JP3150326U - 電子機器用放熱ユニットの固定装置 - Google Patents

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麗華 李
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Abstract

【課題】座金を不要として材料コストを下げ、製造及び組立時間を短縮し、生産ラインの効率を向上させる電子機器用放熱ユニットの固定装置を提供する。【解決手段】ネジ頭に近いネジ本体端の外周にネジ紋を設けず、該ネジ本体の直径を定位フレーム10支柱2−2のネジ孔内12の接合孔13の口径よりやや小さくし、かつその外周に弾性部品30を嵌合する。当該固定部品の他端側にネジ本体の軸方向に沿って二段の径の異なるネジ紋を設置し、それぞれセルフタッピングネジ紋段2−1及び第二ネジ紋段202として、該セルフタッピングネジ紋段の外径を、定位フレーム支柱のネジ孔内の接合孔の口径より大きくし、当該固定部品のセルフタッピングネジ紋のネジ立て作用によって、当該固定部品を定位フレーム支柱のネジ孔内の接合孔に締結し、セルフタッピングネジ紋段の先端に所望長さの螺合用第二ネジ紋段を接続する。【選択図】図3

Description

本考案は、座金を不要とした電子機器用放熱ユニットの固定装置に関する。
図1及び2は、電子機器の放熱ユニットを固定する従来の固定装置であるネジ構造を示している。この従来のネジ200は、スレッド・フォーミングしていない部分にリング槽210を設置し、該リング槽210にC型座金220を嵌入する。ネジ紋部位を設置した直径は、ネジ紋を設置していない部位の直径より小さいため、ネジ先に弾性部品を設置した後、定位フレーム100の支柱110のネジ孔120に差し込み、放熱部品を電気機器のメインボード背板等に固定する。しかしながら、この種のネジの螺合構造は、ネジ200の中間にリング槽210を成形して座金、例としてC型座金220を嵌合することにより、ネジが支柱110のネジ孔120から外に落ちるのを防止するため、構成部品が多くなるだけでなく、組立時間も長くなり、同時にリング槽とC型座金220の摩擦によって振動による騒音が発生しやすく、ひどい場合には座金が切れてしまうこともある。
従来の電子機器用放熱ユニットの固定装置が解決しようとする問題点は、ネジの中間にリング槽を成形しなければならないので、構成部品が多くなり、且つ組立時間がかかり、更にはリング槽とC型リングとの間で摩擦による振動が発生する点である。
本考案は、従来技術に存在する欠点を改善するための電子機器用放熱ユニットの固定装置であり、固定部品のセルフタッピングネジ紋の外径を定位フレーム支柱の接合孔の直径より大きくし、セルフタッピングネジのネジ立てを利用し、固定部品が緩んで脱落することを防止する。本考案は従来のネジに座金が必要である欠点を改善しただけではなく、材料コストを下げ、製造及び組立時間を短縮し、生産ラインの効率を向上させ、更には座金が必要でないので、座金が切断され、また振動で騒音が発生することも起こらない。
本考案は、電子機器用放熱ユニットの定位フレームに応用する固定装置であり、該固定部品の一端のネジ頭に近いネジ本体端の外径にネジ紋を設置せず、該ネジ本体の直径を定位フレーム支柱のネジ孔内の接合孔の口径よりやや小さくし、その外径に弾性部品を嵌合する。前記固定部品の他端側には、ネジ本体の軸方向に沿って二段の径の異なるネジ紋を設置し、それぞれセルフタッピングネジ紋段及び螺合用第二ネジ紋段とする。前記セルフタッピングネジ紋段の外径は、定位フレーム支柱のネジ孔内の接合孔の口径より大きく、当該固定部品のセルフタッピングネジ紋のネジ立て作用によって、当該固定部品を定位フレーム支柱のネジ孔内の接合孔に締結することにより、当該固定部品が定位フレームの接合孔内から脱落するのを防止する。前記セルフタッピングネジ紋段の後端には所望長さの螺合用第二ネジ紋段が接続する。該第二ネジ紋段の外径もまた定位フレーム支柱ネジ孔内の接合孔の口径より小さく、該第二ネジ紋段部分は一般の螺合に用いるネジ山であって当該電子放熱部品を所望電子機器のメインボード背板に固定する。
前記構成により、本考案の電子機器用放熱ユニットの固定装置は、従来必要としていた座金のような掛合部品を使用しなくても当該固定部品を脱落から防止し、材料コストを下げながら作業時間を短縮する等の効果を達成することが可能となる。
本考案による電子機器用放熱ユニットの固定装置は、ネジに座金が必要ないため、材料コストを下げ、製造及び組立時間を短縮し、生産ラインの効率を向上させ、しかも座金を不要としたため座金の切断、また振動による騒音の発生を防止できるという利点がある。
従来のネジで放熱器を固定する構造を示す説明図である。 従来のネジで放熱器を固定した状態を示す断面図である。 本考案実施例による電子機器用放熱ユニットの固定装置を示す分解斜視図である。 図3において組み立てた状態を示す断面図である。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
図3及び4は、本考案実施例の固定装置である固定部品20を示し、電子機器の放熱ユニットを固定するのに使用した状態を示している。本実施例の固定部品20は、ネジ本体201の軸方向に沿って二段の異なるネジ紋が設置され、ネジヘッドに近い一端のネジ本体端の外周にはネジ紋を設置しない。その直径は定位フレーム10に設けた支柱2-2のネジ孔12の中の接合孔13の口径よりやや小さく、その外周には弾性部品(例えばコイルバネ)30を介装している。
固定部品20の他端側には、セルフタッピングネジ紋段2-1を設置している。該セルフタッピングネジ紋段2-1の外径は、定位フレーム10に設けた支柱2-2のネジ孔12内の接合孔13口径より大きく、且つセルフタッピングネジ紋段2-1後端には所定長さの第二ネジ紋段202が形成されている。該第二ネジ紋段202の直径は、定位フレーム10に設けた支柱2-2のネジ孔12内の接合孔13の口径より小さく、前記第二ネジ紋段202部分は一般の螺合に用いるネジ山とする。
本実施例では、前記セルフタッピングネジ紋のネジ立て作用により、定位フレームに設けた支柱のネジ孔内の接合孔に差し込み、固定部品を該接合孔内に締結することにより、該固定部品が定位フレームから脱落するのを防止することができる。本実施例の固定部品は、本考案のネジ構造により、セルフタッピングのネジ紋部分の外径が定位フレーム接合孔の口径より大きい構造を利用して、セルフタッピングのねじ山のネジ立て作用によって固定部品が緩んで脱落するのを防止する。
前記のようにセルフタッピングネジ紋段の後端には、所望長さの一般の螺合に用いる第二ネジ紋段が設けられ、この一般の螺合に用いるネジ山によって、電子部品の放熱ユニットを例えばコンピュータのメインボード背板に固定する。
本実施例では、次の長所がある。
本実施例は、座金を使用せずに締結固定の効果及び目的を達成でき、組立が簡単で作業時間が短く、作業効率を高めることができる。本考案による実施例は、セルフタッピングネジで定位するため、固定が確実でネジが定位フレーム内から脱落するのを防止する。
本考案は座金を使用しないため、材料コストを下げることができ、座金の破損を防止し、振動による騒音を起こさない。
本考案の実施例は、前述に示したとおりであるが、該実施例は考案の技術内容を、例を挙げて説明するためのものであり、本考案の技術内容を保護する請求範囲を制限するものではない。依って、本技術に習熟した者が本考案の技術内容に基づいた部品の交換や部材を転換しただけのものは、本考案の請求範囲から離脱することなく、本考案に含まれる。
10 定位フレーム
12 ネジ孔
13 接合孔
20 固定部品
201 ネジ本体
202 第二ネジ紋段
30 弾性部品
2−1 セルフタッピングネジ紋段
2−2 支柱
100 定位フレーム
110 支柱
120 ネジ孔
200 ネジ
210 リング槽
220 C型座金
230 バネ

Claims (1)

  1. 固定部品のネジ頭に近いねじ本体外周にネジ紋を設置せず、該ネジ本体の直径を定位フレームに設けた支柱のネジ孔内の接合孔の口径よりやや小さく形成すると共に、前記ネジ本体の外周に弾性部品を嵌合した電子機器用放熱ユニットの固定装置において、
    前記固定部品の他端側のネジ本体の軸方向に沿って二段の径の異なるネジ紋を設置し、ネジ頭寄りにセルフタッピングネジ紋段を設け、先端部寄りを螺合用第二ネジ紋段とし、前記セルフタッピングネジ紋段の外径を定位フレームに設けた支柱のネジ孔内の接合孔の口径より大きくして、当該固定部品のセルフタッピングネジ紋のネジ立て作用によって当該固定部品を前記定位フレームに設けた支柱ネジ孔内の接合孔に締結し、かつ前記第二ネジ紋段の外径を定位フレーム支柱のネジ孔内の接合孔の口径より小さくして、該第二ネジ紋段部分を用いて放熱ユニットを所望電子機器に固定することを特徴とする電子機器用放熱ユニットの固定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014049760A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Furui Precise Component (Kunshan) Co Ltd 放熱装置
CN114165503A (zh) * 2020-09-10 2022-03-11 联想(新加坡)私人有限公司 电子设备以及构造体

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