JP3151166B2 - 高圧放電灯およびその製造方法 - Google Patents

高圧放電灯およびその製造方法

Info

Publication number
JP3151166B2
JP3151166B2 JP06404897A JP6404897A JP3151166B2 JP 3151166 B2 JP3151166 B2 JP 3151166B2 JP 06404897 A JP06404897 A JP 06404897A JP 6404897 A JP6404897 A JP 6404897A JP 3151166 B2 JP3151166 B2 JP 3151166B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
discharge tube
conductive member
hole
fired
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06404897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1031978A (ja
Inventor
徳一 新見
道生 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP06404897A priority Critical patent/JP3151166B2/ja
Priority to EP97302202A priority patent/EP0807957B1/en
Priority to DE69713453T priority patent/DE69713453T2/de
Priority to US08/825,350 priority patent/US6057644A/en
Priority to CZ1997957A priority patent/CZ294773B6/cs
Priority to CN97104959A priority patent/CN1166045A/zh
Publication of JPH1031978A publication Critical patent/JPH1031978A/ja
Priority to US09/517,045 priority patent/US6224449B1/en
Priority to CN00108566A priority patent/CN1275791A/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP3151166B2 publication Critical patent/JP3151166B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/24Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
    • H01J9/32Sealing leading-in conductors
    • H01J9/323Sealing leading-in conductors into a discharge lamp or a gas-filled discharge device
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/36Seals between parts of vessels; Seals for leading-in conductors; Leading-in conductors
    • H01J61/361Seals between parts of vessel
    • H01J61/363End-disc seals or plug seals

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、セラミック放電管を使用
した高圧放電灯およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】こうした高圧放電灯においては、セラミ
ック放電管の両方の端部の内側に閉塞材(通常、セラミ
ックプラグと呼ばれている。)を挿通させ、各端部を閉
塞し、各閉塞材に貫通孔を設け、この貫通孔には、所定
の電極システムを固着した金属電流導体が挿通されてい
る。セラミック放電管の内部空間にはイオン化発光物質
を封入する。このような高圧放電灯としては、高圧ナト
リウム発光ランプ、メタルハライドランプが知られてお
り、特に、メタルハライドランプは、良好な演色性を備
えている。放電管の材質としてセラミックを使用するこ
とによって、高温での使用が可能となった。
【0003】こうした放電灯においては、セラミック放
電管の端部と電極装置保持材との間を気密にシールする
必要がある。セラミック放電管の本体は、両端がすぼま
った管状ないし樽状をなしていたり、あるいは真っ直ぐ
な管状をなしている。セラミック放電管は、例えばアル
ミナ焼結体からなる。セラミック放電管の端部の封止方
法としては、例えば、特開平6−318435号公報に
おいて、次の構造が開示されている。セラミック放電管
の端部の内側に、閉塞材を挿通し、保持する。閉塞材の
軸方向に向かって延びるように、貫通孔が形成されてお
り、貫通孔内に、細長い電極装置保持材が挿通され、固
定されている。ここで、閉塞材は、アルミナと、電極装
置保持材の構成金属との双方を一定割合で含有するサー
メットによって形成し、閉塞材の熱膨張係数が、電極装
置保持材の熱膨張係数とセラミック放電管の熱膨張係数
との間に位置するようにする。
【0004】この封止構造を形成する際には、セラミッ
ク放電管の仮焼体の中に閉塞材の仮焼体を挿入しない状
態で、セラミック放電管を焼成したときには、端部の内
径が閉塞材の外径よりも小さくなるように設計されてい
る。従って、閉塞材はセラミック放電管の端部の中に強
固に締めつけられ、保持されている。閉塞材と電極装置
保持材とについても同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者は、
こうした封止構造について更に検討を進めた結果、次の
ような問題点があることを見いだした。即ち、この封止
構造では、閉塞材と電極装置保持材との間の圧力によっ
て両者の間を封止しているが、それでも点灯─消灯のサ
イクルを多数回繰り返すのであるから、両者の熱膨張係
数の相違から見て、この封止部分の信頼性を一層高めて
おく必要がある。特に、メタルハライドは高い耐蝕性を
有していることから、高い耐蝕性、信頼性を有するシー
ル構造を開発することが必要である。
【0006】本発明の課題は、閉塞材とセラミック放電
管との間に実質的に熱応力を加えることなく、メタルハ
ライド等に対して高い耐蝕性、信頼性を有する新規なシ
ール構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高圧放電灯
は、内部空間にイオン化発光物質および始動ガスが充填
されているセラミック放電管、セラミック放電管の端部
の内側に少なくとも一部が固定されている閉塞材であっ
て、貫通孔が設けられている閉塞材、閉塞材の貫通孔に
挿通されている導電性部材、および、内部空間に設けら
れている電極装置を備えており、閉塞材とセラミック放
電管との材質が同質であり、閉塞材と導電性部材とがメ
タライズ層によって気密に接合されていることを特徴と
する。
【0008】また、本発明は、前記の高圧放電灯を製造
するのに際して、閉塞材の被焼成体の貫通孔中に導電性
部材を挿入し、被焼成体の貫通孔と導電性部材との間に
層状のメタライズ用材料を介在させ、次いで前記被焼成
体、メタライズ用材料および導電性部材を一体で焼成す
ることを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る高圧放電灯は、内部空
間にイオン化発光物質および始動ガスが充填されている
セラミック放電管、このセラミック放電管の端部の貫通
孔に挿通されている導電性部材、および、内部空間に設
けられている電極装置を備えており、セラミック放電管
の端部と導電性部材とがメタライズ層によって気密に接
合されていることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記の高圧放電灯を製造
するのに際して、セラミック放電管の被焼成体の端部の
貫通孔中に導電性部材を挿入し、前記被焼成体の貫通孔
と導電性部材の表面との間に層状のメタライズ用材料を
介在させ、被焼成体、メタライズ用材料および導電性部
材を一体で焼成することを特徴とする。
【0011】本発明者は、セラミック放電管の端部に固
定されている閉塞材と、セラミック放電管との材質を同
質とし、この閉塞材と導電性部材とをメタライズ層によ
って気密に接合することに想到し、実験を行った結果、
閉塞材と導電性部材とが極めて高い気密性を保持してお
り、しかも点灯─消灯のサイクルを多数回繰り返しても
高い信頼性を有していることを発見し、本発明に到達し
た。
【0012】本発明者は、更に、セラミック放電管の端
部の内側に、導電性部材を直接にメタライズ層を介して
気密に封止することによって、やはり閉塞材と導電性部
材とが極めて高い気密性を保持しており、しかも点灯─
消灯のサイクルを多数回繰り返しても高い信頼性を有し
ていることを発見した。これによって、閉塞材をなくす
ことができるので、部品点数が少なくなり、特に製造工
程が極めて簡略化されるので、産業上の利点が極めて大
きい。
【0013】しかも、この技術は、高圧放電灯の小型化
に対して極めて有効であった。即ち、高圧放電灯の幅方
向の寸法は、端部の寸法によって制限される。しかし、
セラミック放電管の端部の内側に閉塞材を挿入するた
め、セラミック放電管の幅方向の寸法をある程度以上小
さくすることは困難であり、このためセラミック放電管
の内部空間の容積をある程度以上小さくすることは困難
であった。この結果、具体的には、出力を25W以下の
レベルに押さえると、セラミック放電管内の空間の発光
効率が非常に低くなった。本発明によれば、こうした小
型化が可能になるので、出力25W以下といったレベル
の小出力の高圧放電灯を商品として提供できる点で、画
期的である。
【0014】こうした本発明の作用効果を更に説明す
る。発光管または閉塞材の材料として使用されるセラミ
ックスと、導電性部材とは、通常相当量の熱膨張差が存
在しており、ランプの点灯−消灯の繰り返しサイクルに
よって、この熱膨張差がリークの原因になりうる。この
点、本発明の構造によれば、従来のように圧着によるの
みでなく、メタライズ層によって化学的にも接合が行わ
れており、しかも、このメタライズ層が完全にリジッド
な材質ではないので、界面に発生する熱歪みを緩和する
作用がある。しかも、メタライズ層はハロゲン系ガス等
に対する耐蝕性も優れていることから、封止効果、耐久
性が著しく高い。
【0015】
【発明の実施形態】導電性部材としては、電極装置が直
接に取り付けられた電極装置保持材であって良く、また
電極装置が直接取り付けられた電極装置保持材を挿入す
るための管状部材であっても良く、特に制限はない。後
者の例としては、特開平6−318435号公報に記載
の技術を例示できる。
【0016】導電性部材の材質としては、各種の高融点
金属や、導電性セラミックスを使用できるが、導電率の
観点から、高融点金属の方が一層好ましい。こうした高
融点金属としては、更にモリブデン、タングステン、レ
ニウム、ニオブ、タンタルおよびこれらの合金からなる
群より選ばれた一種以上の金属が好ましい。
【0017】このうち、ニオブおよびタンタルの熱膨張
係数は、セラミック放電管を構成するセラミックス、特
にアルミナセラミックスの熱膨張係数とほぼ釣り合う
が、これらの金属は、メタルハライドによって腐食され
易いことが知られている。従って、導電性部材の寿命を
長くするためには、導電性部材を、モリブデン、タング
ステン、レニウムおよびこれらの合金からなる群より選
ばれた金属によって形成することが好ましい。ただし、
これらのメタルハライドに対する耐蝕性が高い金属は、
一般に熱膨張係数が小さい。例えば、アルミナセラミッ
クスの熱膨張係数は8×10-6-1であり、モリブデン
の熱膨張係数は6×10-6-1であり、タングステン、
レニウムの熱膨張係数は6×10-6-1以下である。
【0018】導電性部材の材質としてモリブデンを使用
した場合には、更に、モリブデンの中にLa2 3 とC
eO2 との少なくとも一種類が合計で0.1重量%〜
2.0重量%含有されていることが特に好ましい。
【0019】メタライズ層を構成する金属としては、モ
リブデン、タングステン、レニウム、ニオブ、タンタル
およびこれらの合金からなる群より選ばれた金属が好ま
しい。特にメタライズ層のハロゲンに対する耐蝕性を一
層向上させるためには、モリブデン、タングステン、レ
ニウムおよびこれらの合金からなる群より選ばれた金属
が特に好ましい。
【0020】このメタライズ層中には、セラミックス成
分も含有させることができる。このセラミックス成分と
しては、イオン化発光物質に対して耐蝕性のセラミック
スが好ましく、具体的には、Al2 3 、SiO2 、Y
2 3 、Dy2 3 およびB2 3 からなる群より選ば
れた一種以上のセラミックスが好ましい。特にセラミッ
ク放電管の材質と同種のセラミックスが好ましく、アル
ミナセラミックスが特に好ましい。
【0021】メタライズ層中における金属成分とセラミ
ックス成分との含有割合は、30/70体積%〜70/
30体積%とすることが好ましい。また、メタライズ層
の厚さは、10〜200μmとすることが好ましい。
【0022】特に好ましくは、メタライズ層を構成する
金属成分の主成分が、モリブデン、タングステン、レニ
ウムおよびこれらの合金からなる群より選ばれており、
セラミック成分の主成分が、アルミナ、イットリア、ム
ライトおよびシリカからなる群より選ばれた一種以上の
セラミックからなり、両者の割合が30/70〜70/
30体積%である。更には、メタライズ用材料中に、焼
成前の時点で20体積%以下の金属シリコンを添加する
ことによって、焼成雰囲気中の水蒸気の酸素と反応し、
メタライズ中金属成分とこの酸素を仲立ちにして接合
し、メタライズ組織の気密性の向上をもたらす。
【0023】本発明においてメタライズ層を形成するた
めには、閉塞材の被焼成体の貫通孔またはセラミック放
電管の被焼成体の貫通孔と、導電性部材との間に、層状
のメタライズ用材料を介在させる。メタライズ用材料と
は、焼成後にメタライズ層を形成するような材料を言
い、具体的には前記したような金属成分やセラミック成
分を含んでいる。
【0024】層状のメタライズ用材料は、好ましくは次
の方法によって作製できる。 (1)閉塞材の被焼成体の貫通孔側の内面またはセラミ
ック放電管の被焼成体の貫通孔側の内面に、メタライズ
ペーストを塗布、印刷する。または,導電性部材の外側
面にメタライズペーストを塗布、印刷する。
【0025】メタライズ層を構成するためのメタライズ
ペーストの中には、熱分解性に優れたバインダーを添加
することが好ましく、こうしたバインダーとしては、エ
チルセルロース、アクリル系バインダーを例示できる。
【0026】(2)前記被焼成体と導電性部材との間
に、メタライズ用材料からなる筒状成形体を挿入し、介
在させる。この筒状成形体は、取り扱いに耐える構造強
度を必要とするために、プレス成形法によって成形する
ことが好ましい。
【0027】この筒状成形体を製造する際には、前記し
たメタライズ層用の金属成分および必要に応じてセラミ
ック成分に対して、バインダーを添加する。このバイン
ダーとしては、熱によって解離し易く、かつプレスし易
いバインダーが好ましく、ポリビニルアルコール(PV
A)やアクリル系バインダーが好ましい。メタライズ層
用の前記成分にバインダーと若干の溶剤とを添加し、ス
プレードライヤー等によって造粒して顆粒を作製する。
または、メタライズ層用の前記成分にバインダーと若干
の溶剤とを添加し、混練、乾燥、粉砕することによっ
て、顆粒を形成できる。この顆粒を2〜3トン/cm2
の圧力でプレス成形し、筒状成形体を得る。組み立ての
際には、筒状成形体を導電性部材に嵌め合わせ、筒状成
形体の外側に前記被焼成体を嵌め合わせる。なお、筒状
成形体の焼成条件は、メタライズペーストの焼成条件と
同様である。
【0028】(3)前記被焼成体と導電性部材との間
に、メタライズ用材料からなるシート状成形体を介在さ
せる。
【0029】このシート状成形体を作製するには、前記
したメタライズ層用の金属成分および必要に応じてセラ
ミック成分に対して、アクリル系バインダーやエチルセ
ルロース等のバインダーを添加し、ブチルカルビトール
アセテート(BCA)等の溶剤を使用し、例えばドクタ
ーブレード法によってシート状の成形体を得る。
【0030】閉塞材の材質としては、セラミック放電管
と同種の材質を使用する。これによって、セラミック放
電管と閉塞材との間で、セラミック放電管の中心軸方向
への残留応力が、ほとんど発生しなくなる。ここで同種
の材質とは、ベースとなるセラミックスが共通している
ものを言い、添加成分には異同があっても差し支えな
い。
【0031】導電性部材が金属からなる場合、メタライ
ズ層中の金属成分と、導電性部材とは、共通の材質が含
まれていることが好ましく、これによって両者の接合力
が一層向上する。
【0032】セラミック放電管の両端において、前述し
たような封止方法を採用することができるが、このうち
一方の端部においては、導電性部材の内部を通してイオ
ン化発光物質を注入する必要があることから、導電性部
材を管状とする必要がある。他方の端部においては、ロ
ッド状、管状等、種々の形状の導電性部材を採用するこ
とができる。
【0033】セラミック放電管の形状は、一般的には、
管状、円筒状、樽状等とすることができる。電極装置保
持材が管状であり、この電極装置保持材を通して放電管
の内部にイオン化発光物質を封入した場合には、この封
入の後に、電極装置保持材をレーザー溶接またはTIG
溶接によって閉塞させる。
【0034】図1は、高圧放電灯の全体の構造の一例を
概略的に示す平面図である。石英ガラスまたは硬質ガラ
スからなる外管2の中に、セラミック放電管10が収容
されており、外管2の中心軸とセラミック放電管10の
中心軸とが一致している。外管2の両端は、口金3によ
って気密に閉塞されている。セラミック放電管10は、
中央部が膨らんだ樽状の本体11と、本体11の両端に
ある端部12とを備えている。セラミック放電管10
は、2つのリード線1を介して外管2によって保持され
ており、各リード線1はそれぞれホイル4を介して口金
3に接続されている。上側のリード線1は、管状または
ロッド状の電極装置保持材6に対して溶接されており、
下側のリード線1は、管状の電極装置保持材5に対して
溶接されている。
【0035】各電極装置保持材5、6は、それぞれ、各
閉塞材の貫通孔に挿通され、固定されている。各電極装
置保持材5、6には、本体11内で、電極軸7が、溶接
によって気密に接続されている。この電極軸7に対して
コイル9が巻き付けられており、これによって電極装置
が構成されている。なお、この電極装置の形態について
は、特に限定されるものではなく、例えば、電極軸7の
末端部分を球状に形成し、この球状部分を電極として使
用することもできる。端部の封止構造については、後述
する。メタルハライド高圧放電灯の場合には、セラミッ
ク放電管10の内部空間13に、アルゴン等の不活性ガ
スとメタルハライドとを封入し、更に必要に応じて水銀
を封入する。
【0036】図2(a)、(b)は、それぞれ、図1に
示すセラミック放電管の端部の周辺を拡大して示す断面
図である。図2(a)においては、本体11の内面は曲
面形状をなしており、端部12の内面12aは、セラミ
ック放電管の中心軸方向に見ると真っ直ぐである。端部
12の内側には、閉塞材14が挿通されている。放電管
11と閉塞材14とは、互いに同種のセラミックス、好
ましくはアルミナセラミックスによって形成されてお
り、両者の界面は、焼成段階でほぼ消失している。
【0037】貫通孔14a内には、細長い管状の電極装
置保持材5が挿通されている。電極装置保持材5の外側
の末端には、始動ガスおよびイオン化発光物質を封入し
た後に封止する開口が設けられている。閉塞材14と電
極装置保持材5との間は、メタライズ層15によって封
止されている。
【0038】図2(b)においては、導電性部材16は
管状をなしており、管状部材16の内側に、電極装置が
直接に取り付けられた電極装置保持材17が挿入されて
いる。この取り付け方法は、特開平6−318435号
公報に開示されており、具体的には管状部材16と電極
装置保持材17との各外側端部を相互に溶接する。
【0039】図3(a)においては、セラミック放電管
11の端部18の内側に電極装置保持材5を挿入し、電
極装置保持材5と端部18の内周面18aとの間をメタ
ライズ層19によって封止する。図3(b)において
は、管状部材16の内側に、電極装置保持材17が挿入
されている。管状部材16と端部18の内周面18aと
の間をメタライズ層19によって封止する。
【0040】図4(a)、(b)、図5(a)、(b)
は、それぞれ、本発明の好適例に係る高圧放電灯を概略
的に示す断面図である。図4(a)においては、真っ直
ぐな管状のセラミック放電管20の両端の内側に、それ
ぞれ閉塞材14が固定されている。各端部において、閉
塞材14と管状部材16との間がメタライズ層15によ
って封止されている。
【0041】図4(b)においては、真っ直ぐな管状の
セラミック放電管20の両端の内側に、それぞれ閉塞材
が固定されている。ここで、図4(b)において上側の
端部においては、閉塞材14と電極装置保持材5との間
がメタライズ層15によって封止されている。下側の端
部においては、端部20aの内側に閉塞材14Aが固定
されており、閉塞材14Aの貫通孔14aの中にロッド
状の電極装置保持材30が挿入されており、閉塞材14
Aと保持材30とがメタライズ層15によって封止され
ている。
【0042】図5(a)においては、真っ直ぐな管状の
セラミック放電管の両端の内側に、それぞれ管状部材1
6が挿入されており、管状部材16の貫通孔の中に電極
装置保持材17が固定されている。管状部材16とセラ
ミック放電管21の端部との間が、メタライズ層19に
よって封止されている。
【0043】図5(b)においては、真っ直ぐな管状の
セラミック放電管22のうち、図面において上側の端部
では、突出部22cが設けられており、突出部22cの
中に、ロッド状の電極装置保持材30が挿入されてい
る。突出部22cの内周面22bと保持材30との間
が、メタライズ層19によって封止されている。下側の
端部においては、セラミック放電管の端部に保持部材5
が挿入されており、保持部材5と端部内周面22aとの
間が、メタライズ層19によって封止されている。
【0044】以上述べてきた各実施態様において、導電
性部材上にメタライズ層を形成するのと同時に、このメ
タライズ層と、セラミック放電管または閉塞材との間
に、セラミック焼成層を設けることが一層好ましい。こ
の態様について更に説明する。図6(a)は、セラミッ
ク放電管11、21、22または閉塞材14と、導電性
部材5(16、30)との積層構造を拡大して示す断面
図である。この断面図の微構造を拡大して、図6(b)
に模式的に示す。Cは導電性部材であり、ほぼ緻密な微
構造を有している。Bはメタライズ層である。Aは、放
電管または閉塞材である。この接合構造が生成する過程
においては、メタライズ用材料からの金属の導電性部材
への拡散によって両者が強固に接合するが、放電管また
は閉塞材の方は既に強固にプレス成形されていて、粒子
が成長して気孔が少なく、セラミック成分の移動、拡散
が生じにくい。また、金属成分がメタライズ用材料から
放電管または閉塞材へと拡散すると悪影響がある。
【0045】このため、図7(a)に示すように、セラ
ミック放電管11、21、22または閉塞材14と、メ
タライズ層15(19)との間に、セラミック焼成層2
4を生成させることが特に好ましい。この微構造を図7
(b)に示す。ほぼ緻密な微構造を有する導電性部材C
の隣にメタライズ層Bが生成している。Dはセラミック
焼成層であるが、この焼成層とメタライズ層との間はセ
ラミック成分が拡散し易く、またこの焼成層とセラミッ
ク放電管または閉塞材との間は、同種の材質であるため
にセラミック成分の拡散によって強固な接合が生成し易
い。
【0046】このように、層状のセラミック焼成用材料
中のセラミック成分がセラミック放電管または閉塞材の
中へと拡散し易く、両者の接合力が一層向上し、安定す
ると共に、メタライズ層15(19)から放電管または
閉塞材のセラミック組織への金属成分の拡散を防止する
ことができる。
【0047】ここで、セラミック焼成層を、閉塞材また
はセラミック放電管とメタライズ層との間に生成させる
ためには、ここに層状のセラミック焼成用材料を介在さ
せる。セラミック焼成用材料とは、焼成後にセラミック
を生成するような材料を言い、具体的には前記したセラ
ミック成分を含む。
【0048】層状のメタライズ用材料は、好ましくは次
の方法によって形成できる。 (1)セラミックペーストを塗布、印刷する。
【0049】(2)閉塞材の被焼成体またはセラミック
放電管の被焼成体と、層状のメタライズ用材料との間
に、セラミック焼成用材料からなる筒状成形体を挿入
し、介在させる。この筒状成形体は、取り扱いに耐える
構造強度を必要とするために、プレス成形法によって成
形することが好ましい。
【0050】この筒状成形体を製造する際には、セラミ
ック成分に対して、バインダーを添加する。このバイン
ダーとしては、熱によって解離し易く、かつプレスし易
いバインダーが好ましく、ポリビニルアルコール(PV
A)やアクリル系バインダーが好ましい。セラミック成
分にバインダーと若干の溶剤とを添加し、スプレードラ
イヤー等によって造粒して顆粒を作製する。または、セ
ラミック成分にバインダーと若干の溶剤とを添加し、混
練、乾燥、粉砕することによって、顆粒を形成できる。
この顆粒を2〜3トン/cm2 の圧力でプレス成形し、
筒状成形体を得る。
【0051】(3)閉塞材の被焼成体またはセラミック
放電管の被焼成体と、層状のメタライズ用材料との間
に、セラミック焼成用材料からなるシート状成形体を介
在させる。
【0052】このシート状成形体を作製するには、セラ
ミック成分に対して、アクリル系バインダーやエチルセ
ルロース等のバインダーを添加し、ブチルカルビトール
アセテート等の溶剤を使用し、例えばドクターブレード
法によってシート状の成形体を得る。
【0053】次に、本発明の各態様に係る高圧放電灯を
製造するための好適なプロセスについて述べる。図8、
図9、図10は、それぞれ本発明の高圧放電灯を製造す
るためのプロセスを例示するフローチャートである。図
8に示す各工程によって、閉塞材を使用した高圧放電灯
を製造できる。まず、閉塞材の材料粉末(好ましくはア
ルミナ粉末)を成形してリング状の閉塞材の成形体を得
る。この段階では、スプレードライヤー等で造粒した粉
末を、2000〜3000Kgf/cm2の圧力でプレス成形
することが好ましい。得られた成形体を、好ましくは脱
脂および仮焼して仮焼体を得る。脱脂処理は、600〜
800℃の温度での加熱によって行うことが好ましく、
仮焼処理は、1200〜1400℃の温度、水素還元雰
囲気下での加熱によって行うことが好ましい。この仮焼
処理によって、閉塞材の成形体に対して、ある程度の強
度を与え、メタライズ用材料を閉塞材に接触させる時の
溶剤の吸い込みによるペーストレベリング不全を防ぎ、
また閉塞材のハンドリング性を高めることができる。
【0054】次いで、閉塞材の仮焼体の内周面に、例え
ばメタライズペーストを塗布し、メタライズペースト層
を形成する。このメタライズペーストとしては、最も好
適な態様においては、Mo:60vol.%と、Al2O3
ムライトおよび金属シリコンのうちの少なくとも一種を
40vol.%と、バインダ若干量および溶剤とで構成
されたメタライズペーストを使用する。この仮焼体を、
好ましくは90〜120℃で乾燥させる。閉塞材の貫通
孔(スルーホール)へのメタライズペーストの印刷に際
しては、貫通孔の一方からマスクを介してメタライズペ
ーストを供給し、貫通孔の他方の端部から真空で引き、
メタライズペーストを貫通孔内に引き込んで、貫通孔の
内面全体にメタライズペーストを印刷することが好まし
い。
【0055】次いで、導電性部材を仮焼体の貫通孔の中
に挿入する(組立工程)。この仮焼体を、露点20〜5
0℃の還元雰囲気下で、1200〜1600℃の温度で
予備焼成する(焼成工程)。この予備焼成が終わった時
点で、導電性部材は閉塞材中に固定されている。
【0056】一方、セラミック放電管の本体を成形し、
成形体を脱脂し、仮焼してセラミック放電管の仮焼体を
得る。得られた仮焼体の端面に、閉塞材の予備焼成体を
挿入し、所定の位置にセットし、露点−15〜15℃の
還元雰囲気下で、1600〜1900℃の温度で本焼成
して、本発明の高圧放電灯を得ている。
【0057】図8に示すプロセスにおいて、閉塞材の内
周面にメタライズペーストの印刷を行わず、導電性部材
の表面の方にメタライズペーストを印刷することができ
る。また、閉塞材の表面に、この閉塞材と同種の材質か
らなるセラミックペーストを塗布してセラミックペース
ト層を形成し、この上にメタライズペーストを塗布する
ことができる。
【0058】図9に示すプロセスにおいては、セラミッ
ク放電管の本体を成形し、成形体を脱脂し、仮焼してセ
ラミック放電管の仮焼体を得る。得られた仮焼体の内周
面に、前記したようにメタライズペーストを塗布する。
この際、必要に応じてメタライズペーストの前に、仮焼
体と同種の材質からなるセラミックペーストを塗布す
る。この仮焼体を90〜120℃で、空気中で乾燥さ
せ、この貫通孔の中に導電性部材を収容し、セットし、
露点20〜50℃の還元雰囲気下で、1200〜160
0℃の温度で予備焼成し、次いで、露点−15〜15℃
の還元雰囲気下で、1700〜1900℃の温度で本焼
成する。この予備焼成と本焼成とは、独立して実施して
も良いが、この両方の還元雰囲気を併せ持つ雰囲気炉を
使用できる場合には、連続的に実施することができる。
【0059】または、前記の仮焼体を、空気中または窒
素雰囲気下で300〜400℃に加熱して脱脂し、組立
を行い、露点−15〜15℃の還元雰囲気下で、170
0〜1900℃の温度で本焼成する。
【0060】また、図9のプロセスにおいて、セラミッ
クペースト層の本体の方にメタライズペースト(および
必要に応じてセラミックペースト)を塗布せず、図10
に示すようなプロセスを採用できる。このプロセスで
は、導電性部材の表面へとメタライズペースト(および
必要に応じてセラミックペースト)を塗布する。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、メ
タルハライド等に対して高い耐蝕性、信頼性を有する新
規なシール構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高圧放電灯の全体の構造の一例を概略的に示す
平面図である。
【図2】(a)、(b)は、それぞれ、本発明の実施例
に係る、セラミック放電管の端部の周辺を拡大して示す
断面図である。
【図3】(a)、(b)は、それぞれ、本発明の他の実
施例に係る、セラミック放電管の端部の周辺を拡大して
示す断面図である。
【図4】(a)、(b)は、それぞれ、本発明の好適例
に係る高圧放電灯を概略的に示す断面図である。
【図5】(a)、(b)は、それぞれ、本発明の好適例
に係る高圧放電灯を概略的に示す断面図である。
【図6】(a)は、セラミック放電管11、21、22
または閉塞材14と、導電性部材5(16、30)との
積層構造を拡大して示す断面図であり、(b)は、この
断面図の微構造の模式図である。
【図7】(a)は、セラミック放電管11、21、22
または閉塞材14と、導電性部材5(16、30)との
積層構造を拡大して示す断面図であり、(b)は、この
断面図の微構造の模式図である。
【図8】本発明の高圧放電灯の製造プロセスの好適な態
様を示すフローチャートである。
【図9】本発明の高圧放電灯の製造プロセスの他の好適
な態様を示すフローチャートである。
【図10】本発明の高圧放電灯の製造プロセスの更に他
の好適な態様を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 外管,3 口金,5、6 管状の電極装置保持材,
7 電極軸,10 セラミック放電管,11 本体,1
2、18 端部,13 セラミック放電管の内部空間,
14、14A 閉塞材,14a 貫通孔,15、19
メタライズ層,16 導電性部材,17 電極装置保持
材,20 真っ直ぐな管状のセラミック放電管,20a
端部,30 ロッド状の電極装置保持材,A 放電管
または閉塞材,B メタライズ層,C 導電性部材,D
セラミック焼成層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/36 H01J 9/32 H01J 9/40

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部空間にイオン化発光物質および始動ガ
    スが充填されているセラミック放電管、このセラミック
    放電管の端部の内側に少なくとも一部が固定されている
    閉塞材であって、貫通孔が設けられている閉塞材、前記
    閉塞材の前記貫通孔に挿通されている導電性部材および
    前記内部空間に設けられている電極装置を備えている高
    圧放電灯であって、前記閉塞材と前記セラミック放電管
    との材質が同質であり、前記閉塞材と前記導電性部材と
    がメタライズ層によって気密に接合されていることを特
    徴とする、高圧放電灯。
  2. 【請求項2】前記導電性部材と前記閉塞材との間に前記
    メタライズ層およびセラミック焼成層がこの順で形成さ
    れていることを特徴とする、請求項1記載の高圧放電
    灯。
  3. 【請求項3】内部空間にイオン化発光物質および始動ガ
    スが充填されているセラミック放電管、このセラミック
    放電管の端部の貫通孔に挿通されている導電性部材およ
    び前記内部空間に設けられている電極装置を備えている
    高圧放電灯であって、前記セラミック放電管の端部と前
    記導電性部材とがメタライズ層によって気密に接合され
    ていることを特徴とする、高圧放電灯。
  4. 【請求項4】前記導電性部材と前記セラミック放電管と
    の間に前記メタライズ層およびセラミック焼成層がこの
    順で形成されていることを特徴とする、請求項3記載の
    高圧放電灯。
  5. 【請求項5】内部空間にイオン化発光物質および始動ガ
    スが充填されているセラミック放電管、このセラミック
    放電管の端部の内側に少なくとも一部が固定されている
    閉塞材であって、貫通孔が設けられている閉塞材、前記
    閉塞材の前記貫通孔に挿通されている導電性部材および
    前記内部空間に設けられている電極装置を備えており、
    前記閉塞材と前記セラミック放電管との材質が同質であ
    る高圧放電灯を製造するのに際して、前記閉塞材の被焼
    成体の前記貫通孔中に前記導電性部材を挿入し、この際
    前記被焼成体の前記貫通孔と前記導電性部材との間に層
    状のメタライズ用材料を介在させ、次いで前記被焼成
    体、前記メタライズ用材料および前記導電性部材を一体
    で焼成することを特徴とする、高圧放電灯の製造方法。
  6. 【請求項6】前記閉塞材の被焼成体の前記貫通孔中に前
    記導電性部材を挿入し、この際前記被焼成体の前記貫通
    孔と前記導電性部材との間に、層状のセラミック焼成用
    材料および層状のメタライズ用材料を介在させ、前記被
    焼成体側に前記セラミック焼成用材料が接触するように
    し、次いで前記被焼成体、前記メタライズ用材料、前記
    セラミック焼成用材料および前記導電性部材を一体で焼
    成することを特徴とする、請求項5記載の高圧放電灯の
    製造方法。
  7. 【請求項7】内部空間にイオン化発光物質および始動ガ
    スが充填されているセラミック放電管、このセラミック
    放電管の端部の貫通孔に挿通されている導電性部材およ
    び前記内部空間に設けられている電極装置を備えている
    高圧放電灯を製造するのに際して、前記セラミック放電
    管の被焼成体の前記貫通孔中に前記導電性部材を挿入
    し、この際前記被焼成体の前記貫通孔と前記導電性部材
    の表面との間に層状のメタライズ用材料を介在させ、次
    いで前記被焼成体、前記メタライズ用材料および前記導
    電性部材を一体で焼成することを特徴とする、高圧放電
    灯の製造方法。
  8. 【請求項8】前記セラミック放電管の被焼成体の前記貫
    通孔中に前記導電性部材を挿入し、この際前記被焼成体
    の前記貫通孔と前記導電性部材との間に、層状のセラミ
    ック焼成用材料および層状のメタライズ用材料を介在さ
    せ、前記被焼成体側に前記セラミック焼成用材料が接触
    するようにし、次いで前記被焼成体、前記メタライズ用
    材料、前記セラミック焼成用材料および前記導電性部材
    を一体で焼成することを特徴とする、請求項7記載の高
    圧放電灯の製造方法。
JP06404897A 1996-05-16 1997-03-18 高圧放電灯およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3151166B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06404897A JP3151166B2 (ja) 1996-05-16 1997-03-18 高圧放電灯およびその製造方法
DE69713453T DE69713453T2 (de) 1996-05-16 1997-03-27 Hochdruckentladungslampen und deren Herstellungsverfahren
EP97302202A EP0807957B1 (en) 1996-05-16 1997-03-27 High pressure discharge lamps and processes for production of the same
CZ1997957A CZ294773B6 (cs) 1996-05-16 1997-03-28 Vysokotlaká výbojka a způsob její výroby
US08/825,350 US6057644A (en) 1996-05-16 1997-03-28 High pressure discharge lamps with metallizing layer
CN97104959A CN1166045A (zh) 1996-05-16 1997-03-31 高压放电灯及其生产方法
US09/517,045 US6224449B1 (en) 1996-05-16 2000-03-02 Method of forming lead-in seal in high pressure discharge lamps
CN00108566A CN1275791A (zh) 1996-05-16 2000-05-18 高压放电灯及其生产方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-121490 1996-05-16
JP12149096 1996-05-16
JP06404897A JP3151166B2 (ja) 1996-05-16 1997-03-18 高圧放電灯およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1031978A JPH1031978A (ja) 1998-02-03
JP3151166B2 true JP3151166B2 (ja) 2001-04-03

Family

ID=26405180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06404897A Expired - Fee Related JP3151166B2 (ja) 1996-05-16 1997-03-18 高圧放電灯およびその製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (2) US6057644A (ja)
EP (1) EP0807957B1 (ja)
JP (1) JP3151166B2 (ja)
CN (2) CN1166045A (ja)
CZ (1) CZ294773B6 (ja)
DE (1) DE69713453T2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1179872A (ja) * 1997-09-03 1999-03-23 Sumitomo Electric Ind Ltd メタライズ窒化ケイ素系セラミックス、その製造方法及びその製造に用いるメタライズ組成物
JP3853994B2 (ja) * 1997-12-24 2006-12-06 日本碍子株式会社 高圧放電灯
US6169366B1 (en) 1997-12-24 2001-01-02 Ngk Insulators, Ltd. High pressure discharge lamp
US6375533B1 (en) * 1998-03-05 2002-04-23 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Electricity lead-in body for bulb and method for manufacturing the same
US20020033670A1 (en) * 2000-07-03 2002-03-21 Ngk Insulators, Ltd. Joined body and a high pressure discharge lamp
EP1793411A3 (en) * 2001-10-17 2008-02-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High pressure discharge lamp
DE60228667D1 (de) 2001-10-17 2008-10-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Hochdruckentladungslampe
US7839089B2 (en) * 2002-12-18 2010-11-23 General Electric Company Hermetical lamp sealing techniques and lamp having uniquely sealed components
DE102005008140A1 (de) * 2005-02-21 2006-08-31 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH Hochdruckentladungslampe
US20060290285A1 (en) * 2005-06-24 2006-12-28 Osram Sylvania Inc. Rapid Warm-up Ceramic Metal Halide Lamp
US7615929B2 (en) * 2005-06-30 2009-11-10 General Electric Company Ceramic lamps and methods of making same
DE102005058897A1 (de) * 2005-12-09 2007-06-14 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH Metallhalogenidlampe
DE102006024238A1 (de) * 2006-05-23 2007-11-29 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH Hochdruckentladungslampe
JP2011198552A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Netcomsec Co Ltd リード線固定方法及び電子管

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3226822A (en) * 1961-09-27 1966-01-04 Eitel Mccullough Inc Art of bonding ceramic to metal
US3737977A (en) * 1968-11-14 1973-06-12 Gen Electric Method of forming ceramic-metal seal
GB1274931A (en) * 1969-01-16 1972-05-17 Thorn Lighting Ltd Lamp seal
US4376906A (en) * 1980-03-27 1983-03-15 Ilc Technology, Inc. Electrode ribbon seal assembly
NL8101177A (nl) * 1981-03-11 1982-10-01 Philips Nv Samengesteld lichaam.
JPH073783B2 (ja) * 1987-11-30 1995-01-18 東芝ライテック株式会社 高圧ナトリウムランプ
DE3803227A1 (de) * 1988-02-04 1989-08-17 Hoechst Ceram Tec Ag Verfahren zum vakuumdichten verschliessen eines keramikrohres
US4891553A (en) * 1988-06-28 1990-01-02 Wolfram, Inc. Lead metallizing process to avoid seal oxidation
US5404078A (en) * 1991-08-20 1995-04-04 Patent-Treuhand-Gesellschaft Fur Elektrische Gluhlampen Mbh High-pressure discharge lamp and method of manufacture
US5279909A (en) * 1992-05-01 1994-01-18 General Atomics Compact multilayer ceramic-to-metal seal structure
US5742123A (en) * 1992-07-09 1998-04-21 Toto Ltd. Sealing structure for light-emitting bulb assembly and method of manufacturing same
DE4242122A1 (de) * 1992-12-14 1994-06-16 Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh Verfahren zur Herstellung einer vakuumdichten Abdichtung zwischen einem keramischen und einem metallischen Partner, insbesondere zur Anwendung bei der Herstellung eines Entladungsgefäßes für eine Lampe, sowie damit hergestellte Entladungsgefäße und Lampen
EP0609477B1 (en) 1993-02-05 1999-05-06 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH Ceramic discharge vessel for high-pressure lamps, method of manufacturing same, and related sealing material
DE4338377A1 (de) * 1993-11-10 1995-05-11 Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh Metallhalogenidentladungslampe mit keramischem Entladungsgefäß und Herstellverfahren für eine derartige Lampe

Also Published As

Publication number Publication date
CZ294773B6 (cs) 2005-03-16
EP0807957A3 (en) 1998-03-11
EP0807957B1 (en) 2002-06-19
CN1166045A (zh) 1997-11-26
JPH1031978A (ja) 1998-02-03
US6224449B1 (en) 2001-05-01
CN1275791A (zh) 2000-12-06
DE69713453D1 (de) 2002-07-25
DE69713453T2 (de) 2003-01-23
CZ95797A3 (cs) 1998-01-14
US6057644A (en) 2000-05-02
EP0807957A2 (en) 1997-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3151166B2 (ja) 高圧放電灯およびその製造方法
JP3465193B2 (ja) 高圧放電ランプ
US6139386A (en) High pressure discharge lamp with an improved sealing system and method of producing the same
JP3507179B2 (ja) 高圧放電灯
JP3450751B2 (ja) 接合体、高圧放電灯およびその製造方法
JPS6161338A (ja) 高圧金属蒸気放電灯用発光管の製造方法
WO2003034465A1 (fr) Tube a decharge pour une lampe a decharge a haute pression et lampe a decharge a haute pression
JP3631599B2 (ja) 高圧放電灯
JP2005123016A (ja) 電球のリード部材用合金およびそれを用いた電球の電極構造
JP3929255B2 (ja) 接合体および高圧放電灯
US4859905A (en) Unsaturated vapor high pressure sodium lamp getter mounting
JP3438666B2 (ja) セラミック放電灯及び高圧放電灯
US8310157B2 (en) Lamp having metal conductor bonded to ceramic leg member
JPH10125230A (ja) セラミックメタルハライドランプ用チューブの製造方法
JP2003206184A (ja) 接合体、高圧放電灯およびその製造方法
JP2005515596A (ja) 高圧放電ランプ
JP2000100385A (ja) 高圧放電灯
EP0341749B1 (en) Improved arc tube for high pressure metal vapor discharge lamp, lamp including same, and method
JP3229325B1 (ja) 高圧放電灯およびその製造方法
CN217955801U (zh) 短弧型放电灯
JPS648895B2 (ja)
JPS59169037A (ja) 発光管の製造方法
JPH0945244A (ja) 高圧放電灯の製造方法
JP3462458B2 (ja) 高圧放電灯およびその製造方法
JP2003100255A (ja) 高圧放電灯用の電極保持構造、高圧放電灯の端部構造および高圧放電灯

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100119

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120119

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees