JP3154841U - 弾性線条体の端子接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】強靭なクッションゴムを有する弾性線条体の端子接続構造を提供する。【解決の手段】クッションゴムCは、道糸とハリスBとの間に介在させる弾性線条体1からなる弾性線条体1の端子部がループ体2で、サルカン3のリング部4に連結されるが、これらのループ体2に近似する個別でなる第二ループ体5をループ体2に溶着重ね合わせて、リング部4と連結する。【選択図】図1
Description
この考案は、釣り用クッションゴムに関し,詳しくは道糸側とハリス側間に介在し、魚が釣れた際の急激な衝撃を緩和し、ハリス切れや魚の口切れの防止を目的とする、釣り用クッションゴムの改良で、魚の過度な引っ張り荷重を受ける事で、釣り用クッションゴムが最大限に伸びきった時点で、この弾性線条体の端子部が接続するサルカン(撚り戻し具)の連結部が最も切れ易い個所とされ、この連結部を強靭な構造にする為の改良に関する。
この種の従来の技術として,図7での述べるように、熱可塑性ポリウレタンエラストマ材で押出し成形された線材を所定の長さにカットされた、伸縮自在な弾性線条体1の両端子部が、サルカン3に具備するリング部4に夫々通されて折り返し作られたループ体2の其の根元部5aが高周波熱溶着方等によって溶着されて、弾性線条体1はサルカン3に接続され、更にこれらの双方のサルカン3の片方のリング体4は道糸AとハリスBに夫々接続されることで双方の間にクッションゴムCが介在する構成である。
このように構成するクッションゴムCは、道糸A側とハリスB側の間に位置しての一般的な仕掛けが作られるが、沖から寄せエサが届かない所に居る魚をカゴに詰めた寄せエサで攻める、カゴ釣りではクッションゴムCの道糸A側のサルカン3に寄せエサを詰め込むカゴが吊るされ、海中で寄せエサを撒き,魚をおびき寄せ集め、クッションゴムCのハリスB側に接続した釣り針のエサを魚に食い付かせて釣り上げるが、エサに食いついた魚は、逃げ出す瞬時に引つ張る衝撃がクッションゴムCの伸縮性によってショックが緩和され,針り掛かりでの魚の口切れや、ハリスBや道糸Aの不測な糸切れを未然に防止し、更には魚の一瞬の急激なアタリに順応する事で魚への針り掛かりを確実なものにし、釣りの成果を上げるのに重要な役目を果たしている。
この様にクッションゴムCを仕掛けにしての、釣りの多くはカゴ釣り或いは船釣り用に使うカゴにオモリのついたビシ釣りで、南方に生息する高級魚シマアジや防波堤の夜釣りの夜行性イサキ、或いは磯周辺を回遊する巨大魚ヒラマサや船釣り主流のマダイ釣り或いは防波堤での足場の高い磯でのポイントが遠く深い場所でのメジナ釣りなどでの仕掛けに、クッションゴムCと併用するこれらのカゴ釣りやビシ釣りにて釣りの釣果を上げていることで知られる。
しかしながら従来技術でのクッションゴムは海中で魚がエサをあさって、アタリがある場合はエサに食い付き引っ張りが繰り返し、弾性線条体にその都度伸び縮みの繰り返しとなり、魚がエサの付いた釣り針を呑み込む前にクッションゴムが伸びきり弾力を失い、経たってしまう事で、新品のクッションゴムに頻繁に取り替えなければならないという課題がある。
また食いついた魚が逃げ回るのを釣り上げるのにクッションゴムにかかる魚の引き力が限りなく道糸側との綱引き状態の為、図7に示す様にサルカンのリンク部に接続するクッションゴムの端子部のループ体の接合部で、細い金属で成るリンク部が相手に食い込み細くなり強度が落ちてちぎれるか、或いは図8、図9で示す様にループ体の溶着した部位がまつさきに切断するか、図10で示す接着部の剥がれ等が弱点とされる課題がある。
この考案はかかる課題を解決する為に、請求項1での考案は、図1で述べる様に、道糸AとハリスBとの間に介在させる弾性線条体1とサルカン3からなるクッションゴムCにおいて、これらの本体となる弾性線条体1の端子部がループ体2で、サルカン3のリング部4に連結されるがこれらのループ体2に近似する個別でなる第二ループ体5を前記ループ体2に溶着重ね合わせて、サルカン3の具備するリンク部4と連結した構成とする。
次ぎに請求項2での考案は、図2、図3、図4で述べる様に、前記する弾性線条体1の端子部に設けたループ体2と、それに重なる第二ループ体5との双方の根元部5aの重なる溶着部1aにパッキング6を挟んで双方を高周波溶着した構成とする。
次ぎに請求項3での考案は、図5での要部断面図で述べる様に、道糸AとハリスBとの間に介在させる弾性線条体1からなるクッションゴムCにおいて、これらの弾性線条体1の端子部の端子部の折り返しによって重なる溶着部1aの間にパッキング6aを挟んで溶着して、サルカン3のリング部4と連結した構成で前記する第二ループ体5を除いてのクッションゴムCの形態とする
次ぎに請求項4での考案は図6で述べる様に、前記する弾性線条体1のこれらの端子部のループ体2が、サルカン3のリング部4と接続で成るクッシヨンゴムC以外での他の用具でのパーツDに具備するリング部44に接続されて構成するものに適用するものである。
本考案は上述の通り構成作用するので次ぎの優れた効果を奏する。即ち第一実施例での請求項1で述べる様に、道糸とハリスの間に介在されて使用された際に、魚が釣り針にかかった際の強烈な引っ張りでも、クッションゴムの最も切れ易いリンク部が補強された事でかなり細いクッションゴムを使ってカゴ釣りやビシ釣りの幅広い魚を対象に釣果を上げ、且つ細い故にクッション効果が発揮出来ることで、釣り針にかかった際の引きで魚の口切れ等で魚を逃がしたり、糸切れを防ぐことの出来る弾性線条体の端子接続構造を提供出来る。
また第二実施例を請求項2及び第三実施例を請求項3で述べる様に、弾性線条体の端子部の折り返しでの重なる隙間にパッキングを挟んで相互の接合する表面積を広くし接着力を高めるこになり、溶着部の補強を助勢することで、溶着剥がれのない弾性線条体の端子接続構造を提供できる。
また第四実施例を請求項4で述べる様に、これらの構成は広く応用が出来、釣り用でのクッションゴムに限定する事無く、例えば、弾性線条体の一端をサーフボードやボディーボード等に接続する一方、他方を足首や手首等の体の一部に接続する用具等に使い従来での太い紐体よりかなり細い紐体で水抵抗を激減出来る効果を出せる等の弾性線条体の端子接続構造を提供出来る。
以下に図示の実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明する。即ち図1は本考案での第一実施例に基づく要部での斜視図で、釣りに使うクッションゴムCは多くは軟質で伸び率、引っ張り強度、反発弾性、成形加工性等に優れた最適な材質とされる熱可塑性ポリウレタンエラストマーを使って押出し成形でなる、これらが所定の太さと長さで成る弾性線条体1の端子部がループ体2で、サルカン3に具備する回動自在のリング部4に連結されるが、これらはサルカン3のリング部4に弾性線条体1の端子部を通し、折り返し重ね合わせ相互を溶着している。これらの弾性線条体1の端子部のループ体2に近似する個別でなる同一材質で同一太さが望ましいが、其の限りでなく、サルカン3に具備するリング部4に差し込まれ折り返し重ね合わせられて、双方の根元部5aが溶着され、二本のループがリング部4に連結することで、切断強度を倍増する構成である。
次ぎに図2、図3は本考案での第二実施例基づく要部での平面図で、図4は図3でのAA矢視での断面図で、これらの実施例は前記する弾性線条体1の端子部に設けたループ体2と、それに重なる第二ループ体5との双方の根元部5aの重なる溶着部1aの間に弾性線条体1に同一の材質、或いはそれに相当でなる材質のパッキング6を挟んで双方を溶着して一体化するが、多くは高周波溶着の為双方の接着面積を極力広げるためのパキング6の形状が望ましく本実施例では、丸い弾性線条体1に整合するための両面に対向してR状の窪み6aを設けた構成である。
次ぎに図5は本考案での第三実施例での弾性線条体1の根元部5aの重なる溶着部1aにパッキング66を挟んでの要部断面図で、これらの実施例では、パッキング66の形態は、重なり合う根元部5aの接着面に密着でなるR状の窪み6aを両面に設ける事で、接着面の溶着強度を増強し溶着部1aの破損トラブル発生を防止する構成である。
次ぎに図6は本考案での第四実施例での要部斜視図で、これらの実施例は、釣り用の仕掛けに使われるクッションゴムCに限定す事無く、其のままでの仕組みを他の生活用具等に広く転用可能とするもので、極身近な最適な例としてあげるに、弾性線条体1の端子部のループ体2と第二ループ体5との二重構造での、これらのループにリング部44付きでのフックからなるパーツDは、サーフボードーやボディーボードに接続する一方、他端は足首や手首の一部に固定するバンド等に接続するなどの命綱として使うのに従来の太さと同じ長さでの弾性線条体1の引っ張り強度と同等の強さを出すのに、クッション性の良いかなり細い弾性線条体1に代替出来る為、軽く且つ海中での水抵抗を少なく出来る新たな効果を出すことが可能である。
これらの本考案での弾性線条体でのループ体2,5の構成は個別でなる用具に接続するのに、完成したループ体2、5にスナップ付きのリングを後付けでも良く、ループ体2、5に用具の接続は用途に依って選択される事になる。
A 道糸
B ハリス
C クッションゴム
D パーツ
1 弾性線条体
1a 溶着部
2 ループ体
3 サルカン
4、44 リング部
5 第ニループ体
5a 根元部
6、66 パッキング
B ハリス
C クッションゴム
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5 第ニループ体
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6、66 パッキング
Claims (4)
- 道糸(A)とハリス(B)との間に介在させる弾性線条体(1)からなるクッションゴム(C)において、これら弾性線条体(1)の端子部がループ体(2)で、サルカン(3)のリンク部(4)に連結されるがこれらのループ体(2)に近似する個別でなる第二ループ体(5)を前記ループ体(2)に溶着重ね合わせて、リンク部(4)と連結したことを特徴とする弾性線条体の端子接続構造。
- 前記する弾性線条体(1)の端子部に設けたループ体(2)と、それに重なる第二ループ体(5)との双方の根元部(5a)の重なる溶着部(1a)にパッキング(6)を挟んで双方を高周波溶着したことを特徴とする請求項1記載の弾性線条体の端子接続構造。
- 道糸(A)とハリス(B)との間に介在させる弾性線条体(1)からなるクッションゴム(C)において、これらの弾性線条体(1)の端子部の折り返しによって重なる溶着部(1a)の間にパッキング(66)を挟んで溶着して、サルカン(3)のリング部(4)と連結したことを特徴とする弾性線条体の端子接続構造。
- 前記する弾性線条体(1)のこれらの端子部のループ体(2)が、サルカン(3)のリング部以外での他のパーツ(D)に具備するリング部(44)に接続されたことを特徴とする請求項1、2又は3項記載の弾性線条体の端子接続構造。
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JP2009005893U JP3154841U (ja) | 2009-07-29 | 2009-07-29 | 弾性線条体の端子接続構造 |
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CN112425576A (zh) * | 2020-11-19 | 2021-03-02 | 江门市永业新型线材有限公司 | 一种高强度仿生钓鱼线 |
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2009
- 2009-07-29 JP JP2009005893U patent/JP3154841U/ja not_active Expired - Fee Related
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