JP3154941U - 安全ベスト - Google Patents
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Abstract
【課題】夜間だけでなく、昼間や薄暮にも明確かつ確実に視認できるようにした安全ベストを提供する。【解決手段】生地を裁断縫製したベストの前見頃と後見頃に帯状の再帰反射シートを貼り付けてなる安全ベストにおいて、ベスト10表面側の前見頃と後見頃には反射光による夜間視認性に優れた帯状の第1の再帰反射シート12が貼り付けられる一方、ベスト裏面側の前見頃と後見頃には色彩による昼間視認性に優れた帯状の第2の再帰反射シート13が貼り付けられ、ベストの左右の前見頃がスライドファスナー11によって締着可能に設けられることによりベストが表側及び裏側の両方を使用できるようになっている。【選択図】図3
Description
この考案は安全ベストに関し、特に交通誘導員や交通警備員、あるいは警察官が着用するベストに関する。
例えば、道路工事現場では多数の交通警備員や交通誘導員(以下、単に交通誘導員という)が警備や交通の誘導に従事しており、又交通事故現場や交通取締現場では多数の警察官が活動している。かかる交通誘導員や警察官は夜間において車両の運転者に明瞭かつ確実に視認される必要があることから、安全ベストを着用することが求められている。
従来、この種の安全ベストでは布地やメッシュ地などの基材を用いてベストを縫製し、胸部と背中に帯状の再帰反射シートを縫製又は溶着によって貼り付け、夜間に車両のヘッドライトの光を受けて反射することにより、交通誘導員や警察官の存在を認識できるようにしていた(特許文献1)。
また、胸部と背中で色の異なる再帰反射シートを貼り付けせることによって交通誘導員や警察官がどの方向を向いているのかを迅速に分かるようにした安全ベストも提案されている(特許文献2)。
しかし、光の反射効率のみによって再帰反射シートを選択すると、昼間や薄暮には車両のヘッドライトからの光が照射されないので、再帰反射シートが視認され難いという問題があった。
本考案はかかる問題点に鑑み、夜間だけでなく、昼間や薄暮にも明確かつ確実に視認できるようにした安全ベストを提供することを課題とする。
そこで、本考案に係る安全ベストは、生地を裁断縫製したベストの前見頃と後見頃に帯状の再帰反射シートを貼り付けてなる安全ベストにおいて、上記ベスト表面側の前見頃と後見頃には反射光による夜間視認性に優れた帯状の第1の再帰反射シートが貼り付けられる一方、上記ベスト裏面側の前見頃と後見頃には色彩による昼間視認性に優れた帯状の第2の再帰反射シートが貼り付けられ、上記ベストの左右の前見頃がスライドファスナーによって締着可能に設けられることにより上記ベストが表側及び裏側の両方を使用できるようになっていることを特徴とする。
本考案の特徴の1つは安全ベストを表裏使用可能(リバーシブル)に構成し、前見頃と後見頃の表側に反射光による夜間視認性に優れた第1の再帰反射シートを貼り付け、裏側に色彩による昼間視認性に優れた第2の再帰反射シートを貼り付けた点にある。
これにより、夜間にはベストを表側にして着用することにより、第1の再帰反射シートが車両のヘッドライトの光を受けて反射するので、人間の存在を確実に認識することができる一方、昼間や薄暮には第2の再帰反射シートがその色彩によって視認しやすいので、交通誘導員、交通警備員、警察官等の存在を明確かつ確実に認識できる。
また、本考案の他の特徴はベストをリバーシブルに構成するようにした点にある。これにより、一着のベストで夜間と昼間の二通りの使用ができ、便利である。
ここで、第1の再帰反射シートは白色、黄色、赤色の順序で反射光による視認性が高い。また、第2の再帰反射シートは黄色、赤色、白色の順序で色彩による視認性が高い。したがって、第1の再帰反射シートを白色とし、第2の再帰反射シートを黄色又は赤色とするのがよい。
また、第1、第2の再帰反射シートはベストの前見頃及び後見頃の相互に重なり合う位置に貼り付けるのが好ましい。
また、ベストの生地は特に限定されず、例えば合成樹脂製の糸や天然素材製の糸を用いた布地や合成樹脂製や天然素材製のメッシュ地を採用することができる。
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図3は本考案に係る安全ベストの好ましい実施形態を示す。図において、ベスト10は合成樹脂材料製の例えば黒色のメッシュ地を基材として前見頃と後見頃を展開したシート状に裁断されている。
また、後見頃の胴部両側には例えば幅70mmの締付けベルト16が設けられ、締付けベルト16の端部裏側両縁及び前見頃の胴部表面には面ファスナーが縫合等によって固着され、締付けベルト16を着用する人の腹部の大きさに応じた位置で面ファスナーを相互に締着することによって前見頃と後見頃の胴部を相互に結合できるようになっている。
また、前見頃と後見頃の間には襟首17が形成され、締付けベルト16で結合したときに前見頃と後見頃の間は袖口14となっている。さらに、前見頃及び後見頃の周縁と襟首17の周縁は縁布で覆われて縫製されている。
ベスト10の前見頃には例えば幅70mmの帯状の白色の第1の再帰反射シート12が両肩部から胴部中央にかけて斜めに延びるとともに胴部の締付けベルト16の位置に横方向に延びて配置され、縫合糸によって縫合されて貼り付けられている。
ベスト10の後見頃には例えば幅70mmの帯状の白色の第1の再帰反射シート12が両肩部から胴部中央にかけて斜めに延びるとともに胴部の締付けベルト16の位置に横方向に延びさらに肩甲骨の高さに横方向に延びて配置され、縫合糸によって縫合されて貼り付けられている。
ベスト10の裏側の前見頃及び後見頃には黄色の第2の再帰反射シート13が表側の第1の再帰反射シート12と重なり合うように配置されて縫合糸によって第1の再帰反射シート12と一緒に縫合されている。
また、ベスト10の左右の前見頃の対向する縁にはスライドファスナー11が取付けられ、左右の前見頃を締着できるようになっており、これによってベスト10は表裏を使用できる、つまりリバーシブルに使用できるようになっている。
例えば、夜間には白色の第1の再帰反射シート12が表になるようにベスト10を着用する。すると、第1の再帰反射シート12が車両ヘッドライトの光を受けて反射するので、車両の運転者は人間、例えば交通誘導員、交通警備員、警察官等の存在を確認することができる。
特に、白色の再帰反射シート12は他の色彩の再帰反射シートに比して反射効率が高く、人間の存在を明確かつ確実に視認できるので、夜間の安全性を保証できる。
昼間や薄暮には黄色の第2の再帰反射シート13が表になるようにベスト10を着用する。黄色の再帰反射シート13は太陽光の下では他の色彩のシート、例えば白色よりも人間の目につきやすく、人間の存在を視覚によって明確に確認できるので、昼間や薄暮における安全性を保証できる。
なお、第1の再帰反射シートの色彩は白色に限定されず、黄色や赤色を採用することができる。また、第2の再帰反射シートの色彩は黄色に限定されず、赤色や白色を採用できるが、再帰反射シートと異なる色彩とするのが重要である。
また、上記の例では前見頃と後見頃の胴部を締付けベルトで脱着可能に締着するようにしたが、前見頃と後見頃の胴部を縫合等によって一体化したタイプであってもよい。
10 ベスト
11 スライドファスナー
12 第1の再帰反射シート
13 第2の再帰反射シート
11 スライドファスナー
12 第1の再帰反射シート
13 第2の再帰反射シート
Claims (5)
- 生地を裁断縫製したベストの前見頃と後見頃に帯状の再帰反射シートを貼り付けてなる安全ベストにおいて、
上記ベスト(10)表面側の前見頃と後見頃には反射光による夜間視認性に優れた帯状の第1の再帰反射シート(12)が貼り付けられる一方、上記ベスト(10)裏面側の前見頃と後見頃には色彩による昼間視認性に優れた帯状の第2の再帰反射シート(13)が貼り付けられ、
上記ベスト(10)の左右の前見頃がスライドファスナー(11)によって締着可能に設けられることにより上記ベスト(10)が表側及び裏側の両方を使用できるようになっていることを特徴とする安全ベスト。 - 上記第1、第2の再帰反射シート(12,13) が白色、黄色及び赤色の群から選択され相互に異なる色彩である請求項1記載の安全ベスト。
- 上記第1の再帰反射シート(12)が白色であり、上記第2の再帰反射シート(13)が黄色又は赤色である請求項2記載の安全ベスト。
- 上記第1、第2の再帰反射シート(12,13) がベスト(10)の前見頃及び後見頃の相互に重なり合う位置に貼り付けられている請求項1記載の安全ベスト。
- 上記ベストの生地が布地又はメッシュ地である請求項1記載の安全ベスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005910U JP3154941U (ja) | 2009-08-20 | 2009-08-20 | 安全ベスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005910U JP3154941U (ja) | 2009-08-20 | 2009-08-20 | 安全ベスト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3154941U true JP3154941U (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=54859032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009005910U Expired - Fee Related JP3154941U (ja) | 2009-08-20 | 2009-08-20 | 安全ベスト |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3154941U (ja) |
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2009
- 2009-08-20 JP JP2009005910U patent/JP3154941U/ja not_active Expired - Fee Related
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