JP3154720U - 記録媒体用収納ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】大型収納ケースに小型収納ケースを格納する際に位置決めを容易に行うことができ、搬送時の振動等によって小型収納ケース内の情報破壊を防止する記録媒体用収納ケースを提供する。【解決手段】第一の収納ケース10におけるケース本体1及び\又はケース蓋体2の裏面側に四角形状の凸状部を相互に対向するように二以上設け、該凸状部の凸状平面4に四角形状の貫通孔5が形成され、前記第二の収納ケースの平面又は底面の稜線部に前記第一の収納ケースにおける貫通孔5に挿通される二以上の嵌合爪が形成され、当該嵌合爪は第二の収納ケースの平面又は底面から垂直に立設する立設部と対向方向に略直角に屈曲する爪部とを有し、第二の収納ケースにおける当該爪部を第一の収納ケースにおける前記貫通孔5に挿通し立設部の可撓性による弾撥力を利用して凸状平面4の裏側に嵌合固着する構造を有する記録媒体用収納ケースである。【選択図】図1

Description

本考案は、SDメモリーカード、miniSDカード、microSDカード、メモリースティック、USBメモリー等の記録媒体を収納したケースや、ディスク状記録媒体、小冊子その他の付属物を収納するのに最適な収納ケースに関するものである。
従来、ディスク状記録媒体を収納するケースとして、ケース本体内にディスク状記録媒体の中心孔をボタン状部材に着脱自在に固定し、該ボタン状部材の弾性機構によって、中心部を押圧することによって、簡単にディスク状記録媒体の取り外しが可能となるディスク収納ケースが知られていた(例えば、特許文献1、特許文献2等)。
近年、上記ディスク収納ケースには、ディスク状記録媒体に加えて、メモリーカードや小冊子その他の付属物、追加のディスク状記録媒体を一緒に収納する要求が高まっている。
このような要求に対応するため、収納ケースのヒンジ部の裏面に所定機構のアタッチメントを形成し、追加のディスク状記録媒体を固定するプレートを取り付けるディスク収納ケースが創作されていた(例えば、特許文献3)。
またメモリーカード自体を着脱自在に弾発固定するディスク収納ケースとして特許文献4が知られていた。これをメモリーカード自体を着脱する機構としては優れているが、メモリーカードが剥き出しであることから露出しているカードの端子部分を傷つけたり、埃等の付着を防止できない点や、複雑な機構が必要となり、収納スペースを広く占有するといった欠点があった。
さらにディスク収納ケースの一端に収納スペースを設けて、内ケースを収納するディスク収納ケースが創作されていた(例えば、特許文献6)。この収納ケースでは、内ケースを収納した後に内ケースを覆う蓋部材が必須となり、収納ケースをプラスチックの射出成形装置で形成した後、別の工程で製造した蓋部材を嵌め込む必要があり製造工程が煩雑なるという問題点が指摘されていた。
一方、近年ではディスク記録媒体に格納されたコンテンツを自宅等の据え置き型の機器で見ることに加え、外出先で携帯電話やカーナビゲーションに差し込むことによりコンテンツを見るために、SDカードやMicroSDカード等をディスク記録媒体と共に収納ケースに固定する要求も高まっている。このような収納ケースにおいては、用途に応じて外出先へメモリーカード等のみをディスク収納ケースから取り外して携帯することが望まれることから、メモリーカード等用の小型の収納ケースと、前記小型の収納ケースを簡単に着脱固定することができる大型の収納ケースとが要求されることになる。
特許第2863317号公報 特開2002−293392号公報 特開2002−308367号公報 特開2001−58689号公報 特開2005−104552号公報
本考案は、上記従来技術の問題点である、メモリーカード等の端子部分を傷つけず、埃等の付着を防止する収納ケースを着脱自在に固定する機構を有する記録媒体用収納ケースを提供することを目的とする。
また所定規格の大型の収納ケースにおいて小型の収納ケースを収納するスペースを最小限に抑制すると共に、プラスチック等の射出成形装置で簡易・廉価に製造することができる記録媒体用収納ケースを提供することを目的とする。
また大型収納ケースに小型収納ケースを格納する際に位置決めを容易に行うことができる記録媒体用収納ケースを提供することを目的とする。
さらに搬送時の振動等によって大型収納ケースに固定された小型収納ケース内の記録媒体に格納された情報破壊を防止する記録媒体用収納ケースを提供することを目的とする。
本考案は、上記課題を解決するために以下の構成を採用した。
(1)ケース本体とケース蓋体とがヒンジによって開閉自在に枢支される第一の収納ケースの裏面側に、記録媒体を収納する構造を有する第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造を有する記録媒体用収納ケースであって、前記第一の収納ケースにおけるケース本体及び\又はケース蓋体の裏面側に四角形状の凸状部を相互に対向するように二以上設け、該凸状部の凸状平面に四角形状の貫通孔が形成され、前記第二の収納ケースの平面又は底面の稜線部に前記第一の収納ケースにおける貫通孔に挿通される二以上の嵌合爪が形成され、当該嵌合爪は第二の収納ケースの平面又は底面から垂直に立設する立設部と対向方向に略直角に屈曲する爪部とを有し、第二の収納ケースにおける当該爪部を第一の収納ケースにおける前記貫通孔に挿通し立設部の可撓性による弾撥力を利用して凸状平面の裏側に嵌合固着する構造を有することを特徴とする記録媒体用収納ケースである。
(2)前記第二の収納ケースが、ケース本体とケース蓋体とがヒンジによって開閉自在に枢支されており、該ヒンジと反対側の面にスリットの付いたリブとスリットに挿入される凸状体よりなる固着構造を有することを特徴とする上記(1)記載の記録媒体用収納ケースである。
(3)前記第一の収納ケースにおけるケース本体の裏面側における前記第二の収納ケースを嵌合固着する箇所以外にディスク状記録媒体が収納される箇所を有し、当該箇所にディスク状記録媒体の中心孔が着脱自在に固定される機構を有することを特徴とする上記(1)又は(2)記載の記録媒体用収納ケースである。
(4)前記第一の収納ケースにおけるケース蓋体の裏面側に解説書等の小冊子その他の付属物を差込可能に収納するクリップが蓋体側壁に沿って二以上形成されていることを特徴とする上記(1)乃至(3)のいずれか一に記載された記録媒体用収納ケースである。
(5)前記ケース本体の長手方向端部の略中央に四角形状の凸状部を対向させて設けたことを特徴とする上記(1)乃至(4)のいずれか一に記載された記録媒体用収納ケースである。
(6)前記第一の収納ケースにおけるヒンジの裏側にディスク状記録媒体を固定する収納プレートを回動自在に取り付けるプレート取付部が形成されていることを特徴とする上記(1)乃至(5)のいずれか一に記載された記録媒体用収納ケースである。
本考案は、SDカードやMicroSDカード等を収納した小型の収納ケースを着脱自在に固定することができる収納ケースを提供するという効果を奏する。
また、大型の収納ケースにおいて小型の収納ケースを収納するスペースを最小限に抑制すると共に、プラスチック等の射出成形装置で簡易・廉価に製造することができる記録媒体用収納ケースを提供するという効果を奏する。
また大型収納ケースに小型収納ケースを格納する際に位置決めを容易に行うことができる記録媒体用収納ケースを提供するという効果を奏する。
さらに搬送時の振動等によって大型収納ケースに固定された小型収納ケース内の記録媒体に格納された情報破壊を防止する記録媒体用収納ケースを提供するという効果を奏する。
本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第一の収納ケースの一実施形態を示す平面図である。 本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第二の収納ケースの一実施形態を示す図である。(a)は、本記録媒体用収納ケースの平面図、(b)は右側面図、(c)は正面図である。 第二の収納ケースと、第一の収納ケースに形成された第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造との着脱を説明するための斜視図である。 図3において第一の収納ケースと第二の収納ケースとを嵌合固着した際における、IV−IV矢視断面図である。 本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第一の収納ケースの他の実施形態を示す平面図である。 本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第二の収納ケースの一実施形態を示す平面図である。 本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第二の収納ケースの他の実施形態を示す平面図である。 本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第一の収納ケースの更に他の実施形態を示す斜視図である。 本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第一の収納ケースの更に他の実施形態を示す平面図である。 本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第一の収納ケースの更に他の実施形態を示す平面図である。
以下、本考案に係る実施形態の例示を図面に則して説明する。以下の説明は、本考案の例示であって本考案を限定するものではない。
実施形態1
図1は、本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第一の収納ケースの一実施形態を示す平面図である。記録媒体用収納ケースは開かれた状態にある。
図1に示す如く、本実施形態に使用される第一の収納ケース10は、ケース本体1とケース蓋体2とがヒンジ3によって開閉自在に枢支されている。
第一の収納ケースの裏面側には、図示しない小型の記録媒体を収納する第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造14が形成されている。
かかる第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造14は、第一の収納ケース10におけるケース本体1の裏面側に四角形状の凸状部を相互に対向するように設けてなる。かかる凸状部は、ケース本体1の長手方向端部の中央に対向させて設けられている。
また凸状部の凸状平面4,4には、四角形状の貫通孔5,5が形成されている。かかる四角形状の貫通孔5,5には、後述する第二の収納ケースの底面の稜線部に形成された嵌合爪が挿通される。挿通された嵌合爪は、凸状平面4,4の裏側に嵌合固着される。
第一の収納ケース10におけるケース本体1の裏面側における前記第二の収納ケースを嵌合固着する箇所以外には、図示しないディスク状記録媒体が収納される箇所が設けられている。ここで、ディスク状記録媒体としては、例えば、CD、DVD、DVD−ROM、その他の直径12cmの光ディスク、光磁気ディスク等が挙げられる。
第一の収納ケース10におけるケース本体1の裏面側には、ディスク状記録媒体の収納箇所6が設けられており、ディスク状記録媒体の中心孔を着脱自在に固定するボタン状部材を用いた機構7が形成されている。ボタン状部材は弾性部材によって弾撥軸支されており、固定されたディスク状記録媒体を取り外す際には、ボタン状部材の中心部分を手指で押圧することによってディスクを簡単に取り外すことが可能である。
第一の収納ケース10は、ケース本体1が19.2mm×13.5mm、ケース蓋体2が19.2mm×13.5mmであり、ヒンジ部3が19.1mm×12mmである。またケース本体1の厚みが7mmであり、ケース蓋体の厚みが7.5mmであり、ケース本体1とケース蓋体を閉じた際の厚みは14mmである。勿論、本寸法は実施形態1に固有のものであり、本考案の目的の範囲内で自由に設計することができる。
第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造14は、長手方向が10mmであり、短手方向が6mmであり、四角形状の貫通孔5,5は、7mm×1.5mmである。対向する第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造14の間隔(L1)は22mmである。
また、第一の収納ケース10は合成樹脂またはアルミ等の金属にて成形されたものであって、合成樹脂の場合は、蓋等の付属品が存在しないことから、一度の射出成形加工において簡易・廉価に製造することができる。
図2は、本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第二の収納ケースの一実施形態を示す図である。記録媒体用収納ケースは開かれた状態にある。図2(a)は、本記録媒体用収納ケースの平面図、同(b)は右側面図、同(c)は正面図である。
図2(a)に示す如く、本実施形態に使用される第二の収納ケース20は、ケース本体21とケース蓋体22とがヒンジ23によって開閉自在に枢支されている。
第二の収納ケース20の底面側の稜線部には、上述した第一の収納ケース10における貫通孔5,5に挿通される嵌合爪24,24が形成されている。図2(c)に示す如く、かかる嵌合爪24は第二の収納ケース20の底面から垂直に立設する立設部25と対向方向に直角に屈曲する爪部26とを有している。
第二の収納ケース20における前記爪部26を、上述の第一の収納ケース10における前記貫通孔5に挿通し立設部25の可撓性による弾撥力を利用して凸状平面の裏側に嵌合固着する構造を有している。
第二の収納ケース20におけるケース本体21の裏面側には、記録媒体の格納機能27が設けられている。記録媒体としては、メモリーカード、メモリースティック、USBメモリー等が挙げられる。本実施形態1ではmicroSDカードを例に説明する。
ケース本体21の右側面には、図2(b)に示す如く、本体より延出してリブ28が形成されている。かかるリブ28にはスリット29が穿設されている。リブ28は折り返しヒンジ30を軸として上下に回動する。次に図示しないmicroSDカードを格納機能27に収納した後、ケース蓋体22を閉じる。図2(a)に示す如く、ケース蓋体22の左側面には、凸状体31が形成されており、ケース蓋体22を閉じた際、前記したリブ28のスリット29に凸状体31を挿入される固着構造が形成されている。
次に前述した第一の収納ケースと第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造について詳細に説明する。
図3は、第二の収納ケース20と、第一の収納ケース10に形成された第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造14,14との着脱を説明するための斜視図である。説明の都合上、第一の収納ケース20における第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造14,14以外の部材については図示しない。
前記第一の収納ケース10のケース本体裏面側には、四角形状の凸状部が形成されている。かかる凸状部の凸状平面には四角形状の貫通孔5,5が形成され、前記第二の収納ケース20の底面の稜線部に形成された嵌合爪24が挿入される。嵌合爪24は第二の収納ケース20の底面から垂直に立設する立設部25と外側方向に直角に屈曲する爪部26とを有し、第二の収納ケース20における爪部26を第一の収納ケースにおける前記貫通孔5,5に挿通し、立設部の可撓性による弾撥力を利用して凸状平面4,4の裏側に嵌合固着することができる。
図4は、図3において第一の収納ケース10と第二の収納ケース20とを嵌合固着した際における、IV−IV矢視断面図である。
前記第一の収納ケース10のケース本体裏面側には、四角形状の凸状部が形成されており、かかる凸状部の凸状平面には四角形状の貫通孔5が形成されている。かかる貫通孔5には、前記第二の収納ケース20の底面の稜線部に形成されている嵌合爪24が挿入される。
嵌合爪24は第二の収納ケース20の底面から垂直に立設する立設部25と外側方向に直角に屈曲する爪部26とを有し、第二の収納ケース20における爪部26を第一の収納ケースにおける前記貫通孔5に挿通し、図4に示す如く、立設部の可撓性による弾撥力を利用して凸状平面4の裏側に嵌合固着されている。
ここで、貫通孔5の短手幅(L)は、1.5〜2.0mmであり、凸状部の基部短手方向(L3)は3.0〜4.0mmであり、凸状部の頂部短手方向(L4)は5.0〜6.0mmであり、凸状平面4の短手方向幅(L5)は1.0〜1.5mmであり、凸状部の表面からの高さ(L6)は1.0〜2.0mmであり、爪部26の幅(L7)は1.0〜2.0mmである。
実施形態2
図5は、本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第一の収納ケースの他の実施形態を示す平面図である。記録媒体用収納ケースは開かれた状態にある。
図5に示す如く、本実施形態に使用される第一の収納ケース50は、ケース本体41とケース蓋体42とがヒンジ43によって開閉自在に枢支されている。
第一の収納ケースの裏面側には、図示しない小型の記録媒体を収納する第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造16が形成されている。
かかる第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造16は、第一の収納ケース50におけるケース本体41の裏面側に四角形状の凸状部を相互に対向するように設けてなる。かかる凸状部は、ケース本体41の長手方向端部の中央に図に示す如く対向させて設けられている。
また凸状部の凸状平面44,44には、四角形状の貫通孔45,45が形成されている。かかる四角形状の貫通孔45,45には、後述する第二の収納ケースの底面の稜線部に形成された嵌合爪が挿通される。挿通された嵌合爪は、凸状平面44,44の裏側に嵌合固着される。
第一の収納ケース50におけるケース本体41の裏面側における前記第二の収納ケースを嵌合固着する箇所以外には、図示しないディスク状記録媒体が収納される箇所が設けられている。
第一の収納ケース50におけるケース本体41の裏面側には、ディスク状記録媒体の収納箇所46が設けられており、ディスク状記録媒体の中心孔を着脱自在に固定するボタン状部材を用いた機構47が形成されている。ボタン状部材は弾性部材によって弾撥軸支されており、固定されたディスク状記録媒体を取り外す際には、ボタン状部材の中心部分を手指で押圧することによってディスクを簡単に取り外すことが可能である。
第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造16は、長手方向が10mmであり、短手方向が6mmであり、四角形状の貫通孔5,5は、7mm×1.5mmである。対向する第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造16同士の間隔(L)は61mmである。
前記第一の収納ケース50におけるケース蓋体の裏面側に解説書等の小冊子その他の付属物を差込可能に収納するクリップ48,48が蓋体側壁に沿って二体形成されている。
一対のクリップ48,48は、ケース蓋体42から立ち上がって波形に延出しており、クリップ48,48の箇所に対応するケース蓋体42はクリップ型に繰り抜かれて開口49している。このようにクリップ48,48は、開口49部において曲成して延出する形状を有し、弾撥力が付与されている。
図6は、本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第二の収納ケース60の一実施形態を示す平面図である。記録媒体用収納ケースは開かれた状態にある。
図6に示す如く、本実施形態に使用される第二の収納ケース60は、ケース本体51とケース蓋体52とがヒンジ53によって開閉自在に枢支されている。
第二の収納ケース60の底面側の稜線部には、上述した第一の収納ケース50における貫通孔45,45に挿通される嵌合爪54,54が形成されている。かかる嵌合爪は図2乃至図4に示すものと同様の構造を有している。
第二の収納ケース60における前記爪部56,56を、上述の第一の収納ケース50における前記貫通孔45に挿通し立設部の可撓性による弾撥力を利用して凸状平面の裏側に嵌合固着する。
第二の収納ケース60におけるケース本体51の裏面側には、記録媒体の格納機能57,58が設けられている。本実施形態2では格納機能57にmicroSDカード、格納機能58にSDメモリーカードを収容している。この他、SDHCメモリーカード、miniSDカード、microSDHCカード等が挙げられるが、各記録媒体の形状に応じて格納機能を自由に設計できるのは言うまでもない。
ケース本体51の上側面には、図6に示す如く、本体より延出してリブ68が形成されている。かかるリブ68にはスリット69が穿設されている。リブ68は折り返しヒンジ70を軸として回動する。次に図示しないmicroSDカード及びSDメモリーカードを格納機能57及び58に収納した後、ケース蓋体52を閉じる。図6に示す如く、ケース蓋体52の下側面には、凸状体61が形成されており、ケース蓋体52を閉じた際、前記したリブ68のスリット69に凸状体61を挿入される固着構造が形成されている。
実施形態3
図7は、本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第二の収納ケースの他の実施形態を示す平面図である。記録媒体用収納ケースは開かれた状態にある。
図7に示す如く、本実施形態に使用される第二の収納ケース80は、ケース本体81とケース蓋体82とがヒンジ83によって開閉自在に枢支されている。
第二の収納ケース80の底面側の稜線部には、第一の収納ケースにおける貫通孔に挿通される3体の嵌合爪84,84,84が形成されている。かかる嵌合爪は図2乃至図4に示すものと同様の構造を有している。
第二の収納ケース80における前記爪部86,86,86を、第一の収納ケースにおける対応する箇所に形成された貫通孔に挿通し立設部の可撓性による弾撥力を利用して凸状平面の裏側に嵌合固着する構造を有している。
第二の収納ケース80におけるケース本体81の裏面側には、記録媒体の格納機能87が設けられている。本実施形態3ではmicroSDカードを例に説明する。
ケース本体81の右側面には、図7に示す如く、本体より延出してリブ88が形成されている。かかるリブ88にはスリット89が穿設されている。リブ88は折り返しヒンジ90を軸として上下に回動する。次に図示しないmicroSDカードを格納機能87に収納した後、ケース蓋体82を閉じる。図7に示す如く、ケース蓋体82の左側面には、凸状体91が形成されており、ケース蓋体82を閉じた際、前記したリブ88のスリット89に凸状体91を挿入される固着構造が形成されている。
実施形態4
図8は、本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第一の収納ケースの更に他の実施形態を示す斜視図である。記録媒体用収納ケースは開かれた状態にある。
図8に示す如く、本実施形態に使用される第一の収納ケース90は、ケース本体91とケース蓋体92とがヒンジ93によって開閉自在に枢支されている。
第一の収納ケースの裏面側には、図示しない小型の記録媒体を収納する第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造が形成されている。
かかる第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造は、第一の収納ケース90におけるケース本体91の裏面側に四角形状の凸状部を相互に対向するように設けてなる。かかる凸状部は、ケース本体91の長手方向端部の中央に対向させて設けられている。
また凸状部の凸状平面には、四角形状の貫通孔が形成されている。かかる四角形状の貫通孔には、第二の収納ケース140の底面の稜線部に形成された嵌合爪が挿通される。挿通された嵌合爪は、凸状平面の裏側に嵌合固着される。
第一の収納ケース90におけるケース本体91の裏面側における前記第二の収納ケース140を嵌合固着する箇所以外には、図示しないディスク状記録媒体が収納される箇所が設けられている。
第一の収納ケース90におけるケース本体91の裏面側には、ディスク状記録媒体の収納箇所96が設けられており、ディスク状記録媒体の中心孔を着脱自在に固定するボタン状部材を用いた機構97が形成されている。ボタン状部材は弾性部材によって弾撥軸支されており、固定されたディスク状記録媒体を取り外す際には、ボタン状部材の中心部分を手指で押圧することによってディスクを簡単に取り外すことが可能である。
前記第一の収納ケース90におけるケース蓋体の裏面側に解説書等の小冊子その他の付属物を差込可能に収納するクリップ98,98が蓋体側壁に沿って二体形成されている。
一対のクリップ98,98は、ケース蓋体92から立ち上がって波形に延出しており、クリップ98,98の箇所に対応するケース蓋体92はクリップ型に繰り抜かれて開口99,99している。このようにクリップ98,98は、開口99,99において曲成して延出する形状を有し、弾撥力が付与されている。
更に前記第一の収納ケース90におけるヒンジ93の裏側にディスク状記録媒体を固定する収納プレート130を回動自在に取り付ける一対のプレート取付部132,132が形成されている。プレート取付部132,132は、対向する二体の板よりなっている。対向する二体の板は、上部開口部につれて内側に曲成しており、上部開口部の間隔が基部の間隔に比べて狭くなっている。
収納プレート130における前記プレート取付部132,132に相当する箇所は、切欠部となり、夫々回転軸が架橋されている。回転軸の軸径は、前記プレート取付部132の上部開口部の幅より大きく、前記プレート取付部132の基部の間隔より回動可能なように若干狭くなっている。このような構造において、収納プレート130における回転軸をプレート取付部132,132に嵌入し、収納プレート130を回動可能にプレート取付部に係止することができる。
ここで、収納プレート130の取り付け位置や大きさを調節することによって、第二の収納ケース140を迂回することも可能である。勿論、収納ケース90の厚みを調節することによって、収納プレート130で収納ケース140を覆うことも可能である。
かかる収納プレート130には、第二のディスク状記録媒体の収納箇所136が設けられており、ディスク状記録媒体の中心孔を着脱自在に固定するボタン状部材を用いた機構137が形成されている。ボタン状部材は弾性部材によって弾撥軸支されており、固定されたディスク状記録媒体を取り外す際には、ボタン状部材の中心部分を手指で押圧することによってディスクを簡単に取り外すことが可能である。
実施形態5
図9は、本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第一の収納ケースの更に他の実施形態を示す平面図である。記録媒体用収納ケースは開かれた状態にある。
図9に示す如く、本実施形態に使用される第一の収納ケース110は、ケース本体101とケース蓋体102とがヒンジ113によって開閉自在に枢支されている。
第一の収納ケースの裏面側には、図示しない小型の記録媒体を収納する第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造103が形成されている。
かかる第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造103は、第一の収納ケース110におけるケース蓋体102の裏面側に四角形状の凸状部を相互に対向するように設けてなる。かかる凸状部は、ケース蓋体102の中央に図に示す如く対向させて設けられている。
また凸状部の凸状平面104,104には、四角形状の貫通孔105,105が形成されている。かかる四角形状の貫通孔105,105には、第二の収納ケースの底面の稜線部に形成された嵌合爪が挿通される。挿通された嵌合爪は凸状平面104,104の裏側に嵌合固着される。
第一の収納ケース110におけるケース蓋体102の裏面側における第二の収納ケースを嵌合固着する箇所以外には、図示しないディスク状記録媒体が収納される箇所が設けられている。
第一の収納ケース110におけるケース本体101の裏面側には、ディスク状記録媒体の収納箇所106が設けられており、ディスク状記録媒体の中心孔を着脱自在に固定するボタン状部材を用いた機構107が形成されている。ボタン状部材は弾性部材によって弾撥軸支されており、固定されたディスク状記録媒体を取り外す際には、ボタン状部材の中心部分を手指で押圧することによってディスクを簡単に取り外すことが可能である。
実施形態6
図10は、本考案に係る記録媒体用収納ケースに用いられる第一の収納ケースの更に他の実施形態を示す平面図である。記録媒体用収納ケースは開かれた状態にある。
図10に示す如く、本実施形態に使用される第一の収納ケース120は、ケース本体121とケース蓋体112とがヒンジ123によって開閉自在に枢支されている。
第一の収納ケースの裏面側には、図示しない小型の記録媒体を収納する第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造108,108が形成されている。
かかる第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造108は、第一の収納ケース110におけるケース本体111の裏面側に四角形状の凸状部を相互に対向するように設けてなる。かかる凸状部は、ケース蓋体111の上部及び下部の二箇所に一対ずつ図に示す如く対向させて設けられている。
また凸状部の凸状平面114...には、四角形状の貫通孔115...が形成されている。かかる四角形状の貫通孔115...には、第二の収納ケースの底面の稜線部に形成された嵌合爪が挿通される。挿通された嵌合爪は凸状平面114...の裏側に嵌合固着される。
前記第一の収納ケース120におけるケース蓋体の裏面側に解説書等の小冊子その他の付属物を差込可能に収納するクリップ128,128が蓋体側壁に沿って二体形成されている。
一対のクリップ128,128は、ケース蓋体112から立ち上がって波形に延出しており、クリップ128,128の箇所に対応するケース蓋体112はクリップ型に繰り抜かれて開口129,129している。このようにクリップ128,128は、開口129,129において曲成して延出する形状を有し、弾撥力が付与されている。
本考案は、メモリーカードを格納した収納ケースを着脱自在に固着する記録媒体用収納ケースであって、外出時に携帯することができる小型の収納ケースを一又は複数収納することができ、かつ簡単な工程で製造することができるため、近年著しく進展しているマルチメディア社会において有用性に富むものである。
1,41,81,91 ケース本体
2,42,82,92 ケース蓋体
3,43,83,93 ヒンジ
4,44 凸状平面
5,45 貫通孔
10,50,90 第一の収納ケース
14,16 第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造
20,60,80,140 第二の収納ケース
24,54,84 嵌合爪
25 立設部
26,56,86 爪部
28,68,88 リブ
29,69,89 スリット
31,61,91 凸状体
48,98 クリップ

Claims (6)

  1. ケース本体とケース蓋体とがヒンジによって開閉自在に枢支される第一の収納ケースの裏面側に、記録媒体を収納する構造を有する第二の収納ケースを着脱自在に固定する構造を有する記録媒体用収納ケースであって、前記第一の収納ケースにおけるケース本体及び\又はケース蓋体の裏面側に四角形状の凸状部を相互に対向するように二以上設け、該凸状部の凸状平面に四角形状の貫通孔が形成され、前記第二の収納ケースの平面又は底面の稜線部に前記第一の収納ケースにおける貫通孔に挿通される二以上の嵌合爪が形成され、当該嵌合爪は第二の収納ケースの平面又は底面から垂直に立設する立設部と対向方向に略直角に屈曲する爪部とを有し、第二の収納ケースにおける当該爪部を第一の収納ケースにおける前記貫通孔に挿通し立設部の可撓性による弾撥力を利用して凸状平面の裏側に嵌合固着する構造を有することを特徴とする記録媒体用収納ケース。
  2. 前記第二の収納ケースが、ケース本体とケース蓋体とがヒンジによって開閉自在に枢支されており、該ヒンジと反対側の面にスリットの付いたリブとスリットに挿入される凸状体よりなる固着構造を有することを特徴とする請求項1記載の記録媒体用収納ケース。
  3. 前記第一の収納ケースにおけるケース本体の裏面側における前記第二の収納ケースを嵌合固着する箇所以外にディスク状記録媒体が収納される箇所を有し、当該箇所にディスク状記録媒体の中心孔がボタン状部材に着脱自在に固定される機構を有することを特徴とする請求項1又は2記載の記録媒体用収納ケース。
  4. 前記第一の収納ケースにおけるケース蓋体の裏面側に解説書等の小冊子その他の付属物を差込可能に収納するクリップが蓋体側壁に沿って二以上形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載された記録媒体用収納ケース。
  5. 前記ケース本体の長手方向端部の略中央に四角形状の凸状部を対向させて設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載された記録媒体用収納ケース。
  6. 前記第一の収納ケースにおけるヒンジの裏側にディスク状記録媒体を固定する収納プレートを回動自在に取り付けるプレート取付部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載された記録媒体用収納ケース。
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