JP3154305U - アクセサリー - Google Patents

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俊哉 野口
俊哉 野口
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Abstract

【課題】簡単な機構を用いて容易に、ロングヘアに限定されず幅広い長さの髪に、またハンドバッグ等にも取り付けることができ、かつ、多彩なおしゃれのセンスを表現することができる、アクセサリーを提供する。【解決手段】本アクセサリーは、軸の回りに回動可能な第1のクリップ片および第2のクリップ片を有して、対象箇所に取り付けるための弾性クリップ20と、第1のクリップ片に配置される第1の装飾布11と、第2のクリップ片に配置される第2の装飾布12とを備え、第1および第2の装飾布11,12が、ともにギャザーをとられていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、アクセサリーに関し、より具体的には、おしゃれセンスを十分に表現しながら髪等への取り付けが簡単にできるアクセサリーに関するものである。
男女を問わず髪のおしゃれは高い比重を占め、重要である。とくに女性にとってヘアアクセサリーは重要な身だしなみの一つであり、センス、秘めた情熱、気迫、可憐さ等、大袈裟にいえば自分の生き方や好みをさりげなく表現するものである。働く女性や学習する女性の割合が増えるにつれ、取り付けが簡単で、時間の節約ができ、かつ活発な身のこなしに支障をきたさないアクセサリーが重視される傾向にある。このため、たとえば弾性機構の付いた留め具付き髪飾りの提案がなされている(特許文献1)。この髪飾りでは、スプリングなどの弾性部材を用いて、取り付け性向上の要求に応えながら、弾性機構の金属ばねを装飾部品の中に収納して外から見えないようにして、外観をおしゃれな装飾品とすることができる。
2つの櫛とその間に配置された飾りが付いた伸縮性の飾りバンドとで構成される髪飾りの提案もされている(特許文献2)。この髪飾りは、一方の端の櫛を束髪に差し込み、飾りが付いた伸縮性の飾りバンドでその束髪を締結して、他方の端の櫛を束髪の逆側から差し込んで留める、という機構を持つ。櫛の密度を高くして、かつ長目にすることで、髪への取り付けを確実にしながら、飾りバンドの部分でおしゃれ感覚を満たすことができる。
また、シュシュ形髪飾りをブローチや、ハンドバッグ等のアクセサリーに使うために、環状のシュシュ本体にパレッタ台やピン等の接続具を取り付けた髪飾りが提案されている(特許文献3)。
特許公表2004−520121号公報 実用新案登録第3128976号 実用新案登録第3022743号
上記特許文献1の髪飾りは、髪への取り付けに大きな比重を置いているが、大まかに言えば取り付け部分だけから構成されるので、装飾性をより多く楽しむという点では不十分である。また、特許文献2の髪飾りは、機構が複雑であり、髪への取り付けはそれほど簡単ではない。そして、長い髪を前提としており、ショートヘアには取り付けられない。また、特許文献3のアクセサリーは取り付け機構が明確でなく、取り付け後の安定維持にも不安が残る。そして、ここでアクセサリーの主役となるシュシュ本体も、本来、長い髪のヘアアクセサリーである。
本考案は、上記の欠点を克服するものであり、簡単な機構を用いて容易に、ロングヘアに限定されず幅広い長さの髪に、またハンドバッグ等にも取り付けることができ、かつ、多彩なおしゃれのセンスを表現することができる、アクセサリーを提供することを目的とする。
本考案のアクセサリーは、軸の回りに回動可能な第1の部材および第2の部材を有して、対象箇所に取り付けるための取付部と、第1の部材に配置される第1の装飾布と、第2の部材に配置される第2の装飾布とを備え、第1および第2の装飾布が、ともにギャザーをとられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、第1の部材と第2の部材とが軸の回りに回動することで、対象箇所をはさむようにして取り付けることができ、かつギャザーがついた装飾布がその取付部を覆うので、たとえばヘアアクセサリーの場合には、そのヘアアクセサリーをロングヘアに限定されずより短いヘアにも、簡単にセットすることができる。ギャザーがとられた装飾布が2つ組まれて配置されるので、身だしなみとともに、おしゃれのセンス(衣服等との調和のセンス、情熱など一点豪華主張のセンス、自然との調和の重視のセンス等)をさりげなく、十分に表現することができる。具体的にはたとえば、洋服、イヤリング、マフラー、シューズ等と色彩、柄を合わせることができる。洋服、ブラウス、マフラー等の布製品とともに、装飾布の布が持つ風合いもおしゃれの演出に寄与することができる。
取付部が弾性クリップからなり、第1の部材および第2の部材を、櫛状のクリップ片とすることができる。これによって、弾性クリップの2つの把手(クリップ片の櫛状部と反対側の端部分)を力を入れて指でつまんで櫛状部を広げることで、ロングヘア、ショートヘアを問わず、またハンドバッグ等の対象箇所を挟み入れ、指のつまみを放すことで2つのクリップの櫛状部で挟んでその対象箇所を把持させることができる。この操作は、非常に簡単であり、弾性クリップのばね強さを適当に加減することで、活発な動きをしてもずれることなく対象箇所の把握を安定に維持することができる。とくにロングヘアでなくても、おしゃれセンスに富んだヘアアクセサリーを安定して髪に取り付けることができる。このような非ロングヘアに用いることができる装飾性に富んだヘアアクセサリーは、これまでほとんど例がない。弾性クリップの弾性力を発現する弾性部材には、各種の金属ばね、樹脂ばね等を用いることができる。また、クリップ片としては、装飾布に主役を演じさせるために、透明または半透明の樹脂などを用いるのがよい。また、色つきの場合は、髪の色に合わせて目立たない色調とするのがよい。
ギャザーを、第1の装飾布および第2の装飾布の中央にぐし縫いが施されて該ぐし縫いを引っ張って真ん中に寄せたギャザーとすることができる。これによって、花束またはコサージュもしくはブーケのような装飾性の高い装飾布を形作ることができる。このような装飾性の高い布2つをまとめて盛り上げて配置するので、多様で表現力の高いおしゃれセンスを演出することができる。
弾性クリップの把手部を覆って第1の装飾布と第2の装飾布とを連続するように設けられた装飾布である、把手部覆い装飾布を備えることができる。これによって、弾性クリップの把手部は外側から見えなくなる。この結果、たとえば、弾性縁の孔が設けられた環状の装飾布であるシュシュを髪に取り付けた状態を、クリップの操作で非常に簡単に実現することができる。従来、シュシュのロングヘアへの取り付けは、シュシュのねじり重ねの操作や、孔にロングヘアを通して固定する動作など、気に入った取り付けが完成するまでかなりの手間を要していた。上記の本考案によれば、ロングヘアに限定されず、シュシュと同様のアクセサリーを簡単に安定して取り付けることができる。
第1の装飾布および第2の装飾布の縁に弾性糸を縫い込んでおくことができる。これによって、装飾布の縁が、縁の線を維持しながら波打って、ギャザーと組み合わせることで八重の花びらのような装飾効果を表現することができる。上記の弾性糸としてはテグス、細樹脂線、極細金属線等を用いることができる。
上記の弾性クリップを用いない場合、取付部の第1の部材および第2の部材は、ともに、湾曲した細長弾性板状体であり、軸と逆側の端に、相互に係合して留める係合部を備え、対象箇所に取り付く面に、複数の突状部が設けられている構造をとることができる。このように弾性クリップを用いない場合には、湾曲した細長弾性板状体で髪等を挟んで、弾性力により係合部を係合させることで留めることができる。弾性力は、樹脂程度の弾性があればよい。したがって湾曲した細長弾性板状体の材料には、樹脂を用いることができる。湾曲の程度は、バナナ程度の湾曲があればよい。バナナ程度に湾曲させることで、係合の機構を形成するだけでなく、無機的人工的でなく、親しみを感じさせておしゃれの表現を多様化することができる。また商品名にバナナの名称を含ませて連想効果により多数のヒトに覚えて貰うことができる。
取付部が湾曲した細長弾性板状体の場合、第1の装飾布よりも幅が狭い第3の装飾布がギャザーをとられて該第1の装飾布に重ねられ、第2の装飾布よりも幅が狭い第4の装飾布がギャザーをとられて該第2の装飾布に重ねられている構成をとることができる。これによって、装飾布の盛り上がりを高めて、おしゃれの表現をさらに大きくすることができる。
第1の装飾布は第1の部材に、また第2の装飾布は第2の部材に、接着剤または両面テープで接着することができる。これによって、グルーガンなどを用いた接着剤、または両面テープによって、装飾布を取付部の第1の部材および第2の部材に、能率よく簡単に固定することができる。これによって、装飾性および取付性が高く、かつ経済性にも優れたアクセサリーを提供することができる。上述のように、このアクセサリーは、洋服、イヤリング、マフラー、シューズ等に合わせて、幾種類も揃えておく場合が多く、求めやすい価格にすることは、拡販の重要な要因となる。
本考案のアクセサリーによれば、簡単な機構を用いて容易に、ロングヘアに限定されず幅広い長さの髪に、またハンドバッグ等にも取り付けることができ、かつ、多彩なおしゃれのセンスを表現することができる。
本考案の実施の形態1におけるアクセサリーを示す図である。 図1のアクセサリーを別の角度から見た図である。 (a)はクリップを開いた状態を内側から見た図、(b)はクリップの把手部の部分拡大図である。 本実施の形態のアクセサリーの製造方法を示し、(a)はテグスを縁に縫い込んだ細長い楕円形状の装飾布にぐし縫いを施した状態、(b)ぐし縫いを引っ張ってギャザーを中央に寄せた状態、を示す図である。 本実施の形態のアクセサリーの概略構成図である。 図5のアクセサリーを把手部周回装飾布の側から見た図である。 本考案の実施の形態2におけるアクセサリーを示す図である。 図7のアクセサリーの開いた状態を示す図である。
(実施の形態1)
図1は、本考案の実施の形態1におけるアクセサリー50を示す図である。このアクセサリー50は、主にヘアアクセサリーとしてヘアに取り付けるが、ハンドバッグやマフラー等に取り付けてもよい。このアクセサリー50は、ギャザーがとられた第1の装飾布11と、同様にギャザーがとられた第2の装飾布12を備えている。第1の装飾布11および第2の装飾布12には、ともに、弾性糸または弾性線であるテグスが縁に縫い込まれてテグス縫い込み縁11f,12fが設けられている。テグス縫い込み縁11f,12fは、くっきりした流麗な線を形成して、装飾布11,12が八重の花弁もしくはコサージュのように見える効果を与えることができる。第1の装飾布11および第2の装飾布12を連続するように、図示しない取付部の把手部の外側を覆う把手部覆い装飾布15が設けられている。通常、第1の装飾布11、第2の装飾布12、把手部覆い装飾布15は、同じ図柄の装飾布とするのがよい。ただし、第1の装飾布11および第2の装飾布12は、透けて見える効果または薄手の装飾布自体の効果を得るために、薄手の生地を一枚のまま使用するのがよいが、把手部覆い装飾布15は、把手部を覆って外側から把手部を見えなくする効果も狙っているので、芯材を入れたり、二重にしたりするのがよい。
図2は、図1に示すアクセサリー50を別の角度から見た図である。把手部覆い装飾布15は、取付部である弾性クリップ20の把手部を覆って、第1の装飾布11と第2の装飾布12とを連続するように設けられている。図1および図2に示すアクセサリー50は、ヘアアクセサリーの代表例であるシュシュを模すように形成されている。本来のシュシュは、ロングヘアを対象に、環状の弾性伸縮性の装飾布であるシュシュの内環(孔)にロングヘアを通して留めながらおしゃれセンスを表現する。第1の装飾布11と第2の装飾布12とを連続するように把手部覆い装飾布15を配置することで、環状の装飾布をねじって重ねて用いるシュシュに非常によく似た外観を呈することができる。シュシュは、女性の間ではきわめてポピュラなヘアアクセサリーなので、シュシュに似せることで、親近感および安心感を持たれることができる。さらにシュシュは、ロングヘア専用であり、取り付けはそれほど簡単ではないのに対して、本実施の形態におけるヘアアクセサリー50は、ロングヘアに限定されず、弾性クリップ20によって簡単に取り付けることができる。
このあと順次説明するように、第1の装飾布11、第2の装飾布12および把手部覆い装飾布15は、弾性クリップ20に接着剤により接着されている。
図3(a)は、弾性クリップ20を広げた状態(図示しない把手部に応力を付加した状態)の内側を示す図である。弾性クリップ20は、第1の部材であるクリップ片21と、第2の部材であるクリップ片22とが、図示しない軸により係合されている。クリップ片21,22では、ともに櫛の根元部21d,22dから櫛歯21s,22sが分かれて出ており、櫛歯21s,22sは髪を掴みやすいように内側(挟む対象箇所側)に凹に湾曲している。第1のクリップ片21における、軸またはピンが通る2つの軸挿通部21kは間隔が狭く、また第2のクリップ片21における2つの軸挿通部22kは間隔が広く、上記幅狭間隔の軸挿通部21kを間に挟むように配置される。軸挿通部21k,22kに設けられた挿通孔hには、図示しない軸である、ピンまたはボルト等が通される。弾性クリップ20の弾性力は、ピン等を貫通させて、第1のクリップ片21の2つの軸挿通部21kの間に配置された、ねじりコイルばねによって発生される。ねじりコイルばねは、櫛の歯21s,22sを閉じる向き、または対象箇所を掴む向きに弾性力を発現するように配置される。このため、際限なく閉じないように、突状のストッパSが第2のクリップ片22に設けられ、適当に閉じた位置で第1のクリップ片21に当たるようにされている。
図3(b)は、図3(a)のクリップ20にねじりコイルばね27を配置してピンを挿通させたあと、裏側、または把手部側から見た図である。把手部21a,22aは、指でつまむ取っ手部または把手部である。ねじりコイルばね27は、軸挿通部21k,22kを通るピン25に挿通され、第1のクリップ片21の2つの軸挿通部21kの間に収納されている。ねじりコイルばね27の一方の腕27eは、第1のクリップ片21の把手部21aを閉じる方向に押し、また、他方の腕27eは、第2のクリップ片22の把手部22aを閉じる方向に押し、櫛の歯21s,22sを閉じるように力を及ぼす。図3(a)に示す開いた状態は、ねじりコイルばね27の力に抗して把手部21a,22aに指等で力を及ぼして開いている状態に対応する。
第1の装飾布11は、第1の部材である第1のクリップ片21に接着され、また第2の装飾布12は、第2の部材である第2のクリップ片22に接着される。そして、把手部覆い装飾布15は、把手部21a,22aの櫛の歯21s,22s側の面に接着されて、把手部21a,22aを周回して把手部を見えないようにする。このため、弾性クリップ20を開くときは、把手部覆い装飾布15を介して、把手部21a,22aを指等でつまむことになる。把手部覆い装飾布15が、芯材を含ませ、または二重にするのは、指等によって把手部に応力をかけるので、把手部覆い装飾布15を丈夫にする意味と、かつ滑らないようにする意味もある。
次に、図1または図2に示すアクセサリー50の製造方法について説明する。まず図4(a)に示すように、第1および第2の装飾布11,12には、選択した適切な図柄の細長い楕円形の布を準備する。細長い楕円形の状態で、縁にテグスを縫い込み、またはテグス入りロック始末を行っておく。次いで、中心線に沿ってぐし縫いを施す。このぐし縫いを引っ張って、図4(b)に示すように、ギャザーを中央に寄せる、または細長い楕円形を立体的にまとめるように寄せる。このギャザー寄せによって、テグスを含む縁はくっきりとした流麗線を形成し、縁取られた内側は八重の花弁、コサージュ等のように幾重にもひだを形成して重なり、第1および第2の装飾布11,12が形成される。
図5は、アクセサリー50の概略構成図である。弾性クリップ20の第1のクリップ片21の接着部Gに第1の装飾布11が固定され、第2のクリップ片22の接着部Gに第2の装飾布12が固定される。そして、弾性クリップ20の把手部21a,22aの櫛の歯側の面の接着部Gに、把手部覆い装飾布15が接着される。把手部覆い装飾布15は、把手部21a,22aを外側から見えないようにし、かつ、第1の装飾布11と第2の装飾布12とが連続するように見せる。
上記のように接着剤で接着するとき、グルーガンなどを用いることで、作業能率を高めて、かつ接着強度を安定して高い強度にすることができる。接着剤を用いる以外に、両面テープによって、クリップ20に装飾布11,12,15を固定してもよい。
図6は、図5のアクセサリー50を把手部覆い装飾布15の側から見た図であり、クリップは省略されている。把手部覆い装飾布15によって、把手部21a,22aやねじりコイルばね27やその腕27eは、外側から見えない。さらに弾性クリップ20を透明または半透明な樹脂、または髪の色に合わせてで形成することで、装飾性の布のみで作り上げたおしゃれなアクセサリー50の印象を与えることができる。
(実施の形態2)
図7は、本考案の実施の形態2におけるアクセサリー50を示す図である。このアクセサリー50についても、主にヘアアクセサリーとしてヘアに取り付けるが、ハンドバッグやマフラー等に用いてもよい。このアクセサリー50は、ギャザーがとられた第1の装飾布11と、同様にギャザーがとられた第2の装飾布12を備えている。さらにより幅の狭い装飾布11bが、やはりギャザーをとられて第1の装飾布11の上に固定されている。図7では裏側に位置する第2の装飾布12についても、同様に、幅の狭い装飾布が上に固定されている。第1の装飾布11と幅の狭いその上の装飾府11bとは、共通のぐし縫いMによってギャザーをとられ、かつ両方の装飾布11,11bが一体化されている。裏側の装飾布についても同様である。
本実施の形態におけるアクセサリー50は、少し湾曲して細長い点も特徴にあげることができる。湾曲の程度は、バナナにたとえることができる。第1の部材21および第2の部材22は、一方の端で、係合部21g,22g同士が係合しており、図示しない他方の端で、共通の軸の回りに回動可能とされている。
図8は、このアクセサリー50を開いた状態を示す図である。第1の部材21および第2の部材22は、細長い弾性板状体、すなわち樹脂製の板状体である。挟む対象箇所に接する面には、一列に配列された多数の突起21i,22iが設けられ、たとえば髪などに取り付ける際の取り付け安定性を向上させている。これによって、ロングヘアに限定されず幅広い長さの髪に、簡単に取り付けることができ、装飾布の装飾効果に加えて、バナナ状の細長い形状に起因した独特の面白みのあるおしゃれを演出することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は上記した説明ではなくて実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本考案によれば、簡単な機構を用いて容易に、ロングヘアに限定されず幅広い長さの髪に、またハンドバッグ等にも取り付けることができ、多彩なおしゃれのセンスを表現することができ、かつ経済性にも優れるので、洋服、イヤリング、マフラー等に合わせて、幾種類も備えておくことができる。
11 第1の装飾布、11b 狭幅の装飾布、11f テグス縫い込み縁、12 第2の装飾布、12b 狭幅の挿縮布、12f テグス縫い込み縁、15 把手部覆い装飾布、20 取付部、21 取付部の第1の部材(第1のクリップ片)、22 取付部の第2の部材(第2のクリップ片)、21a,22a 把手部、21d,22d 櫛の歯の根元部、21i,22i 突状部、21k,22k 軸挿通部、21g,22g 係合部、21s,22s 櫛の歯、25 軸(ピン、ボルト)、27 ねじりコイルばね、27e ねじりコイルばねの腕、h 軸挿通部の軸孔、G 接着部、M ぐし縫い、S ストッパ、

Claims (8)

  1. 軸の回りに回動可能な第1の部材および第2の部材を有して、対象箇所に取り付けるための取付部と、
    前記第1の部材に配置される第1の装飾布と、
    前記第2の部材に配置される第2の装飾布とを備え、
    前記第1および第2の装飾布が、ともにギャザーをとられていることを特徴とする、アクセサリー。
  2. 前記取付部が弾性クリップからなり、前記第1の部材および第2の部材が、櫛状のクリップ片であることを特徴とする、請求項1に記載のアクセサリー。
  3. 前記ギャザーは、前記第1の装飾布および第2の装飾布の中央にぐし縫いが施されてそのぐし縫いを引っ張って真ん中に寄せたギャザーであることを特徴とする、請求項1または2に記載のアクセサリー。
  4. 前記弾性クリップの把手部を覆って前記第1の装飾布と第2の装飾布とを連続するように設けられた装飾布である、把手部覆い装飾布を備えることを特徴とする、請求項2または3に記載のアクセサリー。
  5. 前記第1の装飾布および第2の装飾布の縁に弾性糸が縫い込まれていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のアクセサリー。
  6. 前記取付部の前記第1の部材および第2の部材は、ともに、湾曲した細長弾性板状体であり、前記軸と逆側の端に、相互に係合して留める係合部を備え、対象箇所に取り付く面に、複数の突状部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のアクセサリー。
  7. 前記第1の装飾布よりも幅が狭い第3の装飾布がギャザーをとられて前記第1の装飾布に重ねられ、前記第2の装飾布よりも幅が狭い第4の装飾布がギャザーをとられて前記第2の装飾布に重ねられていることを特徴とする、請求項6に記載のアクセサリー。
  8. 前記第1の装飾布は前記第1の部材に、また第2の装飾布は前記第2の部材に、接着剤または両面テープで接着されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のアクセサリー。
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