JP3150333U - 腰捻り式健康器 - Google Patents

Abstract

【課題】脚部が踏込んでいる際に、ユーザの腰部と臀部も主動的に鍛錬され、鍛錬効果が向上する腰捻り式健康器を提供する。【解決手段】ベースユニット１０と、下向き傾斜枢着ユニット２０と、足踏みユニット３０と、交錯連動ユニット４０と、を含む腰捻り式健康器において、下向き傾斜枢着ユニット２０は、ベースユニット１０に設けられており、二つの下向き傾斜シャフトから構成され、前記二つの下向き傾斜シャフトは、より低い第一端と、より高い第二端と、をそれぞれ有し、前記二つの下向き傾斜シャフトがそれぞれ内側から外側へ下向きに傾斜しており、足踏みユニット３０は、二つのペダル３２を有し、前記二つのペダル３２がそれぞれ下向き傾斜枢着ユニット２０の両側に設けられた下向き傾斜シャフトに枢着されており、交錯連動ユニット４０は、ベースユニット１０に設けられており、足踏みユニット３０の二つのペダル３２を交錯に上下動するものである。【選択図】図１

Description

本考案は、健康器に関し、特に、腰部と臀部と腿部の筋肉を同時に鍛錬することができる腰捻り式健康器に関するものである。

従来、足踏み式健康器は、ベースの両側には交錯に上下動可能なペダルが設けられており、且つ各ペダルの下には減衰作用を発生するための油圧シリンダーが設けられている。なお、各ペダルは、ベースの両側に水平に枢着されているので、交錯に上下動することだけができ、ユーザは両足によってペダルを交錯に踏込むことだけができ、だから、鍛錬可能な部位は腿部だけである。

上記の問題を解決するために、ある足踏み式健康器は、二つのペダルをＹ字形を呈するフレームに枢着することにより、一つのペダルが踏込まれているときには、当該ペダルは下外へ斜めに移動され、このとき、他のペダルが上内へ斜めに移動され、そうすると、ユーザの重心が外側に拡がることになるので、このような足踏み式健康器に立っているユーザの重心が極めて安定し、そして運動している際に、ペダルによって腿部が下へ斜めに力を加えるので、腰部と臀部の筋肉も受動的に連動されるようになり、だから、腰部と臀部と腿部を同時に鍛錬することができる。しかし、安定性が高いので、ユーザの腰部と臀部が受動的に鍛錬され、鍛錬効果が良くない。

本考案の主な目的は、脚部が踏込んでいる際に、ユーザの腰部と臀部も主動的に鍛錬され、鍛錬効果が向上する腰捻り式健康器を提供することにある。

本考案の請求項１に記載の腰捻り式健康器によると、ベースユニットと、下向き傾斜枢着ユニットと、足踏みユニットと、交錯連動ユニットと、を含む腰捻り式健康器において、前記下向き傾斜枢着ユニットは、前記ベースユニットに設けられており、二つの下向き傾斜シャフトから構成され、前記二つの下向き傾斜シャフトは、より低い第一端と、より高い第二端と、をそれぞれ有し、前記二つの下向き傾斜シャフトがそれぞれ内側から外側へ下向きに傾斜しており、前記足踏みユニットは、二つのペダルを有し、前記二つのペダルがそれぞれ前記下向き傾斜枢着ユニットの両側に設けられた下向き傾斜シャフトに枢着されており、前記交錯連動ユニットは、前記ベースユニットに設けられており、前記足踏みユニットの二つのペダルを交錯に上下動するものであることを特徴とする腰捻り式健康器である。

本考案の請求項２に記載の腰捻り式健康器によると、前記ベースユニットは枠ロッドを有し、前記枠ロッドの両端には、第一横ロッドと、第二横ロッドと、が設けられており、前記ベースユニットは上に伸びている立設柱を有し、前記下向き傾斜枢着ユニットの二つの下向き傾斜シャフトの第二端が前記立設柱の周面に固定されている。

本考案の請求項３に記載の腰捻り式健康器によると、前記二つの下向き傾斜シャフトにはブッシュがそれぞれ枢着されており、前記二つのペダルはそれぞれ踏みロッドを介して対応するブッシュに固定されており、前記ブッシュの両端には、第一軸受具と、第二軸受具と、がそれぞれ設けられており、前記下向き傾斜シャフトの第一端の周面には前記ブッシュの下への摺動を規制するためのファスナが設けられており、前記下向き傾斜シャフトは、前記ブッシュの両端に第一スリーブと第二スリーブとがそれぞれ設けられている。

本考案の請求項４に記載の腰捻り式健康器によると、前記足踏みユニットは、二つのペダルの自由端の底面に緩衝具がそれぞれ設けられている。

本考案の請求項５に記載の腰捻り式健康器によると、前記交錯連動ユニットは、ベースユニットに枢着具が設けられており、前記枢着具の周面には互いに対向する二つのプッシャが設けられており、前記足踏みユニットの両側にあるペダルには下に伸びている立設ロッドが設けられており、前記二つのプッシャが前記立設ロッドの前面に押付けており、これにより、前記枢着具の両側にあるプッシャが水平に前後旋回可能である。

本考案の請求項６に記載の腰捻り式健康器によると、前記交錯連動ユニットは、ベースユニットに位置を調整可能な組付ロッドが設けられており、前記組付ロッドの端部にはホイールが設けられており、前記ホイールの内部には滑り車が水平に枢着されており、前記足踏みユニットの両側にあるペダルには下に伸びている連接片が設けられており、前記二つの連接片と前記滑り車の間には引張ワイヤが巻き付けられており、前記引張ワイヤにより前記二つのペダルが交錯に上下動することができる。

本考案の請求項７に記載の腰捻り式健康器によると、前記交錯連動ユニットは、ベースユニットに枢着台が設けられており、前記枢着台の内部には、両側にあるペダルに伸びている連動ロッドが設けられており、前記連動ロッドの両端にはレバーが枢着されており、前記足踏みユニットの両側にあるペダルの底面には、下に伸びている連接ロッドが設けられており、前記連動ロッドの両端に設けられたレバーがそれぞれ前記ペダルの連接ロッドに枢着されており、前記連動ロッドにより前記二つのペダルが交錯に上下動することができる。

本考案の請求項８に記載の腰捻り式健康器によると、前記足踏みユニットの二つのペダルには、減衰作用を発生するための減衰ユニットがそれぞれ設けられている。

本考案の腰捻り式健康器によれば、脚部が踏込んでいる際に、ユーザの腰部と臀部も主動的に鍛錬され、鍛錬効果が向上するという効果を有する。

本考案の実施例１に係る腰捻り式健康器の外観図 本考案の実施例１に係る腰捻り式健康器の一部の分解斜視図であって、ペダルと枢着ユニットの結合態様とその相対関係を示す。 本考案の実施例１に係る腰捻り式健康器の正面図 本考案の実施例１に係る腰捻り式健康器の踏まれた状態を示す背面図 本考案の実施例１に係る腰捻り式健康器の踏まれた状態を示す平面図 本考案の実施例２に係る腰捻り式健康器の外観図 本考案の実施例３に係る腰捻り式健康器の外観図 本考案の実施例４に係る腰捻り式健康器の外観図 本考案の実施例５に係る腰捻り式健康器の外観図

以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。

まず、図１を参照する。本考案に係る腰捻り式健康器は、少なくとも、ベースユニット１０と、ベースユニット１０に設けられている下向き傾斜枢着ユニット２０と、下向き傾斜枢着ユニット２０に設けられている足踏みユニット３０と、ベースユニット１０に設けられている交錯連動ユニット４０と、を含む。

なお、本考案の詳細な構成は、図１乃至図３に示すように、ベースユニット１０は枠ロッド１１を有し、枠ロッド１１の両端には、第一横ロッド１２と、第二横ロッド１３と、が設けられており、第一横ロッド１２の中段には上に伸びている立設柱１５が設けられており、前記立設柱１５にはメータ１８が設けられている。

下向き傾斜枢着ユニット２０は二つの下向き傾斜シャフト２１から構成され、二つの下向き傾斜シャフト２１は、より低い第一端２１１と、より高い第二端２１２と、をそれぞれ有し、第二端２１２が立設柱１５に固定されており、なお、前記二つの下向き傾斜シャフト２１にはブッシュ２２がそれぞれ枢着されており、ブッシュ２２の両端には、第一軸受具２３１と、第二軸受具２３２と、がそれぞれ設けられている。二つの下向き傾斜シャフト２１の第一端２１１の周面にはブッシュ２２の下への摺動を規制するためのファスナ２４が設けられており、下向き傾斜シャフト２１は、ブッシュ２２の両端に第一スリーブ２５１と第二スリーブ２５２とがそれぞれ設けられており、両側にあるブッシュ２２の底面には下に伸びている立設ロッド２６が設けられており、これにより、二つのブッシュ２２が下向き傾斜シャフト２１に対して旋回することができる。

また、足踏みユニット３０は、下向き傾斜シャフト２１に枢着されたペダル３２から構成され、更に、ブッシュ２２に固定された踏みロッド３１を有し、二つのペダル３２がそれぞれ二つの踏みロッド３１の頂面に設けられており、二つの踏みロッド３１の底面には、第二横ロッド１３の上面に対応する緩衝具３３がそれぞれ設けられている。

交錯連動ユニット４０により、両側にあるペダル３２は交錯に上下動することができ、ベースユニット１０の立設柱１５の内部には枢着具４１が設けられており、枢着具４１の周面には、互いに対称し立設柱１５を貫通するプッシャ４１１が二つ設けられており、二つのプッシャ４１１がそれぞれブッシュ２２の立設ロッド２６の前面に押付けており、立設柱１５の周面の両側には案内溝がそれぞれ開設されており、これにより、枢着具４１の両側にあるプッシャ４１１は水平に前後旋回することができ、ひいては二つのブッシュ２２は下向き傾斜シャフト２１に対して往復に旋回することができる。

また、足踏みユニット３０の二つのペダル３２には、減衰作用を発生するための減衰ユニット５０がそれぞれ設けられており、本考案に係る減衰ユニット５０は、ベースユニット１０の枠ロッド１１の第一横ロッドに隣接する一端の両側に伸びロッド５１がそれぞれ延設されており、なお、減衰作用を発生するシリンダー５５の両端は、それぞれユニバーサルジョイントによって伸びロッド５１とペダル３２の底面とに連接されている。

次に、図１及び図３乃至図５を参照しながら本考案の使用状態を説明する。二つのペダル３２が踏みロッド３１を介して下向き傾斜シャフト２１に枢着されているので、二つのペダル３２のうちの何れかの一つを踏込むと、当該ペダル３２が下内側へ斜めに旋回され、なお、他のペダル３２は、プッシャ４１１及び立設ロッド２６に押されて上外側へ斜めに旋回される。

このように、ペダル３２は、減衰ユニット５０によって臀部と腿部の筋肉を鍛錬することができると共に、ペダル３２を踏込んでいるときには、二つのペダル３２が同じ方向へ斜めに旋回され、ユーザの身体の下半部が二つのペダル３２と一緒にずれ、且つ踏込まれるペダル３２が内側へずれるので、身体のバランスを維持するために、ユーザは腰部以上の身体の上半部を逆方向にずらすことが必要になり、なお、より高い位置に位置している他のペダル３２を踏込んでいるときには、交錯連動ユニット４０によってより低い位置に位置しているペダル３２が上へ斜めに旋回され、そうすると、ユーザが二つのペダル３２を交錯に踏込むと、腰部と臀部と腿部の筋肉を同時に鍛錬することができ、鍛錬効果が更に向上する。

図６に示すのは本考案の他の実施例に係る腰捻り式健康器である。交錯連動ユニット４０は、ベースユニット１０の立設柱１５に位置を調整可能の組付ロッド４３が設けられており、組付ロッド４３の端部にはホイール４４が設けられており、ホイール４４の内部には滑り車４５が水平に枢着されており、下向き傾斜枢着ユニット２０の両側にある下向き傾斜シャフト２１のブッシュ２２の底面には下に伸びている連接片が設けられており、二つの連接片２７と滑り車４５の間には引張ワイヤ４６が巻き付けられており、引張ワイヤ４６により二つの踏みロッド３１は交錯に上下動することができる。

図７に示すのは本考案の別の実施例に係る腰捻り式健康器である。交錯連動ユニット４０は、ベースユニット１０に枢着台４７が設けられており、枢着台４７の内部には、両側にあるペダル３２に伸びている連動ロッド４８が設けられており、連動ロッド４８の両端にはレバー４９が枢着されており、足踏みユニット３０の両側にあるペダル３２の底面には、下に伸びている連接ロッド２８が設けられており、連動ロッド４８の両端に設けられたレバー４９がそれぞれペダル３２の連接ロッド２８に枢着されており、連動ロッド４８及びレバー４９により二つのペダル３２は交錯に上下動することができる。

図８に示すのは本考案の更に別の実施例に係る腰捻り式健康器である。ベースユニット１０の立設柱１５の頂端には上に伸びている手すりロッド１６が設けられており、手すりロッド１６を握ると、体力のより弱い方でも鍛錬時のバランスを取ることができる。

図９に示すように、本考案は、ベースユニット１０の前端と、下向き傾斜枢着ユニット２０と、に弾性ロープ１７を設けてもよく、そうすると、ユーザはアームを鍛錬することができる。

このように、本考案が、特定の例を参照して説明されたが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の精神および範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。

１０：ベースユニット、１１：枠ロッド、１２：第一横ロッド、１３：第二横ロッド、１５：立設柱、１６：手すりロッド、１７：弾性ロープ、１８：メータ、２０：下向き傾斜枢着ユニット、２１：下向き傾斜シャフト、２２：ブッシュ、２４：ファスナ、２６：立設ロッド、２７：連接片、２８：連接ロッド、３０：足踏みユニット、３１：踏みロッド、３２：ペダル、３３：緩衝具、４０：交錯連動ユニット、４１：枢着具、４２：案内溝、４３：組付ロッド、４４：ホイール、４５：滑り車、４６：引張ワイヤ、４７：枢着台、４８：連動ロッド、４９：レバー、５０：減衰ユニット、５１：伸びロッド、５５：シリンダー、２１１：第一端、２１２：第二端、２３１：第一軸受具、２３２：第二軸受具、２５１：第一スリーブ、２５２：第二スリーブ、４１１：プッシャ。

Claims (8)

1. ベースユニットと、下向き傾斜枢着ユニットと、足踏みユニットと、交錯連動ユニットと、を含む腰捻り式健康器において、
   前記下向き傾斜枢着ユニットは、前記ベースユニットに設けられており、二つの下向き傾斜シャフトから構成され、前記二つの下向き傾斜シャフトは、より低い第一端と、より高い第二端と、をそれぞれ有し、前記二つの下向き傾斜シャフトがそれぞれ内側から外側へ下向きに傾斜しており、
   前記足踏みユニットは、二つのペダルを有し、前記二つのペダルがそれぞれ前記下向き傾斜枢着ユニットの両側に設けられた下向き傾斜シャフトに枢着されており、
   前記交錯連動ユニットは、前記ベースユニットに設けられており、前記足踏みユニットの二つのペダルを交錯に上下動するものであることを特徴とする、腰捻り式健康器。
2. 前記ベースユニットは枠ロッドを有し、前記枠ロッドの両端には、第一横ロッドと、第二横ロッドと、が設けられており、前記ベースユニットは上に伸びている立設柱を有し、前記下向き傾斜枢着ユニットの二つの下向き傾斜シャフトの第二端が前記立設柱の周面に固定されていることを特徴とする、請求項１に記載の腰捻り式健康器。
3. 前記二つの下向き傾斜シャフトにはブッシュがそれぞれ枢着されており、前記二つのペダルはそれぞれ踏みロッドを介して対応するブッシュに固定されており、前記ブッシュの両端には、第一軸受具と、第二軸受具と、がそれぞれ設けられており、前記下向き傾斜シャフトの第一端の周面には前記ブッシュの下への摺動を規制するためのファスナが設けられており、前記下向き傾斜シャフトは、前記ブッシュの両端に第一スリーブと第二スリーブとがそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項１に記載の腰捻り式健康器。
4. 前記足踏みユニットは、二つのペダルの自由端の底面に緩衝具がそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項１に記載の腰捻り式健康器。
5. 前記交錯連動ユニットは、ベースユニットに枢着具が設けられており、前記枢着具の周面には互いに対向する二つのプッシャが設けられており、前記足踏みユニットの両側にあるペダルには下に伸びている立設ロッドが設けられており、前記二つのプッシャが前記立設ロッドの前面に押付けており、これにより、前記枢着具の両側にあるプッシャが水平に前後旋回可能であることを特徴とする、請求項１に記載の腰捻り式健康器。
6. 前記交錯連動ユニットは、ベースユニットに位置を調整可能な組付ロッドが設けられており、前記組付ロッドの端部にはホイールが設けられており、前記ホイールの内部には滑り車が水平に枢着されており、前記足踏みユニットの両側にあるペダルには下に伸びている連接片が設けられており、前記二つの連接片と前記滑り車の間には引張ワイヤが巻き付けられており、前記引張ワイヤにより前記二つのペダルが交錯に上下動することができることを特徴とする、請求項１に記載の腰捻り式健康器。
7. 前記交錯連動ユニットは、ベースユニットに枢着台が設けられており、前記枢着台の内部には、両側にあるペダルに伸びている連動ロッドが設けられており、前記連動ロッドの両端にはレバーが枢着されており、前記足踏みユニットの両側にあるペダルの底面には、下に伸びている連接ロッドが設けられており、前記連動ロッドの両端に設けられたレバーがそれぞれ前記ペダルの連接ロッドに枢着されており、前記連動ロッドにより前記二つのペダルが交錯に上下動することができることを特徴とする、請求項１に記載の腰捻り式健康器。
8. 前記足踏みユニットの二つのペダルには、減衰作用を発生するための減衰ユニットがそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項１に記載の腰捻り式健康器。