JP3154126U - 孤独死早期発見装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】居住者が装置を何ら意識することなく生活でき、万一亡くなった場合に、亡くなった方を早期に発見し、外部に速やかに連絡ができ、更に居住者が外出して不在時に、空き巣等の不正な侵入者を検知する孤独死早期発見装置装置を提供する。【解決手段】居住者の生活空間の各部に居住者の動きあるいは生体反応を検知する複数の生存検知手段を具備する。複数の生存検知手段のいずれからも生存検知信号が得られなくなると孤独死判定手段が判定作業を開始し、孤独死判定手段が孤独死と判定した時、所定の場所に自動通報を行うようにする。外出時には自動的に住居内の生活空間の各部に具備された生存検知手段が不正な侵入者を検知して警報を発したり、緊急自動通報を行うようにした。【選択図】図1

Description

本考案は、一人で暮らしている住居の居住者が何等かの理由によって死亡したときに、その事実を早期に発見する孤独死早期発見および不在時の侵入検知を行う装置に関する。
近年、少子高齢化社会が進みつつあり、独居を選ぶ高齢者が増加している。このため、都市部では地域コミュニティが希薄になり人的交流が疎遠になりがちになり、隣家の異変に気付き難くなっている。最近の安否予防のシステムとして訪問介護や訪問サービス等の介護関係やパソコンを利用した在宅健康診断のサービス提供、また、日常使われている水道や電気ポットを利用したシステムが従来技術として知られている。一方、通信インフラの発展で普及した携帯電話、無線送信機等の活用でホームセキュリティサービスを提供する会社もある。
特開平7−95307号報 特開2006−350595号報 特開平11−110665号報
しかしながら、以上の技術によれば、独居者の見守りがベースでややもすると作り手発想から考えられていて、使う側の気遣いに対する配慮に欠けたものとなっていたり、独居事故を発見するには十分とは言い難い。そこで、この考案は、住居内で暮らしている居住者が本考案の装置を何ら意識することなく生活でき、万一亡くなった場合にその事実がなかなか発見されないケースや誤作動を防止し、亡くなった方を早期に発見し、外部に速やかに連絡ができる孤独死の早期発と更に居住者が外出して不在時に、空き巣等の不正な侵入者を検知する装置を提供することである。
本考案は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、居住者の生活空間の各部に居住者の動きあるいは生体反応を検知する複数の生存検知手段を具備し、在室時には居住者の体温から放射される赤外線と動き、睡眠時の微動や呼吸等を検知した生存検知信号が孤独死判定手段に入力されるが、複数の生存検知手段のいずれからも生存検知信号が得られなくなると孤独死判定手段が判定作業を開始し、孤独死判定手段が孤独死と判定した時、所定の場所に自動通報を行うようにするとともに、外出時には自動的に住居内の生活空間の各部に具備された生存検知手段が不正な侵入者を検知して警報を発したり、緊急自動通報を行うようにした孤独死早期発見装置である。
本考案の孤独死早期発見装置によれば、居住者が住み慣れた住居内でなんらかの理由によって死亡し、その事実がなかなか発見されないで体が劣化することを防ぎ、関係先に速やかに連絡し、安らかな成仏を願うことができると共に、外出して不在時には、自動的に空き巣等の不正な侵入者に対する侵入を検知して警報を発したり、緊急自動通報が行えるので、居住者の財産の保全を計ることができる。
本考案の一実施形態を示す図である。 本考案の一実施形態の詳細を示すブロック図である。
本考案の一実施形態を図1に示す。図1で生存検知手段1〜4は、例えば人間の体温(36.5°C)から放射される赤外線のピーク波長約10μmおよび動きに検出感度を有する焦電型赤外センサとレンズから構成されたものである。これらの生存検知手段1〜4は、設置場所に応じて部屋全体の広いエリアやスポット的な検知は前記焦電型赤外センサに取り付けるレンズによってそれぞれ適した構成とすることができる。居住者の生活空間としての廊下や部屋、トイレ、風呂、台所等にそれぞれ生存検知手段1〜4をもれなく配置することにより、通常の住居内での生活では生存検知手段1〜4のいずれかから検知出力が得られる。生存検知手段1〜4は人の体温と動きを検知するもので、照明のオン/オフ、日中の明るさ、暗闇、テレビやラジオの音などは検知しないので、季節や昼夜に関係なく居住者の生存状態や行動を確実に検知できる。また、生存検知手段1〜4は図示しないが、増幅器と2値化回路を有しているので、例えば生存検知信号26は居住者の住居内の生活空間での動きに応じて論理レベル‘1’が出力される。外出時は住居内に居住者が存在しないので生存検知信号26は論理レベル‘0’が出力される。また、居住者が居室内の睡眠中で全く動きがない場合には、生存検知信号26は論理レベル‘0’が出力される。ただし、睡眠中でも寝返りや30cm程度の動きがあると生存検知信号26は論理レベル‘1’が出力される。論理和回路5は生存検知手段1〜4からの生存検知信号26が入力されて、いずれかの入力に論理レベル‘1’があれば生存検知出力信号7として論理レベル‘1’を出力する。孤独死判定手段9は、生存検知出力信号7と外出確認錠ドアセンサ6から外出/在室確認信号10を入力として孤独死判定動作を行うように構成している。ここで、外出確認錠ドアセンサ6は、正規のドア鍵でドアを外から施錠した時に、論理レベル‘0’の信号を出力し、正規のドア鍵で解錠すると論理レベル‘1’の信号を出力するように構成されている。この外出確認錠ドアセンサ6は外出/在室確認信号10として、孤独死判定手段9と侵入検知自動切り替え手段30に入力される。孤独死判定手段9の詳細構成を図2に示す。図2でカウンタ24は、第一の判定出力11として例えば24時間、第二の判定出力12として36時間、第三の判定出力13として48時間の時間カウントが可能なように構成されている。なお、これらの判定時間はスイッチ等で構成されるタイマー設定手段25で変更は可能となるように構成されている。図2の発振器20はカウンタ24で時間カウントを行わせるためのクロック信号21を出力する。クロック信号21は論理積回路22に入力し、外出/在室確認信号10との論理積演算結果としての論理積出力クロック信号23を出力する。論理積出力クロック信号23がカウンタ24に入力されると時間カウントが開始される。このカウンタ24は、生存検知出力信号7が入力されるたびに時間カウントがゼロに戻るように構成されている。このため生存検知出力信号7が入力されるたびにカウンタ24の時間カウントはゼロに戻り、24時間以上前記生存検知出力信号7が入力されないときにはじめて第一の判定出力11が出力される。同様に36時間、48時間を超えて生存検知出力信号7が入力されないと第二の判定出力12、第三の判定出力が出力される。これらの第一の判定出力11、第二の判定出力12、第三の判定出力13は図1の自動通報手段14に入力される。自動通報手段14は第一の判定出力が入力されると公衆電話回線等の通信回線15を介して住居を管理する管理人室または管理センター等の第一の通報先16に通報を行う。必要に応じて第二の通報先17に通報を行う。図1で外出確認錠ドアセンサ6は、ドア鍵に連動した接点出力端子を有したドア錠であり、正規のドア鍵で外から施錠した時に、論理レベル‘0’の信号が出力され、正規のドア鍵で解錠すると論理レベル‘1’の信号を出力するように構成されている。外出時に正規のドア鍵で外から施錠した時に、外出確認錠ドアセンサ6からの外出/在室確認信号10は論理レベル‘0’の信号が出力され、この外出/在室確認信号10の論理レベル‘0’とクロック信号21が論理積手段22に入力され、この論理積手段22の演算結果として論理積出力クロック信号23のクロック信号がゼロとる。この結果カウンタ24は時間カウントを停止する。すなわち居住者が不在時には孤独死判定手段9は孤独死判定のための動作が停止される。居住者が外出から戻り、正規のドア鍵で解錠すると外出確認錠ドアセンサ6からの外出/在室確認信号10は論理値‘1’の信号が出力される。この結果、図2の論理積回路22のゲートが解除され、論理積出力クロック信号23としてクロック信号がカウンタ24に入力され時間カウントが行われるようになる。このように、孤独死判定手段9は居住者が在室時には孤独死判定動作を続け、外出時には孤独死判定手段9は動作を停止する。住宅を管理する管理人室または管理センターの第一の通報先16は、図示しないがモデムを介したパソコンで公衆電話回線等の通信回線15に接続され、自動通報情報の受信表示と記憶ができる構成となっている。また、必要に応じて、警報等が発せられるようにしてもよい。また、第二の通報先17へは、同様に通信回線15を介して自動通報が可能となるように構成されている。自動通報手段14には、あらかじめ居住者の居住場所を特定できるためのIDや生存検知手段1〜4からの第一の経過時間、第二の経過時間、第三の経過時間等の複数の時間経過の情報を予め記憶しておき、前記第一の判定出力、第二の判定出力、および第三の判定出力に対応した記憶情報を自動通報するように構成されている。次に、居住者が不在時には自動的に切り替わり、空き巣等の不正侵入検知装置として動作する部分について図1で説明する。居住者が外出時に正規のドア鍵で外から施錠すると、外出確認錠ドアセンサ6からの外出/在室確認信号10は論理レベル‘0’の信号が出力され、インバータ28で反転されて論理レベル‘1’となり、論理積回路8の一方の入力となる。この論理積回路8のもう一方の入力は、生存検知出力信号7が接続されて論理積演算が行われる。この生存検知出力信号7は、生存検知手段1〜4のいずれかに検知出力があると出力される。また、これらの生存検知手段1〜4は、住居内の居住空間をカバーするように配置されており、居住空間での人の動きがあれば確実に生存検知出力信号7が出力される。論理積回路8は、居住者が外出時には生存検知出力信号7が出力されると論理積出力として侵入検知信号27を出力する。警告音手段18は、侵入検知信号27が入力されると大音量のブザー音等の威嚇音を出力する。また、警告灯手段19は、侵入検知信号27が入力されるとフラッシュランプが点滅するように動作する。更に、侵入検知信号27は、自動通報手段14に入力され、第一の通報先16または、警察署等の第三の通報先29通報される。このように、居住者が外出時にはインバータ28と論理積回路8とで構成される簡単な侵入検知自動切り替え手段30を付加することにより、居住者が外出して不在時には自動的に侵入検知装置となり、在室時には孤独死早期発見装置となる。更に、居住者の不在時間が昼間であっても夜間であっても生存検知手段1〜4は人が放射する赤外線と動きを検知するもので、照明のオン/オフ、日中の明るさ、暗闇、季節や昼夜に関係なく不正な侵入者を確実に検知できる。更に、正規のドア鍵を用いて外から開錠しない限り、外出確認錠ドアセンサ6からの外出/在室確認信号10は不在信号が出力されているので、ドアのこじ開けやガラスを割っての不正侵入者があると生存検知手段1〜4のいずれかから生存検知出力信号7が出力され、侵入検知と警告音、警告灯の点滅、自動通報等が行われる。なお、警告音と警告灯の点滅等の警報は、居室内に留まらず、室外にも付けることにより効果が大きい。更に、図示はしないが図1の生存検知手段1〜4、論理和手段5、外出確認錠ドアセンサ6、外出自動判断手段8、孤独死判定手段9、自動通報手段14、侵入検知自動切り替え手段30等へのDC電源は、停電対策としてバッテリーによるバックアップを行う構成としている。更に、生存検知手段1〜4は、図示しないがマイクロ波ドプラーセンサによる居住者の微動、呼吸等の生体反応を検知するもの、圧力センサを用いたマットセンサによる居住者の動きや寝返り等を検知するものでもよい。
1〜4 生存検知手段
5 論理和回路
6 外出確認錠ドアセンサ
8 論理積回路
9 孤独死判定手段
14 自動通報手段
15 通信回線
16 第一の通報先
17 第二の通報先
18 警告音手段
19 警告灯手段
20 発振器
22 論理積回路
24 カウンタ
25 タイマー設定手段
28 インバータ
29 第三の通報先
30 侵入検知自動切り替え手段

Claims (4)

  1. 居住者の住居内生活空間の各部に複数の生存検知手段を具備し、前記居住者が在室時には前記生存検知手段からの生存検知信号が孤独死判定手段に入力され、複数の前記生存検知手段のいずれからも生存検知信号が得られなくなると前記孤独死判定手段が判定作業を開始し、該孤独死判定手段が孤独死と判定した時、所定の通報先に自動通報を行うようにすると共に、外出時には侵入検知自動切り替え手段により自動的に前記住居内生活空間の各部に具備された前記生存検知手段が不正な侵入者を検知し、警報を出力することを特徴とする孤独死早期発見装置。
  2. 居住者が外出時にドアを外から正規のドア鍵で施錠した時に外出確認信号を出力すると共に、前記ドアを外から前記正規のドア鍵で解錠した時に在室確認信号が出力されるように構成されたドア錠を有し、前記外出確認信号が出力された時に前記孤独死判定手段の判定作業を停止し、不正侵入者があると、侵入検知自動切り替え手段から生存検知出力信号が出力されることにより、前記不正侵入者の検知を行うことを特徴とする請求項1記載の孤独死早期発見装置。
  3. 居住者が在室時には、住居内生活空間の各部に具備された複数の生存検知手段のすべてから生存検知出力が継続して得られなくなってから所定時間経過後に所定の通報先に自動通報し、前記居住者が外出時には、前記生存検知手段のいずれかから前記生存検知出力が得られた場合、侵入検知自動切り替え手段から直ちに侵入検知出力として警報が出力されることを特徴とする請求項1または2記載の孤独死早期発見装置。
  4. 居住者の住居内生活空間の各部に設置された複数の生存検知手段は、前記居住者の動き、あるいは生体反応の検知と不正侵入者の侵入検知を兼ねることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の孤独死早期発見装置。
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