JP3155942B2 - 磁界測定器 - Google Patents

磁界測定器

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JP3155942B2
JP3155942B2 JP23720997A JP23720997A JP3155942B2 JP 3155942 B2 JP3155942 B2 JP 3155942B2 JP 23720997 A JP23720997 A JP 23720997A JP 23720997 A JP23720997 A JP 23720997A JP 3155942 B2 JP3155942 B2 JP 3155942B2
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健一 山崎
秀雄 藤波
昭夫 大味
真二 北岡
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Central Research Institute of Electric Power Industry
Shoden Corp
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Central Research Institute of Electric Power Industry
Shoden Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁界測定器の改良に
関する。さらに詳述すると、本発明は、互いに直交する
3軸方向成分の磁界の磁束密度を測定し、その測定値を
基に磁束密度の合成値および楕円磁界の長軸、短軸の値
を表示できるようにした磁界測定器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁界測定器としては、一
軸の磁界測定器あるいは3軸の磁界測定器が提供されて
いる。
【0003】この一軸の磁界測定器は、磁界を感知する
センサーと、このセンサーからの測定信号を処理する処
理回路と、この処理回路から出力される処理結果を表示
する表示部とから構成されているものが一般的である。
この一軸の磁界測定器において、磁界はセンサーで感知
されて測定信号となる。この測定信号は処理回路に入力
される。処理回路では、測定信号を所定の処理手順に従
って処理を行い、その処理結果を表示部に表示させてい
る。
【0004】また、三軸の磁界測定器は、互いに直交す
る3軸方向成分の磁界を感知できる3つのセンサーと、
これらセンサーからの測定信号を処理する処理回路と、
この処理回路から出力される処理結果を表示する表示部
とから構成されているものが一般的である。この三軸の
磁界測定器において、互いに直交する3軸方向成分の磁
界は、3つのセンサーにより測定信号にそれぞれ変換さ
れる。これら測定信号は、それぞれ処理回路に入力され
る。処理回路では、各測定信号を所定の処理手順に従っ
て処理し、それら処理結果を表示部に表示させている。
【0005】ところで、磁界は方向と大きさをもつベク
トルとして存在している。このベクトルで与えられる磁
界の軌跡は楕円を描く。したがって、回転磁界として存
在することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た二種類の磁界測定器では、センサーで測定した測定信
号を処理回路に取込み、この処理回路において磁界の大
きさおよび磁界の方向を表示できるように処理している
のみであるため、回転磁界の特性を正確に表す情報を得
ることができないという欠点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、互いに直交する
3軸方向成分の磁界の磁束密度を測定できるとともに、
その測定値を基に磁束密度の合成値および楕円磁界の長
軸、短軸の値の情報を得ることができる磁界測定器を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、磁界を検出しその検出信
号から磁界の測定値を表示できる磁界測定器において、
互いに直交する3軸方向成分の磁界を検出するセンサー
と、前記センサーからの測定信号を所定の帯域のフィル
ターを通過させて得た3軸方向成分の測定値および磁界
の波形の位相差から磁束密度の合成値、楕円磁界の長
軸、短軸の値を演算する処理部と、前記処理部で演算処
理された結果を表示する表示部とを備えるようにしてい
る。したがって、互いに直交する3軸方向成分の磁束密
度の値および磁界の波形の位相差から、磁束密度の合成
値、楕円磁界の長軸及び短軸の値を演算して表示でき、
回転する磁界の概略の様子を知ることができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1記載
において、前記センサーは、互いに直交する3軸方向成
分の磁界を検出できる3軸方向にそれぞれ向けたセンサ
ーコイルから構成されたことを特徴とするものである。
この場合、3軸方向成分の磁界を確実に選出することが
できる。
【0010】更に、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の磁界測定装置において、その処理部は、前記センサ
ーで検出した3軸方向成分の測定信号から不要成分を除
去するフィルターと、増幅度制御信号により増幅度を調
整でき、前記フィルターを通過した測定信号を増幅する
プログラマブルアンプと、前記プログラマブルアンプか
らの出力信号の内の所定の帯域の成分のみを通過させる
バンドパスフィルターと、選択制御信号によりプログラ
マブルアンプからの出力信号またはバンドパスフィルタ
ーからの出力信号を切換選択して出力するマルチプレク
サと、このマルチプレクサからの出力信号をデジタルデ
ータに変換するアナログ・デジタルコンバータと、商用
周波測定あるいは広帯域測定を指示する周波数選択スイ
ッチと、演算処理を指示するモード選択スイッチと、表
示態様を指示するホールドスイッチと、前記アナログ・
デジタルコンバータからのデジタルデータを取込み、
択された帯域の帯域フィルターを通過させて得た3軸方
向成分の測定値および磁界の波形の位相差から磁束密度
の合成値、楕円磁界の長軸、短軸の値を演算し、かつア
ナログ・デジタルコンバータからのデジタルデータの値
に応じて増幅度制御信号を形成するとともに、商用周波
測定指示または広帯域測定指示に応じて選択制御信号を
形成する演算処理装置と、演算処理装置で演算した結果
を格納する外部記憶装置とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0011】この場合、互いに直交する3軸方向成分の
磁界を3つの測定信号として取込み、不要成分をフィル
ターで取り除き、プログラマブルアンプで最適な増幅度
で増幅し、商用周波測定あるいは広帯域測定に応じてマ
ルチプレクサ、アナログ・デジタルコンバータを通して
演算処理装置に取込み、この演算処理装置で商用周波測
定のときには所定の帯域のフィルターを通過させて得た
3軸方向成分の測定値およびこれら測定値を基に磁束密
度の合成値、楕円磁界の長軸、短軸の値を演算し、ある
いは広帯域測定のときにはフィルターを通過させないで
得た3軸方向成分の測定値およびこれら測定値を基に磁
束密度の合成値を演算して求めて表示できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面に示さ
れた実施の形態を参照して説明する。
【0013】図1に、本発明の磁界測定器の一実施形態
を示す。この磁界測定器1は、大別して、互いに直交す
る3軸方向成分の磁界を検出するセンサー3a,3b,
3cと、これらセンサー3a,3b,3cからの測定信
号を所定の帯域のフィルターを通過させた信号あるいは
フィルターを通過させない信号を基に磁束密度の合成値
あるいは楕円磁界の長軸、短軸の値を得るための処理を
実行する処理部5と、この処理部5で処理された結果を
表示する表示部7とから構成されている。
【0014】センサー3a,3b,3cは、互いに直交
する3軸方向成分の磁界を検出できるように構成されて
いる。各センサー3a,3b,3cは、低い磁束密度を
感度よく感知させるために、鉄心に絶縁線を所定の回数
捲回して構成している。また、各センサー3a,3b,
3cは、地磁気などの直流磁界の影響を受けないような
構造としてある。これらセンサー3a,3b,3cの出
力は、処理部5の入力端子51a、51b,51cに接
続されている。
【0015】処理部5は、センサー3a,3b,3cに
対応したフィルター52a、52b,52cと、増幅度
を調整できるプログラマブルアンプ53a、53b,5
3cと、バンドパスフィルター(図では「BPF」と表
示)54a、54b,54cと、マルチプレクサ55
と、アナログ・デジタル(AD)コンバータ(図では、
「ADC」と表示)56と、演算処理装置(CPU)5
7 と、外部記憶装置58と、周波数選択スイッチ59
と、モード選択スイッチ60と、ホールドスイッチ61
と、図示しないが電源スイッチや電源オンオフ表示ラン
プとを備え、次のように構成されている。
【0016】各入力端子51a、51b,51cは、そ
れぞれフィルター52a、52b,52cの入力端に接
続されている。各フィルター52a、52b,52c
は、周波数分の1(1/f)フィルターであり、各セン
サー3a,3b,3cに対応している。
【0017】各フィルター52a、52b,52cの出
力端は、それぞれプログラマブルアンプ53a、53
b,53cの入力端に接続されている。各プログラマブ
ルアンプ53a、53b,53cの制御端子はCPU5
7の入力/出力(IO)ポートに接続されており、CP
U57からの増幅度制御信号によりプログラマブルアン
プ53a、53b,53cの増幅度が設定されるように
なっている。各プログラマブルアンプ53a、53b,
53cの出力端は、マルチプレクサ55の各入力端P
a,Pb,Pcにそれぞれ接続されるとともに、各バン
ドパスフィルター54a、54b,54cの入力端にそ
れぞれ接続されている。各バンドパスフィルター54
a、54b,54cの出力は、マルチプレクサ55の各
入力端子Qa,Qb,Qcにそれぞれ接続されている。
【0018】マルチプレクサ55の制御端子CtはCP
U57のIOポートに接続されており、CPU57から
の選択制御信号に基づいてマルチプレクサ55は所定の
切換え動作をするようになっている。また、マルチプレ
クサ55の出力端子Rtは、ADコンバータ56の入力
端子に接続されている。すなわち、マルチプレクサ55
は、CPU57からの指令に基づき、プログラマブルア
ンプ53a、53b,53cからの各出力信号のうちの
一つの信号を所定の時間毎に順次選択してADコンバー
タ56に供給し、あるいは、バンドパスフィルター54
a、54b,54cからの各出力信号のうちの一つの信
号を所定の時間毎に順次選択してADコンバータ56に
供給するようになっている。
【0019】ADコンバータ56は、マルチプレクサ5
5で選択された測定信号をデジタル信号に変換できるよ
うになっている。このADコンバータ56の出力端子
は、CPU57のIOポートに接続されている。
【0020】CPU57は、演算処理制御部、ワークエ
リアとしてのメモリ(RAM)、プログラム等を記憶す
る書換不能のメモリ(ROM)、外部とのデータや増幅
度制御信号や選択制御信号のやりとりを行うIOポー
ト、これらを接続するバスライン等から構成されてい
る。また、CPU57には外部記憶装置58が接続され
ており、この外部記憶装置58には、CPU57の制御
下に、測定し演算したデータやその他測定に必要なデー
タ等を記憶させることができるようになっている。ま
た、CPU57で演算処理中に必要となったデータを外
部記憶装置58からCPU57に読み込むこともできる
ようになっている。この外部記憶装置58は、例えばハ
ードディスク装置、バッテリ等の電源でバックアップさ
れた大容量メモリ、光磁気ディスク装置(MO),P
D,Zip等のリムーバブルディスク、あるいはフロッ
ピィディスク装置等で構成すればよい。
【0021】CPU57のIOポートには、上記各装置
が接続されるとともに、測定範囲を指定する周波数選択
スイッチ59と、演算処理を指定するモード選択スイッ
チ60と、表示の仕方を指定するホールドスイッチ61
と、表示部7とが接続されている。周波数選択スイッチ
59は、商用周波数の磁界を測定するか(商用周波測
定)、または、広帯域周波数の磁界を測定するか(広帯
域測定)を指定するためのスイッチであり、その指定さ
れた内容をIOポートを介してCPU57に与えるよう
になっている。モード選択スイッチ60は、直交3方向
成分の個々の実効値の演算(3D)か、または直交3方
向成分の合成磁界の実効値の演算(Result)かの指定を
するためのスイッチであり、その指定された内容をIO
ポートを介してCPU57に与えるようになっている。
ホールドスイッチ61は、ホールドオンのときには当該
時点のデータを表示部7に与え、ホールドオフのときに
は測定し演算した結果を一定時間毎に表示部7に与える
ようにするためのスイッチであり、そのオンオフ情報を
IOポートを介してCPU57に与えるようになってい
る。
【0022】また、CPU57のROMには、この磁界
測定器1が測定し、演算処理するための処理プログラム
が格納されている。このROMに記憶された処理プログ
ラムを演算処理制御部が処理を実行することにより、こ
の磁界測定器1が測定し、演算処理をおこなうことがで
きる。
【0023】CPU57は、例えばADコンバータ56
から入力されたデジタルデータが所定の範囲内にないと
きには、それぞれのプログラマブルアンプ53a、53
b,53cに増幅度制御信号を与えて増幅度を大きくあ
るいは小さく設定できる。
【0024】また、CPU57は、周波数選択スイッチ
59からの指定(商用周波測定または広帯域測定)に応
じて、プログラマブルアンプ53a、53b,53cか
ら出力された測定信号、または、バンドパスフィルター
54a、54b,54cから出力された測定信号を選択
・設定するための選択制御信号を形成できる。CPU5
7は、そのIOポートを介して当該制御信号をマルチプ
レクサ55の制御端子Ctに与えることができるように
なっている。
【0025】表示部7は、この実施の形態では、液晶素
子(LCD;Liquid Crystal Device)で構成した表示
装置を使用したが、この他にもCRTディスプレイ、プ
ラズマディスプレイ等を使用してもよい。
【0026】なお、上記センサー3a,3b,3c、処
理部5および表示部7は一つの筐体9内に組み込まれて
おり、かつこの筐体9の内側は静電シールド11が設け
られており、機器の誤動作および電界の影響を受けない
構造となっている。
【0027】このような構成の磁界測定器の動作を図1
を基に図2及び図3を参照して説明する。
【0028】図2に、磁界測定器で測定する場合の操作
フローチャートを示す。測定を行う場合には、測定をし
ようとする者(以下、「測定者」という)は、磁界測定
器1を測定場所に運び、かつセンサー3a,3b,3c
が測定に適する位置に配置する(ステップ100)。つ
いで、測定者は電源スイッチ(図示せず)をオンとする
(ステップ101)。次に、測定者は、周波数選択スイ
ッチ59を操作し、測定範囲を「商用周波測定」、また
は、「広帯域測定」に設定する(ステップ102)。更
に、モード選択スイッチ60を操作し、個々の実効値の
演算(3D)か、合成磁界の実効値の演算(Result)か
の指定を行う(ステップ103)。そして、測定者は、
さらに、ホールドスイッチ61を操作して、表示形態を
指定する(ステップ104)。
【0029】そして、測定に入る(ステップ105)。
磁界測定器1では、センサー3a,3b,3cから出力
された測定信号を処理部5に取込む。処理部5では、周
波数選択スイッチ59で指定された周波数範囲の測定信
号を選択し、これらを時系列信号に変換してデジタルデ
ータとし、このデジタルデータに対してモード選択スイ
ッチ60で指定された演算処理を施し、その演算処理し
た結果を、ホールドスイッチ61で指定された表示形態
の表示信号にするとともに、外部記憶装置58に記憶さ
せている。
【0030】この表示信号は表示部7に入力されて、所
定の表示形態の表示をする(ステップ106)。
【0031】なお、電源スイッチオフとすることにより
(ステップ107)、測定を終了とする。
【0032】以上の説明は、測定者が磁界測定を行う場
合に磁界測定器1を操作する基本的な手順である。した
がって、この基本的な手順に限らず他の手順で操作して
もよい。電源オン(ステップ100)と、電源オフ(ス
テップ107)を除き、例えば、ホールドスイッチ61
を一番先に操作してもよいし、モード選択スイッチ60
を一番先に操作してもよい。
【0033】図3に、処理部の演算処理制御部の動作の
フローチャートを示す。ここで、互いに直交する3軸方
向成分の磁界を検出するセンサー3a,3b,3cの各
軸をX軸,Y軸,Z軸として説明することにする。
【0034】まず、電源スイッチをオンとする(ステッ
プ201)。これにより、電源表示ランプが点灯する
(ステップ202)。すると、処理部5が動作する。
【0035】まず、プログラマブルアンプ53a、53
b,53cに関係する部分の動作について説明する。所
定の測定場所に置かれたセンサー3a,3b,3cは、
直交軸の磁束密度に応じた誘導起電力を発生する。この
誘導起電力は測定信号として入力端子51a、51b,
51cに供給される。入力端子51a、51b,51c
に供給された各測定信号は、各フィルター52a、52
b,52cをそれぞれ通過して不要成分を除去したのち
にプログラマブルアンプ53a、53b,53cに入力
される。
【0036】プログラマブルアンプ53a、53b,5
3cは、CPU57からの増幅度制御信号により増幅度
が設定される。各プログラマブルアンプ53a、53
b,53cに入力された測定信号は、その設定された増
幅度となったプログラマブルアンプ53a、53b,5
3cにより増幅される。プログラマブルアンプ53a、
53b,53cでそれぞれ増幅された測定信号は、マル
チプレクサ55の各入力端子Pa,Pb,Pcに直接入
力されるとともに、バンドパスフィルター54a、54
b,54cを通してマルチプレクサ55の各入力端子Q
a,Qb,Qcに入力される。
【0037】なお、上記動作は商用周波測定、あるいは
広帯域測定の何れもでも同様に動作している。
【0038】〔商用周波測定・3D動作〕まず、商用周
波測定であって、演算処理が3Dである場合の動作を説
明する。
【0039】最初に、CPU57は、周波数選択スイッ
チ59の状態をIOポートを介して取込み、周波数選択
スイッチ59が「商用周波測定」か、または「広帯域測
定」かを判断する(ステップ203)。
【0040】ここで、周波数選択スイッチ59が「商用
周波測定」に設定されていると、CPU57は商用周波
測定であると判断し(ステップ203;「商用周波測
定」)、CPU57はバンドパスフィルター54a、5
4b,54cを通した測定信号を取り込むようにする選
択制御信号をマルチプレクサ55に出力し(ステップ2
04)、かつフラッグ(図示せず)に“1”を設定する
(ステップ204)。
【0041】その後、CPU57は、バンドパスフィル
ター54a(X軸)からの信号の取り込みが終了したか
否かを判断し(ステップ205)、終了していなければ
(ステップ205;NO)、マルチプレクサ55をバン
ドパスフィルター54aの出力端子が接続されている入
力端子Qa(X軸)を選択する(ステップ206)。こ
れにより、バンドパスフィルター54aからの信号がマ
ルチプレクサ55の出力端子Rtを介してADコンバー
タ56に与えられて、ADコンバータ56でデジタルデ
ータDaに変換される。CPU57は、このデジタルデ
ータDaをRAMの所定のエリアに記憶させる(ステッ
プ207)。また、CPU57は、バンドパスフィルタ
ー54aからの信号の取り込みが終了したか否かを判断
し(ステップ205)、終了していなければ(ステップ
205;NO)、上記ステップ205〜207までの処
理を継続し、終了していれば(ステップ205;YE
S)、次のステップ208の処理に移る。
【0042】また、CPU57は、バンドパスフィルタ
ー54b(Y軸)からの信号の取り込みが終了したか否
かを判断し(ステップ208)、終了していなければ
(ステップ208;NO)、マルチプレクサ55をバン
ドパスフィルター54bの出力端子が接続されている入
力端子Qb(Y軸)を選択する(ステップ209)。こ
れにより、バンドパスフィルター54bからの信号がマ
ルチプレクサ55の出力端子Rtを介してADコンバー
タ56に与えられて、ADコンバータ56でデジタルデ
ータDbに変換される。CPU57は、このデジタルデ
ータDbをRAMの所定のエリアに記憶させる(ステッ
プ210)。また、CPU57は、バンドパスフィルタ
ー54bからの信号の取り込みが終了したか否かを判断
し(ステップ208)、終了していなければ(ステップ
208;NO)、上記ステップ208〜210までの処
理を継続し、終了していれば(ステップ208;YE
S)、次のステップ211の処理に移る。
【0043】また、CPU57は、バンドパスフィルタ
ー54c(Z軸)からの信号の取り込みが終了したか否
かを判断し(ステップ211)、終了していなければ
(ステップ211;NO)、マルチプレクサ55をバン
ドパスフィルター54cの出力端子が接続されている入
力端子Qc(Z軸)を選択する(ステップ212)。こ
れにより、バンドパスフィルター54cからの信号がマ
ルチプレクサ55の出力端子Rtを介してADコンバー
タ56に与えられて、ADコンバータ56でデジタルデ
ータDcに変換される。CPU57は、このデジタルデ
ータDcをRAMの所定のエリアに記憶させる(ステッ
プ213)。また、CPU57は、バンドパスフィルタ
ー54bからの信号の取り込みが終了したか否かを判断
し(ステップ211)、終了していなければ(ステップ
211;NO)、上記ステップ211〜213までの処
理を継続し、終了していれば(ステップ211;YE
S)、次のステップ214の処理に移る。
【0044】これらステップ205からステップ213
を終了すると、ADコンバータ56からの出力は、X軸
のデジタルデータ、Y軸のデジタルデータおよびZ軸の
デジタルデータが出力されることになり、この順序でR
AMの所定のエリアに格納される。
【0045】これら処理が終了すると、CPU57は、
フラッグを見に行く(ステップ214)。このフラッグ
は、前のステップ204で“1”が設定されているので
(ステップ214;YES)、「商用周波測定」に移行
する。
【0046】次に、CPU57は、モード選択スイッチ
60の状態をIOポートを介して取り込み、モード選択
スイッチ60の状態を判断する(ステップ215)。こ
こでは、モード選択スイッチ60が「3D」に設定され
ているので、CPU57はモード選択スイッチ60が
「3D」と判断し(ステップ215;3D)、ステップ
216に移行する。
【0047】CPU57は、前のステップで取り込んだ
X軸,Y軸,Z軸の各デジタルデータを基に、X軸の磁
界の実効値Bx、Y軸の磁界の実効値By、Z軸の磁界
の実効値Bzを演算し、これらをRAMの所定の作業エ
リアに記憶させるとともに、外部記憶装置58の所定の
格納エリアに記憶させる(ステップ216)。
【0048】次に、CPU57は、ホールドスイッチ6
1の状態をIOポートを介して取り込み、その状態を判
断する(ステップ217)。ここで、ホールドスイッチ
61がオンであるとCPU57が判断したときには(ス
テップ217;ON)、前記RAMの作業エリアのデー
タを表示データに変換し、そのデータをそのまま保持状
態で表示部7に供給する(ステップ218)。また、ホ
ールドスイッチ61がオフであるとCPU57が判断し
たときには(ステップ217;OFF)、前記RAMの
作業エリアのデータを表示データに変換し、所定の時間
経過毎に表示部7に供給する。これにより、ホールドス
イッチ61がオンのときには、ホールドスイッチ61が
オンとされた時点の値を継続して表示し、ホールドスイ
ッチ61がオフのときには、所定の時間毎にRAMの作
業エリアのデータを表示データに変換しては表示するこ
とになる。したがって、ある時間に表示していたRAM
の作業エリアのデータが、次の表示時間で変更されてい
れば異なる測定値を表示することになる。
【0049】〔商用周波測定・Result動作〕次に、商用
周波測定で、演算処理がResultの場合の動作を説明す
る。
【0050】まず、CPU57は、周波数選択スイッチ
59の状態をIOポートを介して取込み、周波数選択ス
イッチ59が「商用周波測定」か、または「広帯域測
定」かを判断する(ステップ203)。
【0051】ここで、周波数選択スイッチ59が「商用
周波測定」に設定されていると、CPU57は商用周波
測定と判断し(ステップ203;「商用周波測定」)、
CPU57はバンドパスフィルター54a、54b,5
4cを通した測定信号を取り込むようにする選択制御信
号をマルチプレクサ55に出力し(ステップ204)、
かつフラッグ(図示せず)に“1”を設定する(ステッ
プ204)。
【0052】そして、CPU57の制御下に、バンドパ
スフィルター54a、54b,54cを通した各測定信
号(磁界のX軸、Y軸およびZ軸の成分)を順次切り換
えてデジタルデータにし、RAMの所定のエリアに格納
し、フラッグおよびモード選択スイッチ60の判断に入
る(ステップ205〜ステップ213)。
【0053】ステップ214ではフラッグが“1”であ
るので、ステップ215に移行する。また、ステップ2
15では、CPU57は、モード選択スイッチ60の状
態をIOポートを介して取り込み、モード選択スイッチ
60の状態を判断したところ、モード選択スイッチ60
が「Result」になっていたので(ステップ215;Resu
lt)、ステップ220に移行する。
【0054】このステップ220において、CPU57
は、前のステップで取り込んだX軸,Y軸,Z軸の各デ
ジタルデータを基に、X軸の磁界成分、Y軸の磁界成
分、Z軸の磁界成分の合成磁界の実効値BR を演算する
とともに、合成磁界の最大値Bmax および合成磁界の最
小値Bmin を演算し、これらをRAMの所定の作業エリ
アに記憶させるとともに、外部記憶装置58の所定の格
納エリアに記憶させる。
【0055】そして、CPU57は、ホールドスイッチ
61の状態に応じた表示データを作成して表示部7に供
給する(ステップ217〜ステップ219)。これによ
り、表示部7では、これら表示形態における測定値の表
示がなされる。
【0056】〔広帯域測定・3D動作〕次に、広帯域測
定で、演算処理が3Dの場合の動作を説明する。
【0057】まず、CPU57は、周波数選択スイッチ
59の状態をIOポートを介して取込み、周波数選択ス
イッチ59が「商用周波測定」か、または「広帯域測
定」かを判断する(ステップ203)。
【0058】ここで、周波数選択スイッチ59が「広帯
域測定」に設定されていると、CPU57は広帯域測定
と判断し(ステップ203;「広帯域測定」)、CPU
57はプログラマブルアンプ53a、53b,53cか
ら出力された測定信号を取り込むようにするために選択
制御信号をマルチプレクサ55に与えず、かつフラッグ
を“0”のままとしておく。これにより、マルチプレク
サ55は、プログラマブルアンプ53a、53b,53
cから出力される測定信号を取り込む動作をする。
【0059】そして、CPU57の制御下に、プログラ
マブルアンプ53a、53b,53cから出力された各
測定信号(磁界のX軸、Y軸およびZ軸の成分)を順次
切り換えてデジタルデータにし、RAMの所定のエリア
に格納し、フラッグおよびモード選択スイッチ60の判
断に入る(ステップ205〜ステップ214,ステップ
221)。
【0060】ステップ214ではフラッグが“0”であ
るとCPU57が判断し、その継続する処理をステップ
221に移行させる。
【0061】次に、CPU57は、モード選択スイッチ
60の状態をIOポートを介して取り込み、モード選択
スイッチ60の状態を判断する(ステップ221)。こ
こでは、モード選択スイッチ60が「3D」に設定され
ているので、CPU57はモード選択スイッチ60が
「3D」と判断し(ステップ221;3D)、ステップ
222に移行させる。
【0062】CPU57は、前のステップで取り込んだ
デジタルデータ(X軸,Y軸,Z軸の各デジタルデー
タ)を基に、X軸の磁界の実効値Bx、Y軸の磁界の実
効値By、およびZ軸の磁界の実効値Bzを演算し、こ
れらをRAMの所定の作業エリアに記憶させるととも
に、外部記憶装置58の所定の格納エリアに記憶させる
(ステップ222)。
【0063】そして、CPU57は、ホールドスイッチ
61の状態に応じた表示データを作成して表示部7に供
給する(ステップ217〜ステップ219)。これによ
り、表示部7では、これら表示形態における測定値の表
示がなされる。
【0064】〔広帯域測定・Result動作〕次に、広帯域
測定で、演算処理がResultの場合の動作を説明する。
【0065】まず、CPU57は、周波数選択スイッチ
59の状態をIOポートを介して取込み、周波数選択ス
イッチ59が「商用周波測定」か、または「広帯域測
定」かを判断する(ステップ203)。
【0066】ここで、周波数選択スイッチ59が「広帯
域測定」に設定されていると、CPU57は広帯域測定
と判断し(ステップ203;「広帯域測定」)、CPU
57はプログラマブルアンプ53a、53b,53cか
らの測定信号を取り込むようにするために選択制御信号
をマルチプレクサ55に与えず、かつフラッグを“0”
のままとしておく。これにより、マルチプレクサ55
は、プログラマブルアンプ53a、53b,53cから
出力される測定信号を取り込み切換選択動作をおこな
う。
【0067】そして、CPU57の制御下に、プログラ
マブルアンプ53a、53b,53cから出力された各
測定信号(磁界のX軸、Y軸およびZ軸の成分)を順次
切り換えてデジタルデータにし、RAMの所定のエリア
に格納し、フラッグおよびモード選択スイッチ60の判
断に入る(ステップ205〜ステップ214、ステップ
221)。
【0068】ステップ214ではフラッグが“0”であ
るとCPU57が判断し、その継続する処理をステップ
221に移行させる。
【0069】ステップ221では、CPU57は、モー
ド選択スイッチ60の状態をIOポートを介して取り込
み、モード選択スイッチ60の状態を判断したところ、
モード選択スイッチ60が「Result」になっていたので
(ステップ221;Result)、ステップ223に移行す
る。
【0070】このステップ223において、CPU57
は、前のステップで取り込んだX軸,Y軸,Z軸の各デ
ジタルデータを基に、X軸の磁界成分、Y軸の磁界成
分、Z軸の磁界成分の合成磁界の実効値BR を演算し、
これらをRAMの所定の作業エリアに記憶させるととも
に、外部記憶装置58の所定の格納エリアに記憶させ
る。
【0071】そして、CPU57は、ホールドスイッチ
61の状態に応じた表示データを作成して表示部7に供
給する(ステップ217〜ステップ219)。これによ
り、表示部7では、これら表示形態における測定値の表
示がなされる。
【0072】そして、全ての測定が終了したところで、
電源スイッチをオフとすることにより(ステップ22
4)、測定を終了させる。
【0073】このような実施の形態によれば、互いに直
交する3軸方向成分の磁束密度を測定することによって
得られた各軸方向の磁束密度の値、および磁界の波形の
位相差から磁束密度の合成値、楕円磁界の長軸、短軸の
値を演算し、表示できる。したがって、回転する磁界の
概略の様子を知ることができる。
【0074】
【実施例】上記磁界測定器1を構成する要素の具体的な
数値を挙げれば次のとおりになる。
【0075】まず、センサー3a、センサー3b、また
はセンサー3cは、例えば鉄心に0.06〔mm〕φの絶
縁線を12,000ターン巻いたコイル状(以下、「セ
ンサーコイル」という)に構成している。また、このセ
ンサーコイルは、地磁気などの直線磁界の影響をうけな
い構造としてある。各センサーコイルを50〔Hz〕の1
〔ガウス(G)〕の磁界中に配置した場合に、各センサ
ーコイルの誘導起電力は約260〔mV〕であった。
【0076】次に、マルチプレクサ55の切換速度は、
例えば30〔μS〕毎にサンプリングできるように切り
換えている。
【0077】さらに、表示部7は、3桁+1/2桁の数
字で表示されるLCDディスプレイで構成しており、低
(Lo)レンジでは、0.1〔mG〕から199.9
〔mG〕が表示でき、高(Hi)レンジでは、0.20
〔G〕から19.99〔G〕まで表示できるようになっ
ている。また、このレンジの切換は、CPU57からの
指令で自動的に行えるようになっている。
【0078】以上説明したように請求項1に記載の発明
によれば、互いに直交する3軸方向成分の磁束密度を測
定することによって得られた各軸方向の磁束密度の値、
および磁界の波形の位相差から演算によって磁束密度の
合成値、楕円磁界の長軸、短軸の値を演算して表示で
き、回転する磁界の概略の様子を知ることができる。
ち、センサーで測定した測定信号を処理回路に取込み、
この処理回路において磁界の大きさおよび磁界の方向を
表示できる。それによって、回転磁界の特性を正確に表
す情報を得ることができる。
【0079】請求項2に記載の発明によれば、センサー
コイルを互いに直交する3軸方向に向けて構成してある
ので、3軸方向成分の磁界を確実に選出することができ
る。
【0080】請求項3に記載の発明によれば、互いに直
交する3軸方向成分の磁界を3つの測定信号として取込
み、不要成分をフィルターで取り除き、プログラマブル
アンプで最適な増幅度で増幅し、商用周波測定あるいは
広帯域測定に応じてマルチプレクサ、アナログ・デジタ
ルコンバータを通して演算処理装置に取込み、この演算
処理装置で選択された帯域のフィルターを通過させて得
た3軸方向成分の測定値および磁界の波形の位相差から
磁束密度の合成値、楕円磁界の長軸、短軸の値を演算
表示できるようにしたので、磁束密度の合成値、楕円
磁界の長軸、短軸の値が表示され、回転する磁界の概略
の様子を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る磁界測定器を示すブ
ロック図である。
【図2】同磁界測定器の操作手順を示すフローチャート
である。
【図3】同磁界測定器の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 磁界測定器 3a,3b,3c センサー 5 処理部 7 表示部 52a、52b,52c フィルター 53a、53b,53c プログラマブルアンプ 54a、54b,54c バンドパスフィルター 55 マルチプレクサ 56 ADコンバータ 57 CPU 59 周波数選択スイッチ 60 モード選択スイッチ 61 ホールドスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 大味 昭夫 神奈川県横浜市鶴見区矢向5−9−48 (72)発明者 北岡 真二 千葉県市原市君塚4−18−22 (56)参考文献 特開 平8−334554(JP,A) 特開 平5−264682(JP,A) 特開 平2−85785(JP,A) 特開 平2−67982(JP,A) 特開 昭63−158477(JP,A) 実開 平5−11077(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 33/00 - 33/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁界を検出しその検出信号から磁界の測
    定値を表示できる磁界測定器において、互いに直交する
    3軸方向成分の磁界を検出するセンサーと、前記センサ
    ーからの測定信号を所定の帯域のフィルターを通過させ
    て得た3軸方向成分の測定値および磁界の波形の位相差
    から磁束密度の合成値、楕円磁界の長軸、短軸の値を演
    する処理部と、前記処理部で演算処理された結果を表
    示する表示部とを備えたことを特徴とする磁界測定器。
  2. 【請求項2】 前記センサーは、互いに直交する3軸方
    向成分の磁界を検出できる3軸方向にそれぞれ向けたセ
    ンサーコイルから構成されたことを特徴とする請求項1
    に記載の磁界測定器。
  3. 【請求項3】 前記処理部は、前記センサーで検出した
    3軸方向成分の測定信号から不要成分を除去するフィル
    ターと、増幅度制御信号により増幅度を調整でき、前記
    フィルターを通過した測定信号を増幅するプログラマブ
    ルアンプと、前記プログラマブルアンプからの出力信号
    の内の所定の帯域の成分のみを通過させるバンドパスフ
    ィルターと、選択制御信号によりプログラマブルアンプ
    からの出力信号またはバンドパスフィルターからの出力
    信号を切換選択して出力するマルチプレクサと、このマ
    ルチプレクサからの出力信号をデジタルデータに変換す
    るアナログ・デジタルコンバータと、商用周波測定ある
    いは広帯域測定を指示する周波数選択スイッチと、演算
    処理を指示するモード選択スイッチと、表示態様を指示
    するホールドスイッチと、前記アナログ・デジタルコン
    バータからのデジタルデータを取込み、選択された帯域
    の帯域フィルターを通過させて得た3軸方向成分の測定
    値および磁界の波形の位相差から磁束密度の合成値、楕
    円磁界の長軸、短軸の値を演算し、かつアナログ・デジ
    タルコンバータからのデジタルデータの値に応じて増幅
    度制御信号を形成するとともに、商用周波測定指示また
    は広帯域測定指示に応じて選択制御信号を形成する演算
    処理装置と、演算処理装置で演算した結果を格納する外
    部記憶装置とを備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の磁界測定器。
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