JP3151252U - アッパー部分と中底部分を縫合し、更にアッパー部分と靴底部分を縫合したスニーカー及びスニーカー用の靴底 - Google Patents

アッパー部分と中底部分を縫合し、更にアッパー部分と靴底部分を縫合したスニーカー及びスニーカー用の靴底 Download PDF

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世紀 中村
世紀 中村
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【課題】靴底が交換可能で長く自分にあった履き心地よいスニーカーを提供する。【解決手段】アッパー部分1(の靴底側周縁部)と中底部分2の周縁部を第1の縫糸3により縫合して、アッパー部分1に中底部分2を固定する。なお、アッパー部分1への中底の縫合位置は、靴底付近の位置でなおかつ中底を縫合した際に充分に強度が保持できなおかつ、後述する靴底との縫合の際に、縫い代部分が邪魔とならない位置である。さらに、アッパー部分1と中底2とが一体形成されたスニーカー本体の所定箇所と靴底4とを縫糸5により縫合する。この際に、靴底4は、外周部分にスニーカー本体の該当部分を覆うような縫い代(縫合部)を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、靴に関し、特に、自分にあった履き心地のよい靴に関する。とりわけ、高級なブランド品のスニーカーに属する。
従来より、スニーカーは、大量に生産するためアッパー部分と中底部分と靴底部分を接着して接合して製造される。一般にセメント製法と言われる手法により生産されるがコストがかからない。このスニーカーは、接着剤の効果に限界があり、靴が剥がれるので、長持ちしない。
一方、革靴の製造で、図4に示すようなグッドイヤーウェルト製法がある。これは、インソール底部に予め、リブを接着により取り付け、上記リブに、アッパーの周縁部と、ウエルトとを「つまみ縫い」すると共に、コバの上に配したウエルトとアウトソールとを出し糸により「出し縫い」するものである。上記製法は、堅牢で、履き心地が良い靴を製造することができる。
また、ウエルトの出し縫いの出し糸のみを解けば、アッパーにダメージを与えることなく、アウトソールを交換することができることから、長期間にわたって使用できる靴を製造することができる。
しかしながら、上記製法により製造した靴は、上記アッパー及びウエルトをリブに「つまみ縫い」することから、このリブが靴の長さ方向に形成されていると共に、これらのアッパー及びウエルトを縫い付け固定するためには所定の強度を有するインソールを使用する必要がある。
加えて、上記靴周縁部全域にウエルト及びリブが設けられていることから、靴の剛性は非常に高いものであるが、一方で、いわゆる「反り」が悪く、使用者は靴に足を馴染ませるのに時間がかかり、購入後、長期間にわたって足の窮屈さを我慢しなければならない、という不具合が存していた。
そこで、グッドイヤーウェルト製法の利点を、スニーカーの製造分野に活かし、痛んだソールを交換できることになり、履き心地の良いスニーカーに対する要望がある。
特開2006−149811号
自分にあった履き心地を末永く提供できるスニーカーを提供したい。近年では、スニーカーを購入する者が、お金を出しても良いスニーカーを履きたいというニーズが出てきた。しかしながら、靴底は使用することに減って行く。そこで、革靴に利用されているグッドイヤーウェルト製法をスニーカーに応用することで、靴底を交換し、長く自分にあった履き心地よいスニーカーを提供する。
上記課題を解決するために、次のことを考えた。アッパー部分と中底部分の周縁部を固定するために縫合し、アッパー部分と靴底を固定するために更に縫合したことを特徴とするスニーカーを提供する。更に、前記履物の中底と靴底に、コルクを入れたスニーカーを提供する。
さらにまた、アッパー部分と中底部分とから構成されたスニーカー本体に縫合してスニーカーを構成するための靴底を提供する。、前記靴底は、前記スニーカー本体の中底部分からアッパー部分の底部を覆うように構成されかつ、前記スニーカー本体の周縁部を縫合して一体化するための縫合部を有している。
以下、本考案の好ましい実施の形態について具体的に説明する。
図1から図3は、本考案の一実施形態に係るスニーカーを示す図面であり、図1は、スニーカーのアッパー部分と中底部分との関係を示す図面であり、図2は、本考案のスニーカーの全体構成を示す図面であり、そして、図3は、本考案のスニーカーの靴底部分を示す図面である。
図1に示す通り、アッパー部分1(の靴底側周縁部)と中底部分2の周縁部を第1の縫糸3により縫合して、アッパー部分1に中底部分2を固定する。なお、アッパー部分1への中底の縫合位置は、靴底付近の位置でなおかつ中底を縫合した際に充分に強度が保持できなおかつ、後述する靴底との縫合の際に、縫い代部分が邪魔とならない位置である。
また、本考案に係るスニーカーを構成するアッパー部分の素材については、当該技術分野に周知の素材から適宜選択される。また、アッパー部分の形状やデザインについても、特に限定されるものではなく、目的・用途に応じて適宜選択される。
同様にして、中底や縫糸の素材も当該技術分野に周知の素材から適宜選択される。
このようにして図1に示すスニーカー本体が、アッパー部分1と中底2の周辺部分とを縫糸3により縫合することによって形成される。
次いで、図2に示す通り、このようにしてアッパー部分1と中底2とが一体形成されたスニーカー本体の所定箇所と靴底4とを縫糸5により縫合する。
この際に、靴底4は、外周部分にスニーカー本体の該当部分を覆うような縫い代(縫合部)を有している。このように、外周部分にスニーカー本体の該当部分を覆うような縫合部を有する靴底は新規である。従って、本考案は、このような縫合部を有するスニーカー用の靴底まで拡張される。
また、図3に示す通り、靴底4は、所望の素材で形成された中敷6(あるいはクッション素材)などを中底2との接触面に設けることができる。なお、中敷6は、一層であっても二層以上であってもよい。
このように、まず、アッパー部分と中底の周縁部とを縫合して一体形成した後に、中底をからアッパー部分の下方にかけて本考案の靴底で覆い、そして、靴底とアッパー部分の所定箇所を縫合することによって本考案のスニーカーが形成される。
このように、本考案によると、従来のグッドイヤーウェルト方式の革靴と同様な強度を有しなおかつ靴底部分の交換可能なスニーカーを提供することが可能となる。
しかも、本考案によると、靴底の素材の強度がグッドイヤーウェルト方式によるものほど要求されない。そのため、購入当初から足に馴染みやすい履物を提供することが可能となる。
スニーカーのアッパー部分と中底部分との関係を示す図面。 本考案のスニーカーの全体構成を示す図面。 本考案のスニーカーの靴底部分を示す図面である。 従来のグッドイヤーウェルト製法について説明する図面。
1 アッパー部分
2 中底
3、5 縫糸
4 靴底
6 中敷

Claims (3)

  1. アッパー部分と中底部分の周縁部を固定するために縫合し、アッパー部分と靴底を固定するために更に縫合したことを特徴とするスニーカー
  2. 前記履物の中底と靴底に、コルクを入れたスニーカー
  3. アッパー部分と中底部分とから構成されたスニーカー本体に縫合してスニーカーを構成するための靴底であって、前記靴底は、前記スニーカー本体の中底部分からアッパー部分の底部を覆うように構成されかつ、前記スニーカー本体の周縁部を縫合して一体化するための縫合部を有していることを特徴とする、スニーカー用の靴底。
JP2009001456U 2009-03-12 2009-03-12 アッパー部分と中底部分を縫合し、更にアッパー部分と靴底部分を縫合したスニーカー及びスニーカー用の靴底 Expired - Lifetime JP3151252U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019103926A (ja) * 2019-04-08 2019-06-27 拓平 奥村 型紙成型器とそれに基づいて製造した履物

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