JP3155955U - 筒状履物 - Google Patents

Abstract

【課題】胛部分からふくらはぎ部分までの長靴の筒状部分を、一挙動で、開閉することができる筒状履物（長靴）を提供する。【解決手段】長靴１の筒状部分２の内側の３の部分外側４の部分にチャックベルト、ヒモ、ボタン等に代えて、それぞれ面ファスナーを取り付ける。使用者は、筒状部分２の内側３の部分と外側４の部分を一挙動で適宜接着する又は開放することによって、その長靴を使用することができる。【選択図】図１

Description

本考案は、履物に関する。

履物には、胛部分まで覆うもの（短靴）と胛部分からふくらはぎ部分までを覆う筒状を具備したもの（長靴）とがある。本件は後者に関するものである。

実用新案登録第３０００７２３号公報

従来、長靴に胛部分と一体となったもの（例えば雨靴）と、筒状部分をチャックベルト、ヒモ、ボタン等で開閉自体としたものとがある。然しながら、それらのものはそれぞれ一挙動によって、その開閉をすることが至って困難であった。

そこで、本考案は、之を一挙動（手）で開閉することができる履物を提供することを目的とするものである。

本考案は、当該目的を達成するために、色々の材料を提供して、研究をした結果、本考案を完成した。

本考案の請求項１は、筒状の履物の内側を連続状の面ファスナーによって開閉自体とした履物に関するものである。

請求項２の履物は、筒状の内部面ファスナーを常に連続的にしないで、一部切欠したことを特徴とするものである。

請求項３は、連続状の面ファスナーを間欠的に使用したことを特徴とするものである。

従来の長靴は、その足の出し入れに苦労したものあるが、その後、チャック、ボタンによって、その筒状部分を開閉したものが考案されたが、チャックでは途中でゴミが喰い込み、ボタンは一々手によってはめねばならないので時間を要した。

本考案は、これらの欠点を解除するものであり、一挙動（手）によって、開閉が即時なすことができるものである。

これらの効果によって、本考案の使用者は瞬時に本件長靴を履くことができ、また脱ぐことができ至って能率的である。例えば、会合で座敷に上り下りした時でも、チャック等を取り外しすることなく、直ちに座敷に入り、また、座敷から下げることができ、至って便利である。

本考案に使用する面ファスナーは着脱自在のものであれば、その種類が問わないが、その靴の筒状に取り付けるものであるから、あまりにも弱いものは不適合である。
本考案の実施例を説明すれば、図１の長靴（１）の筒状部分（２）の内側の（３）の部分及び外側（４）の部分にそれぞれ面ファスナーを取り付け、（３）の部分と（４）の部分を適宜接着する又は開放することによって、使用者はその長靴を使用することができるのである。図２、図３も同様である。

本考案の請求項１の長靴の実施例の斜視図である（実施例） 請求項２にかかる長靴の実施例の斜視図である（実施例） 請求項３にかかる長靴の実施例の斜視図である（実施例）

１ 長靴
２ 筒状部分
３ 面ファスナー（内側）
４ 面ファスナー（外側）

Claims (3)

1. 筒状部の内側を連続状の面ファスナーによって開閉自体とした履物
2. 連続状の面ファスナーの一部を切欠した請求項１の履物
3. 連続状の面ファスナーを間欠にした請求項１の履物