JPH09154903A - 伸縮自在連結松葉杖 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 脳内出血などの患者が自力で歩いたり、
歩行訓練をする際その補助をする松葉杖の提供を目的と
する。 【構 成】 左右の松葉杖を連結し、足の部分を伸縮
自在にした事を、特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、脳内出血、脳梗塞な
ど、自律神経の障害により、左半身あるいは右半身が麻
痺してしまった人たちが、自力で歩ける松葉杖に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】現状の脳内出血などの患者は、松葉杖は
使用できず、車椅子の乗降も一人では容易に出来ないな
どの問題点があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この発明は、脳内出血
などの患者が自力で歩く、歩行訓練をするための補助を
することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する、この
発明の伸縮自在連結松葉杖は、左右の松葉杖を連結し、
足の部分を伸縮自在にしたことを特徴とする。

【０００５】

【作 用】この発明の伸縮自在連結松葉杖は、足の
部分が伸縮するため、ベットなどに腰掛けた状態から立
ち上がることができ、また、左右が連結しているため
に、片手で操作することができる。

【０００６】

【実 施 例】添付図面で図１は、伸縮自在連結松葉杖
の斜視図であり、１は上方連結棒、２は、連結操作ハン
ドルで片手で両側の足の部分を伸縮することができる。
３の下方連結棒は、足の部分を伸ばしたときに、４の連
結操作ハンドル取っ手の部分と重なり合うように１５ｃ
ｍほど、前方で連結している。６の可動足はバランスを
よくするため下のほうが１５度ほど、開いている。使用
方法は、ベッドなどに腰掛けているときに、図２の状態
の松葉杖を腋の下にセットし、肩紐を取りつける。手の
ひらを開いた状態で４の連結操作ハンドル取っ手部分を
下方に押しながら立ち上がり、図３の状態になったら、
連結操作ハンドル取っ手部分４と、下方連結棒取っ手部
分５を同時に握ります、そうすると下方連結棒３に取り
つけたストッパーが働き手を離しても縮まなくなりま
す。座るときは人差し指で１０の解除レバーを引くとス
トッパーがはずれ、足が縮むようになる。

【０００７】

【発明の効果】この発明の伸縮自在連結松葉杖は、前記
の用に構成され、脳内出血などで、自律神経が麻痺して
しまった人たちが、一人でも歩けるという効果を有す
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 伸縮自在連結松葉杖１例の斜視図である。

【図２】 伸縮自在連結松葉杖１例が縮んだ状態の断
面図である。

【図３】 伸縮自在連結松葉杖１例を伸ばした状態の
断面図である。

【符号の説明】

１…上方連結棒 ２…連結操作ハンドル ３…下方連結棒 ４…連結操作ハンドル取っ手部分 ５…下方連結棒取っ手部分 ６…可動足 ７…肩紐 ８…肩紐フック ９…ストッパー １０…解除レバー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 左右の松葉杖を連結し、足の部分を伸
   縮自在にした松葉杖