JP3154638U - 水硬化型樹脂医療器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラッピング方式又はキャップ方式で固定したい患部に巻き付け、乾燥硬化後、患部の形態を効率的に固定維持する水硬化型樹脂医療補助器具を提供する。【解決手段】良好な吸湿性、弾性を有する織糸から形成された複合四方弾性織物に水硬化型樹脂を浴びせ吸着させて形成され、使用上、水中に浸る必要があり、それを迅速で均一に初期熟化させ、それが発生する化学作用の熱エネルギーを水中に放出し、それを迅速に軟化させ、ラッピング方式又はキャップ方式で固定したい患部に巻き付け、乾燥硬化後、患部の形態を効率的に固定維持する。【選択図】図2

Description

本考案は、水硬化型樹脂医療補助器具に関し、特に、使用上、水中に浸す必要があり、迅速で均一に初期熟化させ、発生する化学作用の熱エネルギーを水中に放出し、それを迅速に軟化させ、ラッピング方式又はキャップ方式で固定したい患部に巻き付け、乾燥硬化後、患部の形態を効率的に固定維持する水硬化型樹脂医療補助器具に関する。
従来の骨折又は脱臼等の肢体の思いがけない傷害の治療において、通常は、石膏を基材として利用し、先に患部に一層のガーゼをラッピングした後、その外部に一層の水を加えて調和した後の石膏クリームを塗布し、石膏の外部に更に一層の包帯をラッピングし、一定時間が経過した後、石膏が徐々に乾燥硬化し、患部に対してしっかりした固定維持硬化を形成し、患部に石膏を利用し既存の形態を維持させ、治癒させる。
しかしながら、この種の石膏固定方式は、その固定において、完全に硬化するまで一定時間を待つ必要があるので、患者の患部は、姿勢を一定時間保持固定する必要があり、そうして始めて、石膏の理想の固定形態を確保することができ、そうでなければ、固型不良の問題を発生させ、作業上の面倒となり、時間を浪費し、同時に患者を不愉快にし、また一方で、この種の石膏は通気が悪いので、長時間のラッピング固定後、蒸れて不快感を発生させ易く、耐え難い痒み、又は皮膚炎等のアレルギーを発生し易く、更に、直接X線を透過できないので、X線を照射して治癒状況を把握しようとする時、石膏を外す必要があり、X線撮影後に新たに石膏する必要があり、面倒であり且つ重複して石膏する費用の問題が発生し、また、この種の石膏は、使用上、粉くずを発生し易いことも欠点の1つである。
この種の問題を解決するため、業者は、低温熱可塑性プラスチックで従来の石膏の使用に置き換えることを開発しているが、その主は、該低温熱可塑性プラスチックを帯状に形成し、患部に巻き付けた後、その上に水を噴きかけ、低温熱可塑性プラスチックに化学反応を発生させ、15〜30分間経て硬化でき、患部に対する固定機能を形成する。
特開平07−80022号公報
この種の低温熱可塑性プラスチックは、硬化時間が短いという利点を有するが、患部にまきつけた後、水を噴きかけ硬化作用を発生させるので、水が内層に浸透できず、効果が不十分となる問題を招き、内層構造が緩み、固定矯正性能に影響を及ぼし、且つ粉くずが発生し易く、硬化の過程で、温度上昇の現象が容易に発生し、患部に温度的不快感を与え、同時にX線を直接透過できず、X線照射時、依然として分解して始めて行うことができ、同様に面倒であり、再度ラッピングする費用が発生する問題が解決されず、理想的改善とは言いがたいものである。
本考案の水硬化型樹脂医療補助器具の目的は、従来の石膏及び低温熱可塑性プラスチックの実際の使用上に存在する問題及び欠陥に鑑みてなされたもので、吸湿性、弾性が良好な織糸で形成する複合四方弾性織物を利用し、複合四方弾性織物に水硬化型樹脂を浴びせ吸着させて本考案の水硬化型樹脂医療補助器具を形成し、使用上、水中に浸すだけで、迅速で均一に初期熟化される。水中に浸す事で発生する化学作用の熱エネルギーを水中に放出させ、迅速に軟化できるようにし、ラッピング方式又はキャップ方式で固定したい患部にまきつけ、従来の石膏及び低温熱可塑性プラスチックの使用に置き換え、それが存在、発生する欠陥を解決することである。
本考案のもう1つの目的は、その複合四方弾性織物構造を利用し、それをラッピング成型した後、完全な硬化作用を獲得し、粉くずが発生しないだけでなく、理想的形状固化効果を効率的に獲得することである。
本考案の更にもう1つの目的は、その材質の変更により、硬化過程において、高温現象を発生せず、患部の不快感及びアレルギー現象の発生を回避することである。
本考案の更にもう1つの目的は、その材質の変更により、X線を直接透過させ、X線を照射時に分解を必要とせず、直接行うことができ、便利であるだけでなく、且つ新たなラッピングに発生する費用を不要にすることである。
前記の課題を解決するために、請求項1の考案は、従来の石膏又は低温可塑性プラスチックの患部形態固定に置き換えるために、設計する補助材料であり、その構造の組成設計により、患部曲線に基づき、最適な矯正及び維持効果を取得できるだけでなく、更に、短時間内に硬化固定でき、同時にX線照射を直接行うことができる水硬化型樹脂医療補助器具であって、
吸湿性、弾性が良好な織糸又は人工繊維糸を材料基材として採用し、複合編込み針糸、丸編み針糸及び染め等の技術を採用して織製し、その織製において、織針で織糸を上面から経路を形成することにより垂直に構成する貫通孔を経由し、底面にリングを設け、それを給糸が行う循環編込み工程が構成する鉤編み、円編みの複合が織製する複合四方弾性織物と組み合わせ、複合四方弾性織物に水硬化型樹脂を浴びせ吸着させ、水硬化型樹脂を均一に複合四方弾性織物の糸に充填し、水硬化型樹脂医療補助器具を構成する。
そのラッピング前には、水硬化型樹脂医療補助器具を水中に浸し、該水硬化型樹脂医療補助器具を迅速で均一に初期熟化させ、発生する化学作用の熱エネルギーを水中に放出させ迅速に軟化させる。そして、複合四方弾性織物の四方弾性と組み合わせであることによって患部のラッピングを可能にし、患部曲線に応じた矯正維持効果を取得し、所定時間後その水硬化方樹脂が乾燥硬化し、患部の形態を安定固定維持することを特徴とする水硬化型樹脂医療補助器具である。
請求項2の考案は、前記水硬化型樹脂医療補助器具は、包帯形態を形成し、1巻又は複数巻を単位とし、水を注入することができる矯正箱組を付加した後、また、真空パッケージの技術を利用し、窒素ガスを充填し、販売単位にパッケージし、外界の環境湿度が水硬化型樹脂医療補助器具に接触することを回避し、使用時、該矯正箱組に水を入れ、水硬化型樹脂医療補助器具を直接浸すことができる請求項1記載の前記水硬化型樹脂医療補助器具である。
請求項3の考案は、前記複合四方弾性織物は、手袋、靴下等の各種人体の異なる形態に適応するように形成でき、患者の需要、患部曲線の差異に応じて形成でき、カスタマイズの実用性及び便利性を有する請求項1記載の前記水硬化型樹脂医療補助器具である。
請求項4の考案は、前記水硬化型樹脂は、ポリオール(Polyol)、イソシアネート(Isocyanate)を採用し、1:0.5〜5の比率に基づき、それぞれ独立攪拌した後、1つに混合し、所定時間攪拌を持続し、水硬化型樹脂を構成する請求項1記載の前記水硬化型樹脂医療補助器具である。
請求項5の考案は、前記水硬化型樹脂医療補助器具は、硬化時間≦30min、断裂強度(単層)≧90kgf/cm、亀裂強度(単層)≧3kgf/cm、通気性(三層;0°、±30°交錯して積層)≧180cm3/cm2/s、体外細胞毒性72時間の測定試験では、低毒性であり、動物皮膚刺激性は、7日間試験で低アレルギー性がある特性を有する請求項1記載の前記水硬化型樹脂医療補助器具である。
本考案の水硬化型樹脂医療補助器具は、前記の包帯型複合四方弾性織物を形成する以外に、手袋、靴下等の各種人体の異なる形態に適応するように形成でき、患者の需要、患部曲線の差異に応じて形成でき、カスタマイズの実用性及び便利性を有し、肢体又は患部の骨折又は脱臼の型固定維持の運用分野にとって、本考案の水硬化型樹脂医療補助器具は、以下の利点を有する。
1.伸縮性のある鉤編み、円編みを複合した四方弾性織物である。
2.通気性があり、環境に良い。
3.毛羽立ちを形成しない。
4.粉くずを発生しない。
5.軽量で、硬く、通気がよく、水に強い。
6.使用に便利である(浸水後使用)
7.20〜30分間で固化使用できる
8.強度が高い。
9.擦り拭き清掃できる。
10.専用の医療保護人なしで使用できる。
11.X線を透過できる。
12.多様な造型が可能。
13.型を形成するのが容易。
14.携帯に便利、折り曲げたり、巻いたりできる。
15.事故時の臨時包帯固定に適用でき、従来の固定板に置き換え可能。
本考案の水硬化型樹脂医療補助器具の設計において、以下の特色を達成することができる。
(1)使用に便利である:一般の包帯のようにラッピングし、専業医療保護人を必要とせずに使用でき、一般の運動員、登山者等の戸外運動に従事するもの又は活動するもの又は体質的に骨折し易い特異体質のものが随時携帯でき、事故発生時に直接水硬化型樹脂医療補助器具を初歩のラッピング固定に利用し、病院へ送り治療をすることができる。
(2)硬化が迅速である:20〜30分間でその水硬化型樹脂医療補助器具を完全に硬化できる。
(3)矯正が容易である:複合四方弾性織物の四方弾性は、患部曲線に応じてラッピングを行うことができ、理想的な矯正効果を取得できる。
(4)粉くずを発生しない:ラッピング前に完全に浸透軟化させ、化学作用を完全に発生でき、全面的硬化の効果を獲得し、硬化不完全により、粉くずが発生する問題を回避する。
(5)通気性が良好である:鉤編み、円編みを複合して織製することで、より良好な拡散性を得るだけでなく、良好な通気性を得ることができ、使用部位での高温多湿及びアレルギーの問題を回避する。
(6)X線を透過できる:X線照射では分解して検査する必要がなく、X線照射を直接行い治癒状況を検査できので、新たにラッピングする面倒およびラッピング材料の費用を削減する。
(7)造型が多様である:包帯形態を形成する以外に、人体の異なる部位の需要に応じて、複合四方弾性織物を手袋、靴下等の異なる形態に形成でき、水硬化型樹脂の吸着を経由し各種形式の水硬化型樹脂医療補助器具を形成する。
本考案の好適実施例の循環編込み工程が構成する鉤編み、円編みが織製する複合四方弾性織物製造工程説明図である。 本考案の実施例における複合四方弾性織物に、水硬化型樹脂を吸着させ、構成する本考案の水硬化型樹脂医療補助器具の構造説明図である。 本考案の実施例の包帯の説明図である。 本考案の実施例の包帯を矯正箱組に収納した状態の説明図1である。 本考案の実施例の包帯を矯正箱組に収納した状態の説明図2である。 本考案の実施例の使用時に、水硬化型樹脂医療補助器具を先ず水中に浸す説明図である。 本考案の他の胴体部位に適用した実施形態の構造説明図である。 本考案の更に他の手部位に適用した実施形態の構造説明図である。 本考案の更に他の足部位に適用した実施形態の構造説明図である。
本考案の構造、技術手段及び達成する効果について、図面に併せて、例を挙げ、更に具体的に説明する。
図1〜図9に示すように、本考案の構造設計において、水硬化型樹脂合成技術、複合四方弾性織物開発技術、精密塗布技術及び検査評価技術等の四大技術を併せて、本考案の水硬化型樹脂医療補助器具を形成する。
先ず、 図1に示すように、本考案の実施例の水硬化型樹脂合成技術は、そのうち、ポリオール(Polyol)、イソシアネート(Isocyanate)を採用し、所定の比率(約1:0.5〜5)に基づき、独立攪拌した後、1つに混合し、攪拌を持続し、水硬化型樹脂10を構成する。
前記複合四方弾性織物開発技術は、全方向に伸縮自在の織物で、吸湿性、弾性が良好な織糸又は人工繊維糸を材料基材として採用し、複合編込み針糸、丸編み針糸及び染め等の技術を採用して織製し、その織製において、織針で織糸を上面から経路を形成することにより垂直に構成する筋道21を経由し、底面にリング22を設け、それを給糸が行う循環編込み工程23が構成する鉤編み、円編みを複合して織製する複合四方弾性織物20と組み合わせ、その構造に極めて良好な拡散性、通気性及び四方弾性特性を持たせる。
前記複合四方弾性織物20への精密塗布技術は、図2に示すように、精密塗布、連続プロセス、真空パッケージ、環境制御及びプログラム設計等の技術を含み、その作業環境湿度をRH50%以下に制御し、前記攪拌調整した水硬化型樹脂10をシャワー方式でその下方を通過する複合四方弾性織物20に浴びせ、複合四方弾性織物20の拡散性により、水硬化型樹脂10を迅速、均一に吸着し、水硬化型樹脂10を複合四方弾性織物20の糸に完全吸着させ、水硬化型樹脂医療補助器具30を形成する。
その乾燥後、図3、4に示すように、連続信号パッケージ機に組み合わせパッケージし、形成した包帯型水硬化型樹脂医療補助器具30を1巻又は複数巻を単位とし、水を盛ることができる矯正箱組40を収納した後、図5に示すように、真空パッケージ技術を利用し、窒素ガスを充填し、販売単位にパッケージし、外界の環境湿度が水硬化型樹脂医療補助器具30に接触することを回避し、図6に示すように、使用時、該矯正箱組40に水を入れ、水硬化型樹脂医療補助器具30を直接浸すことができる。
この水硬化型樹脂医療補助器具の検査評価技術は、伸縮性、通気性、アレルギー性、抗折性及び硬度の検査を含み、それは、硬化時間≦30min、断裂強度(単層)≧90kgf/cm、亀裂強度(単層)≧3kgf/cm、通気性(三層;0°、±30°交錯して積層)≧180cm3/cm2/sであり、体外細胞毒性72時間の測定試験では低毒性であり、動物皮膚刺激性は、7日間試験で低アレルギー性がある。
きる。
上記技術が形成する本考案の水硬化型樹脂医療補助器具30によって、患部の骨折又は打球の形態固定に利用する際において、包帯形態を形成する水硬化型樹脂医療補助器具30を先ず水中に浸し、迅速で均一に初期熟化させる。それによって発生する化学作用の熱エネルギーを水中に放出させ、迅速に軟化する。本考案の水硬化型樹脂医療補助器具30の編込み、円編みの複合が織製する構造の拡散特性により、それを2〜3分間内に完全に軟化する。
浸透過程において、水硬化型樹脂10の化学作用の熱エネルギーを水中に放出するので、取り出した後、直接ラッピング作業を行うことができ、患部に灼熱感を発生させないが、個人の体質によりアレルギーを発生する可能性を回避するため、ラッピング前には、依然として患部に先に隔離層50を設けることが好ましく、水硬化型樹脂医療補助器具30の水硬化型樹脂10が直接皮膚と接触することを回避できる。
ラッピング過程において、その水硬化型樹脂医療補助器具30の四方弾性により、それを患部曲線に応じて極めて良好なラッピング形状固化効果を取得できるようにし、ラッピングが完成し、20〜30分経過後、水効果型樹脂医療補助器具30の水硬化型樹脂10の基材が完全に乾燥硬化し、患部に対し理想的な型固定効果を形成し、且つそれは、浸透軟化後、ラッピングを再度行うことができるので、完全硬化の硬化を取得することができ、粉くずを発生せず、X線照射を行う時、X線を直接透過でき、先ず取り外す面倒を回避し、新たにラッピングをすることにより発生する費用の問題を省き、従来の石膏及び低温熱可塑性プラスチックの使用に置き換えることができ、それが発生する問題及び欠陥を徹底して解決する。
したがって、本実施例の水硬化型樹脂医療補助器具30は、(1)一般の包帯のようにラッピングし、専業医療保護人を必要とせずに使用でき、一般の運動員、登山者等の戸外運動に従事するもの又は活動するもの又は体質的に骨折し易い特異体質のものが随時携帯でき、事故発生時に直接水硬化型樹脂医療補助器具を初歩のラッピング固定とし、病院へ送り治療をすることができ、使用に便利である。
(2)20〜30分間でその水硬化型樹脂医療補助器具を完全に硬化でき、硬化が迅速である。
(3)複合四方弾性織物20の四方(全方位)弾性は、患部曲線に応じてラッピングを行うことができ、理想的な矯正効果を取得でき、矯正が容易である。
(4)ラッピング前に完全に浸透軟化させ、化学作用を完全に発生でき、全面的硬化の効果を獲得し、硬化不完全により、粉くずを発生しないので、粉くず問題を回避する。
(5)鉤編み、円編みを複合して織製することで、より良好な拡散性を得るだけでなく、良好な通気性を得ることができ、高湿高温及びアレルギーの問題を回避する。
(6)X線を透過できるので、X線照射を直接行い、治癒状況を検査でき、分解する必要がなく、新たにラッピングする面倒および費用を削減する。
(7)造型が多様であるので、包帯形態を形成する以外に、人体の異なる部位の使用需要に応じて、複合四方弾性織物を手袋、靴下等の異なる形態に形成でき、水硬化型樹脂の吸着を経由し各種形式の水硬化型樹脂医療補助器具を形成する。
このように、本実施例の水硬化型樹脂医療補助器具30は、造型が多様であるので、包帯形態を形成する以外に、人体の異なる部位の需要に応じて、複合四方弾性織物20で異なる形態に形成することができ、例えば、図7に示すように胴体部位に形成でき、図8に示すように手部位の手袋、図9に示すように足部位の靴下等の異なる形態に形成でき、水硬化型樹脂の吸着することにより各種形式の水硬化型樹脂医療補助器具を形成することが出来る。
以上の説明したように、本考案の実施例の水硬化型樹脂医療補助器具は、その構造の新たな設計により、骨折又は脱臼等の患部に対して固定でき、より理想的な矯正定位効果を提供し、従来の石膏及び低温熱可塑性プラスチックの使用に置き換え、患部曲線に基づき、最良の矯正及び維持効果を取得でき、短時間内に硬化固定でき、同時に分解を必要とせずに、X線照射を行うことができるという実用性を有する。
以上のように、本考案が研究開発する水硬化型樹脂医療補助器具は、従来の石膏及び低温熱可塑性プラスチックを使用していたものを、本発明の水硬化型樹脂医療補助器具に置き換えることができ、その存在、発生する欠陥を徹底して解決でき、実用性を有する医療補助器具であり、全体的に述べ、極めて良好な産業利用性及び実用価値を備える。
10 水硬化型樹脂
20 複合四方弾性織物
21 筋道
22 リング
23 循環編込み工程
30 水硬化型樹脂医療補助器具
40 矯正箱組
50 隔離層

Claims (5)

  1. 吸湿性、弾性が良好な織糸又は人工繊維糸を材料基材として採用し、複合編込み針糸、丸編み針糸及び染め等の技術を採用して織製し、その織製において、織針で織糸を上面から経路を形成することにより垂直に構成する貫通孔を経由し、底面にリングを設け、それを給糸が行う循環編込み工程が構成する鉤編み、円編みの複合が織製する複合四方弾性織物と組み合わせ、複合四方弾性織物に水硬化型樹脂を浴びせ吸着させ、水硬化型樹脂を均一に複合四方弾性織物の糸に充填し、水硬化型樹脂医療補助器具を構成し、そのラッピング前に水硬化型樹脂医療補助器具を水中に浸し、該水硬化型樹脂医療補助器具を迅速で均一に初期熟化させ、発生する化学作用の熱エネルギーを水中に放出させ迅速に軟化させ、複合四方弾性織物の四方弾性と組み合わせであることによって患部のラッピングを可能にし、患部曲線に応じた矯正維持効果を取得し、所定時間後その水硬化方樹脂が乾燥硬化し、患部の形態を安定固定維持することを特徴とする水硬化型樹脂医療補助器具。
  2. 前記水硬化型樹脂医療補助器具は、包帯形態を形成し、1巻又は複数巻を単位とし、水を注入することができる矯正箱組を付加した後、また、真空パッケージ技術を利用し、窒素ガスを充填し、販売単位にパッケージし、外界の環境湿度が水硬化型樹脂医療補助器具に接触することを回避し、使用時、該矯正箱組に水を入れ、水硬化型樹脂医療補助器具を直接浸すことができる請求項1記載の前記水硬化型樹脂医療補助器具。
  3. 前記複合四方弾性織物は、手袋、靴下等の各種人体の異なる形態に適当する形態を形成でき、患者の需要、患部曲線の差異に応じて形成でき、カスタマイズの実用性及び便利性を有する請求項1記載の前記水硬化型樹脂医療補助器具。
  4. 前記水硬化型樹脂は、ポリオール(Polyol)、イソシアネート(Isocyanate)を採用し、1:0.5〜5の比率に基づき、それぞれ独立攪拌した後、1つに混合し、所定時間攪拌を持続し、水硬化型樹脂を構成する請求項1記載の前記水硬化型樹脂医療補助器具。
  5. 前記水硬化型樹脂医療補助器具は、硬化時間≦30min、断裂強度(単層)≧90kgf/cm、亀裂強度(単層)≧3kgf/cm、通気性(三層;0°、±30°交錯して積層)≧180cm3/cm2/s、体外細胞毒性72時間の測定試験では低毒性であり、動物皮膚刺激性は、7日間試験で低アレルギー性がある特性を有する請求項1記載の前記水硬化型樹脂医療補助器具。
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