JP3153643U - 内飾できる膜殻射出成形機 - Google Patents
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Abstract
【課題】内飾できる膜殻射出成形機を提供する。【解決手段】内飾できる膜殻射出成形機は、機座10と、輸送装置20と、成形装置30と、射出装置40とを含む。輸送装置20は、機座10に設けられて輸送部21を含む。輸送部21は、少なくとも一つの下鋳型22、23が設けられている。成形装置30は、機座10に設けられ、成形機31を含む。成形機31は、下鋳型22、23の上方に設置され、成形上鋳型34が設けられる。射出装置40は、機座10に設けられ、射出機41を含む。射出機41は、下鋳型22、23の上方に設置され、射出上鋳型44が設けられ、輸送部21を介して下鋳型22、23が成形作業を完成させた後、射出装置40に送られて、射出操作を行う。【選択図】図1
Description
本考案は、薄膜射出成形機を関し、特に、鋳型内で飾る膜殻を備える製造を行って、薄膜成形作業時間を短くすることができ、生産量を高め、及び、経済効果を有する内飾できる膜殻射出成形機に関するものである。
従来の3C製品であるパソコンのケース、携帯電話の筐体或いは他の各種高、中パネル等には、さまざま形状の膜殻がよく使われている。それらの膜殻の製造は、薄膜を薄膜高圧成形機に置いて加熱、真空、高圧などの措置を行うことで成形して、薄膜成形した後、射出操作を行わなければならない。即ち、射出プラスチックが当該成形薄膜と結合することで、その構造の強さを強める。薄膜で成形した膜殻が、優れた光度、光滑度を備えるため、それは現在業界の主要な製品の製造方式となる。しかしながら、このような製造方式は、薄膜成形した後、成形鋳型内から取り外されて、そして射出成形機の鋳型内に置かれて、射出プラスチックで膜殻を形成しており、形成完成した薄膜が鋳型との間の精密関係の位置がすでに異なって動くため、射出成形した膜殻のヘリまたは稜角は、その接合或いは嵌合が常に不良となって、従って瑕疵品となって、更に不良品をもたらす。また、前記成形完成した薄膜が鋳型との間の精密関係の位置に係る補正作業は、時間がかかるため、良品生産量を高めることは、困難である。それに、製品がマーケティング設計上の需要があるため、さまざま各種の3C製品が、常に筐体の表面で別に必要な図案、標示或いは文字等を押しつけて、そして製品の美観或いは装飾の目的を達することができる。しかし、押しつけられた図案、標示或いは文字等は、時間の流れに従って次第に薄れたりまたはなくなったりしてしまい、元の装飾効果を失ってしまうだけではなくて、製品外観の毀損をもたらすため、改善する必要がある。従って、従来の膜殻、生産方式及び設備等の欠点に対して、徹底的に改善し、経済的に実施できる技術方案及び機器設備を提供する。これは業界にとって、探究、更に突破の重点方向となる。
従来膜殻の使用性、生産製造上の欠点及びその製造設備の設計上に不理想な事実があることに鑑みて、考案者は、何年で研究設計の経験に基づいて、解決方案の研究を着手して、もっと優れた経済効果及び競争力が強い内飾できる膜殻射出成形機を開発することを望んで、そのためこの業界の発展を促進できる。従って、長い時間で頑張って本考案を完成した。
本考案の主な目的は、内飾できる膜殻射出成形機を提供して、それは、簡単で快速で薄膜の成形及び射出操作を行うことができて、それによって、積極的に作業時間を短縮できて、生産量を増加して、更に生産効率を高めて、及び経済効果を製造することができる。
本考案の他の目的は、内飾できる膜殻射出成形機を提供して、それは、薄膜を鋳型内での製作過程に取り出すことまたは移動させる操作を免れることができて、それによって、成形及び射出作業を同じ鋳型内で行い、製作精密度を確保できて、更に製造作業過程を簡素化できて製品の品質と良品率高めることができる。
本考案のもう一つの目的は、内飾できる膜殻射出成形機を提供して、それは、成形、射出した膜殻を膜内飾の機能を備え、使用時間の損耗に影響されなくて、積極的にその製品の質感を高めることができる。
上記の目的と効果を達成するために、採用する技術手段は、機座と、輸送装置と、成形装置と、射出装置を含みむ。輸送装置は、機座に設けられて、輸送装置は、輸送部を含みむ。輸送部は、少なくとも一つの鋳型が設けられている。成形装置は、機座に設けられて、成形装置は、成形機を含む。成形機は、下鋳型の上方に設置されており、成形機は、成形上鋳型が設けられている。射出装置は、機座に設けられて、射出装置は、射出機を含む。射出機は、下鋳型の上方に設置されており、射出機は、射出上鋳型が設けられている。射出上鋳型は、輸送部を介して下鋳型が成形作業を完成させた後、射出装置に送られて、射出操作を行う。
本考案の目的、技術特徴及び他の効果を理解させるために、以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本考案の第1実施形態による膜殻射出成形機を図1〜4に示す。本実施形態の、内飾できる膜殻射出成形機は、機座10と、輸送装置20と、成形装置30と、射出装置40と、機械アーム50を含む。機座10は、機器の設置、操作空間及び動力システムの装設(不図示)を提供するために設けられている。機座10は、操作ベース11と、各種の操作プッシュボタン12と、を含む。輸送装置20は、機座10の操作ベース11に設けられる。輸送装置20は、輸送部21を含む。輸送部21は、円形のプレート(或いは他の形状のプレート)とであって、機座10の動力軸13からの伝動で断続的に回転する。図5を参照すると、輸送部21は、両対応の側にそれぞれに下鋳型22、23を設ける。下鋳型22、23は、通常、同様の鋳型となり、必要な形状設計の鋳型空隙部(mold cavity)221、231を有する。
(第1実施形態)
本考案の第1実施形態による膜殻射出成形機を図1〜4に示す。本実施形態の、内飾できる膜殻射出成形機は、機座10と、輸送装置20と、成形装置30と、射出装置40と、機械アーム50を含む。機座10は、機器の設置、操作空間及び動力システムの装設(不図示)を提供するために設けられている。機座10は、操作ベース11と、各種の操作プッシュボタン12と、を含む。輸送装置20は、機座10の操作ベース11に設けられる。輸送装置20は、輸送部21を含む。輸送部21は、円形のプレート(或いは他の形状のプレート)とであって、機座10の動力軸13からの伝動で断続的に回転する。図5を参照すると、輸送部21は、両対応の側にそれぞれに下鋳型22、23を設ける。下鋳型22、23は、通常、同様の鋳型となり、必要な形状設計の鋳型空隙部(mold cavity)221、231を有する。
更に、輸送部21の下鋳型22、23は、他の実施方式で実現されてもよく、例えば、輸送部21は、輸送ベルトで構成されば、同様に下鋳型22、23を輸送する機能を達成することができる。
成形装置30は、機座10の操作ベース11に設けられ、成形機31を含む。成形機31は、高圧薄膜の成形機となっており、両側の支持軸32を介して支持させて上下往復の作動を行う。これにより、図1に示すように、下鋳型22の上方に相対に設置して、支持軸32の連動(或いは他の連動方式)で下鋳型22に相対して、下降することで接触し、また上昇することで分離する操作を行う。成形機31の下方は、加熱システム33と、成形上鋳型34と、を含む。加熱システム33は、成形に必要な熱源を提供する。成形上鋳型34は、下鋳型22、或いは下鋳型23に対応して高圧薄膜の成形操作を行うことができる。
射出装置40は、機座10の操作ベース11に設けられる。図6を合わせて参照して、射出装置40は、射出機41を含む。射出機41は、直立式の射出機であって、二つの支持軸42と一つの支持軸43とで支持して、図1に示すように下鋳型23の上方に相対に設置される。また、支持軸43は、動力軸13と同じな中心位置を呈する嵌合装置とである。射出機41は、支持軸42、43の連動(或いは他の連動)で下鋳型23に相対して、下降することで接触し、また上昇することで分離する操作を行う。射出機41の下方には、射出上鋳型44が設けられる。射出上鋳型44は、下鋳型22、或いは下鋳型23に対応して射出成形の操作を行うことができる。
機械アーム50は、機座10の一側に設けられる。機械アーム50の前端は、射出上鋳型44に相対する方向であり、位置は、最終の製品を取り出して適当な製品集結処に移送するために、取り出し部51を設ける。
図7、8を参照して、本実施形態の内飾できる膜殻射出成形機を操作するとき、まず図示しない薄膜を下鋳型22に置く。薄膜は、薄膜輸送機或いは他の方式で下鋳型22に置かれて、薄膜の適切な柔軟性で下鋳型22を覆って付着する。そして成形装置30を始動させて、成形機31を下降させて、成形上鋳型34を薄膜及び下鋳型22に接触させる。このとき、加熱システム33は、当該薄膜を加熱して、成形装置30を高圧成形の操作を行って、薄膜を所望の形状に成形することができる。
薄膜を成形した後、成形機31は、上昇して薄膜及び下鋳型22から離れる。そして、輸送装置20を始動させて、輸送部21を180度で回転する。下鋳型22、23は、相互に対称に設置されているため、下鋳型22を射出機41の下方に回転させて、下鋳型23を形成機31の下方に回転させる。射出機41の下方にある成形薄膜は、射出操作を行い続ける。即ち、射出上鋳型44と下鋳型22とを接触させることで、射出機41を成形薄膜射出プラスチックに近づける。射出したプラスチックは、充填して成形薄膜を一体と連結することにより、薄殻の製作が完成する。射出上鋳型44と下鋳型22との金型を開発した後、射出機41が上昇し、機械アーム50の取り出し部51によって、膜殻の完成品を取り出して適当な製品集結処に移送する。もちろん、形成機31の下方にある下鋳型23は、薄膜を置き続けて、しかも薄膜成形の操作を行う。ここは最初の操作説明であって、形成機31、射出機41は、下鋳型22、23を輸送部21の回転によって取替えることにより、成形及び射出操作を行い続ける。成形及び射出操作を行った後、形成機31及び射出機41は、相互に間隔で操作してまたは同時で操作して、必要にお維持手設計することができる。
このように、輸送部21が下鋳型22、23を移送することにより、薄膜が成形作業を完成した後、成形薄膜を取り出す必要がない。また、下鋳型22、23、成形薄膜を一斉に射出作業に入って、製作上の精度を確かに掌握することができ、組み合った精密度が緩まない。しかも射出作業を通った膜殻の品質が良好で、良品率が高い。したがって、従来の膜殻の生産方式の有する困難、障害を突破することができる。しかも、薄膜に設置されてまたは押し付けられた図案、標示、文字は、膜殻内層(内飾膜殻)に位置するので、膜殻表面の使用現象は、当該膜殻内層の図案、標示、文字に対して、いかなる接触、損耗を生むことはできないため、当該膜殻使用上の質感を確保することができる。
さらに、本実施形態では、薄膜に対して成形操作を行った後、当該成形膜殻が同様に下鋳型22、23に位置する。そして輸送部21の回転で射出操作を行い続ける。従って、当該成形膜殻が下鋳型22、23から取り出されて、別に予定の射出する下鋳型22、23に置かれる必要がない。これによって、連続の操作方式は、大いに時間を短縮することができて、更に積極的にその製造の経済効果を昇格させる。
図9を参照すると、本実施形態の下鋳型22、23は、輸送部21に相対して、180度で回転するように対称に設置されている。同時に、成形装置30及び射出装置40も、下鋳型22、23がそれぞれ両側に対応して設置される。従って、輸送部21は、正、反転する操作を行うことができる。他の実施形態では、図10を参照して、輸送部21上に、更に下鋳型22、23と同様の下鋳型24を設置でき、下鋳型22、23、24は、相互に120度となるように設置することができる。下鋳型24の上方には、切断装置60を設け、切断装置60は、射出操作した膜殻に対して、余計な辺端材料を切断する操作を行う。言い換えると、成形装置30、射出装置40、及び切断装置60も、相互に120度となるように設置し、下鋳型22、23、24は、輸送部21上によって回転するため、薄膜材料は、成形、射出及び切断する三つの措置を通って、膜殻製品を完成する。このとき、機械アーム50は、切断装置60下方の下鋳型に対応して取り出す操作を行う。
(第2実施形態)
図11を参照して、上記実施形態と実質的に同一の部品の符号は、図7、8に示される実施形態にあるのと類似して、同様な符号で表示されて、説明を省略する。輸送部21Aは、本実施形態では、長形の往復運動の滑り台となって、機座10から動力の伝動を受けて水平往復移動を行う。しかも下鋳型22、23は、輸送部21Aの両端に設置される。射出装置40の射出上鋳型44は、下鋳型22、23に対応して両側に位置を移動する。それぞれ成形機31A、31Bを設置する。成形機31A、31Bの下方に設けられた成形上鋳型34A、34Bをそれぞれ輸送部21Aに対応して左右水平往復移動するとき、下鋳型22、或いは下鋳型23の位置に対応して薄膜高圧成形の操作を行うことができて、上述の実施の例と同じ目的と効果を達成する。
図11を参照して、上記実施形態と実質的に同一の部品の符号は、図7、8に示される実施形態にあるのと類似して、同様な符号で表示されて、説明を省略する。輸送部21Aは、本実施形態では、長形の往復運動の滑り台となって、機座10から動力の伝動を受けて水平往復移動を行う。しかも下鋳型22、23は、輸送部21Aの両端に設置される。射出装置40の射出上鋳型44は、下鋳型22、23に対応して両側に位置を移動する。それぞれ成形機31A、31Bを設置する。成形機31A、31Bの下方に設けられた成形上鋳型34A、34Bをそれぞれ輸送部21Aに対応して左右水平往復移動するとき、下鋳型22、或いは下鋳型23の位置に対応して薄膜高圧成形の操作を行うことができて、上述の実施の例と同じ目的と効果を達成する。
上述をまとめて、本考案は、上述の設備を利用することにより、確かに経済的で急速に内飾膜殻の製造を行うことができる。更にコストダウンして製造の経済効果を満足できるため、確かに優れた考案である。茲で法律に基いて実用新案を出願する。ただ上述説明の内容は、本考案の一つの好ましい実施形態であって、本考案に係る技術の手段から延伸した変化は、本考案の精神および範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
10:機座、11:操作ベース、12:操作プッシュボタン、13:動力軸、20:輸送装置、21、21A:輸送部、22、23:下鋳型、221、231:鋳型空隙部、24:下鋳型、30:成形装置、31、31A、31B:成形機、32:支持軸、33:加熱システム、34、34A、34B:成形上鋳型、40:射出装置、41:射出機、42、43:支持軸、44:射出上鋳型、50:機械アーム、51:取り出し部、60:切断装置
Claims (6)
- 内飾できる膜殻射出成形機であって、機座と、輸送装置と、成形装置と、射出装置を含み、
前記機座は、前記輸送装置を設置するための操作ベースを設けており、
前記輸送装置は、前記機座に設けられて、前記輸送装置は、輸送部を含み、前記輸送部は、対応設置される少なくとも一つの下鋳型を設けて、前記下鋳型は、同様の鋳型であって、前記下鋳型は、鋳型空隙部を設けており、
前記成形装置は、前記機座に設けられて、前記成形装置は、成形機を含み、前記成形機は、前記下鋳型の上方に設置されており、前記成形機は、成形上鋳型を設けて、前記成形機の下方は、成形するときに必要な熱源を提供するための過熱システムを設けており、
前記射出装置は、前記機座に設けられて、前記射出装置は、射出機を含み、前記射出機は、直立式の射出機であって、複数の支持軸で支持されて、前記下鋳型の上方に設置されて、前記射出機は、射出上鋳型を設けており、
前記射出上鋳型は、前記輸送部を介して前記下鋳型が成形作業を完成させた後、前記射出装置に送られて、射出操作を行うことを特徴とする内飾できる膜殻射出成形機。 - 前記成形機は、高圧薄膜の成形機であることを特徴とする請求項1に記載の内飾できる膜殻射出成形機。
- 前記成形機は、両側の支持軸を介して支持され、前記下鋳型の上方に位置し、前記支持軸の導きで上下往復の作動を行うことを特徴とする請求項1に記載の内飾できる膜殻射出成形機。
- 更に、機械アームを含み、
前記機械アームは、前記機座の一側に設けられて、前記機械アームの前端は、前記射出上鋳型に相対する取り出し部を設けることを特徴とする、請求項1に記載の内飾できる膜殻射出成形機。 - 前記輸送部は、三つ同じ角度を呈する下鋳型を設けて、前記三つの下鋳型は、前記成形装置、前記射出装置、及び切断装置に対応して、
前記切断装置は、辺端材料を切断する操作を行うことを特徴とする請求項1に記載の内飾できる膜殻射出成形機。 - 前記輸送部は、ターンテーブル、輸送ベルト、往復運動の滑り台のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の内飾できる膜殻射出成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009004560U JP3153643U (ja) | 2009-07-02 | 2009-07-02 | 内飾できる膜殻射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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2009
- 2009-07-02 JP JP2009004560U patent/JP3153643U/ja not_active Expired - Fee Related
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