JP3155785U - 飲料缶用ケース - Google Patents

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宏志 中丸
宏志 中丸
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Abstract

【課題】飲料缶の保冷・保温用ケースの蓋の開閉を容易にし、蓋をしたまま飲むことができる飲料缶用ケースを提供する。【解決手段】ケース本体1と蓋2をつなげた一体形状とし、内部には断熱素材を用い、本体1と蓋2にかけて開口部6,7を設ける。【選択図】図1

Description

本考案はアルコール・ジュース類などの飲料缶を、保冷または保温したまま携帯し、なおかつ蓋の開閉操作を要さずに飲むことができるようにした、飲料缶用のケースである。
飲料缶専用の保冷・保温ケースは、飲む際には飲み口部分の開閉操作を要するものであった。
実用新案文献
実用新案文献1
実用新案公開平5−22376 考案の名称:缶ホルダ
要約:缶内飲料の漏れ、缶内ガスの気抜けを防止し、保温・保冷をする。
本体と蓋が別体だと、ケースに入れたまま栓を開けることができず、飲む時と飲まない時で蓋の開閉・脱着操作が必要となり、脱着の手間と蓋の置き場所などが必要となるため、缶をケースで保冷・保温しながら飲むことのできる商品の開発の障壁となっていた。そこで、本体と蓋を一体化させ、ケース内部での保冷・保温機能を維持しながら、缶をケースに入たまま缶の栓を開けることができ、さらに蓋をしたままの状態で簡単に飲むことができるようにすることで、前述の欠点を解決しようとするものである。
本考案は、本体と蓋をつなげて内部は断熱素材が入った構造とし、本体および蓋の一部に開口部を設け飲み口の部分を確保することによって、蓋の開閉と缶の栓を開ける行為を容易にし、いったん缶の栓を開けると蓋の開閉操作をしなくても開口部によって飲み口のスペースが確保できるようにして問題を解決している。
上述の様に、缶をケースに入れたまま蓋の開閉と缶の開栓ができ、蓋をしたまま飲むことができる。本体ケースおよび蓋の内側に部分的に断熱素材が入っているため、蓋の開閉をすることなく保冷・保温効果が一定時間持続する。
本考案の飲料缶用ケースの実施例を示す斜投影図である。 本考案の飲料缶用ケースの断面図である。
本体と蓋は1箇所以上でつながっており、蓋を開閉させることができるため、飲料缶の出し入れを容易に行うことができる。蓋を閉めたときには、本体および蓋の開口部により蓋を閉めたまま飲むことができ、なおかつ周囲を断熱素材に包まれるため保冷・保温効果がある。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1はナイロンや布帛等適宜素材にて形成された缶ケース本体、2は同等素材で形成された蓋で、本体および蓋の全てまたは部分的に断熱素材または断熱機構3によって形成されている。蓋と本体は5の部分など1箇所以上でつながっており、それぞれ6,7のような開口部を設けることにより蓋を閉めても缶の飲み口を塞ぐことがない。
蓋と本体の隙間の断熱効果をより高めたい場合は、4の様な突起部を付けベルクロなどで止めて本体との密着を図る様にすることもできる。
1.アウトドアやスポーツに缶飲料を携帯し、保冷・保温しながら飲む用途で商品化。
2.1に付随して、人前でアルコール飲料を飲む際に、缶自体を隠すことができる。
3.企業ブランドや飲料の銘柄などをデザイン化することで、企業の販売促進に活用できる。
4.缶飲料などの販売に景品として添付し、飲料メーカーの販売促進に活用。
1 ケース本体
2 蓋
3 断熱素材または断熱機構
4 蓋止め用突起部
5 接合部
6 本体開口部
7 蓋開口部
8 底部

Claims (1)

  1. 本体と蓋をつなげた一体形状とし、内部に断熱素材を使うとともに、飲み口の部分に開口部を設け、飲料缶を保冷・保温しながら蓋の開閉を必要とせずに飲むことができることを特徴とする飲料缶用ケース
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