JP3154278U - 押しボタン付き携帯用箸 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯に便利で使用しやすい携帯用箸を提供する。【解決手段】箸先部2と手元部1とを連接し、手元部には箸先部をスライドして収納できる収納空間部を形成し、手元部の上端部には、箸先部を手元部にスライドして収納した際、箸先部の頭部が係止する磁性部を設けるとともに、この箸先部の頭部と磁性部との係止状態を解除する押しボタン5を設けてなる。【選択図】図1
Description
本考案は、食事用箸に関し、押しボタン付き携帯用箸に関する。
近年、環境問題が話題となり、飲食店に備えてある割り箸の使用も極力制限するような傾向にある。そこで、外出時携帯用箸を持参することが叫ばれている。そこで、従来から携帯に便利なように折りたためる携帯用箸が存在し、使用されてきた。角棒状のプラスチック製箸を素材とし、箸先端部と手元部分に分離し、使用時に接続可能とすることで持ち運びに便利にした携帯用箸が提案されている(特許文献1)。
しかし、従来の携帯用箸は、1本を2分割したものが多くあり、箸2本で合計4本を携帯することになり、必ずしも携帯に便利だとはいえないし、収納が嵩張る欠点を有している。
そこで、便利で使いやすい携帯用箸が出現することが望まれている状況にある。
特開平6−90845号公報
しかし、従来の携帯用箸は、1本を2分割したものが多くあり、箸2本で合計4本を携帯することになり、必ずしも携帯に便利だとはいえないし、収納が嵩張る欠点を有している。
そこで、便利で使いやすい携帯用箸が出現することが望まれている状況にある。
本考案の課題は、携帯に便利で使用しやすい携帯用箸を提供することにある。
本考案者は、このような従来の問題を解決しようとし、鋭意研究の結果、便利で使用しやすい携帯用箸である本考案を見出した。
すなわち、(1)本考案は、箸先部と手元部とを連接し、手元部には箸先部をスライドして収納できる収納空間部を形成し、手元部の上端部には、箸先部を手元部にスライドして収納した際、箸先部の頭部が係止する磁性部を設けるとともに、この箸先部の頭部と磁性部との係止状態を解除する押しボタンを設けてなる携帯用箸に関する。
すなわち、(1)本考案は、箸先部と手元部とを連接し、手元部には箸先部をスライドして収納できる収納空間部を形成し、手元部の上端部には、箸先部を手元部にスライドして収納した際、箸先部の頭部が係止する磁性部を設けるとともに、この箸先部の頭部と磁性部との係止状態を解除する押しボタンを設けてなる携帯用箸に関する。
本考案のさらなる態様として、(2)携帯用箸がステンレス製であることを特徴とする上記(1)の携帯用箸を提供するものである。
本考案の別の態様として、(3)箸先部と手元部は、同じ長さであることを特徴とする上記(1)の携帯用箸を提供するものである。
本考案のさらなる別の態様として、(4)収納された状態での携帯用箸の長さが7センチ 〜12センチであることを特徴とする上記(1)の携帯用箸を提供するものである。
本考案の更に別の態様として、(5)使用状態での携帯用箸の長さが15センチ 〜25センチであることを特徴とする上記(1)の携帯用箸を提供するものである。
本考案の更に別の態様として、(5)使用状態での携帯用箸の長さが15センチ 〜25センチであることを特徴とする上記(1)の携帯用箸を提供するものである。
本考案は、携帯用箸として持ち運びが便利であり、使用時の操作がワンプッシュの押しボタンでできるので外出時の携帯に便利かつ操作しやすい利点を有する。しかも、不使用時は箸先端部が筒状の手元部に収納されているので、使用時の長さの半分の長さで携帯できるので、外出時に衣服のポケット等に装着しやすくなっている。
本考案は、手元部と箸先部とからなる。何れもステンレス製である。そして、手元部と箸先部は連接しており、スライドして収縮可能となっている。
手元部は、空洞の筒状になっており、箸先部がスライド収納されるようになっている。不使用時は筒の中に収納されており、使用時に長く伸ばすことが可能としてある。そして手元部は、箸先部の頭部が係止する磁性部を設けてある。不使用時には、収納されている箸先部が係止され、飛び出さないように工夫されている。
箸先部の頭部は、ステンレス製であるので、磁石で密着可能な部分になっている。この箸先部の頭部と磁性部との係止状態を解除する押しボタンを設けてあり、使用時にその押しボタンを押すことにより収納された箸先が飛び出し、使用状態の箸の長さになる。
材質は、ステンレスであり、使用後の洗浄、ふき取り及び乾燥に便利である。
下記の使用段階が挙げられる。
1. 不使用状態での該携帯用箸の手元部の押しボタンをワンプッシュする。
2. 収納されていた箸先端部が出てくる。
3. 箸として使用できるように手元部の末端と箸先部の頭部を固定する。
4. 使用後、箸先部を手元部の空洞の中にスライド収納する。
持ち運びする場合は、箸箱ケースに収めておく。従来の箸箱ケースより極端に小型化できるので持ち運びに嵩張らない。ステンレス製であり、外観上すっきりしており、清潔感がある。
1. 不使用状態での該携帯用箸の手元部の押しボタンをワンプッシュする。
2. 収納されていた箸先端部が出てくる。
3. 箸として使用できるように手元部の末端と箸先部の頭部を固定する。
4. 使用後、箸先部を手元部の空洞の中にスライド収納する。
持ち運びする場合は、箸箱ケースに収めておく。従来の箸箱ケースより極端に小型化できるので持ち運びに嵩張らない。ステンレス製であり、外観上すっきりしており、清潔感がある。
本考案の箸において、手元部分と箸先はいずれもステンレス製であるので丈夫であり、手元部が空洞の筒状であるので極端に重く感じることはない。
本考案の箸は、手元部の上部に行くほど若干太くなっており、下部にいくほど若干細くなっており、箸先部の下部にいくほど更に細くなっている。箸を手で持ちやすく、しかも、料理を箸先の細い部分で掴みやすくするためである。
箸の着色、外装加工は適宜可能である。スライド収納時、磁石で係止可能である限り他の箇所の着色、外装加工は適宜可能である。
手元部と箸先部の連接部分はストッパーを設けてもよい。また、筒状の先に行くほど細くなっているので、使用時に延ばした状態で連接部で停止し固定可能となっている。
箸先部の先端は細くなって、食物を掴みやすくなっている。更に、食物を掴みやすくするため、滑り止め加工のギザギザのすじを施してもよい。
本考案の箸は、通常は棒状の形態の伸縮可能な箸である。しかし、手元部分を角状に変形しデザイン的な変化を持たせてももよい。
本考案を図面にも基づき説明する。図1は、以下の実施例で示した本考案の携帯用箸の使用時の状態を示している。符号1の手元部と符号2の箸先部とが連接部の符号3と符号4とで連結している状態を示している。
図2は、符号1の手元部の空洞に符号2の箸先部がスライド収納されている状態を示している。そして、符号5Aの磁性部が符号4の箸先部の頭部と係止することになることを示している。
1. 本件考案の箸の手元部
2. 本件考案の箸の箸先部
3. 本件考案の箸の手元部の接合部
4. 本件考案の箸の箸先部の接合部
5. 本件考案の箸の手元部の上端部の押しボタン
5A 本件考案の箸の手元部の上端部の押しボタン
5B 本件考案の箸の手元部の上端部の係止する磁性部
2. 本件考案の箸の箸先部
3. 本件考案の箸の手元部の接合部
4. 本件考案の箸の箸先部の接合部
5. 本件考案の箸の手元部の上端部の押しボタン
5A 本件考案の箸の手元部の上端部の押しボタン
5B 本件考案の箸の手元部の上端部の係止する磁性部
Claims (5)
- 箸先部と手元部とを連接し、手元部には箸先部をスライドして収納できる収納空間部を形成し、手元部の上端部には、箸先部を手元部にスライドして収納した際、箸先部の頭部が係止する磁性部を設けるとともに、この箸先部の頭部と磁性部との係止状態を解除する押しボタンを設けてなる携帯用箸
- 携帯用箸がステンレス製であることを特徴とする請求項1の携帯用箸。
- 箸先部と手元部は、同じ長さであることを特徴とする請求項1の携帯用箸
- 収納された状態での携帯用箸の長さが7センチ 〜12センチであることを特徴とする携帯用箸
- 使用状態での携帯用箸の長さが15センチ 〜25センチであることを特徴とする携帯用箸
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005522U JP3154278U (ja) | 2009-07-14 | 2009-07-14 | 押しボタン付き携帯用箸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005522U JP3154278U (ja) | 2009-07-14 | 2009-07-14 | 押しボタン付き携帯用箸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3154278U true JP3154278U (ja) | 2009-10-15 |
Family
ID=54858438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009005522U Expired - Fee Related JP3154278U (ja) | 2009-07-14 | 2009-07-14 | 押しボタン付き携帯用箸 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3154278U (ja) |
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2009
- 2009-07-14 JP JP2009005522U patent/JP3154278U/ja not_active Expired - Fee Related
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