JP3153147U - 携帯用薬入れ - Google Patents

Abstract

【課題】一目で薬の分別ができて、薬の出し入れが簡単で、手に優しくコンパクトで外出時（出張、旅行）に必要な量の薬、サプリメントが収納できる薬入れを提供することを課題とする。【解決手段】二つ又は三つ折り可能な長方形のシートの内側に透明性を有する合成樹脂製の薬入れを複数個取り付け、各袋の開口部をファスナーで開閉可能としたことを特徴とする携帯用薬入れ。【選択図】図１

Description

本考案は薬やサプリメントの服用者が外出時（出張、旅行なども含む）に携帯する薬、サプリメントを入れる薬入れに関するものである。

従来、薬、サプリメントを入れる薬入れとしては、プラスチックで成形された四角形または丸型の硬い蓋付きのケース、または実用平７−４２６４２号公報のような薬入れが提案されている（実用新案 文献１参照）。

この様に、薬入れは従来より種々存在するが、これらは、薬を朝、昼、夕、夜寝る前と分けていたり、プラスチックの容器は硬く、また嵩張るものが多かった。また、薬を種類別に収納し、１０日前後の外出に必要な量を携帯できるソフトでコンパクトな薬入れは存在しなかった。

実用新案文献１

実開平７−４２６４２号公報

携帯する薬の量としては、一応１０日分前後の量をカバンまたはバッグに入れて持ち歩くことが多い。しかし、従来の薬入れはプラスチック成型で、ふたの開閉が面倒な硬い容器か、または朝、昼、夕、夜寝る前と１日分毎に分けたものを１週間またはそれ以上の日数分を集積しているため、嵩張って携帯には不向きであった。

そこで本考案は、一目で薬の分別ができて、薬の出し入れが簡単で、手に優しく、コンパクトで外出時（出張、旅行）に必要な量の薬、サプリメントが収納できる薬入れを提供することを課題とする。

本考案は、上記の課題を解決するために、以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本考案に係る携帯用薬入れは、二つまたは三つ折りの長方形のシートの内側に、透明性を有する合成樹脂製の薬入れ袋を複数個取り付けたものである。袋はファスナーで開閉できる構成になっている。袋は数ｍｍ間隔で取り付け、薬やサプリメントを取り出しやすく配列してある。

この構成により、薬やサプリメントを種類別に独立した袋に収納できる。このため、ファスナーを開けなくても外部より一目で薬の種類の見分けがつく。また、シートを二つまたは三つ折りにすることでコンパクトになり、携帯に便利である。

さらに、シートの内側に複数個のポケットを設置することで、保険証や薬メモ、診察券を収納することができる。

本校案によれば、薬またはサプリメントを種類別に１０日分前後の量をコンパクトに携帯出来て、薬の出し入れも容易である。

本考案の実施例の薬入れの斜視図である。 図１の薬入れを三つ折りにした状態を示す斜視図である。 本考案の二つ折りにする薬入れの他の実施例の斜視図である。

以下、図面と参照しながら本考案の実施の形態を実施例によって説明する。
図１〜２に示すように、実施例の薬入れ１は、三つ折りの長方形のシート２の内側に合成樹脂シート製の透明な袋３を取り付けたものである。袋は上部のファスナー４で開閉できる構成になっている。袋の下部を数ｍｍ間隔で取り付け、薬やサプリメントを取り出し易く配列してある。
長方形のシート２を三つ折りにして、留め具６で留めれば、コンパクトに携帯することができる。

長方形のシート２には、合成樹脂シート製のポケット５を装着し、保険証、お薬メモや診察券を入れることができる。

透明性を有する袋３の装着場所は、三つ折りシート２のいずれの場所であってもよい。

三つ折りの長方形のシートを図３のように、二つ折りとしてもよい。

透明な袋につけるファスナーをそれぞれ異なった色にしてもよい。

薬を服用する際に、他の人に薬の種類を判別されないように、薬を入れる袋を、半透明または不透明な合成樹脂シート製にしてもよい。

１ 薬入れ
２ 長方形のシート
３ 透明な袋
４ ファスナー
５ ポケット
６ 留め具

Claims (1)

1. 二つ又は三つ折り可能な長方形のシートの内側に透明性を有する合成樹脂製の薬入れを複数個取り付け、各袋の開口部をファスナーで開閉可能としたことを特徴とする携帯用薬入れ。

Images