JP3153523U - 液体容器 - Google Patents

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【課題】密封性の高く、操作性が良い液体容器を提供する。【解決手段】化粧水などが封入されかつ、内筒2の上端開口部4に螺合させたキャップ体5は、キャップ体の両側から外方向に突出させた滑動突起6があり、この滑動突起は中間筒の傾斜スリットに貫通状態で嵌合するようにし、この中間筒8の外側で同心円状に配置され、その末端は外筒1の上端に回転可能に嵌合させた回転蓋9と、この回転蓋の内側対向位置にあって、上記滑動突起の先端が嵌入し上記回転蓋を昇降させるための縦長の溝10を設けたから、それぞれの回動動作や、昇降動作がスムーズで確実におこなわれる。また液体を噴霧するノズル口は、上記回転蓋の上端を内方向に折り曲げ縁を形成させ、その縁の内側一部から外周方向に向かう透溝を穿ち、この回転蓋の内側で同心円上に配されかつ、上記透溝に嵌合できるようにしたもので、噴霧の際は当該ノズル口が外筒の上方にあって突出するようになったから、その噴霧作用を所望の位置に確実に噴霧できる。【選択図】図2

Description

本考案は、香水や化粧水あるいは水などの液体を噴霧状あるいは噴射状にして取り出す液体容器に関し、詳しくはキャップ体を回転させつつ上昇させ、噴射ノズルを露出させる形式の液体容器に関する。
従来の化粧水や香水などに用いる液体容器には、ガラスやプラスチック製の容器の上部に取り付け取り外しが可能な半恒久使用タイプのもの、および香水容器に固定した使い捨てタイプのもの(特許文献1)があった。しかしながら、これらの香水液体容器は構造が複雑で、したがってそれを構成する部品数が多く、しかも容器の密封性に欠け、使い捨てタイプのものにおいては香水などを充填した新品の輸送中にも液漏れを生ずるという欠点があった。
またこのような容器としては口紅のような、棒状化粧品の容器に多く用いられている。例えば特許文献2に示す考案は、下部に形成する摘み筒部を除く上方筒部分を収納筒部となし、該収納筒部に複数の割溝を縦設する主筒と、収納筒部外面へ回動可能に嵌合された、内面に複数条の螺溝を有する螺筒と、収納筒部内面に上下動可能に嵌合され、かつ外面から突出した係合ピンを割溝に上下動自在に挿通させて該ピン先端を螺溝内に係合させた化粧液保持筒とからなる化粧液繰出し容器である。
しかし、この種の液体容器は当該容器全体を被噴霧面に近ずけなくてはならず、所望の個所のみに吹き付けるには甚だ不向きであった。
実開昭63−95518号 実開昭59−22613号
本考案の目的とするところは、押圧操作時のみ液体を噴霧させるノズル口をキャップ体の回転操作で行う形式のもので、密封性の高く、それぞれの回動動作や、昇降動作がスムーズで確実に行われるようにした液体容器を提供することにある。
しかして本案の特徴は、外筒と該外筒内に配置され、化粧水などが封入された内筒と、この内筒の上端開口部に螺合させたキャップ体と、キャップ体の両側から外方向に突出させた滑動突起と、この滑動突起が貫通状態で嵌合する傾斜スリットを有することである。
また上記内筒の上端部に螺合させた中間筒と、この中間筒の外側で同心円状に配置され、その末端は上記外筒の上端に回転可能に嵌合させた回転蓋と、この回転蓋の内側対向位置にあって、上記滑動突起の先端が嵌入し上記回転蓋を昇降させるための縦長の溝と、上記回転蓋の上端は内方向に折り曲げ縁を形成させ、その縁の内側一部から外周方向に向かう透溝を穿ち、この回転蓋の内側で同心円上に配されていることである。
さらに上記透溝に嵌合できるノズル口があり、常時はその表面が回転蓋の上端と同一平面となり、その末端は上記中間筒に嵌合された昇降筒に連結され、かつこの昇降筒に設けられ、該外筒内の化粧水などを上記ノズル口から外方向に噴射させるポンプ機構とからなり、上記中間筒の傾斜スリットは、斜め縦長の「S」字状で、その両端部分は、該傾斜スリット内を滑動する滑動突起が強く嵌合されるように比較的幅狭に形成されていることである。
しかして本案は上記にように、化粧水などが封入されかつ、内筒の上端開口部に螺合させたキャップ体は、キャップ体の両側から外方向に突出させた滑動突起があり、この滑動突起は中間筒の傾斜スリットに貫通状態で嵌合するようにし、この中間筒の外側で同心円状に配置され、その末端は上記外筒の上端に回転可能に嵌合させた回転蓋と、この回転蓋の内側対向位置にあって、上記滑動突起の先端が嵌入し上記回転蓋を昇降させるための縦長の溝を設けたから、それぞれの回動動作や、昇降動作がスムーズで確実におこなわれるようになったのである。
また液体を噴霧するノズル口は、上記回転蓋の上端を内方向に折り曲げ縁を形成させ、その縁の内側一部から外周方向に向かう透溝を穿ち、この回転蓋の内側で同心円上に配されかつ、上記透溝に嵌合できるようにしたもので、噴霧の際は当該ノズル口が外筒の上方にあって突出するようになったから、その噴霧作用を所望の位置に確実に噴霧できるようになったのであり、しかも常時はその表面が回転蓋の上端と同一平面となり体裁もよい。
さらに、上記中間筒の傾斜スリットは、斜め縦長の「S」字状で、その両端部分は、該傾斜スリット内を滑動する滑動突起が強く嵌合されるように比較的幅狭に形成されていることから、回転蓋が閉じられている状態(即ちスリットの末端に滑動突起がある状態)を確実に保ちかつ、回転蓋が上昇してノズル口が開いている状態(即ちスリットの上端に滑動突起がある状態)噴霧待機の状態では、その状態を確実に保つことができたのである。
本考案噴霧器全体の斜視図 同本中央縦断面図 S字型スリットの作用説明図
図で(1)は硬質の樹脂等で造られた外筒であり、(2)は該外筒(1)内に配置され化粧水などが封入された内筒であり、(3)は完成された液体容器本体である。
(5)は、この内筒(2)の上端開口部(4)に螺合させたキャップ体で、該キャップ体(5)の両側から外方向に突出させた滑動突起(6)があり、この滑動突起(6)が貫通状態で嵌合する傾斜スリット(7)を有し、上記内筒(1)の上端部に螺合させた中間筒(8)がある。
(9)は、この中間筒(8)の外側で同心円状に配置され、その末端は上記外筒(1)の上端に回転可能に嵌合させた回転蓋であり、この回転蓋(9)の内側対向位置にあって、上記滑動突起(6)の先端が嵌入し上記回転蓋(9)を昇降させるための縦長の溝(10)と、上記回転蓋(9)の上端は内方向に折り曲げ縁(11)を形成させ、その縁(11)の内側一部から外周方向に向かう透溝(12)を穿つ。
(13)は、この回転蓋(9)の内側で同心円上に配されかつ、上記透溝(12)に嵌合できるノズル口であり、常時はその表面が回転蓋(9)の上端と同一平面となり、その末端は上記中間筒(8)に嵌合された昇降筒(14)に連結され、かつこの昇降筒(14)に設けられ、該外筒(1)内の化粧水などを上記ノズル口(13)から外方向に噴射させるポンプ機構(15)と連なっている。
なお、上記中間筒(8)の傾斜スリット(7)は、斜め縦長の「S」字状で、その両端部分(16)(16)は、該傾斜スリット(7)内を滑動する滑動突起(6)が強く嵌合されるように比較的幅狭(17)に形成されている。
上記のポンプ機構(15)は、公知の液体噴霧機構でよいが、図示のものは香水等を収容する内筒(2)と、該液体収容室(2)に連通する弁室(18)とを備えたシリンダ本体(19)と、液体を通すための流通路(20)があり、その上端はノズル口(13)に連なっている。
本案の液体容器で液体を噴霧させるには、まず中間筒(8)を水平に回転させる。こお結果キャップ体(5)の両側から外方向に突出させた滑動突起(6)は連動され、貫通状態で嵌合する傾斜スリット(7)内を滑動してキャップ体(5)を上昇させる。
この場合かかる滑動突起(6)は、S字型のスリット(7)の両端(16)の比較的幅狭(17)部分で、安定状態で強く嵌合されていたがそれより強い回転力で中間筒(8)を回すので、強い嵌合状態は外され昇降筒(14)はスムーズに上昇し、滑動突起(6)がS字型のスリット(7)の上端の比較的幅狭(17)に位置して昇降筒(14)は安定した状態を保つ。
なお、この昇降筒(14)の上昇によってノズル口(13)は、水平方向に突出した状態で露出するので、上記昇降筒(14)を垂直方向に押す操作を繰り返し行うことで、その下方に連設したポンプ機構(15)により、液体を噴射させことができるのである。
産業上利用の可能性
本考案は、香水や化粧水あるいは水などの液体容器内の液体を、噴霧状あるいは噴射状にして取り出す液体容器に全て利用できる。
1、外筒 2、内筒 3、液体容器本体 4、開口部 5、キャップ体 6、滑動突起 7、傾斜スリット 8、中間筒 9、回転蓋 10、縦長の溝 11、折り曲げ縁 12、透溝 13、ノズル口 14、昇降筒 15、ポンプ機構 16、両端17、比較的幅狭 18、弁室 19、シリンダ本体 20、流通路

Claims (1)

  1. 外筒と、該外筒内に配置され、化粧水などが封入された内筒と、この内筒の上端開口部に螺合させたキャップ体と、キャップ体の両側から外方向に突出させた滑動突起と、この滑動突起が貫通状態で嵌合する傾斜スリットを有し、上記内筒の上端部に螺合させた中間筒と、この中間筒の外側で同心円状に配置され、その末端は上記外筒の上端に回転可能に嵌合させた回転蓋と、この回転蓋の内側対向位置にあって、上記滑動突起の先端が嵌入し上記回転蓋を昇降させるための縦長の溝と、上記回転蓋の上端は内方向に折り曲げ縁を形成させ、その縁の内側一部から外周方向に向かう透溝を穿ち、この回転蓋の内側で同心円上に配されかつ、上記透溝に嵌合できるノズル口があり、常時はその表面が回転蓋の上端と同一平面となり、その末端は上記中間筒に嵌合された昇降筒に連結され、かつこの昇降筒に設けられ、該外筒内の化粧水などを上記ノズル口から外方向に噴射させるポンプ機構とからなり、上記中間筒の傾斜スリットは、斜め縦長の「S」字状で、その両端部分は、該傾斜スリット内を滑動する滑動突起が強く嵌合されるように比較的幅狭に形成されていることが特徴の液体容器。
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