JP3150751U - 天日を乾燥熱源とする自動衣類乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手間と時間をかけずに、効率的に洗濯物を天日で乾燥させることができる自動衣類乾燥装置を提供する。【解決手段】内部に自動回転式のドラムを装備した躯体を設け、ドラム内部に内容物を攪拌させるための爪状突起6を設け、通気用小穴を複数空けて、ドラム外周囲を通気可能としたドラムと躯体との間に隙間を設け、ドラムの回転によって隙間内に気流を発生させる羽根板8をドラム外周面に設け、躯体外周に排気口11を設け、出し入れ口開閉式扉を外気の取り入れ口として、ドラムが回転したときに羽根板が回転し、ドラム内部に外気を取り入れ、排気口へと外気が循環する構造を備えた、天日を主用乾燥熱源とする。【選択図】図2

Description

本考案は、天日をもっぱら乾燥の熱源とする自然熱源利用の自動衣類乾燥装置に関するものである。
日常私たちは、衣類等の洗濯と乾燥に際しては、先ず洗濯機を利用し、洗濯から脱水後の仕上げの段階では、衣類を乾燥させる手段として、天日に干すと言う手段を優先的に取り入れるのが通例である。
その理由は、第一に経済的理由からであり、また天日の自然熱源を利用すれば、多くの場合、充分満足する乾燥効果が得られることにある。
しかし、雨が降ったり日差しが弱かったりして自然環境が利用しにくい場合は、室内で干すか、市販の自動衣類乾燥機を利用するしかないが、市販の自動衣類乾燥機は、大変便利な機能を備えてはいるが、天日干しと比較して圧倒的に不経済であると受け取られ敬遠されがちである。
つまり、現在開発され、利用されている市販の自動衣類乾燥機は、もともと天日乾燥ができない場合のときに、室内で天日乾燥を代用する目的で開発されたものであり、非常に便利ではあるが、電気やガスや石油などの有料熱源を利用する構造であるので、もっぱら経済的理由から、天火乾燥の代用にはならないのである。
つまり、最も多用されている衣類の天日干しの作業そのものについては、依然として改善されていないままなのである。
つまり、洗濯衣類を天日に干す作業は、洗濯から乾燥に至る作業全般の過程に於いて、前半が、単に衣類と洗剤や柔軟材を洗濯機に投げ込み、洗濯機のスイッチを押して完了するのを待てば良い、という効率的な過程であるに比べて、後半の干す作業はといえば、依然として、湿った衣類を広げ、物干し竿やその他の器具に吊るし、風に飛ばないように止め、しわができないように衣類を引っ張り、1点1点良く伸ばしてから干し、しわが残ればアイロン掛けが必要となるなどという、大変手間のかかる、非効率で原始的な方法に依存したままであり、全く改善されていない。
したがって、子供や家族の多い家庭では、洗濯衣類の天日干しや、仕上げのアイロン掛けなどに多くの手間と時間の浪費を強いられているのが現状である。
これから、高齢化社会といわれている現状も考え合わせると、頻度の高い天日干しの作業にこそ、もっと効率的な手段を講じるべきである。
そこで、天日干し作業に焦点を絞り、天日を乾燥熱源とする自動衣類乾燥装置を考案して問題を解決する。
本考案は、屋外又は屋内の環境に於いて、内部に自動回転式のドラムを有する躯体を設け、単に本体内の回転式ドラムを回転させることによって、湿った衣類を攪拌させ、外気を循環させ、天日がもたらす熱源を利用して衣類を最も経済的且つ効率的に乾燥させる手段を提供するものである。
本考案は上述のように構成されているので、天日を乾燥熱源とする自動衣類乾燥装置は、通常行っている天日干し作業から干す手間とアイロン掛けの手間を省き、ヒーターなどの人工熱源を利用せずに、最も経済的に、有料熱源を利用した市販の自動衣類乾燥機とほぼ同様の効果を得ることができる。
天日の乾燥効果を得やすいように、本体とドラムの外周は回転装置以外はすべて天日透過型の半透明な樹脂で仕上げてある天日を乾燥熱源とする自動衣類乾燥装置。
素材を半透明にするのは、プライバシーを配慮してのものである。
外装本体は衣類に有害な紫外線防止処理を施し、雨よけを兼ねた構造とする。
本体外側にはドラム回転用のモーターが固定されており、モーターシャフトに内部回転ドラムが接続されている形態とする。
回転ドラムの内側面には、洗濯物を持ち上げ、振り落とし、攪拌しやすいように爪状の突起を設ける。
衣類の出し入れに使用する正面扉の形状は外気を取り入れやすいように網状とする。
回転式ドラムの外周には本体との間に、外気を取り入れるための適当な隙間を設け、羽根板をつけて、ドラムの回転に合わせて羽根板が回転し、ドラムの外周に気流を発生させ、その効果により扉の開放部から外気を取り入れて衣類に吹き付け、乾燥を促進させる構造とする。
あくまで、自然光のもとで太陽エネルギーを熱源として衣類を乾燥させるのを主目的とする。
次に本考案を以下の実施例に基づいてより詳細に説明する。
以下、添付図面に従って実施例1を説明する。
装置本体外装1に、ドラム回転用のモーター2が固定されている。
モーターシャフト3は回転式ドラム4と連結しており、ドラムの外周には通気用の穴5が適当な間隔であけられている。
回転式ドラムの内側面に、爪状の突起6を設け、衣類の攪拌を促進させる構造とする。
本実施例では爪状の突起は3個設置されている。
また、本実施例では説明しやすいように、ドラムの回転方向を右回りに想定してあるが、ドラムの回転方向は問わない。
正面の扉7の形状は外気を取り入れやすいように通気網14になっている。
扉7の前面には、雨よけ対策例として、雨よけカバー13を設けてある。
本実施例では、本体1と回転ドラム2の間に適当な隙間を設け、内側の回転式ドラム2の外周に外気を取り入れるための回転羽根板8を設け、ドラムの回転に合わせて、羽根板が右回りに回転し、ドラムの外周に右方向に気流を発生させ、更に下部に設けられた気流ストッパー10の効果で、ドラム内部の圧力を下げ、扉の開放部から外気を取り入れて衣類に吹き付け、乾燥を促進させる構造とする。
取り込んだ外気は排気口11より排出される。
本実施例、図1、図2では、実用に際しての高さ調節のために、架台12を設置してある。
実施例1において、本体と回転ドラムの間に設けられた回転羽根板8の代わりに、モーターによって作動する風送り装置を代用しても良い。
実施例1においては、本体枠及び回転ドラムの構造は、天日の影響を得やすいように光透過型の樹脂を想定しているが、天日の熱を吸収する効果のある素材を用いれば、一層内部温度を上げ、乾燥を促進させる効果が期待できる。
したがって、本体及び回転ドラム等の素材は問わないものとする。
実施例1の回転用モーター2の電源に、ソーラー発電装置などの自家発電装置を繋げて利用すれば、更に経済的効果が期待できる。
天日の熱源が不足するときは、代用として他の熱源に頼っても良いものとするが、主目的はあくまで天日を乾燥熱源とする自動衣類乾燥装置である。
本考案は、天日を乾燥熱源とする衣類の自動乾燥装置に関するものであるが、機能の組み合わせと効果が同じであれば、実施に際しての形態は問わない。
図4は、外気の取り入れ口である扉に送風機14を組み込み、風量を調節する機能を加えた例である。
本考案の実施例1を示す本体内部側面の一部切欠断面図である。 実施例1の本体内部正面の一部切欠断面図である。 実施例1の斜視図である。 本考案の実施例2を示す本体内部側面の一部切欠断面図である。
符号の説明
1 乾燥装置外装本体
2 ドラム回転用モーター
3 ドラム回転用モーターシャフト
4 回転式ドラム
5 回転式ドラム通気口
6 回転式ドラム内爪状突起
7 扉
8 回転羽根板
9 雨よけカバー
10 気流ストッパー
11 排気口
12 架台
13 通気網
14 送風機

Claims (4)

  1. 天日を主用乾燥熱源とすることを特徴とする自動衣類乾燥装置。
  2. 天日を主用乾燥熱源とすることを特徴とする家庭用自動衣類乾燥装置。
  3. 屋外又は屋内の環境に於いて、内部に自動回転式のドラムを有する躯体を設け、単に本体内の回転式ドラムを回転させることによって、湿った衣類を攪拌させ、外気を循環させ、天日がもたらす熱源を利用して、衣類を最も経済的且つ効率的に乾燥させる手段による、天日を主要乾燥熱源とすることを特徴とする自動衣類乾燥装置。
  4. 屋外又は屋内の環境に於いて、内部に自動回転式のドラムを有する躯体を設け、単に本体内の回転式ドラムを回転させることによって、湿った衣類を攪拌させ、外気を循環させ、天日がもたらす熱源を利用して、衣類を最も経済的且つ効率的に乾燥させる手段による、天日を主要乾燥熱源とすることを特徴とする家庭用自動衣類乾燥装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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