JP3097459U

JP3097459U - 上下２段式手帳

Info

Publication number: JP3097459U
Application number: JP2003002364U
Authority: JP
Inventors: 平澤　康
Original assignee: 平澤　康
Priority date: 2003-04-28
Filing date: 2003-04-28
Publication date: 2004-01-29
Anticipated expiration: 2009-04-28

Abstract

【課題】上段手帳と下段手帳とを同時に開き、同時に使用または記入等することができる上下２段式手帳を提供すること。
【解決手段】上段手帳１と、その表表紙２が挿入された表表紙用ポケット３および裏表紙４が挿入された裏表紙用ポケット５を有し、さらに下段手帳６と、その表表紙７が挿入された下段表表紙ポケット８および下段裏表紙９が挿入された下段裏表紙ポケット１０を有する手帳カバー１１と上下２段に手帳本体を有す上下２段式手帳。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、上段、下段の手帳付き手帳に係り、特に上段手帳の記載事項を参照しながら下段手帳に必要事項を記入し、又は確認することができる上下２段式手帳に関する。
【０００２】
【従来の技術】
その日の出来事、週間、月間および年間の予定、計画、懸案事項、覚え事項等を記入する手帳は、ビジネスマンの多くの人に多数使用されており、最近では手帳本体は週間予定で、別に綴じられた月間予定表等を別冊付帯させたものが市販されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の別冊を付帯した手帳は前記月間予定表を手帳本体の表表紙の内側に設けられた細い帯にその表表紙を挿入して係合させたものが多く、手帳本体の週間予定に必要事項を記入等する場合、別冊の月間予定表を閉じなければならず、他方月間予定表に記入する場合は手帳本体の週間予定表を閉じなければならず、手帳本体と別冊とを同時に開きながら使用することができず、使い勝手が悪いという問題があった。
【０００４】
本考案の課題は、上記従来技術の問題点を完全に解決し、別個に綴じられた手帳月間予定表と週間予定表とを同時に開き、同時に使用または記入等ができる上下２段式手帳を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願で実用新案登録する考案は、以下の通りである。上段手帳とその手帳の表表紙が挿入された表表紙ポケット、および裏表紙が挿入された裏表紙ポケットを有し、さらに下段に下段手帳本体とその手帳本体の表表紙が挿入された表表紙ポケットおよび裏表紙が挿入された裏表紙ポケットを有した手帳カバーと上下２段に手帳本体を有す上下２段式手帳。
【０００６】
【考案の実施の形態】
次に、本考案を図面を用いて詳細に説明する。
図１は、本考案の一実例を示す上下２段式手帳の透視図である。図において、この上下２段式手帳は上段本体１と当該手帳本体１の表表紙２が挿入された表表紙用ポケット３および裏表紙４が挿入された裏表紙ポケット５を有し、さらに下段本体６と当該手帳本体６の表表紙７が挿入された下段表表紙用ポケット８及び裏表紙９が挿入された裏表紙ポケット１０を有する手帳カバー１１と上段本体手帳１と下段本体手帳６が基本構成である。
【０００７】
このような構成の上下２段式手帳の作用を図２に基いて説明する。図２は上下２段式手帳の使用状態を示す説明図である。図において、手帳カバー１１の裏表紙側上段の一端に開口する上段本体手帳用ポケット３と上段本体手帳用ポケット５に挿入された上段手帳１の任意の頁が開かれており、また手帳カバー１１の裏表紙下段の一端に開口する下段本体手帳用ポケット８と下段手帳ポケット１０に挿入された下段手帳６の任意の頁が開かれている。従ってこの上下２段式手帳は、上段手帳１の任意の頁を開いた状態で、下段手帳６の任意の頁を開くことにより、下段手帳６に、例えばその日の予定または出来事を記入する際、または下段手帳６の記載事項を確認、参照する際に、上段手帳１の任意の頁の記載事項、例えば年間または月間予定表等を参照すること、または、これに書き加えることができる。つまり上下の手帳で同時に開かれた関連頁が相互に活用できその日の予定または行動に役立たせることができる。
【０００８】
本考案に置いて、手帳カバー１１の真ん中最上段に上段手帳および下段手帳までまたがる栞ひもを複数固定添付し、その栞ひもの１本１２を上段手帳の任意の頁から下段手帳の関連ある任意の頁に垂らしておく、またもう１本の栞ひも１３を上段の別の任意の頁から下段の同じ頁に垂らしておく。すると上段栞ひも１２の頁と下段の頁を開きその日などの予定、記録をする際に、さらに栞ひも１３を動かし栞ひも１３の当該頁も一瞬のうちに開くことができ、３つの頁をほぼ同時に開き検討することができるようになる。故にこの上下２段手帳は単に上下手帳２ページだけの活用だけでなく３頁、または４頁同時の活用ができ、従来の別冊綴じ込み式より、はるかに使用勝手の良い手帳である。
【０００９】
本考案において、手帳カバーの材質としては、例えば透明または着色した合成樹脂シートが好適に使用される。また、本考案において、上下２段の手帳の使用目的は、特に限定されるものではなく、例えば年間、月間、週間予定表の他、データ記録、メモ帳、アドレス帳などを重複活用できる機能をもたせる事もできる。
【００１０】
【考案の効果】
本願の請求項１に記載の考案によれば、上下の手帳２冊を同時に開いて、上段手帳に記載した事項を参照しながら下段手帳を使用することができ、また下段手帳に記載した事項を参照しながら上段手帳を使用することができる。さらに最上の真ん中に栞ひもを２本以上つけることにより、上段手帳の任意の頁にその１本の栞ひもを垂らし、別の任意の頁にもう一本の栞ひもを垂らすことにより、その栞ひもを動かすだけで上段手帳を２頁、下段手帳を１頁、つまり３頁が同時に開き相互に参照しながら使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示す上下２段式手帳の斜視図。
【図２】上下２段式手帳の使用状態を示す説明図。
【符号の説明】
１・・・上段手帳本体、２・・・上段手帳表表紙、３・・・上段手帳表表紙用ポケット、４・・・上段手帳裏表紙、５・・・上段手帳裏表紙ポケット、６・・・下段手帳本体、７・・・下段手帳表表紙、８・・・下段手帳表表紙ポケット、９・・・下段手帳裏表紙、１０・・・下段手帳裏表紙用ポケット１１・・・手帳カバー、１２・・・栞ひもイ、１３・・・栞ひもロ。

Claims

上段手帳１の表表紙が挿入された上段表表紙用ポケットおよび裏表紙が挿入された裏表紙ポケットを有し、さらに下段手帳６の表表紙が挿入された下段表表紙用ポケットおよび裏表紙が挿入された裏表紙ポケットを有する手帳カバーと、上下に２冊の手帳とを有することを特徴とする上下２段式手帳。