JP3155076B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示装置、特に
COG(チップオングラス)方式の液晶表示装置における
液晶表示素子と駆動用回路素子とを接続する接続リード
部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】COG方式の液晶表示装置においては、
2枚のガラス基板を貼り合わせてその間に液晶材料を封
入して液晶表示素子を構成し、一方のガラス基板に駆動
用回路素子であるICが実装されている。ICの各端子
部は複数の接続リード部によってそれぞれ対応する液晶
表示素子の電極に接続されるが、接続リード部は液晶表
示素子のITO等の電極から切れ目なく連続して同じガ
ラス基板上に形成されたパターンの上にAl等の配線材
料を積層した構造であり、液晶表示素子がICと比べて
かなり大きいため、接続リード部はICから液晶表示素
子に向けて放射状に広がる形状で形成される。
【0003】図4は上記のような従来例を示したもので
あり、11は液晶表示素子、12はIC、13は接続リ
ード部、14及び15はガラス基板、16は液晶表示素
子11のITO等の電極である。この電極16はガラス
基板14上にパターン形成されたものであり、接続リー
ド部13はこの電極16から連続して切れ目なく形成さ
れたパターン16a上に、Cr等の中間金属層17を介
して例えばAl等の配線材料18を積層した構造となっ
ている。接続リード部13はIC12から放射状にガラ
ス基板15の端縁15aに対して傾斜した状態で形成さ
れているが、端縁15a付近では端縁15aに直角な垂
直部13aとなっている。
【0004】接続リード部13が電極16と同じ材料の
パターン16aの上に配線材料18を積層した構造とな
っているのは、配線抵抗を極力小さくするためであり、
また中間金属層17は配線材料18の接着性を高めるた
めに設けられる。これらはかなり厚みがあるため、ガラ
ス基板14,15間に入る直前の部分から先はエッチン
グにより除去され、これによってガラス基板15の端縁
15aに対して平行な方向の端縁17a,18aが垂直
部13aの部分に生じている。なお、理解しやすくする
ために、中間金属層17と配線材料18が除去されてI
TOのみとなった部分は断面ではないが斜線を入れて示
してある。
【0005】接続リード部13に垂直部13aを設ける
理由は次の通りである。すなわち、一般に中間金属層1
7に使用されるCr等は配線材料18に使用されるAl
等の端縁より更にエッチングされやすいので、(b)図の
ようにオーバーエッチングとなって配線材料18の端縁
18aが中間金属層17の端縁17aよりも突き出た状
態となり、上層の端縁18aは支持を失って自由端とな
る。このため垂直部13aがなく、例えば(a)図に2点
鎖線で示すようにガラス基板15の端縁15aが接続リ
ード部13の傾斜した部分に位置していると、これに平
行に中間金属層17と配線材料18の各端縁17a,1
8aが形成された場合には、端縁18aが裏返しになる
と(c)図に鎖線で示したように横にはみ出し、隣接する
接続リード部13に接触して短絡不良を起こす可能性が
ある。従って、垂直部13aを設けて端縁18aが裏返
しになっても横にはみ出さないようにして、隣の接続リ
ード部13への接触を防止しているのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来はこ
の垂直部13aを設けることによってその長さLだけ余
分なスペースが必要となり、これが液晶表示装置の小形
化を妨げる一因となっていた。この発明はこの点に着目
し、垂直部をなくして液晶表示装置を小形化することを
課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、この発明では、上述したような液晶表示装置にお
いて、接続リード部が駆動用回路素子から広がりながら
他方のガラス基板の端縁に対して傾斜した状態のままで
該ガラス基板の端縁付近に達しており、且つ接続リード
部に積層された配線材料の端縁が傾斜した接続リード部
において接続リード部の長手方向に対して直角またはほ
ぼ直角な方向に形成されるようにしている。
【0008】
【作用】接続リード部が傾斜した状態のままでガラス基
板の端縁付近に達していて垂直部が形成されていないた
め、垂直部を設けるスペースが不要となって液晶表示装
置が小形化される。また、接続リード部に積層された配
線材料の端縁が接続リード部の長手方向に対して直角ま
たはほぼ直角な方向に形成されるので、オーバーエッチ
ングによって配線材料の端縁が自由端となっても、隣接
した接続リード部に触れるような状態で裏返しになるこ
とがなくなり、短絡不良が防止される。
【0009】
【実施例】次に、この発明の実施例について説明する。
図1及び図2において、1は液晶表示素子、2は駆動用
回路素子であるIC、3は接続リード部、4及び5はガ
ラス基板、6は液晶表示素子1のITO等の電極であ
る。この実施例の基本的な構造は図4に関して述べた従
来例と同様であって、ガラス基板4に形成された電極6
から切れ目なく連続形成されたITO等のパターン6a
上に、図2のようにCr等の中間金属層7を積層し、更
にAl等の配線材料8を積層して接続リード部3が構成
されている。7a及び8aはエッチングにより不要部分
が除去されてガラス基板5の端縁5a付近に生じた中間
金属層7及び配線材料8の端縁である。
【0010】接続リード部3はIC2から放射状に形成
され、中央部分に位置するもの以外はすべてガラス基板
5の端縁5aに対して傾斜した状態のままで端縁5aま
で達しており、外側に位置するものは傾斜した部分がガ
ラス基板5の端縁5aを若干超えてガラス基板4,5の
間に入るようなパターンとなっている。各接続リード部
3上の配線材料8の端縁8aはガラス基板5の端縁5a
に対して平行な配列となっているが、個々の端縁8aの
形成方向は端縁5aに対して平行ではなく、接続リード
部3の長手方向に対して直角またはほぼ直角な方向とな
っている。斜線は端縁8aから先のITOのみとなった
部分を示している。
【0011】この実施例は上述のような構成であり、接
続リード部3が傾斜した状態のままでガラス基板5の端
縁5aに達していて図4における垂直部13aに相当す
る部分が形成されていないため、このような垂直部を設
けるためのスペースが不要となって液晶表示装置を小形
化することが可能である。また、配線材料8の端縁8a
が接続リード部3に対して直角あるいはこれに近い角度
でそれぞれ形成されているので、オーバーエッチングの
ために自由端となった端縁8aが裏返しになることがあ
っても、図2の(b)に鎖線で示すように自己の接続リー
ド部3と重なるだけとなる。このため横にはみ出して隣
接した接続リード部に触れるようなことはなく、短絡が
防止されるのである。
【0012】図3は別の実施例であり、接続リード部3
の傾斜に応じて(a)では配線材料8の端縁8aを逆V字
状に配列し、(b)では端縁8aを円弧状に配列してい
る。すなわち、図1のように端縁8aを直線状に配列
し、しかも個々の端縁8aを接続リード部3に対して直
角に形成するためには、エッチング用マスクの形状が複
雑で製作が困難になる可能性があるが、図3のような配
列であればマスクの縁部は端縁8aの配列に沿った直線
状あるいは円弧状でよく、マスクの形状が単純化される
利点がある。
【0013】
【発明の効果】上述の実施例から明らかなように、この
発明は液晶表示装置において、一方のガラス基板に形成
された接続リード部が駆動用回路素子から広がりながら
他方のガラス基板の端縁に対して傾斜した状態のままで
その端縁付近に達しており、接続リード部に積層された
配線材料の端縁が傾斜した接続リード部において接続リ
ード部の長手方向に対して直角またはほぼ直角な方向に
形成されるようにしたものである。従って、ガラス基板
の端縁付近に接続リード部の垂直部を形成するためのス
ペースが不要であり、しかも配線材料の端縁が隣接した
接続リード部に触れて短絡することがなくなるので、小
形化された液晶表示装置を高い歩留まりで製造すること
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部の平面図である。
【図2】同実施例の接続リード部に沿う断面図及び動作
説明図である。
【図3】他の実施例の要部の平面図である。
【図4】従来例の要部の平面図と接続リード部に沿う断
面図及び不良原因の説明図である。
【符号の説明】
1,11 液晶表示素子 2,12 IC(駆動用回路素子) 3,13 接続リード部 13a 垂直部 4,5,14,15 ガラス基板 5a,15a ガラス基板の端縁 6,16 電極 8,18 配線材料 8a,18a 配線材料の端縁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示素子を構成する2枚のガラス基
    板の一方に駆動用回路素子を実装し、同じガラス基板上
    に形成された複数の接続リード部によって駆動用回路素
    子の各端子部とこれに対応する液晶表示素子の電極との
    間をそれぞれ接続してあり、上記接続リード部が液晶表
    示素子のITO等の電極から切れ目なく連続形成された
    パターンの上にAl等の配線材料を積層した構造である
    液晶表示装置において、上記接続リード部が駆動用回路
    素子から広がりながら他方のガラス基板の端縁に対して
    傾斜した状態のままで該ガラス基板の端縁付近に達して
    おり、且つ接続リード部に積層された配線材料の端縁が
    傾斜した接続リード部において接続リード部の長手方向
    に対して直角またはほぼ直角な方向に形成されているこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
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