JP3151321U - 立位休息具 - Google Patents

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根 以久子 山
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江 卓 浩 大
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Abstract

【課題】少しの時間、体を休めるとき立位姿勢のまま安定して体を休ませることができながら設置スペースを大きく必要とすることのない立位休息具を提供することを課題とする。【解決手段】立位姿勢で使用する休息具であって、水平状に設けられるテーブル部1と、人体aの腰部b等を寄り掛けるため前記テーブル部に対し略直角方向に垂設される腰当て部2と、これらを支持する脚部3,3とで構成したことにある。【選択図】図2

Description

本考案は立位休息具に係り、特に小時間の間、体を休めるため立位姿勢のまま休息するに適する立位休息具に関する。
電車やバス、タクシー等を待つ待ち時間の間、あるいは公園などにおける小休止時に体を休める手段として、従来から座って休息するベンチタイプのもの、尻だけ載せて休息する所謂サポータータイプのものが使用されている。これは公共施設や特設される喫煙所などにおいても同様である。
しかして上記のベンチタイプのものは、その設置のためのスペースを大きく必要とするばかりでなく、長時間にわたる休息には向いても一寸の間の休息には不向きである。
またベンチタイプの場合、その利用形態として手荷物を置くだけで人は立ったままでいることが多く見かけられる。特に高齢者はベンチに座って休息すると、休息後ベンチから立ち上がることが容易でないことからこれらが相俟ってベンチは荷物置きの機能しか果さないものとなっている実情にある。
尻を載せるように腰掛けて休息するサポータータイプのものは、腰掛け時に不安定な姿勢となって危険性があるとともに手荷物類を置くことができないので十分な休息をとりにくいという問題点がある。
特開2004−204618号公報
本考案は、少しの時間体を休めるとき、立位姿勢のまま安定して体を休ませることができながら設置スペースを大きく必要とせず、電車やバスの停留所、タクシーの待合所など、狭いスペースに設置することが可能な立位休息具を提供することを課題とする。
上記課題を解決する手段として本考案は、立位姿勢で使用する休息具であって、水平状に設けられるテーブル部と、人体の腰部等を寄り掛けるため前記テーブル部に対し略直角方向に垂設される腰当て部と、これらを支持する脚部とで構成したことにある。
上記腰当て部は側面よりみて凸弯曲状に形成することが好ましい。そしてこの凸弯曲面の曲率は半径1000〜1500mmの範囲とするのが腰部を寄り掛けるのに好適な形態である。
前記腰当て部は、立位休息具の設立場所の条件に応じ、テーブル部の一側の片側のみに設けるタイプ、両側に設けるタイプのいずれかを選択することができる。
前記テーブル部および腰当て部は、共に外枠と、この外枠の端枠間に相互間に所要の間隔をおいて横方向に懸架される複数本の横棧とで構成することができ、滑り止め機能および通風性を確保するうえでも好ましい。
上記横棧はリサイクルウッド材を用いることができる。
また前記腰当て部は、その下縁と地表との間に所要高さの空間を有する位置とすることが寄り掛かりやすさと景観のよさ、遮蔽感の除去等のうえにおいて好ましい。
上記の点を考慮すると、テーブル部の高さは平均的な人間の腰部近傍位置とし、腰当て部の上端はテーブル部と略同一とし、さらに腰当て部の下端は人体の膝よりやや上方位置とすることが好ましい。
立位休息具の設置場所のスペースや用途に応じ前記テーブル部を省略することができる。
また前記脚部は設置場所の条件に対応するため設置高さを調整可能とする調整手段を設けることができる。
さらにバスの停留所等の安全地帯において、前記腰当て部が前記テーブル部の一側のみに設け、この腰当て部を車道とは反対側に位置するようにして安全地帯に設立するようにしたことにある。
本考案によれば、少しの時間休息する際に腰当て部に寄り掛かることにより立位であっても安楽な姿勢で休息することができ、その際に手荷物類をテーブル部の上に置いておくことができるので手を自由に使うことができ、一層休息効果を得ることができる。また、テーブル部に向かって肘を付いて休息したりすることも可能であり、テーブル部をメモをとるためのいわゆるテーブルとして使用することも可能である。
特に腰当て部が側面視凸弯曲状とされているので、滑りにくいとともに寄り掛かる際に腰部がよくなじんで当接し、人体に無理な力が掛からず、気持ちよく休息することができる。
テーブル部および腰当て部は、外枠に横棧を相互に間隔をおいて架設して構成すれば、横棧間の間隙により通風性があり、腰部を寄り掛けても通気性を確保することができ、滑り止め効果も得られる。
前記腰当て部は設置場所の条件や要求によりテーブル部の両側に設けるようにすることができ、使用範囲を拡大することが容易に可能である。
前記腰当て部を片側のみに設け、この腰当て部が車道とは反対側に位置するように停留所等の安全地帯に設置すれば、車道側から寄り掛かることがなく、バス停等の安全な休息具とすることができる。
本考案による立位休息具の一実施形態を示す斜視図。 (A)、(B)は使用状態を示す説明図。 図1の正面図。 同、平面図。 同、側面図。 図1のA−A断面図。 図1の立位休息具をバス停に設置した状態を示す説明図。 テーブル部の両側に腰当て部を設けた場合の略示側面図。 テーブル部を省略した略示側面図。 脚部に高さ調整手段を付加した一例を示す一部の断面図。
図1は本考案による立位休息具の一実施形態の斜視図を示すもので、この実施形態では、水平状に設けられるテーブル部1と、図2に示すように人体aの腰部bを寄り掛けるため前記テーブル部1に対し略直角方向に垂設される腰当て部2と、これらを支持する脚部3,3とで構成されている。
前記腰当て部2は側面よりみて凸弯曲状に形成され、人が前向き(図2(A))または後向き(図2(B))のいずれの向きで寄り掛かっても人体aになじんでくつろぐことができるようになっている。
上記テーブル部1および腰当て部2は、図1〜図6からも分かるように、外枠4,5の端枠4a,5a間に相互間に所要の間隔をおいて複数本の横棧6,7が懸架されて構成されている。
前記テーブル部1の端枠4a,4aが左右の脚部3,3の上端に固着され、このテーブル部1の一側縁下部に腰当て部2の上端が固着されてテーブル部1と腰当て部2とが実質的に連続した形態をなすように構成されている。
そして前記腰当て部2と脚部3とは間隔保持を兼ねる支持部材8により固定され、腰当て部2を強固に安定保持している。
前記テーブル部1および腰当て部2を構成している横棧6,7は寒暖の影響が少なく暖かいイメージを有するリサイクルウッド材が用いられている。
前記腰当て部2の凸曲面の曲率は半径1000〜1500mmの範囲から選択されているが、その値は設置箇所やデザイン性等を考慮して適宜選択されてよい。
また腰当て部2の下端は人体aの膝cよりやや上方位置となる高さ位置とされ、寄り掛かったとき膝が当たらないようになされている。
前記脚部3,3は、設置箇所の条件等に応じ高さを調節可能とする高さ調整手段9を設けることができる。この高さ調整手段9は、例えば図10に示すように地中に埋設するか地表のコンクリート面に載置して固定される中空の基柱10を設け、この基柱10に脚部3の下端を嵌挿して高さ調節可能とし、設定後ボルト挿通孔3a,3aを選択してボルト11,11により両者を固定することにより所望の高さに設定することができるようにされる。
ちなみに各部の寸法例を図3、図4に記載してあるが、好ましくはテーブル部1の前後幅は200mmを標準値とし、最小150mm、最大300mmの範囲とされる。
この範囲より大きいと場所をとりすぎ、これより小さいと荷物を置いた際に不安定になり、荷物が落下するおそれも生じて好ましくない。
腰当て部2の上下幅は400mmを標準値とし、最小200mm、最大600mmの範囲とされる。
この範囲より大きくするとその下端と地表との間の間隔が狭くなり、人体の膝cが当たるなどして好ましくない。また下方に延在しすぎると景観を損なうと同時に見透しが悪くなり、通風性も阻害されて好ましくない。
上記範囲より小さいと人体の腰部bを当てがう際に上下幅が狭くなりすぎて不安定な姿勢を余儀なくされるとともに体に局部的な痛みを与えるなどして好ましくない。
テーブル部1の高さに関しては、設置場所から勘案して、若年層の人が集う所では1m乃至それより高めに、高齢者が多く集う所ではやや低めに設定される。したがって一般的には最小900mm、最大1100mmの範囲とされる。
こうして構成される立位休息具は、従来のベンチタイプとも、サポータータイプとも異なる全く新規な休息具となり、設置場所の如何に拘わらず安全で快適な立位休息具とすることができる。
図7は本考案による立位休息具をバス停の一部として設置したもので、腰当て部2が車道13とは反対側に位置するようにバス停12に設置される。
これによりバスを待つ間、腰当て部2に寄り掛かって休息することができ、このとき体は車道13とは反対側に位置することになるので安全であり、しかも腰当て部2の下方部分は空間になっているので視界を妨げることもなく、この面からも安全性を保つことができる。
図8、図9は本考案による立位休息具の他の実施形態を略示するもので、図8は腰当て部2,2をテーブル部1の両側部に設けた場合のイメージ図であり、各部の構成は図1と同じであるのでこれと共通する部分には同一符号を付すに留めて詳細な説明は省略する。
図9はテーブル部を省略し、腰当て部2のみを設けた場合のイメージ図で、この形態とする場合は前記テーブル部1の代わりに脚部3,3の上端間に横梁14を架設し、この横梁14の一側に腰当て部2が取り付けられることになる。
したがって電車やバスの停留所、公園、その他公共施設など、人が集う場所に本考案による立位休息具を設置して使用される。
この設置に際しては、脚部3,3を直接地中に建て込むか、基柱10を地表に設置し、この基柱10に脚部3を嵌挿して高さを調節したのちボルト11,11で結合することにより設立される。
これによりテーブル部1は地表から1m程度の高さに位置して手荷物類を置くことができ、また腰当て部2は人体の腰部bに対応する位置に存在するので立位姿勢のまま腰部bを寄り掛からせることができる。そのとき腰当て部2は側面視凸弯曲状をなしているので、腰部bを寄り掛けるとき安定した姿勢をとることができ、安楽な休息をとることができる。また、テーブル部1に向かって肘を付いて休息したりすることも可能であり、また、テーブル部上にメモ用紙を置いてメモをとったりする等のようにテーブル部1をいわゆるテーブルとして使用することも可能である。
また腰当て部2を相互間に間隔をおいて複数本の横棧7で構成すれば腰部bが上下方向に滑りにくく安全性が高められ、かつ横棧7,7…間の間隙により通気性が確保される。
1 テーブル部
2 腰当て部
3 脚部
4,5 外枠
4a,5a 端枠
6,7 横棧
8 支持部材
9 高さ調整手段
10 基柱
11 ボルト

Claims (15)

  1. 立位姿勢で使用する休息具であって、水平状に設けられるテーブル部と、人体の腰部等を寄り掛けるため前記テーブル部に対し略直角方向に垂設される腰当て部と、これらを支持する脚部とで構成されていることを特徴とする立位休息具。
  2. 前記腰当て部は、側面よりみて凸弯曲状に形成されている請求項1記載の立位休息具。
  3. 前記腰当て部の凸曲面の曲率は半径1000〜1500mmの範囲とされている請求項2記載の立位休息具。
  4. 前記腰当て部は前記テーブル部の一側下部の片側のみに設けられている請求項1〜3のいずれか1項記載の立位休息具。
  5. 前記腰当て部は前記テーブル部の両側下部に設けられている請求項1〜3のいずれか1項記載の立位休息具。
  6. 前記テーブル部および腰当て部は、外枠と、この外枠の端枠間に相互間に所要の間隔をおいて横方向に懸架される複数本の横棧とで構成されている請求項1〜5のいずれか1項記載の立位休息具。
  7. 前記横棧はリサイクルウッド材からなる請求項6記載の立位休息具。
  8. 前記腰当て部は、その下縁と地表との間に所要高さの空間を有する位置とされている請求項1〜7のいずれか1項記載の立位休息具。
  9. 前記テーブル部の高さは、平均的な人間の腰部近傍位置とされ、腰当て部の上端はテーブル部と略同一とされており、腰当て部の下端は人体の膝よりやや上方位置とされている請求項1〜8のいずれか1項記載の立位休息具。
  10. 少なくとも左右一対の脚部と、この脚部の上端間に架設された横梁と、この横梁の一側に下方へ向けて支持された腰当て部とを有し、この腰当て部は側面よりみて凸弯曲状に形成されていることを特徴とする立位休息具。
  11. 前記腰当て部は、外枠と、この外枠の端枠間に相互間に所要の間隔をおいて横方向に懸架される複数本の横棧とで構成されている請求項10記載の立位休息具。
  12. 前記腰当て部の下縁と地表との間に所要高さの空間を有する位置とされている請求項10または11記載の立位休息具。
  13. 前記腰当て部がテーブル部の一側にのみ設けられ、この腰当て部が車道とは反対側に位置するように停留所等の安全地帯に設置されている請求項4記載の立位休息具。
  14. 前記脚部は設置場所の条件に応じ設置高さを調整可能とする調整手段を有している請求項1〜13のいずれか1項記載の立位休息具。
  15. 前記テーブル部の高さが1000±100mm、腰当て部の上下幅が400±200mm、テーブル部の前後幅が最大300mm、最小150mmの範囲とされている請求項1〜9のいずれか1項記載の立位休息具。
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