JP3153170U - 動力式剪定ハサミ - Google Patents

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Abstract

【課題】 把持するハサミ部の軽量化を図り、剪定作業の疲労度を軽減すると共に、剪定対象に応じて、手動での作業と動力での作業を使い分けることができる効率的な動力式剪定ハサミを提供することを課題とする。【解決手段】 固定刃4を有するハサミ本体5と、ハサミ本体5に回動可能に支持された可動刃6とを有し、把持可能なハサミ部1と、駆動部2と、駆動部2の動力を上記ハサミ部1の可動刃6に伝達する伝達部3とからなる動力式剪定ハサミにおいて、上記ハサミ部1は、可動刃6を回動すべく連結された操作レバー7を有し、上記伝達部3は、柔軟性のある支持部材14と、支持部材14に沿って移動自在に配置されたワイヤー15からなるワイヤー部9と、上記駆動部2の動きをワイヤー15を介して可動刃6に伝える連動部8とからなり、上記伝達部3の連動部8は、上記操作レバー7に連結されている。【選択図】図1

Description

本考案は、枝木の剪定作業等に用いられる剪定ハサミに関し、特に、動力を用いて切断作業を容易化するための電動モータ等を使用した動力式剪定ハサミに関する。
枝木の剪定作業等に用いられる剪定ハサミは、切断作業を容易化するための動力を利用した動力式剪定ハサミが知られている。
特許文献1には、把持するハサミ部と駆動部が一体で構成されているため、かなりの重量となり、頭上にある葡萄等の枝木の剪定作業に際し、手を上げた状態での長時間の作業となり、腕が疲れ、肩こりなどの症状を引き起こしていた。
特許文献1の上記問題を解決するために特許文献2には、駆動部とハサミ部を別々に構成し、駆動部の動力を上記ハサミ部の可動刃に伝達する伝達部からなり、把持するハサミ部を軽量化した技術が示されている。
特開2005−224122号公報 特開2008−48669号公報
しかしながら、上記従来の動力式剪定ハサミは、駆動部とハサミ部を別々に構成し、把持するハサミ部を軽量化してはいるが、ハサミ部の可動刃を動かせるための手段を全て駆動部の動力のみによって行っているため、細い枝であっても動力を使用しなければならず、経済的でない。また、太い枝に対して動力だけで切るための大きなトルクの駆動源が必要である。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、把持するハサミ部の軽量化を図り、剪定作業の疲労度を軽減すると共に、剪定対象に応じて、手動での作業と動力での作業を使い分けることができる効率的な動力式剪定ハサミを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る考案は、固定刃を有するハサミ本体と、ハサミ本体に回動可能に支持された可動刃とを有し、把持可能なハサミ部と、駆動部と、駆動部の動力を上記ハサミ部の可動刃に伝達する伝達部とからなる動力式剪定ハサミにおいて、上記ハサミ部は、可動刃を回動すべく連結された操作レバーを有し、
上記伝達部は、柔軟性のある支持部材と、支持部材に沿って移動自在に配置されたワイヤーからなるワイヤー部と、上記駆動部の動きをワイヤーを介して可動刃に伝える連動部とからなり、上記伝達部の連動部は、上記操作レバーに連結されていることを特徴とする。
請求項2に係る考案は、上記ハサミ部には上記操作レバーに関連付けてスイッチが設けられており、スイッチの作動に応じて上記駆動部を作動させ、伝達部の連動部を介して可動刃を作動させることを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の考案によれば、把持するハサミ部において、通常の手作業だけのハサミとほぼ同様の重さにて構成することができるため、頭上にある葡萄等の枝木の剪定作業に際し、手を上げた状態での長時間の作業も可能となり、腕が疲れ、肩こりなどの症状を軽減することができる。また、細い枝は、動力を使うことなく、手動だけで作業することができ、省電力化が図れる。さらに、太い枝については、動力を利用することができると共に、さらに人の握る力を加えることができ、小さな動力、例えば、電動モータの容量を低く抑えることができる。
請求項2に係る考案によれば、上記ハサミ部には上記操作レバーに関連付けてスイッチが設けられており、操作レバーを握りつつ、スイッチを操作することにより、上記駆動部を作動させ、伝達部の連動部を介して可動刃を作動させることができる。
本考案の動力式剪定ハサミの概略側面図である。 本考案の動力式剪定ハサミのハサミ部と駆動部の一部の分解斜視図である。 本考案の動力式剪定ハサミのハサミ部を閉じた状態の概略側面図である。 本考案の動力式剪定ハサミの他の実施例の概略側面図である。
以下に、本考案の一実施例について、図1、図2、及び図3に基づいて説明する。図1は本考案の動力式剪定ハサミと駆動部の一部の概略側面図であり、図2は同ハサミ部と駆動部の一部の分解斜視図であり、図3は同ハサミ部が閉じた状態の概略側面図である。
図1において、動力式剪定ハサミは、把持可能なハサミ部1と、駆動部2と、駆動部2の動力を上記ハサミ部1に伝達する伝達部3からなる。
ハサミ部1は、固定刃4を有するハサミ本体5と、ハサミ本体5に軸6bを支点として、回動可能に支持された可動刃6とを有している。可動刃6には更に刃部6aを固定刃4の刃部4aに対し接離自在に移動させるアーム部6cを有している。
上記ハサミ本体5は操作レバー7を有し、操作レバー7は、可動刃6と同様に軸6bを支点としてハサミ本体5に回動自在に支持されている。
伝達部3は、連動部8とワイヤー部9からなる。
連動部8は、ハサミ本体5に軸5aを支点として一端が回動自在に支持された第1連動部材10と、操作レバー7に軸7aを支点として一端が回動可能に支持された第2連動部材11と、可動刃6のアーム部6cに軸6dを支点として一端が回動可能に支持された第3連動部材12とからなる。
第1連動部材10の他端と、第2連動部材11の他端と、第3連動部材12の他端は、夫々回動可能に軸13に支持されている。
ワイヤー部9は、柔軟性のある支持部材14と、支持部材14に沿って移動自在に配置されたワイヤー15からなり、支持部材14は、一端が後述する駆動部2に固定され、他端がハサミ部1のハサミ本体5の固定部5bに固定され、柔軟性のある中空のケーブルである。柔軟性のある中空の支持部材14の内部には鋼線製の上記ワイヤー15が移動自在に挿通され、一端が後述する駆動部2の駆動機構に、他端15aは上記軸13に回動自在に支持されている。ワイヤー15の他端15aとハサミ本体5の固定部5bの間には、ワイヤー15をその中に挿通するバネ部材16が設けられている。
駆動部2は、交流電源又はバッテリーで作動する電動モータ20と、電動モータ20を支持し、ワイヤー部9の支持部材14の一端が固定されたケース部21とからなり、電動モータ20にはその駆動を出力するネジ軸22と、ネジ軸22と対となるナット部材23からなり、ナット部材23には上記ワイヤー15の一端が固定されており、上記ネジ軸22に沿って移動自在のナット部材23の移動によって支持部材14内をワイヤー15が移動する。
上記ハサミ部1の操作レバー7にはスイッチ25が固定されており、スイッチ25は操作レバー7を把持しつつ、指にて作動できる位置に配置されている。スイッチ25には信号線26がワイヤー部9の支持部材14に沿って配置され、駆動部2内の制御装置(図示せず)に繋がっている。
次に、上記構成の動力式剪定ハサミの作用について説明する。
図1はハサミ部1が開いた状態であり、図3はハサミ部1が閉じた状態であり、ハサミ部1を手に持ち、ハサミ部本体5を親指側に、操作レバー7を残る人差し指、中指、薬指、及び小指に添え、固定刃4の刃部4aと可動刃6の刃部6aとの間に対象となる枝を挟み、操作レバー7を中指、薬指、及び小指を握ることにより連動部8を介して可動刃6のアーム部6cを作動させ、手動だけによって枝を切ることができる。
また、ハサミ部本体5を親指側に、操作レバー7を中指、薬指、及び小指に添えた状態にて人差し指により、スイッチ25を押えることにより、駆動部2の電動モータ20のネジ軸22が回転し、ナット部材23が駆動モータ20側に移動し、連動部8を介して可動刃6を回動させる。具体的には、ハサミ部1の連動部8の軸13が引かれ、第1連動部材10を介し、可動刃6のアーム部6cを作動させ、可動刃6の刃部6aを固定刃4の刃部4aに近づけ、動力源である電動モータ20の力で枝を切ることができる。
スイッチ25を離すことによって、駆動部2の電動モータ20が逆回転し、可動刃6のアーム部6cを逆に移動させ、可動刃6の刃部6aを固定刃4の刃部4aから離すことができる。
尚、上記手動によって操作レバー7を操作した場合、図3に示すとおり、軸13に繋がれたワイヤー15の他端15a側は、ハサミ部1のハサミ本体5の固定部5bの間で撓むことにより、駆動部2が不作動でも使用が可能となる。この構成でなく、ワイヤー15の直径に対し、支持部材14の内径が大きく撓むようにすれば同様の効果がある。
図4は、本考案の動力式剪定ハサミの他の実施例の概略側面図であり、図1〜図3の実施例とは、操作レバー7の支点位置と連動部の構成が異なり、同様部分には同じ番号を付す。
操作レバー7は、可動刃6の軸6bとは異なった軸7bを支点としてハサミ本体5に回動自在に支持されている。
連動部28は、ハサミ本体5に軸5aを支点として一端が回動自在に支持された第1連動部材30と、操作レバー7に軸7aを支点として一端が回動可能に支持され、他端が可動刃6のアーム部6cの軸6dに回動可能に支持された第2連動部材31と、可動刃6のアーム部6cに軸6dを支点として一端が回動可能に支持された第3連動部材32とからなる。
第1連動部材30の他端と、第3連動部材32の他端は、夫々回動可能に軸33に支持されている。
以上のように本考案によれば、把持するハサミ部において、通常の手作業だけのハサミとほぼ同様の重さにて構成することができるため、頭上にある葡萄等の枝木の剪定作業に際し、手を上げた状態での長時間の作業も可能となり、腕が疲れ、肩こりなどの症状を軽減することができる。
また、細い枝は、動力を使うことなく、手動だけで作業することができ、省電力化が図れる。
さらに、太い枝については、動力を利用することができると共に、さらに人の握る力を加えることができ、小さな動力、例えば、電動モータの容量を低く抑えることができる。
さらにまた、上記ハサミ部1には上記操作レバー7に関連付けてスイッチ25が設けられており、操作レバー7を握りつつ、スイッチ25を操作することにより、上記駆動部2を作動させ、伝達部3の連動部8、28を介して可動刃6を作動させることができる。
1 ハサミ部
2 駆動部
3 伝達部
4 固定刃
5 ハサミ本体
6 可動刃
7 操作レバー
8 連動部
9 ワイヤー部
14 支持部材
15 ワイヤー
20 電動モータ
25 スイッチ

Claims (2)

  1. 固定刃を有するハサミ本体と、ハサミ本体に回動可能に支持された可動刃とを有し、把持可能なハサミ部と、
    駆動部と、駆動部の動力を上記ハサミ部の可動刃に伝達する伝達部とからなる動力式剪定ハサミにおいて、
    上記ハサミ部は、可動刃を回動すべく連結された操作レバーを有し、
    上記伝達部は、柔軟性のある支持部材と、支持部材に沿って移動自在に配置されたワイヤーからなるワイヤー部と、上記駆動部の動きをワイヤーを介して可動刃に伝える連動部とからなり、
    上記伝達部の連動部は、上記操作レバーに連結されていることを特徴とする動力式剪定ハサミ。
  2. 上記ハサミ部には上記操作レバーに関連付けてスイッチが設けられており、スイッチの作動に応じて上記駆動部を作動させ、伝達部の連動部を介して可動刃を作動させることを特徴とする、請求項1に記載の動力式剪定ハサミ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013146544A (ja) * 2011-12-21 2013-08-01 Starting Industrial Co Ltd 電動アシスト機能付きはさみ
CN111374807A (zh) * 2018-12-29 2020-07-07 上海科生假肢有限公司 新型被动假手

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