JP3154651U - フラフープ用継手及びフラフープ - Google Patents

Abstract

【課題】継手とフラフープ本体の接触部分に掛かる衝撃力或は変形力を緩和或は吸収して、フラフープ本体の破損を可及的に少なくし、且つフラフープ本体の円形状を滑らかにして新体操競技がより円滑に行うことのできるフラフープ用継手を提供する。【解決手段】全体が柔軟な合成樹脂からなり、両端に窪みを有し、この窪み間に貫通する中心孔を設け、フラフープ本体に挿着自在な太さの継手本体と、この継手本体の中心孔に芯パイプを挿入固定して芯パイプの両端を前記窪みの夫々の底部に覗かせてなるものである。【選択図】図１

Description

本考案は、新体操競技などに用いるフラフープの継手に関する。

従来この種のフラフープは、合成樹脂製の中空パイプで直径１メートルほどのリング状のフラフープ本体の継ぎ目に、硬質な継手を差込み接着している。

然し乍らこのフラフープは、殊に新体操競技などでは高く投げたりするため継ぎ目に強い衝撃や変形力が掛かり、そのため殊に継手の端部と接触する部分のフラフープ本体が磨り減ったり歪んだりして破損することが多く、使用に耐え得ないものとなる恐れがある。

そこで本考案は、継手とフラフープ本体の接触部分に掛かる衝撃力或は変形力を緩和或は吸収して、フラフープ本体の破損を可及的に少なくし、且つフラフープ本体の円形状を滑らかにして新体操競技がより円滑に行うことのできるようにしたものである。

全体が柔軟な合成樹脂からなり、両端に窪みを有し、この窪み間に貫通する中心孔を設け、フラフープ本体に挿着自在な太さの継手本体と、この継手本体の中心孔に芯パイプを挿入固定して芯パイプの両端を前記窪みの夫々の底部に覗かせてなるものである。

本考案の効果として、フラフープ本体に装着することにより、フラフープ本体に強い衝撃、変形力が掛かって継手本体の窪みが変形して衝撃力を吸収し、フラフープ本体の継目部分は破損することなく、且つ滑らかな円形状を維持し、スムーズな体操、演技を行うことができるようになる。

全体が柔軟な塩化ビニール等の合成樹脂からなり、両端に窪み１，１を有し、この窪み間１，１に貫通する中心孔２を設け、フラフープ本体３に挿着自在な太さの継手本体４と、この継手本体４の中心孔２にアルミ製の芯パイプ５を挿入固定して芯パイプ５の両端を拡口し、かしめて前記窪み１，１の夫々の底部１’に覗かせてなるものである。

これを使用するには継手本体４をフラフープ本体３の中空に接着剤等を介して挿入固定する。挿入された継手本体４はフラフープ本体３に強い衝撃が掛かっても図２のように窪み１，１部分が変形して衝撃を吸収し、フラフープ本体３と継手本体４との接触部分は磨り減ったり破損することなく、又滑らかな円形状が維持或は保持されてスムーズな演技ができる。

本考案に係る継手をフラフープ本体に挿着下状態の断面部分説明図。 継手本体の変形度の拡大説明図。

１，１：窪み
１’：底部
２： 中心孔
３：フラフープ本体
４：継手本体
５：芯パイプ

Claims (2)

1. 全体が柔軟な合成樹脂からなり、両端に窪みを有し、この窪み間に貫通する中心孔を設け、フラフープ本体に挿着自在な太さの継手本体と、この継手本体の中心孔に芯パイプを挿入固定して芯パイプの両端を前記窪みの夫々の底部に覗かせてなるフラフープ用継手。
2. 請求項１記載の継手をフラフープ本体に挿着してなるフラフープ。