JP3154549U - ハンガー - Google Patents

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斉藤 建三
建三 斉藤
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Abstract

【課題】使用後に、新たな樹脂形成品の材料として容易に用いることができるハンガーを提供する。【解決手段】再利用可能な材料から形成されるとともに、被支持体が掛けられるハンガーであって、被支持体が掛けられるハンガー杵体およびハンガー杵体から延びるとともに、被支持体が掛けられたハンガー杵体、または、ハンガー杵体そのものを掛ける際に用いられるフック部を有するハンガー本体と、被支持体に係る情報を表示する情報部51が配置される表示部5と、ハンガー本体および表示部5の間を繋いで表示部5を支持するとともに、破断されることによりハンガー本体から表示部5を離脱させる接続部53と、が設けられていることを特徴とする。【選択図】図6

Description

本考案は、ハンガー、特に再利用可能な材料を用いて形成され、使用後に新たな形成品の材料としてリサイクルされるものに用いて好適なハンガーに関する。
一般に、衣料品が掛けられるハンガーである衣料用ハンガーには種々のものがあり、例えば、衣料品を生産するアパレルメーカーから衣料品を量販店に納入する際に、衣料品にシワが付かないように用いられる流通用のハンガーや、量販店の売り場において衣料品を陳列する際に用いられるディスプレイ用のハンガー等がある(例えば、特許文献1参照。)。
これらの流通用のハンガーとディスプレイ用のハンガーとは異なる場合が多く、衣料品を量販店に納入した後、流通用のハンガーは不要となり廃棄されることが多い。さらに、ディスプレイ用のハンガーであっても、不要になると、流通用のハンガーと同様に廃棄されることがあった。
そこで、このように廃棄されるハンガーを有効に再利用することを目的として、プラスチックなどの再利用可能な樹脂を用いて形成されたハンガーを用いる取り組みも行われている。つまり、再利用可能な樹脂を用いて形成されたハンガーであって、従来であれば廃棄されていたハンガーを回収して、当該樹脂からなる新たな形成品の材料として用いるものである。
上述の特許文献1に記載されたハンガーも、再利用可能な樹脂を用いて形成されたハンガーであり、使用された後に、新たな樹脂形成品の材料として回収される場合がある。
意匠登録第1129677号公報
その一方で、流通用のハンガーや、ディスプレイ用のハンガー等には、掛けられた衣料品のサイズを示す「S」,「M」,「L」などの記号や、その他の情報を表示する記号等が付されている。具体的には、上述の記号等が記載されたシールをハンガーに貼り付ける方法が知られている。
ここで、使用後のハンガーを新たな樹脂形成品の材料として用いる場合には、不純物となるシールを取り除く必要がある。
すると、上述のようにシールをハンガーに直接貼り付ける方法の場合には、ハンガーからシールを剥がす必要があり、手間がかかるという問題があった。特に、大量に使用される流通用のハンガー等の場合には、一つずつハンガーからシールを剥がす方法では、時間がかかるとともにコストもかかり、使用後のハンガーを新たな樹脂形成品の材料として用いにくいという問題があった。
本考案は、上記の課題を解決するためになされたものであって、使用後に、新たな樹脂形成品の材料として容易に用いることができるハンガーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、以下の手段を提供する。
本考案のハンガーは、再利用可能な材料から形成されるとともに、被支持体が掛けられるハンガーであって、前記被支持体が掛けられるハンガー杵体および該ハンガー杵体から延びるとともに、前記被支持体が掛けられた前記ハンガー杵体、または、前記ハンガー杵体そのものを掛ける際に用いられるフック部を有するハンガー本体と、前記被支持体に係る情報を表示する情報部が配置される表示部と、前記ハンガー本体および前記表示部の間を繋いで前記表示部を支持するとともに、破断されることにより前記ハンガー本体から前記表示部を離脱させる接続部と、が設けられていることを特徴とする。
本考案によれば、接続部を破断させることにより、ハンガー本体から情報部が配置された表示部を、情報部とともに取り除くことができる。そのため、例えば、情報部が再利用可能な材料以外の材料から形成されている場合であっても、容易に情報部をハンガー本体から取り除き、ハンガー本体を新たな樹脂形成品の材料として用いることができる。
上記考案においては、前記接続部は、前記ハンガー杵体および前記表示部の間を繋いで前記表示部を支持するとともに、破断されることにより前記ハンガー杵体から前記表示部を離脱させることが望ましい。
本考案によれば、接続部を破断させることにより、ハンガー杵体から情報部が配置された表示部を、情報部とともに取り除くことができる。そのため、例えば、情報部が再利用可能な材料以外の材料から形成されている場合であっても、容易に情報部をハンガー杵体から取り除き、新たな樹脂形成品の材料として用いることができる。
上記考案においては、前記ハンガー杵体は板状に形成され、前記表示部の少なくとも一部は前記ハンガー杵体の内部に配置され、前記ハンガー杵体および前記表示部の間には、前記表示部の周囲を囲うスリット部が設けられ、前記接続部は、前記スリット部を横切り、前記ハンガー杵体および前記表示部を繋ぐ梁状に形成されたものであることが望ましい。
本考案によれば、板状に形成されたハンガー杵体の内部に表示部を配置して、表示部の周囲にハンガー杵体を配置することで、表示部に外力が働きにくくなる。そのため、ハンガーの使用時など、表示部を取り除く意図がない場合に、ハンガー杵体から表示部が取り除かれることを防止することができる。
上記考案においては、前記表示部は、楕円状に形成された板状のものであり、前記スリット部における前記表示部の長軸と隣接する領域には、前記ハンガー杵体および前記表示部を離間する空間部が設けられていることが望ましい。
本考案によれば、スリット部における表示部の長軸と隣接する領域に、接続部が配置されない空間部を設けることにより、ハンガー杵体から表示部を容易に取り除くことができる。つまり、表示部における空間部と隣接する部分を、表示部における板厚方向に押圧することにより、空間部と隣接する接続部に力が集中する。そのため、空間部に近い接続部から順に破断されることとなり、ハンガー杵体から表示部を容易に取り除くことができる。
上記考案においては、前記スリット部は、前記ハンガー杵体における一の端面に繋がる一対の開口端を有し、前記表示部における前記一の開口端に挟まれた領域の端面には、前記情報部による情報の表示がされる表示端面が設けられていることが望ましい。
本考案によれば、表示部における一方および他方の面、に加えて表示端面にも情報部を配置できる。そのため、ハンガーをハンガーラックに掛けた状態であっても、表示端面に配置された情報部が視認できる。
さらに、接続部を破断させることにより、ハンガー杵体から表示部と情報部とともに取り除くことができる。
その一方で、一枚の情報部を表示部における一方および他方の面、および、表示端面に巻き付けるように配置することで、一度に、これらの面に情報部を配置させることができる。例えば、閉じた環状に形成されたスリット部により囲まれた表示部の場合には、二つの情報部を一方および他方の面に配置することになり、一度に情報部を一方および他方の面に配置することができない。
上記考案においては、前記表示部は、複数の前記接続部により前記ハンガー杵体と接続され、隣接する前記接続部は、前記表示部から前記ハンガー杵体に向かって、互いに接近又は離間するように配置されていることが望ましい。
本考案によれば、隣接する接続部を、表示部からハンガー杵体に向かって互いに接近または離間するように配置しているため、例えば、接続部を表示部の中心から放射状に配置する場合と比較して、表示部の周方向に働く力に対する強度が高くなる。そのため、ハンガーの使用時など、表示部を取り除く意図がない場合に、ハンガー杵体から表示部が取り除かれることを防止することができる。
上記考案においては、前記接続部は、前記フック部および前記表示部の間を繋いで前記表示部を支持するとともに、破断されることにより前記フック部から前記表示部を離脱させることが望ましい。
本考案によれば、接続部を破断させることにより、フック部から情報部が配置された表示部を、情報部とともに取り除くことができる。そのため、例えば、情報部が再利用可能な材料以外の材料から形成されている場合であっても、容易に情報部をフック部から取り除き、フック部およびハンガー杵体を有するハンガー本体を新たな樹脂形成品の材料として用いることができる。
上記考案においては、前記表示部は前記フック部から突出して延びる板状に形成され、前記フック部および前記表示部の間にはスリット部が設けられ、前記接続部は、前記スリット部を横切り、前記フック部および前記表示部を繋ぐ梁状に形成されたものであることが望ましい。
本考案によれば、接続部はスリット部を横切り、フック部および表示部を繋ぐ梁状に形成されたもののため、容易に破断させることができる。
本考案のハンガーによれば、ハンガーの使用後に、接続部を破断させることにより、ハンガー本体から情報部が配置された表示部を情報部とともに取り除くことができるため、ハンガーを新たな樹脂形成品の材料として容易に用いることができるという効果を奏する。
本考案の第1の実施形態に係る衣料用ハンガーの構成を説明する斜視図である。 図1の衣料用ハンガーの構成を説明する正面図である。 図1の衣料用ハンガーの構成を説明する側面視図である。 図1の衣料用ハンガーの構成を説明する図2におけるA−A断面視図である。 図1の衣料用ハンガーに衣料品が掛けられた状態を説明する模式図である。 図1の表示部の構成を説明する部分拡大図である。 図1の表示部の構成を説明する側面視図である。 図1の表示部の構成を説明する図6におけるB−B断面視図である。 図6の表示部が支持部から取り除かれた状態を説明する模式図である。 本考案の第2の実施形態に係る衣料用ハンガーの構成を説明する斜視図である。 図10衣料用ハンガーの構成を説明する正面図である。 図10の衣料用ハンガーの構成を説明する側面視図である。 図10の衣料用ハンガーの構成を説明する図11におけるC−C断面視図である。 図10の衣料用ハンガーに衣料品が掛けられた状態を説明する模式図である。 図10の表示部の構成を説明する部分拡大図である。 図15の表示部が支持部から取り除かれた状態を説明する模式図である。 本考案の第3の実施形態に係る衣料用ハンガーの構成を説明する斜視図である。 図17の衣料用ハンガーの構成を説明する正面図である。 図17の衣料用ハンガーの構成を説明する背面視図である。 図17の表示部の構成を説明する部分拡大図である。 図20の表示部が吊下げ用フックから取り除かれた状態を説明する模式図である。 本考案の第3の実施形態の変形例に係る衣料用ハンガーの構成を説明する斜視図である。 図22の衣料用ハンガーの構成を説明する正面図である。 図22の衣料用ハンガーの構成を説明する背面視図である。
〔第1の実施形態〕
この考案の第1の実施形態に係る衣料用ハンガーについて、図1から図9を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る衣料用ハンガーの構成を説明する斜視図である。図2は、図1の衣料用ハンガーの構成を説明する正面図である。図3は、図1の衣料用ハンガーの構成を説明する側面視図である。図4は、図1の衣料用ハンガーの構成を説明する図2におけるA−A断面視図である。図5は、図1の衣料用ハンガーに衣料品が掛けられた状態を説明する模式図である。
本実施形態の衣料用ハンガー(ハンガー)1は、図5に示すように、衣料品(被支持体)7が掛けられるものであって、全体が再利用可能な材料である樹脂を用いて一体に形成されたものである。一体に形成する方法としては、射出成型などの公知の方法を用いることができ、特に限定するものではない。
図5には、衣料品7の一例としてパンツが掛けられた状態が示されているが、掛けられる衣料品としてはパンツに限られることなく、ブラジャー等の種々の衣料品であってもよく、特に限定するものではない。
衣料用ハンガー1には、図2および図3に示すように、支持部(ハンガー本体、ハンガー杵体)2と、把持部(ハンガー本体、ハンガー杵体)3と、表示部5と、吊下げ用フック(ハンガー本体、フック部)6と、が主に設けられている。
支持部2は、図2に示すように、衣料品7を保持する把持部3と、吊下げ用フック6との間を繋ぐ部材であって、掛けられた衣料品7が一定の形状で保持されるようにするものである。
支持部2は、図2に示すように左右方向(図2の左右方向)に延びる梁状の部材であって、断面がI字状に形成されている。具体的には、支持部2には、上下方向(図4の上下方向)に板状に延びる板部21と、板部21の上端および下端から前後方向(図4の左右方向)に延びるフランジ部22と、が設けられている。
支持部2には、図2に示すように、その中央における上側のフランジ部22に吊下げ用フック6が設けられ、板部21に表示部5が設けられている。さらに、支持部2における左右の端部には、それぞれ、把持部3が設けられている。
図6は、図1の表示部の構成を説明する部分拡大図である。図7は、図1の表示部の構成を説明する側面視図である。図8は、図1の表示部の構成を説明する図6におけるB−B断面視図である。
表示部5は、図6および図7に示すように、衣料用ハンガー1に掛けられる衣料品7のサイズを表示するシール(情報部)51が貼り付けられる部分である。表示部5は、図6および図8に示すように、周囲に形成されたスリット部52により支持部2の板部21およびフランジ部22から分離されたものである。
表示部5には、図7および図8に示すように、シール51が貼り付けられる表面(一方の面)5A、裏面(他方の面)5B、および表示端面5Cが設けられている。
表面5Aおよび裏面5Bは、板状に形成された表示部5における衣料用ハンガー1の正面側の面、および、裏側の面である。表示端面5Cは、表示部5における吊下げ用フック6が設けられた側の端面である。
表示部5における表示端面5Cの近傍では、図8に示すように、中央部から表示端面5Cに向って厚くなるように形成されている。そのため、表示端面5Cにおける情報を表示する面積が確保されている。
さらに、衣料用ハンガー1の正面側から見て表示部5の周囲には、図6および図8に示すように、肉厚部22Aが形成されている。肉厚部22Aにおける正面側の面は、フランジ部22から延びて形成されているとともに、肉厚部22Aにおける背面側の面は、板部21から延びて形成されている。
本実施形態では、表示部5の板厚が、支持部2の板部21における板厚と同じ例に適用して説明するが、これに限定されるものではない。
表示部5と支持部2との間には、支持部2の板部21に対して表示部5を支持する複数の接続部53が設けられている。
シール51は、図6および図7に示すように、衣料用ハンガー1に掛けられる衣料品7のサイズを示す「S」、「M」、「L」などの記号が記載されたシールであって、紙や粘着材などの衣料用ハンガー1を形成する樹脂とは異なる材料から形成されたものである。
一枚のシール51は、表示部5の表面5Aから表示端面5Cを介して裏面5Bに、巻き付けるように貼り付けられる。さらに、シール51における、表面5A、裏面5B、および、表示端面5Cに対応する領域には、上述の「S」等の記号が記載されている。
なお、シール51には、上述のように衣料品7のサイズを示す記号が記載されていてもよいし、衣料品7のその他の特性を示す記号などが記載されていてもよく、特に限定するものではない。
スリット部52は、図6に示すように、表示部5と板部21およびフランジ部22との間に、表示部5の外縁に沿って形成された空間であって、接続部53とともに表示部5を支持部2の板部21およびフランジ部22から取り外す構造を構成するものである。
スリット部52は、支持部2における吊下げ用フック6が設けられた側の端面(一の端面)に一対の開口端52A,52Aが繋がるように形成されている。
接続部53は、図6に示すように、スリット部52を横切り、表示部5から板部21およびフランジ部22に向かって延びる梁状の部材であって、スリット部52とともに表示部5を支持部2の板部21から取り外す構造を構成するものである。
複数の接続部53は、スリット部52が延びる方向に沿って、所定の間隔をあけて配置されている。さらに、スリット部52の開口端52A,52Aに配置された接続部53は、他の接続部53と比較して太く形成されている。
一方、接続部53における板部21の板厚方向(図6の紙面に対して垂直方向)の寸法は、板部21の板厚よりも薄くなっている。
把持部3は、図2に示すように、支持部2における左右端に配置されたものであり、衣料用ハンガー1に掛けられる衣料品7を保持するものである。
把持部3には、開閉するとともに衣料品7を挟んで保持する挟持部31と、挟持部31を閉じた状態で保持する留め部32と、が設けられている。
挟持部31には、図2に示すように、支持部2に固定された板状の第1板部31Aと、支持部2に対して回動可能とされた板状の第2板部31Bと、第1板部31Aとの間で留め部32を移動可能に支える架橋部31Cと、が設けられている。
第1板部31Aおよび第2板部31Bは衣料品7を挟み保持するものであり、第1板部31Aが衣料用ハンガー1の背面側に配置され、第2板部31Bが衣料用ハンガー1の正面側に配置されたものである。第1板部31Aと第2板部31Bとは、上端(図2の上側の端部)において第2板部31Bが回動可能に接続されている。
架橋部31Cは、第1板部31Aにおける背面から突出するとともに、第1板部31Aとの間に留め部32が挿通される空間を形成するものである。
留め部32は、その一部が第1板部31Aと架橋部31Cとの間に挿通され、上下方向(図2の上下方向)に移動可能とされている。
留め部32は、第1板部31Aおよび第2板部31Bが閉じた状態で保持するものである。留め部32はU字状に形成された部材であって、吊下げ用フック6側から閉じた状態の第1板部31Aおよび第2板部31Bを内側に配置するように嵌められるものである。
なお、本実施形態における留め部32を形成する材料にはグラスファイバー等が含まれているため、留め部32を樹脂として再生利用することができない。
なお把持部3としては、公知の構成を用いることができ、特に限定するものではない。
吊下げ用フック6は、図2に示すように、略円弧状に延びる部材であって、衣料品7が掛けられた衣料用ハンガー1、あるいは、衣料用ハンガー1そのものを掛ける際に用いられるものである。
次に、上記の構成からなる衣料用ハンガー1の再利用方法について説明する。
図9は、図6の表示部が支持部から取り除かれた状態を説明する模式図である。
衣料用ハンガー1を使用した後に再利用する場合には、図9に示すように、シール51が貼り付けられた表示部5が支持部2から取り除かれる。
具体的には、図6に示すように、支持部2と一体とされていた表示部5を、板厚方向(図6の紙面に対して垂直方向)に押圧し、支持部2と表示部5との間に配置された接続部53を破断させることにより、表示部5が支持部2から取り除かれる。
シール51が貼り付けられた表示部5と留め部32が取り除かれた衣料用ハンガー1は、再利用可能な樹脂のみから形成されたものになり、新たな樹脂形成品の材料として用いられる。
上記の構成によれば、接続部53を破断させることにより、支持部2からシール51が貼り付けられた表示部5を、シール51とともに取り除くことができる。そのため、例えば、シール51が再利用可能な材料以外の材料から形成されている場合であっても、容易にシール51を支持部2から取り除き、新たな樹脂形成品の材料として用いることができる。
表示部5における表面5Aおよび裏面5B、に加えて表示端面5Cにもシール51を配置できる。そのため、衣料用ハンガー1をハンガーラックに掛けた状態であっても、表示端面5Cに配置されたシール51を視認することができる。
その一方で、一枚のシール51を表示部5における表面5Aおよび裏面5B、および、表示端面5Cに巻き付けるように配置することで、一度に、これらの面にシール51を配置させることができる。例えば、閉じた環状に形成されたスリット部により囲まれた表示部の場合には、二枚のシールを表面5Aおよび裏面5Bに配置することになり、一度にシールを表面5Aおよび裏面5Bに配置することができない。
〔第2の実施形態〕
この考案の第2の実施形態に係る衣料用ハンガーについて、図10から図16を参照して説明する。
図10は、本実施形態に係る衣料用ハンガーの構成を説明する斜視図である。図11は、図10の衣料用ハンガーの構成を説明する正面図である。図12は、図10の衣料用ハンガーの構成を説明する側面視図である。図13は、図10の衣料用ハンガーの構成を説明する図11におけるC−C断面視図である。図14は、図10の衣料用ハンガーに衣料品が掛けられた状態を説明する模式図である。
本実施形態の衣料用ハンガー(ハンガー)101は、図14に示すように、衣料品7が掛けられるものであって、第1の実施形態と同様に、全体が再利用可能な材料である樹脂を用いて一体に形成されたものである。一体に形成する方法としては、射出成型などの公知の方法を用いることができ、特に限定するものではない。
衣料用ハンガー101には、図11および図12に示すように、支持部(ハンガー本体、ハンガー杵体)102と、上部係止部(ハンガー本体、ハンガー杵体)103と、下部係止部(ハンガー本体、ハンガー杵体)104と、表示部105と、吊下げ用フック6と、が主に設けられている。
支持部102は、図11に示すように、衣料品7を保持する上部係止部103や下部係止部104と、吊下げ用フック6との間を繋ぐ部材であって、掛けられた衣料品7が一定の形状で保持されるようにするものである。
支持部102は、図11に示すように左右方向(図11の左右方向)に延びる梁状の部材であって、図13に示すように断面がI字状に形成されている。具体的には、支持部102には、上下方向(図13の上下方向)に板状に延びる板部121と、板部121の上端および下端から前後方向(図13の左右方向)に延びるフランジ部122と、が設けられている。
支持部102には、図11に示すように、その中央における上側のフランジ部122に吊下げ用フック6が設けられ、板部121に表示部105が設けられている。さらに、支持部102における左右の端部には、それぞれ、上部係止部103および下部係止部104が設けられている。
図15は、図10の表示部の構成を説明する部分拡大図である。
表示部105は、図15に示すように、衣料用ハンガー101に掛けられる衣料品7のサイズを表示するシール(情報部)151が貼り付けられる部分である。表示部105は、正面から見て楕円状に形成された板状の部材であって、周囲に形成されたスリット部152により支持部102の板部121から分離されたものである。本実施形態では、表示部105の板厚が、支持部102の板部121における板厚と同じ例に適用して説明するが、これに限定されるものではない。
表示部105と支持部102との間には、支持部102の板部121に対して表示部105を支持する複数の接続部153が設けられている。
シール151は、図15に示すように、衣料用ハンガー101に掛けられる衣料品7のサイズを示す「S」、「M」、「L」などの記号が記載されたシールであって、紙や粘着材などの衣料用ハンガー101を形成する樹脂とは異なる材料から形成されたものである。
なお、シール151には、上述のように衣料品7のサイズを示す記号が記載されていてもよいし、衣料品7のその他の特性を示す記号などが記載されていてもよく、特に限定するものではない。
スリット部152は、図15に示すように、表示部105と板部121との間に、表示部105の外縁に沿って形成された空間であって、接続部153とともに表示部105を支持部102の板部121から取り外す構造を構成するものである。
接続部153は、図15に示すように、スリット部152を横切り、表示部105から板部121に向かって延びる梁状の部材であって、スリット部152とともに表示部105を支持部102の板部121から取り外す構造を構成するものである。
複数の接続部153は、表示部105から板部121に向かって、隣接する接続部153が接近または離間するように配置されている。言い換えると、正面からみて、隣接する接続部153がハの字上に並んで配置されている。
一方、接続部153における板部121の板厚方向(図15の紙面に対して垂直方向)の寸法は、板部121の板厚よりも薄くなっている。
さらに、スリット部152における表示部105の長軸と隣接する領域には、接続部153が配置されていない空間部154が設けられている。言い換えると、スリット部152におけるその他の領域と比較して、空間部154では、隣接する接続部153の間隔が広くされ、接続部153が配置されていない状態となっている。
上部係止部103は、図11に示すように、支持部102における左右端であって、上方に配置されたものであり、衣料用ハンガー101に掛けられる衣料品7を保持するものである。
上部係止部103には、支持部102から左右方向の外側に向かって延びる第1上杵体131と、第1上杵体131の先端から折り返されて支持部102の中央側に向かって延びる第2上杵体132と、が設けられている。
支持部102と第1上杵体131との間には、左右方向の外側に向かって開口し、衣料品7の肩紐などを挟む第1上挟持部133が形成されている。さらに、第1上杵体131と第2上杵体132との間にも、左右方向の中央側に開口し、衣料品7の肩紐などを挟む第2上挟持部134が形成されている。
下部係止部104は、図11に示すように、支持部102における左右端であって、下方に配置されたものであり、衣料用ハンガー101に掛けられる衣料品7を保持するものである。
下部係止部104には、支持部102から下方に向かって延びる下杵体141と、第1突起部142および複数の第2突起部143と、が設けられている。
下杵体141は、支持部102における左右方向端部から下方(図11の下方向)に向かって延びる部材であり、下杵体141の端部が第1突起部142に対して接近離間する方向に弾性を有するように形成されたものである。
さらに、下杵体141と第1突起部142との間には、下方向に向かって開口し、衣料品7を挟む下挟持部144が形成されている。
第1突起部142は、支持部102における下杵体141の内側から下方に向かって延びるとともに、支持部102から離れるに伴い、支持部102における左右方向の外側に向かって傾斜する部材である。
第2突起部143は、支持部102における第1突起部142の内側から下方に向かって延びるとともに、支持部102から離れるに伴い、支持部102の中央側に向かって傾斜する部材である。さらに、複数の第2突起部143は、支持部102の左右方向に並んで配置されている。
本実施形態では、片側に3つの第2突起部143が等間隔に並んで配置されている例に適用して説明する。
下部係止部104にパンツなどの衣料品7を掛ける場合には、図14に示すように、パンツのウエスト部分が下部係止部104に掛けられる。
例えば、パンツのウエスト部分における右腰部および右腰部が下挟持部144に挟まれるとともに、下挟持部144に挟まれて袋状になったウエスト部分に、第2突起部143のいずれかが差し込まれる。これにより、パンツが下部係止部104に掛けられることになる。
この場合、衣料品7であるパンツのサイズに応じて、上述の袋状になったウエスト部分に差し込まれる第2突起部143が選択される。
吊下げ用フック6は、図11に示すように、略円弧状に延びる部材であって、衣料品7が掛けられた衣料用ハンガー101、あるいは、衣料用ハンガー101そのものを掛ける際に用いられるものである。
次に、上記の構成からなる衣料用ハンガー101の再利用方法について説明する。
図16は、図15の表示部が支持部から取り除かれた状態を説明する模式図である。
衣料用ハンガー101を使用した後に再利用する場合には、図16に示すように、シール151が貼り付けられた表示部105が支持部102から取り除かれる。
具体的には、図15に示すように、支持部102と一体とされていた表示部105を、板厚方向(図15の紙面に対して垂直方向)に押圧し、支持部102と表示部105との間に配置された接続部153を破断させることにより、表示部105が支持部102から取り除かれる。
さらには、表示部105における空間部154の近傍領域を押圧して、表示部105を支持部102から取り除くことが好ましい。
このように、表示部105における空間部154の近傍領域を押圧すると、空間部154に隣接した接続部153に力(せん断力)が集中して働く。そのため、空間部154に隣接した接続部153が破断しやすくなるとともに、空間部154に近い接続部153から順に破断させることができ、支持部102から表示部105を容易に取り除くことができる。
シール151が貼り付けられた表示部105が取り除かれた衣料用ハンガー101は、再利用可能な樹脂のみから形成されたものになり、新たな樹脂形成品の材料として用いられる。
上記の構成によれば、板状に形成された支持部102の内部に表示部105を配置して、表示部105の周囲に支持部102を配置することで、表示部105に外力が働きにくくなる。そのため、衣料用ハンガー101の使用時など、表示部105を取り除く意図がない場合に、支持部102から表示部105が取り除かれることを防止することができる。
スリット部152における表示部105の長軸と隣接する領域に、接続部153が配置されない空間部154を設けることにより、支持部102から表示部105を容易に取り除くことができる。つまり、表示部105における空間部154と隣接する部分を、表示部105における板厚方向に押圧することにより、空間部154と隣接する接続部153に力が集中する。そのため、空間部154に近い接続部153から順に破断されることとなり、支持部102から表示部105を容易に取り除くことができる。
隣接する接続部153を、表示部105から支持部102に向かって互いに接近または離間するように配置しているため、例えば、接続部153を表示部105の中心から放射状に配置する場合と比較して、表示部105の周方向に働く力に対する強度が高くなる。そのため、衣料用ハンガー101の使用時など、表示部105を取り除く意図がない場合に、支持部102から表示部105が取り除かれることを防止することができる。
〔第3の実施形態〕
この考案の第3の実施形態に係る衣料用ハンガーについて、図17から図21を参照して説明する。
図17は、本実施形態に係る衣料用ハンガーの構成を説明する斜視図である。図18は、図17の衣料用ハンガーの構成を説明する正面図である。図19は、図17の衣料用ハンガーの構成を説明する背面視図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態の衣料用ハンガー(ハンガー)201は、上着などの衣料品が掛けられるものであって、第1の実施形態と同様に、全体が再利用可能な材料である樹脂を用いて一体に形成されたものである。一体に形成する方法としては、射出成型などの公知の方法を用いることができ、特に限定するものではない。
衣料用ハンガー201には、図17から図19に示すように、支持部(ハンガー本体、ハンガー杵体)202と、表示部205と、吊下げ用フック(ハンガー本体、フック部)206と、が主に設けられている。
支持部202は、掛けられた衣料品を一定の形状で保持するものである。
支持部202は、図18および図19に示すように左右方向(図18および図19の左右方向)に延びるとともに、下方(図18および図19の下方向)に傾斜した梁状の部材である。さらに、支持部202は断面が上下方向に延びる板部と、当該板部の上下の端部から水平方向に延びる端板と、からなるコの字状に形成されている。
さらに、支持部202における上側の略中央には吊下げ用フック206が設けられ、吊下げ用フック206を中心とした両側には、切れ込み部221が設けられている。
切れ込み部221は、衣料品の滑り落ちを防止するとともに、ランニングやキャミソールなどの肩部分を保持するものである。
切れ込み部221は、支持部202に形成された左右方向に延びるとともに、下方に傾斜したスリット状の孔であって、吊下げ用フック206側の端部近傍において上方に向って開く開口が設けられている。
吊下げ用フック206は、図17から図19に示すように、略円弧状に延びる部材であって、衣料品が掛けられた衣料用ハンガー201、あるいは、衣料用ハンガー201そのものを掛ける際に用いられるものである。
吊下げ用フック206上側端部の近傍には、吊下げ用フック206の径方向外側に向かって、本実施形態では水平方向(図18および図19の左右方向)に突出して延びる板状の表示部205が設けられている。
図20は、図17の表示部の構成を説明する部分拡大図である。
表示部205は、図17に示すように、衣料用ハンガー201に掛けられる衣料品のサイズを表示するシール51が貼り付けられる部分である。表示部205は、図17に示すように、吊下げ用フック206との間に形成されたスリット部252により吊下げ用フック206から分離されたものである。
表示部205には、図18から図20に示すように、シール51が貼り付けられる表面205Aおよび裏面205Bが設けられている。
表面205Aおよび裏面205Bは、板状に形成された表示部205における衣料用ハンガー1の正面側、および、裏側に形成された溝部の底面である。さらに、表面205Aおよび裏面205Bを形成する溝部は水平方向に延び、表示部205の端部において外部と連通されている。
このようにすることで、1枚のシール51を表示部205に巻き付けるように貼り付けることで、一度にシール51を表面205Aおよび裏面205Bに貼り付けることができる。
スリット部252は、図20に示すように、表示部205と吊下げ用フック206との間に形成された空間であって、接続部253とともに表示部205を吊下げ用フック206から取り外す構造を構成するものである。
本実施形態では、スリット部252が水平方向(図20の左右方向)に対して斜めに延びる例に適用して説明する。
接続部253は、図20に示すように、スリット部252を横切り、表示部205から吊下げ用フック206に向かって延びる梁状の部材であって、スリット部252とともに表示部205を吊下げ用フック206から取り外す構造を構成するものである。
複数の接続部253は、スリット部252が延びる方向に沿って、所定の間隔をあけて配置されている。
次に、上記の構成からなる衣料用ハンガー201の再利用方法について説明する。
図21は、図20の表示部が吊下げ用フックから取り除かれた状態を説明する模式図である。
衣料用ハンガー201を使用した後に再利用する場合には、図21に示すように、シール51が貼り付けられた表示部205が吊下げ用フック206から取り除かれる。
具体的には、図21に示すように、吊下げ用フック206と一体とされていた表示部205を、板厚方向(図21の紙面に対して垂直方向)に押圧し、吊下げ用フック206と表示部205との間に配置された接続部253を破断させることにより、表示部205が吊下げ用フック206から取り除かれる。
シール51が貼り付けられた表示部205が取り除かれた衣料用ハンガー201は、再利用可能な樹脂のみから形成されたものになり、新たな樹脂形成品の材料として用いられる。
上記の構成によれば、接続部253を破断させることにより、吊下げ用フック206からシール51が貼り付けられた表示部205を、シール51とともに取り除くことができる。そのため、シール51が再利用可能な材料以外の材料から形成されている場合であっても、容易にシール51を吊下げ用フック206から取り除き、吊下げ用フック206および支持部202からなる衣料用ハンガー201を新たな樹脂形成品の材料として用いることができる。
〔第3の実施形態の変形例〕
この考案の第3の実施形態の変形例に係る衣料用ハンガーについて、図22から図24を参照して説明する。
図22は、本変形例に係る衣料用ハンガーの構成を説明する斜視図である。図23は、図22の衣料用ハンガーの構成を説明する正面図である。図24は、図22の衣料用ハンガーの構成を説明する背面視図である。
なお、第3の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
本変形例の衣料用ハンガー(ハンガー)301は、ズボンなどの衣料品を保持するものであって、第3の実施形態と同様に、全体が再利用可能な材料である樹脂を用いて一体に形成されたものである。一体に形成する方法としては、射出成型などの公知の方法を用いることができ、特に限定するものではない。
衣料用ハンガー301には、図22から図24に示すように、支持部(ハンガー本体、ハンガー杵体)302と、表示部205と、吊下げ用フック206と、が主に設けられている。
支持部302は、衣料品を一定の形状で保持するものである。支持部302には、中央部材321と、端部材322と、が設けられている。
中央部材321は、端部材322とともに支持部302を構成するものであって、正面視または背面視において略台形状に形成された部材である。さらに、中央部材321における上側の辺には吊下げ用フック206が設けられている。その一方で、中央部材321の左右には、端部材322が設けられている。
端部材322は、中央部材321とともに支持部302を構成するものである。さらに端部材322は、正面視または背面視において環状に形成されるとともに、中央部材321から離れるに伴い上方へ延びる形状とされている。
端部材322における中央部材321から最も離れた部分には、衣料品を保持する保持部323が設けられている。端部材322は弾性を有する材料から形成され、一対の保持部323が接近離間可能とされている。
保持部323には、上方に向って互いに接近する傾斜面324が設けられ、傾斜面324に衣料品の滑り落ちを防止する複数の凸部325が、上下方向に並んで設けられている。さらに、保持部323の上端には、円弧状に形成されたストッパ部326が設けられている。
吊下げ用フック206と中央部材321との間には、略直線状に延びる接続部261が設けられている。
ズボンなどの衣料品を保持する場合には、上述の衣料用ハンガー301における支持部302を衣料品のウエスト部分に挿入される。
具体的には、一対の保持部323の間隔を縮めた状態で衣料品のウエスト部分に挿入し、端部材322の弾性力により一対の保持部323における傾斜面324がウエスト部分に押し付けられる。傾斜面324には滑り止めの複数の凸部325が設けられているため、衣料品は衣料用ハンガー301から滑り落ちることなく保持される。
1,101,201,301 衣料用ハンガー(ハンガー)
2,102,202,302 支持部(ハンガー本体、ハンガー杵体)
3,103 上部係止部(ハンガー本体、ハンガー杵体)
5,105,205 表示部
5A 表面(一方の面)
5B 裏面(他方の面)
5C 表示端面
6,206 吊下げ用フック(ハンガー本体、フック部)
7 衣料品(被支持体)
51,151 シール(情報部)
52,152,252 スリット部
52A 一対の開口端
53,153,253 接続部
104 下部係止部(ハンガー本体、ハンガー杵体)
154 空間部

Claims (8)

  1. 再利用可能な材料から形成されるとともに、被支持体が掛けられるハンガーであって、
    前記被支持体が掛けられるハンガー杵体、および、該ハンガー杵体から延びるとともに、前記被支持体が掛けられた前記ハンガー杵体、または、前記ハンガー杵体そのものを掛ける際に用いられるフック部を有するハンガー本体と、
    前記被支持体に係る情報を表示する情報部が配置される表示部と、
    前記ハンガー本体および前記表示部の間を繋いで前記表示部を支持するとともに、破断されることにより前記ハンガー本体から前記表示部を離脱させる接続部と、
    が設けられていることを特徴とするハンガー。
  2. 前記接続部は、前記ハンガー杵体および前記表示部の間を繋いで前記表示部を支持するとともに、破断されることにより前記ハンガー杵体から前記表示部を離脱させることを特徴とする請求項1記載のハンガー。
  3. 前記ハンガー杵体は板状に形成され、
    前記表示部の少なくとも一部は前記ハンガー杵体の内部に配置され、
    前記ハンガー杵体および前記表示部の間には、前記表示部の周囲を囲うスリット部が設けられ、
    前記接続部は、前記スリット部を横切り、前記ハンガー杵体および前記表示部を繋ぐ梁状に形成されたものであることを特徴とする請求項2記載のハンガー。
  4. 前記表示部は、楕円状に形成された板状のものであり、
    前記スリット部における前記表示部の長軸と隣接する領域には、前記ハンガー杵体および前記表示部を離間する空間部が設けられていることを特徴とする請求項3記載のハンガー。
  5. 前記スリット部は、前記ハンガー杵体における一の端面に繋がる一対の開口端を有し、
    前記表示部における前記一の開口端に挟まれた領域の端面には、前記情報部による情報の表示がされる表示端面が設けられていることを特徴とする請求項3記載のハンガー。
  6. 前記表示部は、複数の前記接続部により前記ハンガー杵体と接続され、
    隣接する前記接続部は、前記表示部から前記ハンガー杵体に向かって、互いに接近又は離間するように配置されていることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載のハンガー。
  7. 前記接続部は、前記フック部および前記表示部の間を繋いで前記表示部を支持するとともに、破断されることにより前記フック部から前記表示部を離脱させることを特徴とする請求項1記載のハンガー。
  8. 前記表示部は前記フック部から突出して延びる板状に形成され、
    前記フック部および前記表示部の間にはスリット部が設けられ、
    前記接続部は、前記スリット部を横切り、前記フック部および前記表示部を繋ぐ梁状に形成されたものであることを特徴とする請求項7記載のハンガー。
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