JP2010094475A - 携帯用箸・フォーク兼用スプーンセット - Google Patents

携帯用箸・フォーク兼用スプーンセット Download PDF

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JP2010094475A JP2008289247A JP2008289247A JP2010094475A JP 2010094475 A JP2010094475 A JP 2010094475A JP 2008289247 A JP2008289247 A JP 2008289247A JP 2008289247 A JP2008289247 A JP 2008289247A JP 2010094475 A JP2010094475 A JP 2010094475A
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Abstract

【課題】 折りたたんでケースに収納することができ、持ち歩きに邪魔にならない携帯用箸、フォーク兼用スプーンを提供する。
【解決手段】 箸先1とキャップ2からなる携帯用箸W1であって、箸先1の先端部と反対側の他端部には断面を楕円形とする嵌合部3を設け、キャップ2の一端には断面を円形とする挿入部4を設け、箸先1の嵌合部3を挿入部4に挿入して箸W1として通常の長さで使用でき、不使用にはキャップ2の中に収納できる。そして、フォーク兼用スプーン6の後端部に断面を楕円形とする嵌合部7を設け、上記携帯用箸W1のキャップ2の挿入部4に挿入して柄8を上記キャップ2と共用できる。さらに上記携帯用箸W1と携帯用フォーク兼用スプーンW2を一組にしてセットされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、食事に用いる箸、特に折りたたんで持ち歩き外食時に割り箸、フォーク・スプーンの代わりに使用するための携帯用箸・フォークスプーンセットに関する。
従来、外食をする場合には飲食店に備えてある木製の割り箸を使用していた。又、店頭で売られている弁当にも木製の割り箸を使用していた。したがって、上記の割り箸を使い捨てることにより森林伐採が進み自然が破壊されつつある。
この問題を解決する手段として、飲食店では樹脂性等の繰り返し使用できる箸を使用する店もある。しかし、不特定多数の人が使用する箸を使用することは日本人の感覚としてあまり好まず広く普及していないため、客個人がそれぞれ自分の箸を携帯することが考えられる。しかし、通常使用する長さの箸では携帯に不便である。
上記課題を解決するため、例えば、文献1には箸の中央部で分離可能でケースに収納することができ、持ち歩きに邪魔にならない携帯用箸が開示されている。
また、例えば文献2には、上記分離した箸の後半部分を中空の筒状とし、前半部分を後半部分の内部に収納することができるようにした携帯用箸が開示されている。
該箸の前半部分の後端に、後半部分の中空部に密嵌可能な太さの筒状の金属性帽体を設け、その表面に小突起を設けることで後半部分の中空部に摩擦抵抗を大きくすることによりガタツキがなく安全に嵌合して固着する構成が開示されている。
一方、通常のスプーンの先端中央部分に凹み部を設け、食物を刺すことができるスプーンが存在する。しかし、これではパスタなどを食べる場合、フォークの役割を果たすことができない。そこで発明者は、例えば文献3に開示されるようにスプーンの長手方向の先端から約3分の1程度の位置までフォーク状の切り欠きを設け、かつ切り欠き部全体がスプーンの長手方向の軸線から左右非対称となるフォーク兼用スプーンを発明した。
さらに、フォーク兼用スプーンの柄を長手方向の中間部で取り外し収納可能とする携帯用フォーク兼用スプーンを発明した。
特開平6−90845号公報 実公昭29−6265号公報 実開平6−231号公報
しかしながら、上述した従来の携帯用箸は、以下に示す技術的課題を有している。
具体的には、特許文献1の携帯用箸は、中央部で分離可能でケースに収納することができるが、箸の前半部分と後半部分が各2本づつ計4本収納する必要があり携帯に不便であるという技術的課題があった。
また、特許文献2の携帯用箸は、箸の前半部分と後半部分を分離し箸の後半部分を中空の筒状とし、前半部分を後半部分の内部に収納することができるため収納する箸は2本で済むが、該箸の前半部分の後端に筒状の金属性帽体を設け、その表面に小隆起を設ける必要があり構成部品数が増えるとともに、製造工程が増えコストがかかるという技術的課題があった。
さらに、特許文献3の携帯用フォーク兼用スプーンは、手持ち部分に使用時差込部を、フォーク兼用スプーンの後端に収納止め部を設け、不使用時にはフォーク兼用スプーンが手持ち部内に収納される構造となっている。しかしながら、上記構造から手持ち部を大きくする必要があり、そのため使用時においては使用時差込部と収納止め部の嵌合、固定が必ずしも充分とは言えないという技術的課題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、木の割り箸や備え付けの箸を使用することなく、安価で収納に便利でいつでも自分で持ち歩くことができる箸とフォーク、スプーンを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するためになされた本発明は、外で食事する時に持ち歩く携帯用箸、フォーク兼用スプーンセットに適用される。
そして、前記携帯用・フォーク兼用スプーンセットは、箸先の先端部と反対側の他端部には断面を楕円形とする嵌合部を設け、キャップの一端には断面を円形とする挿入部を設け、箸先の嵌合部をキャップの挿入部に挿入して箸として通常の長さで使用でき、不使用にはキャップの中に収納できるように構成する。さらに長期に嵌合して使用した状態の挿入部が楕円化することを防止する円形の収納時嵌合部を形成する。
また、フォーク兼用スプーンの後端部に断面を楕円形とする嵌合部を設け、上記携帯用箸のキャップの一端の挿入部に挿入して、柄を上記キャップと共用できるように構成し、さらに上記携帯用箸と携帯用フォーク兼用スプーンを一組にしてセットしたことを特徴とする。
このように、本発明によれば、箸先をキャップの中に収納することにより箸を短くコンパクトにして持ち歩くことができる。使用時には箸先の楕円形の嵌合部とキャップの円形の挿入部と固着させるため、簡単な構造で強固に接続できる。また、フォーク兼用スプーンの柄を上記キャップと共用できるため携帯用箸・フォーク兼用スプーンセットを軽量かつコンパクト化、低コスト化することができる。
発明の効果
本発明によれば、木製の割り箸を消費することなく、自分の箸・フォーク兼用スプーンを持ち歩いて外食することができると共に、軽量かつコンパクトで使用時にガタツキがなく安価な携帯用箸・フォーク兼用スプーンセットを提供することができる。
課題を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施形態の携帯用箸・フォーク兼用スプーンセットの構成について図1〜図4に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態を示す携帯用箸の使用状態を示す斜視図である。図2は上記実施の形態の携帯用箸のA−A断面の部分拡大図である。図3は上記実施の形態の携帯用箸のキャップを装着し長さを短くした状態を示す斜視図である。図4は上記実施の形態の携帯用箸のB−B断面の部分拡大図である。図5は本発明の実施の形態を示す携帯用フォーク兼用スプーンの先端部を示す平面図である。図6は図5に示す携帯用フォーク兼用スプーンの使用状態を示す側面図である。図7は挿入部と嵌合部を示す断面図であり、<A>はキャップの挿入部(円形)を示す断面図であり、図7<B>は嵌合部(楕円形)を示す断面図である。
図示するように、携帯用箸W1は、箸先1とキャップ2からなる。箸先1は先端部に向かうにしたがって細くなっている。先端部に対する他端部には断面が楕円形状である嵌合部3を備える。キャップ2は中空状になっており、その先端に断面が真円である挿入部4を設ける。
なお、嵌合部3の楕円の長軸はキャップ2の挿入部4の内壁の径よりやや長く設定する。ここで、キャップ2は変形可能な樹脂で成形されているため、嵌合部3の軸長と内径の差が摩擦抵抗となり、箸先1とキャップ2が使用時に密着し固定される。
また、箸先1の嵌合部3付近には、長期に使用した状態の挿入部が楕円化することを防止する円形の収納時嵌合部5を設ける。収納時嵌合部5は箸先1から嵌合部3の方向に向かってテーパー状に形成され、収納時嵌合部5はキャップ2に箸先1を収納した時に位置を規制するとともに抜け防止にも寄与している。
このように、本実施形態によれば、箸をコンパクトに分割して携帯することができ、使用時には簡単かつ確実に箸先1とキャップ2が接合でき便利である。
さらに、図5、図6に示すように本実施形態の携帯用フォーク兼用スプーンW2は、先端に切り欠き部を設けたフォーク兼用スプーン6と柄8からなる。柄8は前述のキャップ2と共用できるようになっている。フォーク兼用スプーン6の後端には嵌合部7を設ける。
嵌合部7は断面が楕円形となっており、楕円形の長軸はキャップ2の挿入部4の内壁の径よりやや長く設定する。ここで、キャップ2は変形可能な樹脂で成形されているため、嵌合部7の長軸とキャップ2の内径の寸法差が摩擦抵抗となり、フォーク兼用スプーン6とキャップ2(柄8)が使用時に密着し固定される。フォーク兼用スプーン6はポリプロピレン樹脂などで成形されている。
また、嵌合部7付近にはストッパ10を設けキャップ2(柄8)にフォーク兼用スプーン6を接続し、固定した時に位置を規制するとともに抜けを防止している。
このように、本実施形態によれば、フォーク兼用スプーン6をコンパクトに分割して携帯することができ、使用時には簡単かつ確実にフォーク兼用スプーン6とキャップ2(柄8)が接合でき便利である。
つぎに、本実施形態の携帯用箸W1を使用する場合の手順について説明する。
まず、収納ケース(図示せず)から、箸先1が内蔵されたキャップ2(図3の状態)を取り出す。次に、キャップ2から箸先1を外し嵌合部3を挿入部4に接続すると通常の箸の長さになる。
つぎに、箸を分割して収納する場合は、上記と逆の手順となる。そして、箸先1をキャップ2の挿入部から挿入すると収納時嵌合部5の位置で固着される。
さらに、フォーク兼用スプーンW2を使用する場合には、収納ケース(図示せず)から、フォーク兼用スプーン6を取り出す。キャップ2から箸先1を外し、キャップ2の挿入部4を嵌合部7に挿入しストッパ10の位置で固着すると通常の長さフォーク兼用スプーンW2になる。
つぎに、フォーク兼用スプーンW2を分割して収納する場合は、上記と逆の手順となる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、木製の割り箸を消費することなく環境保護に貢献できる。また、自分の箸・フォーク兼用スプーンを持ち歩いて外食することができて便利である。
また、本実施形態によれば、すべての構成品が樹脂成型でき、構造が簡単で、軽量かつコンパクトで使用時にガタツキがなく、しかも安価な携帯用箸・フォーク兼用スプーンセットを提供することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲で種々の変更が可能である。
本発明の実施の形態を示す携帯用箸の使用状態を示す斜視図である。 上記実施の形態の携帯用箸のA−A断面図である。 上記実施の形態の携帯用箸のキャップを装着し長さを短くした状態を示す斜視図である。 上記実施の形態の携帯用箸のB−B断面図である。 本発明の実施の形態を示す携帯用フォーク兼用スプーンの先端部を示す平面図である。 図5に示す携帯用フォーク兼用スプーンの使用状態を示す側面図である。 キャップの挿入部と嵌合部を示す断面図である。<A>はキャップの挿入部を示す断面図、<B>は嵌合部を示す断面図である。
符号の説明
1…箸先
2…キャップ
3…嵌合部(箸)
4…挿入部(箸)
5…収納時嵌合部
6…フォーク兼用スプーン
7…嵌合部(フォーク兼用スプーン)
8…柄
9…嵌合部(フォーク兼用スプーン)
10…ストッパ

Claims (3)

  1. 箸先の先端部と反対側の他端部に断面を楕円形とする嵌合部を設け、キャップの一端には断面を円形とする挿入部を設け、箸先の嵌合部を挿入部に挿入して箸として通常の長さで使用でき、不使用にはキャップの中に収納でき、長期に嵌合して使用した状態の挿入部が楕円化することを防止する円形の収納時嵌合部を設けたことを特徴とする携帯用箸。
  2. フォーク兼用スプーンの後端部に断面を楕円形とする嵌合部7を設け、上記携帯用箸のキャップの挿入部に挿入して、柄を上記キャップと共用できるように構成したことを特徴とする携帯用フォーク兼用スプーン。
  3. 上記携帯用箸と携帯用フォーク兼用スプーンを一組にして収納したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯用箸・フォーク兼用スプーンセット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103393330A (zh) * 2013-08-01 2013-11-20 徐友新 筷勺
US8782907B2 (en) * 2012-12-20 2014-07-22 Edward Chong All-in-one multipurpose eating utensil adapted to be separated into pieces

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