5Vで白色となり、
それ以上電圧をあげても変化しなかった。
【0012】比較例1 実施例1と同様の方法で得られた回折格子の上に、実施
例1と同じ液晶材料を滴下し、実施例1と同様の対向基
板を重ね合わせて固定し液晶位相回折格子を作製した。
実施例1と同様に液晶位相回折格子の特性を評価した。
0次回折光は電圧無印加時に1%以下であったが、約2
Vより急速に立ち上がり、5Vで90%となった。0V
と5Vの間で印加電圧を切り替えると立ち上がり応答時
間は5.8ms、立ち下がり応答時間は34.4msで
あった。一次回折光は電圧無印加時に42%であったが
約2Vより減少し、5Vで3%となった。0Vと5Vの
間で印加電圧を切り替えると立ち下がり応答時間は6.
0ms、立ち上がり応答時間は35.3msであった。
実施例1の場合と比べて、液晶材料を滴下してから基板
を固定するので、液晶層が厚くなり、その結果、応答時
間が長くなっている。
【0013】実施例2 液晶材料として、常光線屈折率=1.491、異常光線
屈折率=1.612の正の誘電異方性を有する液晶材料
を使用し、マスクとしてラインとスペ―スの間隔がそれ
ぞれ3μmのクロミウムマスクを用いた以外は実施例1
と同様に測定を行った。0次回折光は電圧無印加時に1
0%であったが、約3Vより立ち上がり、10Vで93
%となった。0Vと10Vの間で印加電圧を切り替える
と立ち上がり応答時間は0.4ms、立ち下がり応答時
間は4.0msであった。
【0014】実施例3 ITO付きガラス基板に、ポリメチルメタクリレ―ト
(固有粘度=1.25)のエチルセルソルブアセテ―ト
溶液(濃度9%)をスピンコ―トし、厚さ1.3μmの
膜を得た。もう一枚のITO付きガラス基板をポリメタ
クリレ―ト側より圧着し、固定した。ディ―プUV露光
器を用いて、フォトリソグラフィ―を行った。マスクは
ラインとスペ―スの間隔がそれぞれ10μmのクロミウ
ムマスクを用いた。現像液にはメチルイソブチルケトン
とイソプロパノ―ルの混合溶液を用いた。得られた回折
格子はマスクのパタ―ンを写し取った矩形形状の回折格
子となっていた。液晶材料、評価方法等は実施例1と同
様に行った。作製した液晶位相回折格子の溝に平行な偏
光面を有するレ―ザ光を当てると、複数の回折光が確認
された。0次回折光は電圧無印加時に5%以下であった
が、約2Vより急速に立ち上がり、5Vで80%となっ
た。0Vと5Vの間で印加電圧を切り替えると立ち上が
り応答時間は0.9ms、立ち下がり応答時間は3.6
msであった。1次回折光は電圧無印加時に45%であ
ったが、約2Vより減少し、5Vで8%となった。0V
と5Vの間で印加電圧を切り替えると立ち下がり応答時
間は0.9ms、立ち上がり応答時間は3.8msであ
った。白色光源を用いて、素子の0次回折光の色を観測
すると実施例1と同様に、最初青であったものが2Vか
ら4Vにかけて青、赤、黄と変化し、約5Vで白色とな
りそれ以上電圧をあげても変化しなかった。また、本実
施例では、回折格子を形成する前に基板を圧着・固定し
ているので、密着性の良好なものが得られた。
【0015】実施例4 3μmのスペ―サを用いて2枚のITO付きガラス基板
を固定した。メチルメタクリレ―トにアゾイソブチロニ
トリル0.1%を加えた溶液をガラス基板間に導入し、
80℃、1時間で硬化させた。実施例3と同様の方法で
回折格子を作製した。液晶材料、評価方法等は実施例1
と同様に行った。作製した液晶位相回折格子の溝に平行
な偏光面を有するレ―ザ光を当てると複数の回折光が確
認された。0次回折光は電圧無印加時に60%であった
が約1.5Vより急速に立ち下がり、2Vで最小値1%
となった後、5Vで89%になった。0Vと2Vの間で
印加電圧を切り替えると立ち上がり応答時間は9.0m
s、立ち下がり応答時間は12msであった。また、本
実施例の場合も実施例3と同様に密着性が良好であっ
た。
【0016】実施例5 実施例1と同様の方法で得られた液晶回折格子を垂直に
2枚重ね、特性を評価した。レ―ザ光の偏光面が一方の
回折格子に対して0°、45°、90°となる状態で測
定を行った。3つの測定において0次回折光強度、一次
回折光強度の電圧依存性にほとんど差は認められなかっ
た。印加電圧0Vと5Vの間での応答時間もほとんど同
じであった(立ち上がり応答時間約1ms、立ち下がり
応答時間約4ms)。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は立ち上が
り、立ち下がり応答時間が短く、駆動速度の優れた液晶
素子を提供するものである。本発明の液晶位相光学素子
は、応答時間が短いのみならず、駆動電圧が数Vと低
く、非偏光に対しても効果を示す。また、特定波長の光
に対するスイッチングとして利用できるとともに、カラ
―フィルタとしても利用できる。それゆえ、本発明の液
晶位相回折格子は速い応答速度が要求される、文字、図
形等を表示する表示装置、光スイッチ等に利用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶位相回折格子の断面図である。
【符号の説明】
11 透明固体材料 12 液晶材料 13a,13b 透明電極 14a,14b ガラス基板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−927(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13 505

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極を有する2枚の基板間に、透明固体
    材料と液晶材料が交互規則的に並んだ液晶位相回折格
    子の製造方法であって、基板上の透明固体材料と対向す
    る基板を密着固定したのち、露光、現像を行って回折格
    子を形成し、次いで回折格子の溝に沿って液晶材料を注
    入することを特徴とする液晶位相回折格子の製造方法。
  2. 【請求項2】 固定した2枚の基板間にプレポリマを
    導入し、次いで基板間で重合させて透明固体とした後、
    露光、現像を行って回折格子を形成し、次いで回折格子
    の溝に沿って液晶材料を注入することを特徴とする液晶
    位相回折格子の製造方法。
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