JP3152330B2 - 格子干渉型変位検出装置 - Google Patents

格子干渉型変位検出装置

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JP3152330B2
JP3152330B2 JP13449594A JP13449594A JP3152330B2 JP 3152330 B2 JP3152330 B2 JP 3152330B2 JP 13449594 A JP13449594 A JP 13449594A JP 13449594 A JP13449594 A JP 13449594A JP 3152330 B2 JP3152330 B2 JP 3152330B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源からの光束を二波
に分岐してスケールの回折格子上の異なる二点に入射さ
せ、これらの点で生成された複数の光束の混合波を電気
信号として検出する格子干渉型変位検出装置に関し、ス
ケールに反射型の回折格子を用いて光学系を構成する場
合に利用できる。
【0002】
【背景技術】従来の光電型エンコーダの高分解能化を図
ったものの一つとして、スケールにホログラフィの技術
を用いて微細なピッチ(通常、1μm程度)の目盛りを
形成し、その目盛りを回折格子として利用して相対変位
を高精度に検出する格子干渉型変位検出装置が知られて
いる。これは、光源からの光束を二波に分岐してスケー
ルの回折格子上の一または二つの点に入射させ、この点
で生成された複数の光束の混合波を電気信号として検出
するもので、スケールに反射型の回折格子を用いたもの
と、透過型の回折格子を用いたものとに分類できる。
【0003】後者の透過型の回折格子を用いたものとし
て、例えば、特開平5−1924号公報に記載された格
子干渉型変位検出装置が知られている。この格子干渉型
変位検出装置300は、図6に示す如く、図中左右方向
に変位可能に設けられかつその変位方向に沿って透過型
の回折格子302が形成されたスケール301と、レー
ザ光源303と、このレーザ光源303から出射された
レーザビームをその偏光方向に従って二波に分岐し各分
岐光束A,Bをスケール301の回折格子302上の異
なる二つの回折点P1,P2にそれぞれ入射させる偏光
ビームスプリッタ304と、各回折点P1,P2で回折
されて生成された二つの1次回折光A1,B1の交点位
置に配置されそれらを混合させる無偏光ビームスプリッ
タ305と、その混合波MA,MBを電気信号に変換す
る検出器306A,306Bとにより構成されている。
【0004】ここで、偏光ビームスプリッタ304によ
り光束分岐手段が構成され、無偏光ビームスプリッタ3
05により光束混合手段が構成されている。また、検出
器306Aは、無偏光ビームスプリッタ305で混合さ
れた一方の混合波MAの偏光方向を一致させて干渉させ
る偏光板307Aと、この偏光板307Aで干渉させら
れた光束を電気信号に変換する受光素子308Aとによ
り構成されている。そして、検出器306Bは、無偏光
ビームスプリッタ305で混合された他方の混合波MB
の一偏光成分のみの位相を90度遅らせる1/4波長板
309と、この1/4波長板309を通過した混合波M
Bの偏光方向を一致させて干渉させる偏光板307B
と、この偏光板307Bで干渉させられた光束を電気信
号に変換する受光素子308Bとにより構成されてい
る。
【0005】このような格子干渉型変位検出装置300
においては、レーザ光源303から出射されたレーザビ
ームは、偏光ビームスプリッタ304の偏光方向に従っ
て二波に分岐される。各分岐光束A,Bは、それぞれス
ケール301の回折格子302上の異なる二つの回折点
P1,P2に入射される。この際、各回折点P1,P2
で各分岐光束A,Bの1次回折光A1,B1が生成され
る。これらの各1次回折光A1,B1は、無偏光ビーム
スプリッタ305上の一点に集められて混合された後、
検出器306A,306Bによって電気信号に変換され
る。
【0006】従って、格子干渉型変位検出装置300で
は、スケール301の移動量を干渉光の明暗として検出
するに際し、互いに逆方向に位相シフトされた1次回折
光A1,B1同士の干渉を利用しているので、スケール
301が回折格子302の一ピッチ分だけ変位したとす
ると、各検出器306A,306Bからは、二周期分の
完全正弦波信号φA,φBが得られる(二回の明暗が得
られる)。このため、回折格子302の一ピッチを光学
的に二分割したことになるので分解能の向上が図られて
いる。例えば、回折格子302の一ピッチを0.5μm
とすると、各検出器306A,306Bから得られる正
弦波信号φA,φBは、0.25μmの分解能に相当す
る周期となる。
【0007】また、一方の検出器306Bに1/4波長
板309を設けたので、二つの検出器306A,306
Bから得られる正弦波信号φA,φBは、互いに90度
位相の異なるものとなり、これによりスケール301の
変位方向を把握できるようになっている。
【0008】ところが、このような透過型の回折格子3
02をスケール301として用いた格子干渉型変位検出
装置300の場合には、スケール301を両側(図6中
上下)から挟み込む状態で検出系を構成しなければなら
ないため、検出系が大型化する、あるいはスケール30
1の取り付けの自由度が制限されてしまうという問題が
ある。これに対し、反射型の回折格子をスケールとして
用いることにより検出系の小型化やスケールの取り付け
自由度の向上を図ることが考えられる。図7には、前述
した図6の格子干渉型変位検出装置300を単純にスケ
ールの位置で折り返した構成の格子干渉型変位検出装置
400が示されている。
【0009】格子干渉型変位検出装置400は、レーザ
光源403から出射したレーザビームを、偏光ビームス
プリッタ404の偏光方向に従って二波に分岐し、これ
らの各分岐光束A,Bを、スケール401の反射型の回
折格子402上の異なる二つの回折点P1,P2に入射
させるようになっている。そして、各回折点P1,P2
で生成された各1次回折光A1,B1は、無偏光ビーム
スプリッタ405で混合された後、検出器406A,4
06Bによって電気信号に変換されるようになってい
る。一方、各回折点P1,P2で生成された反射光(0
次光)A0,B0は、それぞれ図中左右方向に除去され
るようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た図7の格子干渉型変位検出装置400では、光束分岐
手段を構成する偏光ビームスプリッタ404と、光束混
合手段を構成する無偏光ビームスプリッタ405とを近
接して配置しなければならないので、検出系を構成する
ことが困難であるうえ、装置が大型化してコストが増大
するという問題がある。
【0011】本発明の目的は、検出系の構成を簡略化で
き、装置の小型化を図ることができる格子干渉型変位検
出装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、光
束分岐手段を構成する偏光ビームスプリッタを光束混合
手段に兼用させて前記目的を達成しようとするものであ
る。具体的には、本発明は、反射型の回折格子を有する
スケールと、光束を出射する光源と、この光源からの光
束を二波に分岐しかつその各分岐光束を前記スケールの
回折格子上の異なる二点に入射させる光束分岐手段と、
前記スケールの回折格子によって生成された複数の光束
を混合させる光束混合手段と、この光束混合手段によっ
て混合された混合波を電気信号に変換する2つの検出器
とを備えた格子干渉型変位検出装置であって、前記光束
分岐手段が、前記光源からの光束を互いに偏光方向が直
交する二波に分岐する偏光ビームスプリッタを含み構成
されるとともに、前記光束混合手段が、前記スケールの
回折格子上で回折された二つの光束の交点位置に配置さ
れ偏光方向に応じて一方の光束を反射させかつ他方の光
束を透過させることにより一つの混合波を生成する偏光
ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッタで混合
された混合波を二波に分岐する無偏光ビームスプリッタ
とを含み構成され、前記光束分岐手段を構成する偏光ビ
ームスプリッタと前記光束混合手段を構成する偏光ビー
ムスプリッタとは、兼用され、前記2つの検出器のうち
の一方の検出器には、前記無偏光ムスプリッタで分岐さ
れた二波の混合波のうちの一方の混合波の一偏光成分の
みの位相を90度遅らせる1/4波長板が設けられてい
ることを特徴とする。
【0013】このような格子干渉型変位検出装置におい
ては、光源からの光束を光束分岐手段により二波に分岐
してスケールの反射型の回折格子上の異なる二点に入射
させ、これらの点で回折された二つの光束を光束混合手
段により混合し、この混合波を検出器により干渉させて
電気信号として検出することにより、スケールの変位を
把握する。この際、偏光ビームスプリッタが光束分岐手
段および光束混合手段に兼用されているので、前述した
格子干渉型変位検出装置400(図7参照)のような光
束分岐手段を構成する偏光ビームスプリッタと光束混合
手段を構成する無偏光ビームスプリッタとを近接して配
置する場合に比べ、装置が簡略化され、装置の小型化、
コスト低減が図られる。
【0014】そして、スケールとして反射型の回折格子
を用いているので、発光側の光学系(光源、光束分岐手
段、およびこれらを結ぶ各光路)と受光側の光学系(光
束混合手段、検出器、およびこれらを結ぶ各光路)とが
スケールの同一側に配置されるため、前述した透過型の
回折格子302をスケール301として用いた格子干渉
型変位検出装置300(図6参照)の場合に比べ、装置
の小型化やスケールの取り付け自由度の向上が図られ、
これらにより前記目的が達成される。さらに、2つの検
出器のうち、一方の検出器に1/4波長板を設けたの
で、2つの検出器から得られる電気信号は、互いに90
度位相の異なるものとなり、これによりスケールの変位
方向を把握することができる。
【0015】また、本発明の格子干渉型変位検出装置
は、前記光源からの光束が分岐される前記偏光ビームス
プリッタ上の点と各分岐光束が入射される前記スケール
の回折格子上の点との間の二つの光路の途中に、互いに
直交する方位の偏光成分の位相を90度遅らせるように
配置された一対の1/4波長板が設けられるとともに、
前記各分岐光束が入射される前記スケールの回折格子上
の点とこの点で回折された二つの光束が集まる前記偏光
ビームスプリッタ上の点との間の二つの光路の途中に、
互いに直交する方位の偏光成分の位相を90度遅らせる
ように配置された一対の1/4波長板が設けられている
ことを特徴とする。なお、ここでは、前記スケールの回
折格子に入射される各分岐光束の入射角と、これらの各
分岐光束が前記スケールの回折格子上で回折されて生成
された各1次回折光の回折角とは、異なる角度とする。
【0016】このような一対の1/4波長板が二組設け
られた構成、つまり合計四枚の1/4波長板が設けられ
た構成とすれば、無偏光ビームスプリッタを偏光ビーム
スプリッタに対してレーザ光源とは反対側に配置するこ
とができるため、レーザ光源と検出器とを離して設置す
ることが可能となり、各機器の配置構成を容易に行うこ
とが可能となるうえ、装置の小型化が可能となり、さら
に各機器の熱的干渉(検出器に対する光源の熱の影響
等)が抑えられる。
【0017】そして、前述したような1/4波長板を設
ける場合において、前記スケールの回折格子と前記偏光
ビームスプリッタとの間の各光路の途中に、兼用された
一対の1/4波長板を一組設けるようにすれば、合計二
枚の1/4波長板により前述した四枚分の1/4波長板
の機能が果たされるようになり、装置の構成が簡略化さ
れ、コスト低減がより一層図られる。
【0018】さらに、本発明の格子干渉型変位検出装置
は、前記スケールの回折格子に入射される各分岐光束の
入射角と、これらの各分岐光束が前記スケールの回折格
子上で回折されて生成された各1次回折光の回折角と
が、一致するように構成されるとともに、前記スケール
の回折格子と前記偏光ビームスプリッタとの間の二つの
光路の途中に、互いに直交する方位の偏光成分の位相を
90度遅らせるように配置された一対の1/4波長板が
設けられていることを特徴とする。
【0019】このような構成とすれば、入射角と回折角
とが一致しているので、スケールでの回折の効率が最大
となり、S/N比が向上されるとともに、1/4波長板
が設けられているので、レーザ光源と検出器とを離して
設置することが可能となり、各機器の配置構成の容易
化、装置の小型化、各機器の熱的干渉の抑制が確保され
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。 〔第一実施例〕図1には、本発明の第一実施例である格
子干渉型変位検出装置10が示されている。格子干渉型
変位検出装置10は、図中左右方向に変位可能に設けら
れかつその変位方向に沿って反射型の回折格子12が形
成されたスケール11と、図中左上に設けられたレーザ
ビームを出射するレーザ光源13と、図中略中央にスケ
ール11に対して直角をなすように設けられた偏光ビー
ムスプリッタ14と、偏光ビームスプリッタ14の右上
に偏光ビームスプリッタ14と平行に設けられた無偏光
ビームスプリッタ15と、この無偏光ビームスプリッタ
15の両側に設けられた二つの検出器41A,41Bと
を備えている。そして、これらのレーザ光源13、偏光
ビームスプリッタ14、無偏光ビームスプリッタ15、
および各検出器41A,41Bは、スケール11に対し
て全て同じ側(図中上側)に設けられている。
【0021】偏光ビームスプリッタ14は、図中R点の
位置でレーザ光源13からのレーザビームを互いに偏光
方向が直交する二つの分岐光束A,Bに分岐するととも
に、これらの分岐光束A,Bがスケール11の回折格子
12(回折点P1,P2)上で回折されて生成された二
つの1次回折光A1,B1の交点位置(図中R点の位
置)に配置されこれらの1次回折光A1,B1を混合す
るようになっている。
【0022】無偏光ビームスプリッタ15は、偏光ビー
ムスプリッタ14により混合された二つの1次回折光A
1,B1の混合波を偏光方向を変えずに二波に分岐し、
各検出器41A,41Bに送るように配置されている。
ここで、偏光ビームスプリッタ14により光束分岐手段
21が構成され、偏光ビームスプリッタ14、および無
偏光ビームスプリッタ15により光束混合手段31が構
成されている。つまり、偏光ビームスプリッタ14は、
光束分岐手段21および光束混合手段31に兼用されて
いる。
【0023】検出器41Aは、偏光ビームスプリッタ1
4で混合された後に無偏光ビームスプリッタ15で分岐
された一方の混合波の一偏光成分のみの位相を90度遅
らせる1/4波長板42と、この1/4波長板42を通
過した混合波の偏光方向を一致させて干渉させる偏光板
43Aと、この偏光板43Aで干渉させられた光束を電
気信号に変換する受光素子44Aとにより構成されてい
る。そして、検出器41Bは、偏光ビームスプリッタ1
4で混合された後に無偏光ビームスプリッタ15で分岐
された他方の混合波の偏光方向を一致させて干渉させる
偏光板43Bと、この偏光板43Bで干渉させられた光
束を電気信号に変換する受光素子44Bとにより構成さ
れている。
【0024】レーザ光源13からの光束が分岐される偏
光ビームスプリッタ14上の点Rとこの点Rで分岐され
た各分岐光束A,Bが入射されるスケール11の回折格
子12上の異なる二つの回折点P1,P2との間の二つ
の光路の途中には、一対の1/4波長板51A,51B
が設けられている。これらの1/4波長板51A,51
Bは、各分岐光束A,B(直線偏光)の偏光方向に対し
て45度位相遅れの方位を傾けて配置されるとともに、
互いに直交する方位の偏光成分の位相を90度遅らせる
ように90度方位をずらして配置されている。
【0025】従って、分岐光束Aとその1次回折光A1
とは、1/4波長板51Aを二回通過するので、一偏光
成分のみの位相が180度遅れるようになり、結局、1
/4波長板51Aを通過する前の分岐光束A(直線偏
光)と1/4波長板51Aを通過した後の1次回折光A
1(直線偏光)とは、偏光方向が90度回転した状態と
なる。そして、分岐光束Bとその1次回折光B1との関
係も同様であり、1/4波長板51Bを通過する前の分
岐光束B(直線偏光)と1/4波長板51Bを通過した
後の1次回折光B1(直線偏光)とは、偏光方向が90
度回転した状態となる。これにより、偏光ビームスプリ
ッタ14上の点Rでは、1次回折光A1は透過され、1
次回折光B1は反射され、レーザ光源13とは反対側に
向かう一つの混合波が生成されるようになっている。
【0026】図2には、スケール11の拡大断面が示さ
れている。スケール11は、図中上側に配置されたガラ
ス11Aと、下側に配置されたミラー面11Bと、これ
らの間に挟まれた体積位相型の回折格子(ホログラム回
折格子)12とが積層された構造を有している。
【0027】また、図3に示すように、回折格子12と
ミラー面11Bとの間に、隙間Dが形成される場合に
は、この隙間Dを次のように適切な寸法に調整してお
く。すなわち、図3において、入射光Cに対して、回折
格子12で生成される光束は次の四種類であり、(1)
回折格子12で回折された後にミラー面11Bで反射さ
れて回折格子12を透過する光束C1と、(2)回折格
子12を透過した後にミラー面11Bで反射されて回折
格子12で回折される光束C2と、(3)回折格子12
を透過した後にミラー面11Bで反射されて再び回折格
子12を透過する光束C3と、(4)回折格子12で回
折された後にミラー面11Bで反射されて再び回折格子
12で回折される光束C4とがある。
【0028】これらのうち光束C1,C2は、回折格子
12で一回回折された1次回折光であるため、スケール
11の移動によって位相変化を生じる光束である。この
ため、前述した隙間Dを光束の幅に対して充分に小さい
ものとする場合には、これらの光束C1,C2が干渉す
ることによって光強度を強め合うように隙間Dを調整す
るとともに、スケール11のストローク中において隙間
Dが一定に保たれるようにしておく。また、隙間Dを比
較的大きくする場合(例えば、光束の幅が1mm程度の
時に隙間Dを3mm程度とする場合など)には、二つの
光束C1,C2のうちいずれか一方の光束のみを利用
し、他方の光束はスケール11から出射した後に遮断す
る等して利用しないようにしてもよい。
【0029】なお、残りの二つの光束C3,C4は、回
折格子12で一回も回折されないか、あるいは二回回折
されるため、スケール11の移動によって位相変化を生
じない光束であり、共に反射光(0次光)として取り扱
うことができる。また、このような回折格子12として
は、例えば、格子ピッチが500nm程度、レーザ光源
13の波長が780nm程度のものを採用することがで
きる。
【0030】このような第一実施例においては、以下の
ようにスケール11の移動量が検出される。先ず、レー
ザ光源13から出射されたレーザビームは、偏光ビーム
スプリッタ14の偏光方向に従って図1中R点上で二波
に分岐される。各分岐光束A,Bは、それぞれ1/4波
長板51A,51Bを通過した後、スケール11の回折
格子12上の異なる二つの回折点P1,P2に入射され
る。この際、各回折点P1,P2で各分岐光束A,Bの
1次回折光A1,B1および反射光(0次光)A0,B
0が生成される。なお、各回折点P1,P2において、
各分岐光束A,Bの回折点P1,P2への入射角θ1
と、各1次回折光A1,B1の回折角θ2とは、一致し
ている。
【0031】次に、各1次回折光A1,B1は、それぞ
れ1/4波長板51A,51Bを通過し、偏光ビームス
プリッタ14上の一点(図1中R点)に至る。そして、
このR点で偏光ビームスプリッタ14により1次回折光
A1の透過光と1次回折光B1の反射光とが混合され
る。その後、この混合波は無偏光ビームスプリッタ15
により二波に分岐された後、検出器41A,41Bによ
って電気信号に変換される。一方、各0次光A0,B0
は、各回折点P1,P2の位置でそれぞれ図中左右方向
に除去される。
【0032】このような第一実施例によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、偏光ビームスプリッタ14が
光束分岐手段21および光束混合手段31に兼用されて
いるので、前述した格子干渉型変位検出装置400(図
7参照)のような光束分岐手段を構成する偏光ビームス
プリッタと光束混合手段を構成する無偏光ビームスプリ
ッタとを近接して配置する場合に比べ、装置を簡略化で
きるため、装置の小型化、コスト低減を図ることができ
る。
【0033】そして、各分岐光束A,Bの回折点P1,
P2への入射角θ1と、各1次回折光A1,B1の回折
角θ2とが一致しているので、回折の効率を最大にする
ことができ、S/N比を向上できる。
【0034】さらに、スケール11として反射型の回折
格子12を用いているので、発光側の光学系と受光側の
光学系とを全てスケール11の同一側に配置でき、前述
した透過型の回折格子302をスケール301として用
いた格子干渉型変位検出装置300(図6参照)の場合
に比べ、装置の小型化やスケールの取り付け自由度の向
上を図ることができる。
【0035】また、一対の1/4波長板51A,51B
が設けられているので、無偏光ビームスプリッタ15を
偏光ビームスプリッタ14に対してレーザ光源13とは
反対側に配置することができるため、レーザ光源13と
各検出器41A,41Bとを離して設置することがで
き、各機器の配置構成を容易に行うことができるうえ、
装置の小型化を図ることができ、さらに各機器の熱的干
渉を抑えることができる。
【0036】さらに、スケール11の移動量を干渉光の
明暗として検出するに際し、互いに逆方向に位相シフト
された1次回折光A1,B1同士の干渉を利用している
ので、スケール11が回折格子12の一ピッチ分だけ変
位したとすると、各検出器41A,41Bからは、二周
期分の完全正弦波信号φA,φBを得ることができる
(二回の明暗を得ることができる)。このため、回折格
子12の一ピッチを光学的に二分割したことになるの
で、分解能の向上を図ることができる。
【0037】また、一方の検出器41Aに1/4波長板
42を設けたので、二つの検出器41A,41Bから得
られる正弦波信号φA,φBは、互いに90度位相の異
なるものとなり、これによりスケール11の変位方向を
把握することができる。
【0038】〔第二実施例〕図4には、本発明の第二実
施例である格子干渉型変位検出装置60が示されてい
る。格子干渉型変位検出装置60は、前記第一実施例の
格子干渉型変位検出装置10と略同様な構成を有し、入
射角θ1と回折角θ2との関係が異なるのみであるの
で、同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略
し、以下には異なる部分のみを説明する。
【0039】前記第一実施例の格子干渉型変位検出装置
10では、各分岐光束A,Bの回折点P1,P2への入
射角θ1と、各1次回折光A1,B1の回折角θ2とが
一致していたが、本第二実施例では、これらの入射角θ
1と回折角θ2とは異なっている。従って、図4におい
て、レーザ光源13からの光束が二波に分岐される偏光
ビームスプリッタ14上の点Rの位置と、スケール11
の回折格子12上の各回折点P1,P2で回折された各
1次回折光A1,B1が集まる偏光ビームスプリッタ1
4上の点Kの位置とは、異なっている。
【0040】また、偏光ビームスプリッタ14とスケー
ル11の回折格子12との間の各光路には、前記第一実
施例の一対の1/4波長板51A,51Bと同様な機能
を有する一対の1/4波長板61A,61Bが設けられ
ている。つまり、図4中左側の1/4波長板61Aは、
レーザ光源13からの光束が二波に分岐される偏光ビー
ムスプリッタ14上の点Rと分岐光束Aが入射するスケ
ール11の回折格子12上の回折点P1との間の光路、
および回折点P1とこの回折点P1で回折された1次回
折光A1が偏光ビームスプリッタ14上に至る点Kとの
間の光路の近接する二つの光路に跨がるように設けられ
ている。
【0041】同様に図4中右側の1/4波長板61B
は、レーザ光源13からの光束が二波に分岐される偏光
ビームスプリッタ14上の点Rと分岐光束Bが入射する
スケール11の回折格子12上の回折点P2との間の光
路、および回折点P2とこの回折点P2で回折された1
次回折光B1が偏光ビームスプリッタ14上に至る点K
との間の光路の近接する二つの光路に跨がるように設け
られている。これらの1/4波長板61A,61Bは、
前記第一実施例の1/4波長板51A,51Bと同様
に、各分岐光束A,B(直線偏光)の偏光方向に対して
45度位相遅れの方位を傾けて配置されるとともに、互
いに直交する方位の偏光成分の位相を90度遅らせるよ
うに90度方位をずらして配置されている。
【0042】このような第二実施例においては、各分岐
光束A,Bの回折点P1,P2への入射角θ1と、各1
次回折光A1,B1の回折角θ2とが一致していないた
め、各1次回折光A1,B1が偏光ビームスプリッタ1
4上の点Rではなく点Kに集まることを除いては、前記
第一実施例と同様に作用する。
【0043】このような第二実施例によれば、前記第一
実施例と同様に、偏光ビームスプリッタ14が光束分岐
手段21および光束混合手段31に兼用されているの
で、装置を簡略化できるため、装置の小型化、コスト低
減を図ることができるという効果がある。
【0044】また、前記第一実施例の1/4波長板51
A,51Bと同様な機能を果たす1/4波長板61A,
61Bが設けられているので、前記第一実施例と同様
に、レーザ光源13と各検出器41A,41Bとを離し
て設置することができ、各機器の配置構成の容易化、装
置の小型化、各機器の熱的干渉の抑制を図ることができ
る。
【0045】そして、1/4波長板61A,61Bは、
それぞれ二つの光路に跨がるように設けられているの
で、四つの光路(偏光ビームスプリッタ14上の点Rと
回折点P1との間の光路、回折点P1と偏光ビームスプ
リッタ14上の点Kとの間の光路、偏光ビームスプリッ
タ14上の点Rと回折点P2との間の光路、回折点P2
と偏光ビームスプリッタ14上の点Kとの間の光路)に
別々に四枚の1/4波長板を設けて同様な機能を得る場
合に比べ、装置の構成を簡略化することができ、コスト
低減を図ることができる。
【0046】さらに、前記第一実施例と同様に、互いに
逆方向に位相シフトされた1次回折光A1,B1同士の
干渉を利用しているので、分解能の向上効果を得ること
ができるうえ、一方の検出器41Aに1/4波長板42
を設けたので、スケール11の変位方向を把握すること
ができる。
【0047】〔第三実施例〕図5には、本発明の第三実
施例である格子干渉型変位検出装置70が示されてい
る。格子干渉型変位検出装置70は、前記第二実施例の
格子干渉型変位検出装置60(図4参照)と略同様な構
成を有し、1/4波長板の設置の有無と各検出器41
A,41Bおよび無偏光ビームスプリッタ15の配置位
置とが異なるのみであるので、同一部分には同一符号を
付して詳しい説明は省略し、以下には異なる部分のみを
説明する。
【0048】前記第二実施例の格子干渉型変位検出装置
60では、一対の1/4波長板61A,61Bが設けら
れていたが、本第三実施例では、これらに相当する1/
4波長板は設けられていない。従って、偏光ビームスプ
リッタ14上のK点では、1次回折光A1が反射され、
1次回折光B1が透過され、レーザ光源13と同じ側に
向かう一つの混合波が生成されるようになっている。こ
のため、この混合波を分岐する無偏光ビームスプリッタ
15および各検出器41A,41Bは、前記第二実施例
とは逆側、つまり偏光ビームスプリッタ14に対してレ
ーザ光源13と同じ側に設けられている。
【0049】また、本第三実施例では、前記第二実施例
と同様に、各分岐光束A,Bの回折点P1,P2への入
射角θ1と、各1次回折光A1,B1の回折角θ2と
が、異なっている。
【0050】このような第三実施例によれば、前記第
一、第二実施例と同様に、偏光ビームスプリッタ14が
光束分岐手段21および光束混合手段31に兼用されて
いるので、装置を簡略化できるため、装置の小型化、コ
スト低減を図ることができるという効果がある。
【0051】さらに、前記第一、第二実施例と同様に、
互いに逆方向に位相シフトされた1次回折光A1,B1
同士の干渉を利用しているので、分解能の向上効果を得
ることができるうえ、一方の検出器41Aに1/4波長
板42を設けたので、スケール11の変位方向を把握す
ることができる。
【0052】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成も含
み、例えば以下に示すような変形等も本発明に含まれる
ものである。すなわち、前記各実施例では、スケール1
1は、図2または図3に示すようなガラス11Aと体積
位相型の回折格子(ホログラム回折格子)12とミラー
面11Bとによる積層構造となっていたが、スケール1
1はこのような構造に限定されるものではなく、例え
ば、ミラーの表面に回折格子を形成したスケールなどで
あってもよく、要するに反射型の回折格子を有するスケ
ールであればよい。
【0053】そして、回折格子12のピッチ、レーザ光
源13の波長は、それぞれ前記各実施例で挙げられてい
た500nm程度、780nm程度のものが好適である
が、このような数値に限定されるものではなく、本発明
の構成を実施できれば適宜な数値を選択してよい。
【0054】さらに、前記各実施例では、無偏光ビーム
スプリッタ15は、偏光ビームスプリッタ14と平行に
設けられていたが、無偏光ビームスプリッタ15の設置
方向は任意であり、要するに、偏光ビームスプリッタ1
4により混合された混合波を二波に分岐できればよい。
【0055】また、前記第二実施例では、それぞれ二つ
の光路に跨がった1/4波長板61A,61Bが設けら
れていたが、四つの光路(偏光ビームスプリッタ14上
の点Rと回折点P1との間の光路、回折点P1と偏光ビ
ームスプリッタ14上の点Kとの間の光路、偏光ビーム
スプリッタ14上の点Rと回折点P2との間の光路、回
折点P2と偏光ビームスプリッタ14上の点Kとの間の
光路)に別々に四枚の1/4波長板を設けて同様な機能
を得るようにしてもよい。
【0056】さらに、前記各実施例では、レーザ光源1
3、光束分岐手段21、光束混合手段31、および検出
器41A,41Bなどの光学系に対してスケール11が
変位可能に設けられていたが、スケール11に対してこ
れらの光学系が変位するものであってもよく、あるいは
両者が共に変位するものであってもよく、要するに、ス
ケール11と光学系とが相対変位するようになっていれ
ばよい。
【0057】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、偏
光ビームスプリッタが光束分岐手段および光束混合手段
に兼用されているので、装置を簡略化できるため、装置
の小型化、コスト低減を図ることができるという効果が
ある。
【0058】また、本発明の格子干渉型変位検出装置
に、一対の1/4波長板を二組設けた場合、つまり合計
四枚の1/4波長板を設けた場合には、無偏光ビームス
プリッタを偏光ビームスプリッタに対してレーザ光源と
は反対側に配置することができるため、レーザ光源と検
出器とを離して設置することができ、各機器の配置構成
の容易化、装置の小型化をより一層図ることができるう
え、各機器の熱的干渉を抑えることができるという効果
がある。
【0059】そして、前述したような1/4波長板を設
ける場合において、スケールの回折格子と偏光ビームス
プリッタとの間の各光路の途中に、兼用された一対の1
/4波長板を一組設けるようにすれば、合計二枚の1/
4波長板により前述した四枚分の1/4波長板の機能を
果たすことができるので、装置の構成を簡略化でき、コ
スト低減をより一層図ることができるという効果があ
る。
【0060】さらに、スケールの回折格子に入射される
各分岐光束の入射角と各1次回折光の回折角とを一致さ
せかつスケールの回折格子と偏光ビームスプリッタとの
間の二つの光路の途中に一対の1/4波長板を設けた場
合には、入射角と回折角との一致により、スケールでの
回折の効率を最大にでき、S/N比を向上できるうえ、
1/4波長板の設置により、レーザ光源と検出器とを離
して設置することができ、各機器の配置構成の容易化、
装置の小型化、各機器の熱的干渉の抑制を図ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す構成図。
【図2】前記第一実施例のスケールの断面図。
【図3】前記第一実施例のスケールの別の断面図。
【図4】本発明の第二実施例を示す構成図。
【図5】本発明の第三実施例を示す構成図。
【図6】従来例を示す構成図。
【図7】前記従来例を単純にスケールの位置で折り返し
た検出系の構成図。
【符号の説明】
10,60,70 格子干渉型変位検出装置 11 スケール 12 反射型の回折格子 13 レーザ光源 14 光束分岐手段および光束混合手段に兼用された偏
光ビームスプリッタ 15 無偏光ビームスプリッタ 21 光束分岐手段 31 光束混合手段 41A,41B 検出器 51A,51B,61A,61B 1/4波長板 A,B 分岐光束 A1,B1 1次回折光 P1,P2 回折点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 哲郎 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株式会社ミツトヨ内 (56)参考文献 特開 平2−110319(JP,A) 特開 平2−298816(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01D 5/26 - 5/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射型の回折格子を有するスケールと、
    光束を出射する光源と、この光源からの光束を二波に分
    岐しかつその各分岐光束を前記スケールの回折格子上の
    異なる二点に入射させる光束分岐手段と、前記スケール
    の回折格子によって生成された複数の光束を混合させる
    光束混合手段と、この光束混合手段によって混合された
    混合波を電気信号に変換する2つの検出器とを備えた格
    子干渉型変位検出装置であって、 前記光束分岐手段は、前記光源からの光束を互いに偏光
    方向が直交する二波に分岐する偏光ビームスプリッタを
    含み構成されるとともに、 前記光束混合手段は、前記スケールの回折格子上で回折
    された二つの光束の交点位置に配置され偏光方向に応じ
    て一方の光束を反射させかつ他方の光束を透過させるこ
    とにより一つの混合波を生成する偏光ビームスプリッタ
    と、この偏光ビームスプリッタで混合された混合波を二
    波に分岐する無偏光ビームスプリッタとを含み構成さ
    れ、 前記光束分岐手段を構成する偏光ビームスプリッタと前
    記光束混合手段を構成する偏光ビームスプリッタとは、
    兼用され 前記2つの検出器のうちの一方の検出器には、前記無偏
    光ムスプリッタで分岐された二波の混合波のうちの一方
    の混合波の一偏光成分のみの位相を90度遅らせる1/
    4波長板が設けられ ていることを特徴とする格子干渉型
    変位検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した格子干渉型変位検出
    装置において、前記光源からの光束が分岐される前記偏
    光ビームスプリッタ上の点と各分岐光束が入射される前
    記スケールの回折格子上の点との間の二つの光路の途中
    には、互いに直交する方位の偏光成分の位相を90度遅
    らせるように配置された一対の1/4波長板が設けられ
    るとともに、 前記各分岐光束が入射される前記スケールの回折格子上
    の点とこの点で回折された二つの光束が集まる前記偏光
    ビームスプリッタ上の点との間の二つの光路の途中に
    は、互いに直交する方位の偏光成分の位相を90度遅ら
    せるように配置された一対の1/4波長板が設けられて
    いることを特徴とする格子干渉型変位検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した格子干渉型変位検出
    装置において、前記スケールの回折格子と前記偏光ビー
    ムスプリッタとの間の各光路の途中には、兼用された一
    対の1/4波長板が一組設けられていることを特徴とす
    る格子干渉型変位検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載した格子干渉型変位検出
    装置において、前記スケールの回折格子に入射される各
    分岐光束の入射角と、これらの各分岐光束が前記スケー
    ルの回折格子上で回折されて生成された各1次回折光の
    回折角とが、一致するように構成されるとともに、 前記スケールの回折格子と前記偏光ビームスプリッタと
    の間の二つの光路の途中には、互いに直交する方位の偏
    光成分の位相を90度遅らせるように配置された一対の
    1/4波長板が設けられていることを特徴とする格子干
    渉型変位検出装置。
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