JP3150820U - リハビリ洗浄ロングタオル - Google Patents

Abstract

【課題】半身麻痺や亀背、肩や腕の関節障害を持つ方を始め、様々な身体の不自由を抱えている方々に対し、洗身することができずに諦めていたり、介護に頼らざるを得なかった部分の洗身を、自分で洗えようにするため、洗浄タオルの一端に、持ち手になる洗浄タオル生地を巻いた紐を設け、もう一端にも長さ調整できる部分と持ち手となる輪型の部分からなる紐を設けた、リハビリ洗浄ロングタオルを提供する。【解決手段】円柱型にした洗浄タオル１の一端に、持ち手になる洗浄タオル生地を巻いた紐２を設け、もう一端にも長さ調整できる部分３と持ち手となる輪型の部分からなる紐４を設けて、リハビリ洗浄ロングタオルを構成する。【選択図】図１

Description

この発明は、円柱型にした洗浄タオルの一端に、持ち手になる洗浄タオル生地を巻いた紐を設け、もう一端にも長さ調整できる部分と持ち手となる輪型の部分からなる紐を設けた、リハビリ洗浄ロングタオルに関するものである。

従来、障害者用、高齢者用洗浄器具は、柄の先にボディブラシの付いた物や一般の背部洗浄用のロングタオルで届きにくい足元や背中を洗浄しており、身体不自由のある方専用の洗浄タオルは無かった。

特開２００２−０８５２８２ ＪＰ Ａ 特開２００１−００９０４４ ＪＰ Ａ

実登３１４３７９６ ＪＰ Ｕ 実登３０２４９０３ ＪＰ Ｕ

これは、次のような欠点があった。
従来、柄の先にボディブラシのついた形式の洗浄器具は、片手で持つには重みがあり、握力や腕の力が無いと上手く扱えず、持ち運ぶにも大き過ぎて旅行には向かなかった。一方、一般的な背部洗浄用ロングタオルの場合は、両手が使えないとその効果が発揮できなかった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。

円柱型にした洗浄タオル（１）の一端に、持ち手になる洗浄タオル生地を巻いた紐（２）を設け、もう一端にも長さ調整できる部分（３）と持ち手となる輪型の部分からなる紐（４）を設けた。
本発明は、以上の構成によりなるリハビリ洗浄ロングタオルである。

握力や腕力はさほど要さず利用できる。一端（短側）の持ち手を麻痺のある腕に掛け、もう一方（長側）を健側で持って洗浄したり、一端（長側）を利き足に掛け、もう一方（短側）を利き手で持って洗浄したり、一端（長側）を手すりやシャワーチェアに絡め、もう一方（短側）を利き手で持って洗浄する事もできるため、半身麻痺を始めとする様々な障害に対応した使用が可能。亀背、肩や腕の関節に制限のある高齢者が、背や足元を洗浄する場合にも有用である。介護に頼らず、残存機能を活かす道具という意味で、リハビリの要素も大きい。また、折りたたんで持ち運びができるため、外出先にも気軽に持ち運びができる。

本発明の斜面図である。 本発明の拡大図である。

以下、本発明を実施するための形態について説明する。
円柱型にした洗浄タオル（１）の一端に、持ち手になる洗浄タオル生地を巻いた紐（２）を設ける。
洗浄タオルのもう一端にも、長さ調整できる部分（３）と持ち手となる輪型の部分からなる紐（４）を設ける。
長さ調整可能な方の持ち手の紐（４）は、三角形型になるよう、底面を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用する時は、一端（短側）の持ち手を麻痺のある腕に掛け、もう一方（長側）を健側で持ち、引いて洗浄する。または、シャワーチェアに座り、一端（長側）を利き足の先に掛け、もう一方（短側）を利き手で持ち、引き上げて洗浄する。一端（長側）を手すりやシャワーチェアに絡め、もう一方（短側）を利き手で持ち、上下に動かして洗浄する。また、両手を使って、背部や足元の洗浄用としても使用できる。

タオル生地を巻いた手持ち（短側）については、洗浄タオル部分と一体型にすることもできる。

介護用品としてだけでなく、一般的な背部洗浄用具としても使用可能。また、リハビリ用具として、リハビリ体操、筋力トレーニング、関節可動域訓練に取り入れて使用する事もできる。

１洗浄タオル
２洗浄タオル生地を巻いた持ち手
３長さ調整部分の紐
４持ち手となる紐

Claims (1)

1. 円柱型にした洗浄タオル（１）の一端に、持ち手になる洗浄タオル生地を巻いた紐（２）を設け、もう一端にも、長さ調整できる部分（３）と持ち手となる輪型の部分からなる紐（４）を設けた、リハビリ洗浄ロングタオル。

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