JP3150255U - タクシー用防犯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タクシーの運転席と後席とを遮断するも、ルームミラーによる後方確認を妨げない耐衝撃性の高い防犯装置を提供する。【解決手段】運転席Aと後席との遮断壁になる防犯用透明板10を、その運転席Aから助手席側への横向きに張り出す広幅な大型に形成すると共に、その透明板10の下端部を取付金具Mにより運転席Aのヘッドレスト支柱19へ取り付け固定するタクシー用防犯装置において、上記透明板10をポリカーボネート樹脂板として、その運転席Aのヘッドレスト16から起立することになる上部を、約10〜30度の一定角度だけ前向き傾斜状態に屈折させることにより、前方の景観が上記ポリカーボネート樹脂板10の上部に反射して、後方確認用ルームミラーに映り込まないように設定した。【選択図】図1

Description

本考案はタクシーの運転席と後席とを遮断して、その運転手を背後からの襲撃やその他の犯行から保護する防犯装置に関する。
タクシー用防犯装置のうち、その運転席と後席との遮断壁になる防犯用透明板を、運転席と対応する大きさにとどまらず、その運転席から助手席側への横向きに張り出す広幅な大型品として、運転席のヘッドレスト支柱へ取り付け固定した先行技術が、下記特許文献1〜4に開示されている。
実用新案登録第3067340号公報 実用新案登録第3088893号公報 実用新案登録第3139533号公報 実用新案登録第3106410号公報
ところが、上記先行技術の構成によれば、運転手の防犯効果を少しでも向上できる利点がある反面、特許文献4にも示唆されているとおり、防犯用透明板が広幅な大型品として、運転席から助手席側への横向きに張り出すと、その張り出した透明板の上部がタクシーの走行中、前方の景観を反射し、その反射した景観が後方確認用のルームミラーに映り込むため、運転手の後方確認に障害を与えることとなり、又後方が前方よりも暗いと、その後席の乗客を確認し難い問題もある。
この点、上記特許文献4に開示された防犯装置の構成では、大きな透明板(1)の障害となる一部分に、AR低反射合成樹脂板(2)を使用しているが、そのAR低反射合成樹脂板(2)は高価な特殊品であり、しかも透明板(1)へ接着剤と複数のネジ締結具(1d)(2b)を用いて組立一体化する必要があるため、台数の限られたタクシー用として量産効果を最大限に発揮させることができない。
更に、前後一対の透明板保持枠(3)(4)と多数のネジ締結具(3d)(4d)(5a)(6a)(7a)(8a)を用いて、運転席(B)のヘッドレストシヤフト(E)(F)へ取り付け固定しなければならず、その着脱作業上甚だ煩らわしい。その場合、透明板(1)の設置状態を水平方向に沿っては、若干スライド調整できるとしても、タクシーにおける大型、中型、小型などのサイズや運転手の体格、運転席の移動、その他の諸条件に応じて、その透明板(1)の設置高さを調整することは全く不可能である。そして、このことは特許文献1〜3に記載の防犯装置でも、全く同様に言えることであり、利便性と汎用性に劣る。
本考案はこのような課題の更なる改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では運転席と後席との遮断壁になる防犯用透明板を、その運転席から助手席側への横向きに張り出す広幅な大型に形成すると共に、その透明板の下端部を取付金具により運転席のヘッドレスト支柱へ取り付け固定するタクシー用防犯装置において、
上記透明板をポリカーボネート樹脂板として、その運転席のヘッドレストから起立することになる上部を、約10〜30度の一定角度だけ前向き傾斜状態に屈折させることにより、前方の景観が上記ポリカーボネート樹脂板の上部に反射して、後方確認用ルームミラーに映り込まないように設定したことを特徴とする。
請求項2ではポリカーボネート樹脂板の厚みを薄くとも約3mmとし、その一定角度だけ屈折するほぼ水平な稜線上に沿って、通話用、通風用又は/及び光反射用となる複数の貫通口を点在分布させたことを特徴とする。
請求項3ではポリカーボネート樹脂板における運転席から助手席側へ張り出す横端部に沿って、軟質の縁取りモールを被着一体化させる一方、
運転席のヘッドレスト支柱と対応位置する左右一対のビス逃し凹溝を、上記ポリカーボネート樹脂板の下端部へ下向き開放形態に切り欠くと共に、
そのビス逃し凹溝と対応位置する水平なスライド調整長孔の左右一対が開口形成された金属製ベースフレームを、上記ポリカーボネート樹脂板の下端部に沿って取り付け固定したことを特徴とする。
請求項4では運転席のヘッドレスト支柱と対応位置する左右一対の水平なスライド調整長孔が開口形成された金属製べースフレームを、ポリカーボネート樹脂板の下端部に沿って取り付け固定する一方、上記運転席のヘッドレスト支柱に対するポリカーボネート樹脂板の取付金具を、
上記ベースフレームの水平なスライド調整長孔へ1本のセンタービスを介してスライドと回動との可能に枢着された円板と、後端部が上記センタービスと平行な1本の支点ビスを介して円板の偏心部へ枢着され、且つ前端部に上記ヘッドレスト支柱の軸受ボスが張り出し形成された一定長さの設置高さ調整アームとから形作り、
その設置高さ調整アームの軸受ボスを上記運転席のヘッドレスト支柱へ抜き差し自在に差し込み固定すると共に、
上記ベースフレームに対する円板のセンタービスと、その円板の偏心部に対する設置高さ調整アームの支点ビスとを各々締め付け固定することを特徴とする。
更に、請求項5では設置高さ調整アームの軸受ボスを約5度だけ後向き傾斜状態に起立させると共に、ポリカーボネート樹脂板の上部を約15度だけ前向き傾斜状態に屈折させたことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、防犯用透明板が熱可塑性合成樹脂のうち、最高の衝撃強度を有し、透明性も高く黄色度の少ないポリカーボネート樹脂板から成り、その運転席におけるヘッドレストの背後から起立することになる上部を、約10〜30度の一定角度だけ前向き傾斜状態に屈折させてあるため、運転席から助手席側への横向きに張り出す広幅な大型品として、運転席のヘッドレスト支柱へ取り付け使用するも、前方の景観が防犯用透明板の上部に反射して、運転手の後方確認用ルームミラーに映り込むおそれはなく、防犯効果の向上と走行中の安全性とを併せて達成することができる。
特に、請求項2の構成を採用するならば、厚みが薄くとも約3mmのポリカーボネート樹脂板を採用しつつも、そのほぼ水平な稜線上に沿って点在分布する複数の貫通口により、そのポリカーボネート樹脂板を水平な稜線から上記一定角度だけ容易に折り曲げ加工することができ、金型を用いて一体成形する製造法に比し、台数の限られたタクシー用として安価に提供し得るほか、使用中には通話や通風、光反射用として役立つ効果もある。
又、請求項3の構成を採用するならば、防犯用透明板(ポリカーボネート樹脂板)の下端部に沿って、金属製ベースフレームが取り付け固定されているにとどまるため、運転手と乗客との何れにあっても、視界の妨げられるおそれがなく、違和感を与えない効果がある。
更に、請求項4の構成を採用するならば防犯用透明板(ポリカーボネート樹脂板)を運転席のヘッドレスト支柱へ取り付け固定するに当り、その横方向に沿うスライド調整のみならず、設置高さの調整も行なえるため、タクシーにおける大型、中型、小型などのサイズや運転手の体格、運転席の前後移動、その他の各種希望条件に応じて、常に防犯効果の高い設置状態を得られ、汎用性と利便性に著しく優れる。
その場合、請求項5の構成を採用するならば、設置高さ調整アームの軸受ボスが約5度として、後向き傾斜した起立状態にある分だけ、上記透明板(ポリカーボネート樹脂板)の屈折角度を大きく保つ必要がなくなり、その折り曲げ加工をますます容易に行なえる効果がある。
本考案に係るタクシー用防犯装置の正面図である。 図1の背面図である。 図1の平面図である。 図1の左側面図である。 図1の5−5線断面図である。 図1の6−6線断面図である。 図1から取付金具を取りはずした防犯用透明板の正面図である。 図7の変形実施形態を示す正面図である。 取付金具のスライド調整代を示す図1に対応する正面図である。 取付金具の高さ調整代を示す図1に対応する正面図である。 防犯用透明板の取り付け使用状態を示す平面模式図である。 図11の後方向から見た背面模式図である。 図12の横方向から見た側面模式図である。 前方景観の映り込み状態を示す図13と対応する側面模式図である。
以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、図1〜10は本考案に係るタクシー用防犯装置とその取り付け使用状態を示しており、(10)は運転席(A)と後席(B)との遮断壁になる防犯用の透明板であって、衝撃強度や透明性、自己消火性などに優れたポリカーボネート樹脂板(好ましくはゼネラルエレクトリック社の商品名「レキサン」の自動車レンズグレード)から成り、薄くとも約3mmの厚みを有する。
しかも、これはタクシーの運転席(A)から助手席(C)側への横向きに張り出す広幅な大型品として、例えば幅(w)が約650mm、高さ(h)が約330mmの横方向に沿い延在する全体のほぼ長方形に作成されている。つまり、その防犯用透明板(ポリカーボネート樹脂板)(10)における運転席(A)のバックレスト(11)と対応位置する一定の幅分(例えば約460mm)が運転手の保護主体領域(Z1)をなし、残余の幅分(例えば約170mm)がその保護主体領域(Z1)の延長保護領域(Z2)として、運転席(A)からセンターコンソール(図示省略)の真上を経て助手席(C)のバックレスト(12)付近まで張り出しているのである。
その場合、上記透明板(10)における運転席(A)の乗降ドアー側となる一方の横端部(短辺)は、シートベルト用金具類(図示省略)の逃し空間を確保するために、上方へ行く程広い空間となる円弧面(13)やストレートな傾斜面(14)として切り欠かれている。これに対して、助手席(C)側に向かって張り出す他方の横端部(短辺)は言わばストレートな垂直面をなし、ここには軟質の透明な合成樹脂やそのエラストマーなどから成る縁取りモール(15)が被着一体化されている。
上記防犯用透明板(10)は使用中、運転席(A)におけるヘッドレスト(16)の背後から起立することになるが、そのヘッドレスト(16)の頂面とほぼ対応する中途高さ位置(例えば下端部から約200mm)から上部が水平な稜線(L−L)に沿って約10〜30度、好ましくは約15〜20度の一定角度(α)だけ前向き傾斜状態に屈折されている。
そのため、上記透明板(10)が運転席(A)のバックレスト(11)と対応位置する保護主体領域(Z1)のみならず、これから助手席(C)側へ張り出す延長保護領域(Z2)も有する広幅な大型品として、運転手の防犯効果を向上させつつも、タクシーの走行中に変化する前方の景観が、図11、13の矢印(F)で示す如く、その透明板(10)における就中延長保護領域(Z2)の上部に反射して、運転手の後方確認用ルームミラー(17)に映り込むおそれを確実に予防することができ、図11、13の別な矢印(R)で示すように、後方の確認を容易に正しく行なえるのである。
この点、透明板(10)の屈折角度(α)が10度よりも小さいと、図14の比較例に示す如く、依然として前方の景観がルームミラー(17)に映り込みやすく、上記効果を確実に安定良く達成することが困難となり、逆に30度よりも大きいと、運転手の頭上に接近して圧迫感を与えるおそれなどがあるため、好ましくない。
(18)は上記透明板(ポリカーボネート樹脂板)(10)の折り曲げ加工を容易化するため、そのほぼ水平な屈折稜線(L−L)上に沿って点在分布された複数の貫通口であり、直径が約30mmの円形に開口している。但し、その開口形状や大きさは適当に選定することができる。
このような複数の貫通口(18)は上記透明板(10)を一定厚みのポリカーボネート樹脂板から曲げ加工せず、金型を用いて一体成形する製造法の場合には開口させなくてもさしつかえないが、運転手と乗客との通話用や後席(B)を空調する通風用、光反射用として機能させるためには、上記貫通口(18)を開口形成することが好ましい。
又、上記透明板(10)の下端部には運転席(A)における左右一対のヘッドレスト支柱(19)と対応位置する左右一対のビス逃し凹溝(20)が、下向き開放する倒立U字形に切り欠き並列されている。その切り欠き幅は一例として約95mm、切り欠き深さは同じく約23mmである。
次に、(21)は上記透明板(10)の金属製ベースフレームであって、透明板(10)とほぼ同じ一定幅(約630mm)だけ横方向に沿い延在する水平な帯板(鋼板)(21x)と、その中途部から一定高さ(例えば約150mm)だけ一体的に起立する垂直な帯板(鋼板)(21y)とを備え、点在分布する複数のビス(22)によって、上記透明板(10)の前面へ接合状態に取り付け固定されている。
その固定状態では図1〜7から明白なように、ベースフレーム(21)の水平な帯板(21x)が上記透明板(10)の下端部に切り欠き並列された左右一対のビス逃し凹溝(20)を、一挙同時に施蓋している。
(23)は同じくベースフレーム(21)の水平な帯板(21x)に切り欠かれた左右一対のスライド調整長孔であって、上記透明板(10)のビス逃し凹溝(20)と対応位置しており、その透明板(10)を運転席(A)のヘッドレスト支柱(19)へ取り付け固定する際、横方向(水平方向)へのスライド位置調整に役立つ。
このような横方向へのスライド調整を行なえるベースフレーム(21)である限り、図7と対応する図8の変形実施形態に示す如く、上記ビス逃し凹溝(20)の切り欠きが省略された透明板(10)の下端部から、そのベースフレーム(21)のスライド調整長孔(23)が張り出し露呈する関係状態として、やはり複数のビス(22)により取り付け固定しても良い。
又、(24)は金属製の円板であって、例えば約50mmの直径と約3mmの厚みを有し、その中心部のネジ孔(25)へ後方から1本のセンタービス(26)が、上記ベースフレーム(21)の水平なスライド調整長孔(23)を通じて締め付けられるようになっており、これを若干緩めた状態において、上記透明板(10)と円板(24)とを横方向へ相対的にスライド調整することができる。図9の符号(X)はその横方向へのスライド調整代(例えば約77mm)を示している。
(27)は一定長さ(例えば約60mm)の金属帯板から成る設置高さ調整アームであって、その後端部の取付座(28)が上記円板(24)のセンタービス(26)と平行な1本の支点ビス(29)により、その円板(24)の偏心部へ枢着されている。(30)はその偏心部のネジ孔であり、ここへ支点ビス(29)が締め付け固定されることになる。
(31)は同じく設置高さ調整アーム(27)の前端部に溶接一体化された軸受ボスであって、上記運転席(A)のヘッドレスト支柱(19)へ抜き差し自在に差し込み套嵌されるようになっているが、これはその溶接時に一定角度(β)(例えば約5度)だけ後向き傾斜状態に起立されている。
つまり、茲に軸受ボス(31)の一定な傾斜角度(β)と、上記透明板(10)の一定な屈曲角度(α)との少しづつにより、その透明板(10)に必要な全体の目標設置角度(先に例示した約10〜30度)を確保できるようになっているのである。(32)は上記設置高さ調整アーム(27)の軸受ボス(31)をヘッドレスト支柱(19)に押え付ける固定ビスである。
上記円板(24)と設置高さ調整アーム(27)は、運転席(A)のヘッドレスト支柱(19)に対する透明板(10)の取付金具(M)を構成しており、その設置高さ調整アーム(27)の後端部(基端部)が円板(24)における偏心部のネジ孔(30)へ、支点ビス(29)を介して締め付けられているため、これを緩めた状態のもとで、その設置高さ調整アーム(27)と円板(24)とを相対的に回動させることにより、透明板(10)の設置高さを調整することもできる。図10の符号(Y)はその高さ調整代(例えば約40mm)を示している。
本考案のタクシー用防犯装置は上記した防犯用透明板(ポリカーボネート樹脂板)(10)と、その運転席(A)のヘッドレスト支柱(19)に対する取付金具(M)とを具備しているため、その取り付け使用に当っては、先ず運転席(A)のバックレスト(11)から引き抜いたヘッドレスト支柱(19)を、上記取付金具(M)における設置高さ調整アーム(27)の軸受ボス(31)へ抜き差し自在に差し込んで、左右一対の固定ビス(32)により押え付け固定する。
次いで、このような防犯装置が取り付けられた状態のヘッドレスト支柱(19)を、運転席(A)のバックレスト(11)へ差し込み復元させた後、上記設置高さ調整アーム(27)の後端部を円板(24)の偏心部へ枢着している支点ビス(29)と、上記透明板(10)の下端部を円板(24)の中心部に締結しているセンタービス(26)とを、何れも若干緩めた状態のもとで、円板(24)を回動させることにより、上記設置高さ調整アーム(27)との相対的に昇降する透明板(10)の設置高さを調整する一方、その円板(24)に対して透明板(10)を横方向へスライドさせることにより、運転席(A)における乗降ドアー側との空間なく位置調整して、最後に上記支点ビス(29)とセンタービス(26)とを締め上げ固定維持すれば良い。
そうすれば、上記取付金具(M)の固定ビス(32)が左右一対の2本であることとも相俟って、防犯用透明板(10)を運転席(A)のヘッドレスト支柱(19)へ、誰でもすばやく確固に取り付け又は取りはずし作業することができ、如何なるタクシーでも運転手の希望する位置へ、その防犯装置を取り付け使用し得るのであり、利便性と汎用性に優れる。
(10)・透明板(ポリカーボネート樹脂板)
(11)・運転席のバックレスト
(12)・助手席のバックレスト
(13)・円弧面
(14)・傾斜面
(15)・縁取りモール
(16)・運転席のヘッドレスト
(17)・ルームミラー
(18)・貫通口
(19)・ヘッドレスト支柱
(20)・ビス逃し凹溝
(21)・ベースフレーム
(21x)・水平な帯板
(21y)・垂直な帯板
(22)・ビス
(23)・スライド調整長孔
(24)・円板
(25)・ネジ孔
(26)・センタービス
(27)・設置高さ調整アーム
(28)・取付座
(29)・支点ビス
(30)・ネジ孔
(31)・軸受ボス
(33)・固定ビス
(A)・運転席
(B)・後席
(C)・助手席
(M)・取付金具
(X)・スライド調整代
(Y)・高さ調整代
(Z1)・保護主体領域
(Z2)・延長保護領域
(h)・透明板の高さ
(w)・透明板の幅
(α)・屈折角度
(β)・傾斜角度
(L−L)・屈折稜線

Claims (5)

  1. 運転席と後席との遮断壁になる防犯用透明板を、その運転席から助手席側への横向きに張り出す広幅な大型に形成すると共に、その透明板の下端部を取付金具により運転席のヘッドレスト支柱へ取り付け固定するタクシー用防犯装置において、
    上記透明板をポリカーボネート樹脂板として、その運転席のヘッドレストから起立することになる上部を、約10〜30度の一定角度だけ前向き傾斜状態に屈折させることにより、前方の景観が上記ポリカーボネート樹脂板の上部に反射して、後方確認用ルームミラーに映り込まないように設定したことを特徴とするタクシー用防犯装置。
  2. ポリカーボネート樹脂板の厚みを薄くとも約3mmとし、その一定角度だけ屈折するほぼ水平な稜線上に沿って、通話用、通風用又は/及び光反射用となる複数の貫通口を点在分布させたことを特徴とする請求項1記載のタクシー用防犯装置。
  3. ポリカーボネート樹脂板における運転席から助手席側へ張り出す横端部に沿って、軟質の縁取りモールを被着一体化させる一方、
    運転席のヘッドレスト支柱と対応位置する左右一対のビス逃し凹溝を、上記ポリカーボネート樹脂板の下端部へ下向き開放形態に切り欠くと共に、
    そのビス逃し凹溝と対応位置する水平なスライド調整長孔の左右一対が開口形成された金属製ベースフレームを、上記ポリカーボネート樹脂板の下端部に沿って取り付け固定したことを特徴とする請求項1記載のタクシー用防犯装置。
  4. 運転席のヘッドレスト支柱と対応位置する左右一対の水平なスライド調整長孔が開口形成された金属製べースフレームを、ポリカーボネート樹脂板の下端部に沿って取り付け固定する一方、上記運転席のヘッドレスト支柱に対するポリカーボネート樹脂板の取付金具を、
    上記ベースフレームの水平なスライド調整長孔へ1本のセンタービスを介してスライドと回動との可能に枢着された円板と、後端部が上記センタービスと平行な1本の支点ビスを介して円板の偏心部へ枢着され、且つ前端部に上記ヘッドレスト支柱の軸受ボスが張り出し形成された一定長さの設置高さ調整アームとから形作り、
    その設置高さ調整アームの軸受ボスを上記運転席のヘッドレスト支柱へ抜き差し自在に差し込み固定すると共に、
    上記ベースフレームに対する円板のセンタービスと、その円板の偏心部に対する設置高さ調整アームの支点ビスとを各々締め付け固定することを特徴とする請求項1記載のタクシー用防犯装置。
  5. 設置高さ調整アームの軸受ボスを約5度だけ後向き傾斜状態に起立させると共に、ポリカーボネート樹脂板の上部を約15度だけ前向き傾斜状態に屈折させたことを特徴とする請求項4記載のタクシー用防犯装置。
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