JP3154909U - マニキュアの簡易落とし具 - Google Patents

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隆司 小迫
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隆司 小迫
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Abstract

【課題】爪に塗布したマニュキアを効率よく落とすことができ、また、家庭においても、落とす作業をしながら他の作業も併せて行えるマニュキアの簡易落とし具を提供する。【解決手段】適宜な幅と長さを有するテープ本体1を設け、該テープ本体1の片面の両端部に、それぞれ粘着材2,2′を設け、一方の粘着材2に、略、隣接して、除去液4を含ませる、適宜な幅のコットン等の保水部材3を設け、該テープ本体1の一端部及び他端部の粘着材2′には、それぞれ保護部材5,5′を設けてマニュキアの簡易落とし具を提供する。【選択図】図1

Description

この考案は、マニキュアの簡易落とし具に関するもので、特に、ジェルネイル(商標)と呼ばれるマニキュアの簡易落とし具に関する。
従来、おしゃれとして、幅広く、女性は、ファッション、化粧、そして爪(ネイル)にマニキュアを塗ったり、その上に飾りやラメ等の装飾部材を載せたりしてお洒落を楽しんでおり、それ専門のネイルショップも開設され、繁盛している。
そして、上記マニュキアは、ラッカーエナメルやジェルネイル(商標)と呼ばれる,ゲル状のネイルコートがあり、このネイルコートは、爪に重ね塗りし、UVライト照射(紫外線)によって樹脂硬化を促進させるもので、これまでのラッカーエナメル(ラッカー系樹脂塗料)に比べ、ネイル表面の硬化度が高いため、キズ付きにくく、飾りやラメなどの装飾を施した場合、オーバーコートの重ね塗りと表面硬化により仕上がりが綺麗で傷みにくいという特徴がある。
そして、ラッカーエナメルの除去は、コットン又はティッシュに除去液を含ませ、擦り取ることが行われているが、ジェルネイルの場合、エナメル樹脂が硬化しているため、単に、除去液を含ませたもので擦るだけでは、全く取り除くことができない。
そのため、ネイルサロン等では、コットンや、ティッシュに専用の除去液(アセトン主体)を含ませたものを爪の上に置き、その上をアルミホイルや食品用ラップなどで覆い、除去液の溶剤性により樹脂を軟化させて、ネイルスティック(擦り棒)などで爪の表面をこそぎ取っている。
しかし、アルミホイルは、爪の上に載置しただけではカサカサと移動しやすく、ネイルへの密着性に欠けるため、軟化に要する時間が長くかかり、また、ホイル内で除去液を含んだものが作用している事が外部からは視認できないため,めくって確認したり、二度手間となることが少なくなかった。
さらに、ラップを利用した場合には、ラップ樹脂の柔軟性によりアルミホイルに比べて、ネイルへの密着性はあるものの、除去液(溶剤系)が気化しやすく、従って、ネイルが軟化し難く、何度も除去液の補充や取り替えが必要となるという欠点があった。
そこで、この考案の課題は、爪に塗布したジェルネイルと呼ばれるマニキュアを効率よく、落とすことができ、また、家庭においても、除去作業をしながら、他の作業も併せて行えるマニキュアの簡易落とし(ソークオフともいう)具を開発することにある。
この考案による課題を解決するための手段としては、 適宜な幅と長さを有するテープ本体を設け、該テープ本体に設けた保水部材に除光液(有機溶剤系、アセトン主体)を含ませ、テープ本体への固定は、除去液で溶けない接着剤を用いるか、若しくは熱によるテープ本体樹脂と接着させ、適当時間経過後にテープ本体を指から外して軟化したマニキュアを膜状に取り除く(ソークオフ)簡易落とし具である。
この考案によると、テープ本体(1)に設けた保水部材(3)に除去液(4)を含ませ、爪(Y)に塗ったマニキュア(Z)に当接して設け、暫く指先をテープ本体(1)で重合しておき、適当時間経過後にテープ本体(1)を指から外してマニキュア(Z)をソークオフ(除光液で落とす)するため、5本の指を一度に、それぞれテープ本体(1)で巻回し、その間、他の作業も行える等極めて有益なる効果を有する。
また、テープ本体(1)に装着された保水部材(3)にのみ、除去液(4)を含ませるため、除去液(4)を無駄に沢山使用することもなく、さらに、テープ本体(1)の両端部には、粘着材を設けたため、該粘着材を巻き始めと巻き終わりとに使用し、爪(Y)を有する指先部分をしっかりと巻回して固定することができ、これにより保水部材(3)に含ませた除去液(4)が爪に塗布したマニキュア(Z)としっかりと当接することにより、剥がし易くなり、また粘着材(2)(2′)は保護部材(5)(5′)で被覆されるため、粘着効果が保持される等極めて有益なる効果を奏するものである。
この考案の一実施例を示す斜視図である。 この考案の使用時を示す説明図である。 この考案の使用方法を示す説明図である。 この考案の使用方法を示す説明図である。
以下、この考案の好適な実施の形態について述べると、図1は、この考案の一実施例を示す斜視図を示す。図2はこの考案の使用時を示し、保護部材(5)(5′)を取り除いた状態を示す説明図である。図3は、この考案の使用を示し、最初に指の腹(X)に粘着材(2′)を貼り、爪(Y)に塗ったマニキュア(Z)を保水部材(3)に含ませた除去液(4)が当接するよう配置した状態を示す。図4は、この考案の使用を示し、爪並びに指に巻回したテープ本体(1)を、最後に、粘着材(2)で貼着し固定する状態を示す説明図である。
この考案の一実施例を図1に従って詳細に説明すると、適宜な幅と長さを有するテープ本体(1)を設け、該テープ本体(1)の片面の両端部に、それぞれ粘着材(2)(2′)を設け、一方の粘着材(2)に、略、隣接して、除去液(4)を含ませる,適宜な幅のコットン等の保水部材(3)を設け、該テープ本体(1)の一端部及び他端部の粘着材(2′)には、それぞれ保護部材(5)(5′)を設けたことを特徴とするマニキュアの簡易落とし具から構成される。
尚、テープ本体(1)は、耐水性・耐薬性を有する素材であり、図2に示すように、テープ本体(1)の両端部付近に、それぞれ設けた粘着材(2)(2′)には、保護部材(5)(5′)を剥がして、指の腹(X)に、先ず、テープ本体(1)の粘着材(2)の部分を貼りテープ本体(1)の巻き始めとし、次に、除去液(4)を含ませた保水部材(3)が、マニキュア(Z)を塗った爪(Y)に位置するようにテープ本体(1)をキツく巻き、巻き終わりに、粘着材(2′)を貼り堅牢に固定するである。
また、テープ本体(1)の両端部付近に設けた保護部材(5)(5′)は、テープ本体(1)と同様の材質であってもよく、剥離紙であってもよい。
この考案のマニキュアの簡易落とし具の技術を確立し、実施・販売することにより、産業上利用できるものである。
1 テープ本体
2 粘着材
2′粘着材
3 保水部材
4 除去液
5 保護部材
5′保護部材
X 指の腹
Y 爪
Z マニキュア

Claims (1)

  1. 適宜な幅と長さを有するテープ本体(1)を設け、該テープ本体(1)の、片面の両端部にそれぞれ粘着材(2)(2′)を設け、一方の粘着材(2)に、略、隣接して、除去液(5)を含ませる,適宜な幅のコットン等の保水部材(3)を設け、該テープ本体(1)の一端部及び他端部の粘着材(2′)には、それぞれ保護部材(5)(5′)を設けたことを特徴とするマニュキアの簡易落とし具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012070830A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Piac Co Ltd ネイル装飾除去テープ及びネイル装飾除去テープの製造方法
JP2013183754A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 Natural Field Supply:Kk 義爪用uvジェル

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