JP3151283B2 - 回路遮断器の補助端子台 - Google Patents

回路遮断器の補助端子台

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JP3151283B2
JP3151283B2 JP06885292A JP6885292A JP3151283B2 JP 3151283 B2 JP3151283 B2 JP 3151283B2 JP 06885292 A JP06885292 A JP 06885292A JP 6885292 A JP6885292 A JP 6885292A JP 3151283 B2 JP3151283 B2 JP 3151283B2
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正洋 山岸
秀夫 久本
孝信 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば分電盤に用いら
れる回路遮断器の補助端子台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の回路遮断器は、例えば
実開平3−50737号公報に示されるように、回路遮
断器の合成樹脂製ケースは、ボデイとこれを覆うカバー
とから成り、このケースの外側壁に取付けられる補助端
子台は、回路遮断器内部に配線された内部リード線と回
路遮断器外部に配線された外部リード線とを電気的に接
続するものであり、この補助端子台を上記ケースのボデ
イとカバーとの間に挟み込むことにより、補助端子台を
回路遮断器に直接固定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ような補助端子台の固定構造では、補助端子台を回路遮
断器に後付けする際に、回路遮断器のカバーをボデイか
ら一旦取外し、このボデイとカバーとの間に補助端子台
を挟み込む必要があり、こうした回路遮断器のカバーの
取外しは、回路遮断器の回路特性等に悪影響を与え、当
初規定した特性の信頼性を保つことが困難となる。ま
た、上記特性の劣化を防ぐためには、上記カバーの取外
しを慎重に行う必要がある。しかも、補助端子台の取付
け、取外しに手間がかかり、回路遮断器の保守点検等が
面倒になるなど、作業効率の低下をきたしていた。
【0004】本発明は上記従来の課題に鑑みてなされた
もので、補助端子台の後付け作業において、回路遮断器
の特性の劣化防止を図ると共に、作業効率の向上を図る
ことができるようにした回路遮断器の補助端子台を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回路
遮断器の外側壁に取付部材を介して取付けられ、回路遮
断器内部に配線される内部リード線と回路遮断器外部に
配線される外部リード線とを接続する端子部と、この端
子部と回路遮断器の外側壁との間を絶縁する絶縁板と、
この絶縁板に連なり回路遮断器の外側壁と平行に延びた
係止リブと、この係止リブと絶縁板との間に形成された
嵌込み溝とを備え、上記取付部材は、上記嵌め込み溝に
挿脱自在に嵌め込まれる嵌込み部と、この嵌込み部の両
端部に連なり回路遮断器の上下面に着脱自在に取付けら
れる一対の取付け部とを備えたものである。
【0006】請求項2の発明は、上記補助端子台が、複
数の端子部が配列されたベース部を有し、このベース部
には上記複数の端子部のいずれかに接続された外部リー
ド線を通線する通線経路が該端子部の配列方向に沿って
形成されているものである。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、補助端子台を回路遮
断器に後付けするにあたって、取付部材の嵌込み部を係
止リブの嵌込み溝に嵌め込むと共に、取付部材の各取付
け部を回路遮断器の上下面に夫々取付ける。これによ
り、該係止リブが取付部材の嵌込み部と回路遮断器の外
側壁との間で挟まれた形となり、補助端子台が回路遮断
器に確実に固定される。これにより、従来のような回路
遮断器のカバーを一旦取外す必要がなくなり、回路遮断
器の特性劣化を未然に防止できる。また、上記取付部材
の各取付け部を回路遮断器の上下面から取外すだけで、
補助端子台と回路遮断器との固定状態を解除でき、補助
端子台の取外しも容易となり、回路遮断器の保守点検等
にも手間がかからず、作業性が向上する。
【0008】請求項2の構成によれば、補助端子台の端
子部を支持するベース部に、複数の端子部のいずれかに
接続された外部リード線を通線する通線経路を該端子部
の配列方向に沿って形成するようにしたので、外部リー
ド線を引き出すための配置スペースを補助端子台と回路
遮断器の配置スペース以外に別途確保する必要がなく、
作業性がより一層向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。本発明に係る回路遮断器は、例えば分電盤に
使用されるものであり、その一例を図1乃至図3に示
す。図1において、回路遮断器1とその補助端子台10
は、取付部材20を介して互いに結合されている。回路
遮断器1は、補助接点機構(図示せず)と回路遮断機構
8等を備えており、これらはボデイ7とカバー6とから
成る合成樹脂製ケースに配設されている。回路遮断器1
の外側壁2の上下面には、取付部材20の各取付け部2
2,22が着脱自在とされる係合凹所3とネジ孔4が夫
々形成されている。なお、9は端子ネジである。
【0010】また、補助端子台10は、ほぼ中央から両
端側に階段状にベース部11が形成され、このベース部
11は端子部12が端子ネジ15にて固定されている。
そして、回路遮断器1の補助接点機構に電気的に接続さ
れた複数の内部リード線30が絶縁板14の通線孔14
aを介して各端子部12に個別に接続されると共に、こ
の端子部12には、補助端子台10の外部に引き出され
る複数の外部リード線31(図5参照)が個別に接続さ
れるようになっている。また、ベース部11の両側には
絶縁板13,14が取付けられており、基体1に対向す
る絶縁板14には厚肉部14bが一体形成され、この厚
肉部14bの幅方向の両端部に、回路遮断器1の外側壁
2と平行に縦方向に延びる左右一対の係止リブ16,1
6が設けられている。この係止リブ16と絶縁板14と
の間には、平面断面形状が略U字状の嵌込み溝17が形
成されており、この嵌込み溝17に取付部材20の嵌込
み部21が嵌め込み自在となっている。
【0011】取付部材20は、例えばステンレスなどか
ら成る金属製バンドから成り、上記係止リブ16に沿っ
て延びた嵌込み部21と、この嵌込み部21の両端部に
曲成された上下一対の取付け部22,22とから成る。
上記嵌込み部21は、係止リブ16を回路遮断器1の外
側壁2に向かって押圧する役割を果たすものである。本
実施例では、嵌込み部21に小突起21aを突設させ
て、係止リブ16への押圧力を高めている。また、嵌込
み部21の長さは回路遮断器1の縦幅とほぼ同寸に設定
され、上下一対の取付け部22,22が外側壁2の上下
面に設けた係合凹所3,3に係脱自在になっている。
【0012】上記構成によれば、補助端子台10を回路
遮断器1に後付けするに際しては、補助端子台10の嵌
込み溝17に取付部材20の嵌込み部21を嵌め込むと
共に、取付部材20の各取付け部22を回路遮断器1の
上下面の各係合凹所3に夫々嵌め込み、ネジ5により締
結する。これにより、図2に示されるように、係止リブ
16が取付部材20の嵌込み部21と回路遮断器1の外
側壁2との間で挟圧保持された形となり、補助端子台1
0を回路遮断器1の外側壁2に確実に固定できる。従っ
て、従来のような回路遮断器1のカバー6をボデイ7か
ら取外す作業は不要となり、カバー6の取外しによる回
路遮断器1の特性劣化を未然に防止できる結果、当初規
定した回路遮断器の特性の信頼性を保つことができる。
また、取付部材20の各取付け部22,22に締結した
ネジ5を取外すだけで、補助端子台10と回路遮断器1
との固定状態を解除でき、回路遮断器の保守点検等も容
易に行うことができる。さらに、上記係止リブ16は絶
縁板14に一体形成されているので、部品点数の増加を
防ぎ、コストを低減できる等のメリットもある。
【0013】上記実施例では、取付部材20の取付け部
22を回路遮断器1に夫々ネジ止めするようにしたけれ
ど、これに限らず、例えば図3に示されるように、上側
の取付け部22をコ字状片25とし、基体1の上面に該
コ字状片25が掛合自在の係止孔26を設ける構成であ
ってもよい。この場合、ネジ止め箇所が減少し、後付け
作業がより簡便となる。
【0014】本発明の他の実施例を図5及び図6に示
す。同図において、補助端子台10のベース部12の下
端部には、通線経路32が各端子部12の配列方向に沿
って形成されている。この通線経路32には、補助端子
台10の例えば左側の端子部12に接続された外部リー
ド線31が収納され、右側の端子部12に接続された外
部リード線(図示せず)と共に、補助端子台10の一方
向から引き出すようになっている。これにより、外部リ
ード線31を収納する配置スペースを補助端子台10と
回路遮断器1の配置スペース以外に別途確保する手間が
省かれ、補助端子台10の後付けがより一層簡便とな
る。しかも、上記通線経路32の両側方は左右一対の絶
縁板13,14で囲まれているので、外部リード線31
が補助端子台10の外部にはみ出すおそれはなく、施工
の信頼度が高まるという利点もある。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明は、補助端子台が回路遮
断器の外側壁と平行に延びた係止リブと嵌込み溝とを備
えると共に、取付部材が上記嵌め込み溝に挿脱自在に嵌
め込まれる嵌込み部と回路遮断器の上下面に着脱自在に
取付けられる一対の取付け部とを備えた構成であるか
ら、取付部材の嵌込み部を補助端子台の嵌込み溝に嵌め
込むと共に、取付部材の各取付け部を回路遮断器の上下
面に夫々取付けるだけで、該補助端子台を取付部材を介
して回路遮断器に確実に固定できる。これにより、従来
のような回路遮断器のカバーの取外しが不要となり、回
路遮断器の特性劣化を防いで、施工の信頼性を高めるこ
とができる。また、上記取付部材の各取付け部を回路遮
断器側から取外すだけで、補助端子台と回路遮断器との
固定状態を容易に解除でき、回路遮断器の保守点検等の
手間が省けるなど、作業性が向上する。
【0016】請求項2の発明は、上記補助端子台は、端
子部を支持するベース部を有し、このベース部に所定の
端子部に接続された外部リード線を通線する通線経路を
形成した構成であり、補助端子台の後付け作業におい
て、外部リード線を補助端子台の外部に引き出すための
配置スペースを別途確保する必要がなくなり、作業性が
一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いる回路遮断器の分解斜
視図である。
【図2】同上の回路遮断器の平面図である。
【図3】同上の回路遮断器の正面図である。
【図4】本発明の他の実施例に用いる回路遮断器の分解
斜視図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例に用いる補助端子台
の斜視図である。
【図6】図5の実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 回路遮断器 2 外側壁 10 補助端子台 11 ベース部 12 端子部 14 絶縁板 16 係止リブ 17 嵌込み溝 20 取付部材 21 嵌込み部 22 取付け部 30 内部リード線 31 外部リード線 32 通線経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−84824(JP,A) 実開 昭57−107259(JP,U) 実開 平3−77450(JP,U) 実開 平3−50737(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 73/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路遮断器の外側壁に取付部材を介して
    取付けられ、回路遮断器内部に配線される内部リード線
    と回路遮断器外部に配線される外部リード線とを接続す
    る端子部と、この端子部と回路遮断器の外側壁との間を
    絶縁する絶縁板と、この絶縁板に連なり回路遮断器の外
    側壁と平行に延びた係止リブと、この係止リブと絶縁板
    との間に形成された嵌込み溝とを備え、上記取付部材
    は、上記嵌め込み溝に挿脱自在に嵌め込まれる嵌込み部
    と、この嵌込み部の両端部に連なり回路遮断器の上下面
    に着脱自在に取付けられる一対の取付け部とを備えたこ
    とを特徴とする回路遮断器の補助端子台。
  2. 【請求項2】 上記補助端子台は、複数の端子部が配列
    されたベース部を有し、このベース部には上記複数の端
    子部のいずれかに接続された外部リード線を通線する通
    線経路が該端子部の配列方向に沿って形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の回路遮断器の補助端子
    台。
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