JP3156009B2 - 脱着型体温一定化防寒具 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 睡眠時に首、肩部を保温する事により、体全体の体温を
自然流に一定に保ち、体全体の血行を円滑にし、疲労を
回復し、健康活動を保持するもので、従来のように、睡
眠中の首肩部の冷え、血行障害等が基で起る首、肩凝、
首、肩の鈍痛、睡眠不足等の諸障害を無くそうとする考
案である。図面にて説明すると、覆布１、は織糸間隙が
多く、厚く、多量の空氣を含有できる布地数枚を間隙を
もって積重ね、外周三連辺と、首周・切割部とを柔軟な
分離厚布７、を挟んで結合し、覆布間隙８、を設けて空
氣の挟有量をより多量にし、首穴周囲には暖首毛２、を
取付て暖氣の漏出を防止し、首部を保温し、分離した各
覆布端毎に寸断した沈接重り６、を設置し、各覆布毎が
分離して覆布間隙を有して敷布團９、上に接置する。沈
接重りは寸断して設置してあるので、各沈接重りが自在
に作用してどのような状態曲線にも対応でき、覆布と敷
布團との密接触が可能となり、内外の空氣の流通を遮断
し、覆布を沈接重り部で各覆布別に分離する事により覆
布間に多量の空氣を含有し、完全接触が可能となり、睡
眠中身動きしても覆布、掛布團５、内の暖氣の脱漏を防
止し、外部の冷氣の侵入を防止し、首以下の体全体の暖
氣を常に均一化する。覆布に設けた雄掛具３、と毛布、
上掛け等の掛布團に設けた雌掛具４、とを掛合せて掛布
團に設置する。雌雄掛具はチャック、ボタン他ノ掛具に
ても設置できる。最外被上面に取付けて覆布内に空氣量
をより多くして体全体の均一した暖を取る。数枚の覆布
の沈接重り部は縫合せず、隣接の干渉を無くした単葉自
在覆布として覆布間隙をより広く取り、より多量の空氣
を取入るようにし、沈接重りは敷布團に完全接触できる
範囲で軽くした構造である。覆布を寒暖により掛布團に
脱着するのが容易である。又掛布團上に押上げる事も容
易である。頭部以外体全体が、睡眠中同一の体温で保持
され、血行が順調であり、機能が万全に働く。身体と寝
具とは全く別で、就寝中身体と共に移動する物は全く無
いので身軽に、安心して動ける。就寝中身動きしても、
覆布以下掛布團内の暖かい空氣は漏出しない。使用法を
述べると、就寝に際して、防寒具、寝具にて首部から下
部の体全体を被覆し、自らの体温にて体周囲を一定温度
に暖め、安眠を得、体力を回復して次期行動に快活に寄
与するものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は覆布を掛布團に取付けた所の平面図、第２図は
覆布を第１図Ａ−Ａ′線での切断面図である。

Claims (1)

1. (57)【特許請求の範囲】 数枚の分離覆布の外周三連辺と首周・切割部とを分離厚
   布を挟んで覆布間隙を設けて接合し、敷布團に接する辺
   部は各覆布別として各端部に寸断した沈接重りを設置
   し、失部に首穴、誘導割を設け、首穴周囲に暖首毛を設
   けて成る覆布を、雄掛具と雌掛具とで掛布團に脱着でき
   る構造の脱着型体温一定化防寒具。