JP3153991B2 - 押湯スリーブ - Google Patents
押湯スリーブInfo
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- Japan
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- feeder
- feeder sleeve
- casting
- sleeve
- neck
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D31/00—Cutting-off surplus material, e.g. gates; Cleaning and working on castings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/08—Features with respect to supply of molten metal, e.g. ingates, circular gates, skim gates
- B22C9/082—Sprues, pouring cups
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/08—Features with respect to supply of molten metal, e.g. ingates, circular gates, skim gates
- B22C9/084—Breaker cores
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
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- B22C9/088—Feeder heads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、対向する一対の先
端刃板の拡開力により押湯のネック部分で鋳物本体から
押湯を破断分離する型式の押湯破断機（以下単に先端刃
板拡開式押湯破断機という）の一方の先端刃板が当接す
る突起部が、押湯と一体的に鋳造形成されるように構成
した押湯スリーブに関するものである。
端刃板の拡開力により押湯のネック部分で鋳物本体から
押湯を破断分離する型式の押湯破断機（以下単に先端刃
板拡開式押湯破断機という）の一方の先端刃板が当接す
る突起部が、押湯と一体的に鋳造形成されるように構成
した押湯スリーブに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】鋳物の製造工程において、鋳物本体より
押湯（または湯道）を堰（ネック）の部分で破断して分
離するために、先端刃板拡開式押湯破断機（例えば実公
平２−３１２５０号公報、特表昭５６−５００２４７号
公報参照）が広く用いられており、鋳造作業能率の向
上、職場環境の改善等に著しく寄与している。
押湯（または湯道）を堰（ネック）の部分で破断して分
離するために、先端刃板拡開式押湯破断機（例えば実公
平２−３１２５０号公報、特表昭５６−５００２４７号
公報参照）が広く用いられており、鋳造作業能率の向
上、職場環境の改善等に著しく寄与している。
【０００３】しかしながら、この種の破断機の使用に当
たっては、対向する一対の先端刃板を鋳物本体と押湯の
側面の間に挿入した上で、両先端刃板が相互に離間する
拡開力により押湯を破断しているので、両先端刃板の引
っ掛かり部が存在するサイド押湯の場合には当該破断機
の使用条件に適しているが、鋳物本体の上部に押湯を設
ける所謂トップ押湯の場合には、一方の先端刃板は鋳物
本体の頂部に当接させうるとしても、対となる他方の先
端刃板が当接する部所、すなわち他方の先端刃板の引っ
掛かり部となるような適当な突起部が存在しないために
当該破断機の使用を断念せざるをえない。
たっては、対向する一対の先端刃板を鋳物本体と押湯の
側面の間に挿入した上で、両先端刃板が相互に離間する
拡開力により押湯を破断しているので、両先端刃板の引
っ掛かり部が存在するサイド押湯の場合には当該破断機
の使用条件に適しているが、鋳物本体の上部に押湯を設
ける所謂トップ押湯の場合には、一方の先端刃板は鋳物
本体の頂部に当接させうるとしても、対となる他方の先
端刃板が当接する部所、すなわち他方の先端刃板の引っ
掛かり部となるような適当な突起部が存在しないために
当該破断機の使用を断念せざるをえない。
【０００４】トップ押湯の場合におけるこのような問題
点を解決するために、刃板の当接部としての突起部の役
目をする治具を使用することが提案されているが、多種
多様の形状の鋳物に対応するこのような治具を多数準備
しておくことは著しく不経済であるし、また治具を個々
の鋳物に装着せねばならないので工業的な生産には著し
く不向きな時間と手間がかかる煩雑な治具装着工程を必
要とする。
点を解決するために、刃板の当接部としての突起部の役
目をする治具を使用することが提案されているが、多種
多様の形状の鋳物に対応するこのような治具を多数準備
しておくことは著しく不経済であるし、また治具を個々
の鋳物に装着せねばならないので工業的な生産には著し
く不向きな時間と手間がかかる煩雑な治具装着工程を必
要とする。
【０００５】押湯ネック部を狭隘にしてトップ押湯の切
断を容易にするために、押湯スリーブの縦軸に沿う断面
形状を底部に向かってＶ字形もしくはＵ字形に絞るかあ
るいは押湯スリーブの底部にネックダウンコアーを取り
付けることが慣用的に行われており、このような鋳造方
案によれば、普通鋳鉄の場合はハンマー等により押湯を
破断することは容易であるが、普通鋳鉄とは異なり材質
的に高強度な鋳鋼鋳物の場合はガス切断によるか或いは
大ハンマーで叩き折るかなどして押湯を切断しており、
またダクタイル鋳鉄でも同様な理由で押湯を大ハンマー
で叩き折って切断している。このように人力により大ハ
ンマーで押湯を切断する場合には、作業が極めて危険で
ある上に、多くの作業者にとっては好ましい労働条件と
は言いがたく、また作業環境の面でも問題がある。
断を容易にするために、押湯スリーブの縦軸に沿う断面
形状を底部に向かってＶ字形もしくはＵ字形に絞るかあ
るいは押湯スリーブの底部にネックダウンコアーを取り
付けることが慣用的に行われており、このような鋳造方
案によれば、普通鋳鉄の場合はハンマー等により押湯を
破断することは容易であるが、普通鋳鉄とは異なり材質
的に高強度な鋳鋼鋳物の場合はガス切断によるか或いは
大ハンマーで叩き折るかなどして押湯を切断しており、
またダクタイル鋳鉄でも同様な理由で押湯を大ハンマー
で叩き折って切断している。このように人力により大ハ
ンマーで押湯を切断する場合には、作業が極めて危険で
ある上に、多くの作業者にとっては好ましい労働条件と
は言いがたく、また作業環境の面でも問題がある。
【０００６】このような事情から、鋳物の歩留り向上に
著しく有利なトップ押湯の採用をやめてサイド押湯に鋳
造方案を変えざるを得ないのが現状である。
著しく有利なトップ押湯の採用をやめてサイド押湯に鋳
造方案を変えざるを得ないのが現状である。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、トップ押湯を採用した場合にも特別の治具を用
いることなしに先端刃板拡開式押湯破断機を直ちに適用
することが可能なトップ押湯形状を形成しうる押湯スリ
ーブを提供するにある。
ころは、トップ押湯を採用した場合にも特別の治具を用
いることなしに先端刃板拡開式押湯破断機を直ちに適用
することが可能なトップ押湯形状を形成しうる押湯スリ
ーブを提供するにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは下記のとおりである。 （１）対向する一対の先端刃板の拡開力により押湯をそ
のネック部分で鋳物本体から破断分離する先端刃板拡開
式押湯破断機の一方の先端刃板に当接する突起部が押湯
と一体的に鋳造形成されるように、該突起部に対応する
形状の消失模型を押湯スリーブ壁を貫通して組み込んで
なることを特徴とする押湯スリーブ。
ろは下記のとおりである。 （１）対向する一対の先端刃板の拡開力により押湯をそ
のネック部分で鋳物本体から破断分離する先端刃板拡開
式押湯破断機の一方の先端刃板に当接する突起部が押湯
と一体的に鋳造形成されるように、該突起部に対応する
形状の消失模型を押湯スリーブ壁を貫通して組み込んで
なることを特徴とする押湯スリーブ。
【０００９】（２）盲型または開放型のものである前項
１記載の押湯スリーブ。 （３）縦軸に沿う断面形状が底部側へとＶ字形またはＵ
字形に絞り込んだ形状のものである前項２記載の押湯ス
リーブ。 （４）底部にネックダウンコアを設けたものである前項
２または３のいずれかに記載の押湯スリーブ。
１記載の押湯スリーブ。 （３）縦軸に沿う断面形状が底部側へとＶ字形またはＵ
字形に絞り込んだ形状のものである前項２記載の押湯ス
リーブ。 （４）底部にネックダウンコアを設けたものである前項
２または３のいずれかに記載の押湯スリーブ。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づいて説明す
る。図１は本発明に従った押湯スリーブの実施形態の一
つである盲型押湯スリーブの断面図である。図において
１は押湯スリーブ本体で耐火物材料粉粒体に必要に応じ
て発熱性物質を加え、適宜の結合剤を混合して成形、乾
燥してなり、その頂部には通気孔４を有する。３は発泡
スチロール、ワックス、パルプの如き溶湯の熱により消
失する材料からなる消失模型で、スリーブ本体１の側壁
を貫通して組み込まれており、その断面形状は円筒型、
角型等の任意の形状をとり得る。
る。図１は本発明に従った押湯スリーブの実施形態の一
つである盲型押湯スリーブの断面図である。図において
１は押湯スリーブ本体で耐火物材料粉粒体に必要に応じ
て発熱性物質を加え、適宜の結合剤を混合して成形、乾
燥してなり、その頂部には通気孔４を有する。３は発泡
スチロール、ワックス、パルプの如き溶湯の熱により消
失する材料からなる消失模型で、スリーブ本体１の側壁
を貫通して組み込まれており、その断面形状は円筒型、
角型等の任意の形状をとり得る。
【００１１】２はスリーブ本体１の底部に設けられたネ
ックダウンコアーで、中央部に、厚さ方向の断面におい
て中心に向かって楔型に絞りこまれたネック形成開孔５
を有する。このネックダウンコアーも耐火物材料粉粒体
に必要に応じて発熱性物質を添加し、適宜の粘結剤を混
合して成形乾燥してなるものである。図１に示す構成の
本発明の押湯スリーブを用いて鋳型を作り、鋳造すると
消失模型３は溶湯の熱により消失するので、図２に示す
ように消失により形成された空腔内に溶湯が侵入して、
トップ押湯６と一体的に突起部８が鋳造される。
ックダウンコアーで、中央部に、厚さ方向の断面におい
て中心に向かって楔型に絞りこまれたネック形成開孔５
を有する。このネックダウンコアーも耐火物材料粉粒体
に必要に応じて発熱性物質を添加し、適宜の粘結剤を混
合して成形乾燥してなるものである。図１に示す構成の
本発明の押湯スリーブを用いて鋳型を作り、鋳造すると
消失模型３は溶湯の熱により消失するので、図２に示す
ように消失により形成された空腔内に溶湯が侵入して、
トップ押湯６と一体的に突起部８が鋳造される。
【００１２】図２は図１の本発明の押湯スリーブを用い
て造型した鋳型を用いて鋳造後、型枠及び鋳物砂を取り
除いたままの状態を示す断面図で、押湯および湯道は未
分離の状態にある。図２において、６はトップ押湯、７
は鋳物本体、８は突起部、９は楔型に絞り込まれたネッ
ク部、１０は湯道である。
て造型した鋳型を用いて鋳造後、型枠及び鋳物砂を取り
除いたままの状態を示す断面図で、押湯および湯道は未
分離の状態にある。図２において、６はトップ押湯、７
は鋳物本体、８は突起部、９は楔型に絞り込まれたネッ
ク部、１０は湯道である。
【００１３】本発明の押湯スリーブを用いることによ
り、トップ押湯６に一体的に形成された突起部８と鋳物
本体７の表面との間の空隙Ａに、先端刃板拡開型押湯破
断機の対向する一対の先端刃板を挿入して両刃板を拡開
すると、一方の刃板は鋳物本体７の表面に当接し、他方
の刃板は突起部８に当接するので、その拡開力により押
湯をネック部９で破断して簡単に分離することができ
る。
り、トップ押湯６に一体的に形成された突起部８と鋳物
本体７の表面との間の空隙Ａに、先端刃板拡開型押湯破
断機の対向する一対の先端刃板を挿入して両刃板を拡開
すると、一方の刃板は鋳物本体７の表面に当接し、他方
の刃板は突起部８に当接するので、その拡開力により押
湯をネック部９で破断して簡単に分離することができ
る。
【００１４】なお、湯道１０は、湯道１０と鋳物本体７
との間の隙間Ｂに破断機の先端刃板挿入し、先端刃板を
拡開することにより鋳物本体より破断分離することがで
きることは言うまでもない。トップ押湯スリーブとして
は、図１に示す盲型のものに限られることはなく、例え
ば図３の断面図に示すような開放型の場合にも、本発明
に従った構成とすることができる。すなわち、図３にお
いて３１は開放型押湯スリーブの本体で、縦軸に沿う断
面形状として底部に向かってＶ字形に絞り込んだテーパ
ー部３１ａを有する。この開放型押湯スリーブ３１の側
壁を貫通して消失模型３２を組み込むことにより、本発
明の押湯スリーブを構成することができ、この押湯スリ
ーブを用いてトップ押湯用として造型した鋳型に注湯し
て目的とする鋳物を鋳造することにより突起部を押湯の
側面に一体的に鋳造形成したトップ押湯を有する鋳物が
得られるので、この突起部と鋳物本体との間隙に押湯破
断機の先端刃板を挿入し、その拡開力により鋳物本体か
らトップ押湯を容易に破断分離し得る。
との間の隙間Ｂに破断機の先端刃板挿入し、先端刃板を
拡開することにより鋳物本体より破断分離することがで
きることは言うまでもない。トップ押湯スリーブとして
は、図１に示す盲型のものに限られることはなく、例え
ば図３の断面図に示すような開放型の場合にも、本発明
に従った構成とすることができる。すなわち、図３にお
いて３１は開放型押湯スリーブの本体で、縦軸に沿う断
面形状として底部に向かってＶ字形に絞り込んだテーパ
ー部３１ａを有する。この開放型押湯スリーブ３１の側
壁を貫通して消失模型３２を組み込むことにより、本発
明の押湯スリーブを構成することができ、この押湯スリ
ーブを用いてトップ押湯用として造型した鋳型に注湯し
て目的とする鋳物を鋳造することにより突起部を押湯の
側面に一体的に鋳造形成したトップ押湯を有する鋳物が
得られるので、この突起部と鋳物本体との間隙に押湯破
断機の先端刃板を挿入し、その拡開力により鋳物本体か
らトップ押湯を容易に破断分離し得る。
【００１５】次に、本発明の押湯スリーブをトップ押湯
用として用いて造型した鋳型により鋳造した鋳物の押湯
を鋳物本体より破断分離するのに使用する先端刃板拡開
式押湯破断機の好ましい構成例を鋳物堰破断機（本発明
にいう先端刃板拡開式鋳物押湯破断機に相当する）に関
する考案を開示した実公平２−３１２５０号公報記載の
図面に基づいて説明する。
用として用いて造型した鋳型により鋳造した鋳物の押湯
を鋳物本体より破断分離するのに使用する先端刃板拡開
式押湯破断機の好ましい構成例を鋳物堰破断機（本発明
にいう先端刃板拡開式鋳物押湯破断機に相当する）に関
する考案を開示した実公平２−３１２５０号公報記載の
図面に基づいて説明する。
【００１６】図４は同公報記載の鋳物堰破断機の側面
図、図５は同鋳物堰破断機の閉状態を示す平面図、図６
は同鋳物堰破断機の開状態を示す平面図、図７は図６の
Ｂ−Ｂ線断面図である。図において、１１は油圧シリン
ダー、１２はシリンダーロッド、１３は楔型スライダ
ー、１４はハウジング、１５は油圧ホース取付ソケット
（このソケットを介して油圧ユニットから高圧油が供給
される）、１６は止め板、１７ａ，１７ｂは図７に示す
ように断面がコ型の刃板、１８ａ，１８ｂはピン、１９
ａ，１９ｂはヒンジ、２０ａ，２０ｂはスプリング、２
２は操作ハンドル、２３は補助ハンドル、２５ａ，２５
ｂは止め板１６のピン貫通孔（この貫通孔は、刃板１７
ａ，１７ｂと共にヒンジ１９ａ，１９ｂが左右に開くよ
うに長孔となっている）である。
図、図５は同鋳物堰破断機の閉状態を示す平面図、図６
は同鋳物堰破断機の開状態を示す平面図、図７は図６の
Ｂ−Ｂ線断面図である。図において、１１は油圧シリン
ダー、１２はシリンダーロッド、１３は楔型スライダ
ー、１４はハウジング、１５は油圧ホース取付ソケット
（このソケットを介して油圧ユニットから高圧油が供給
される）、１６は止め板、１７ａ，１７ｂは図７に示す
ように断面がコ型の刃板、１８ａ，１８ｂはピン、１９
ａ，１９ｂはヒンジ、２０ａ，２０ｂはスプリング、２
２は操作ハンドル、２３は補助ハンドル、２５ａ，２５
ｂは止め板１６のピン貫通孔（この貫通孔は、刃板１７
ａ，１７ｂと共にヒンジ１９ａ，１９ｂが左右に開くよ
うに長孔となっている）である。
【００１７】この鋳物堰破断機の操作について説明す
る。この鋳物堰破断機は移動可能な吊具で吊手２１が吊
られた状態で、刃板１７ａ，１７ｂの先端を下にして作
業を行う。この吊り下げ状態で、操作ハンドル２２およ
び振れ止め用補助ハンドル２３を両手で把持し、鋳物本
体と押湯の突起部の間隙に前記両刃板の先端を挿入し、
操作ハンドル２２のスイッチ２２ａを押すと、油圧シリ
ンダー１１が作動し、スライダー１３の先端が前記両刃
板の先端付近迄前進し、これに伴って前記両刃板はスラ
イダー１３両側の楔面に接触しながら、外方に向かって
平行に移動する。このため前記両刃板の先端の間隔が広
がり、両刃板はそれぞれ鋳物本体と押湯に当接密着し、
さらに油圧シリンダー１１に負荷をかければ、前記両刃
板の拡開力によって鋳物本体より押湯はネック部分で容
易に破断分離され得る。
る。この鋳物堰破断機は移動可能な吊具で吊手２１が吊
られた状態で、刃板１７ａ，１７ｂの先端を下にして作
業を行う。この吊り下げ状態で、操作ハンドル２２およ
び振れ止め用補助ハンドル２３を両手で把持し、鋳物本
体と押湯の突起部の間隙に前記両刃板の先端を挿入し、
操作ハンドル２２のスイッチ２２ａを押すと、油圧シリ
ンダー１１が作動し、スライダー１３の先端が前記両刃
板の先端付近迄前進し、これに伴って前記両刃板はスラ
イダー１３両側の楔面に接触しながら、外方に向かって
平行に移動する。このため前記両刃板の先端の間隔が広
がり、両刃板はそれぞれ鋳物本体と押湯に当接密着し、
さらに油圧シリンダー１１に負荷をかければ、前記両刃
板の拡開力によって鋳物本体より押湯はネック部分で容
易に破断分離され得る。
【００１８】
【発明の効果】本発明の押湯スリーブを採用することに
より、トップ押湯の場合にも、治具等の如き特別の手段
を使用することなく、先端刃板拡開式押湯破断機によ
り、鋳物本体から押湯を破断分離することができるの
で、本発明の産業上の有用性は極めて顕著である。
より、トップ押湯の場合にも、治具等の如き特別の手段
を使用することなく、先端刃板拡開式押湯破断機によ
り、鋳物本体から押湯を破断分離することができるの
で、本発明の産業上の有用性は極めて顕著である。
【図１】 本発明に従った押湯スリーブの実施形態の一
つである盲型押湯スリーブの断面図である。
つである盲型押湯スリーブの断面図である。
【図２】 図１の本発明の押湯スリーブを用いて造型し
た鋳型を用いて鋳造後、型枠及び鋳物砂を取り除いたま
まの状態を示す断面図である。
た鋳型を用いて鋳造後、型枠及び鋳物砂を取り除いたま
まの状態を示す断面図である。
【図３】 本発明に従った押湯スリーブの実施形態の一
つである開放型押湯スリーブの断面図である。
つである開放型押湯スリーブの断面図である。
【図４】 実公平２−３２１５０号公報記載の鋳物堰破
断機の側面図である。
断機の側面図である。
【図５】 同上鋳物堰破断機の閉状態を示す平面図であ
る。
る。
【図６】 同上鋳物堰破断機の開状態を示す平面図であ
る。
る。
【図７】 図６のＢ−Ｂ線断面図である。
１：押湯スリーブ本体 ２：ネックダウンコアー ３：消失模型 ４：通気孔 ５：ネック形成開孔 ６：トップ押湯 ７：鋳物本体 ８：突起部 ９：ネック部 １０：湯道 ３１：開放型押湯スリーブ ３１ａ：テーパー部 ３２：消失模型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B22D 31/00 B22C 9/04 B22C 9/08
Claims (4)
- 【請求項１】 対向する一対の先端刃板の拡開力により
押湯をそのネック部分で鋳物本体から破断分離する先端
刃板拡開式押湯破断機の一方の先端刃板に当接する突起
部が押湯と一体的に鋳造形成されるように、該突起部に
対応する形状の消失模型を押湯スリーブ壁を貫通して組
み込んでなることを特徴とする押湯スリーブ。 - 【請求項２】 盲型または開放型のものである請求項１
記載の押湯スリーブ。 - 【請求項３】 縦軸に沿う断面形状が底部側へとＶ字形
またはＵ字形に絞り込んだ形状のものである請求項２記
載の押湯スリーブ。 - 【請求項４】 底部にネックダウンコアを設けたもので
ある請求項２または３のいずれかに記載の押湯スリー
ブ。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26832097A JP3153991B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 押湯スリーブ |
| EP98117754A EP0906802B1 (en) | 1997-10-01 | 1998-09-18 | Riser sleeve |
| DE69801471T DE69801471T2 (de) | 1997-10-01 | 1998-09-18 | Steigerhülse |
| ES98117754T ES2163229T3 (es) | 1997-10-01 | 1998-09-18 | Manguito de mazarota. |
| AU86150/98A AU708279B2 (en) | 1997-10-01 | 1998-09-23 | Riser sleeve |
| US09/159,621 US6343642B1 (en) | 1997-10-01 | 1998-09-24 | Riser sleeve |
| CA002246062A CA2246062C (en) | 1997-10-01 | 1998-09-30 | Riser sleeve |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26832097A JP3153991B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 押湯スリーブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11104811A JPH11104811A (ja) | 1999-04-20 |
| JP3153991B2 true JP3153991B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=17456907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26832097A Expired - Fee Related JP3153991B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 押湯スリーブ |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6343642B1 (ja) |
| EP (1) | EP0906802B1 (ja) |
| JP (1) | JP3153991B2 (ja) |
| AU (1) | AU708279B2 (ja) |
| CA (1) | CA2246062C (ja) |
| DE (1) | DE69801471T2 (ja) |
| ES (1) | ES2163229T3 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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