JP3149859B2 - ビデオコーディングシステム及び方法 - Google Patents

ビデオコーディングシステム及び方法

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JP3149859B2 JP26599398A JP26599398A JP3149859B2 JP 3149859 B2 JP3149859 B2 JP 3149859B2 JP 26599398 A JP26599398 A JP 26599398A JP 26599398 A JP26599398 A JP 26599398A JP 3149859 B2 JP3149859 B2 JP 3149859B2
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    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/98Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns
    • G06V10/987Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns with the intervention of an operator

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオコーディング
システム及び方法に関し、特に郵便物の区分機において
機械読み取りできなかった郵便物の宛先についてオフラ
インの光学式文字読取装置(OCR)を連動させてコー
ディングを行なうビデオコーディングシステム及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のビデオコーディングシス
テムは、例えば特開平9−29180号公報に示されて
いる。図9は、従来のビデオコーディングシステムのブ
ロック図である。
【0003】従来のビデオコーディングシステム102
は、読取区分装置101において郵便物上の情報をスキ
ャナーで読み取りその読み取り画像から住所情報を認識
するときに区分処理可能な程度まで住所情報を認識でき
なかった場合に、読取区分装置101から転送された読
み取り画像と読み取りできなかった途中までの認識内容
とを画像分配部124で受信して、制御部129の制御
によりこれらを複数の表示部126に分配して画像表示
し、オペレータがその画像表示を見ながら郵便物の住所
情報を入力部127を用いて認識内容を打鍵して正しい
住所情報に修正するのに用いられている。この従来のビ
デオコーディングシステムにおいては、全国の住所情報
を蓄積している住所情報蓄積部123と、住所情報蓄積
部123内の住所情報とオペレータにより打鍵入力され
た住所情報との整合性を照合する照合部122を有し、
制御部129の制御に基づいてコード送信部128が入
力部127に入力された情報を照合部122に送信し、
照合部122において一致しなかった場合は再度オペレ
ータにより打鍵処理が行われることにより住所の誤入力
を防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のビデオコーディングシステムにおいては、例えば
郵便物上の記載中の認識の容易な部分においてオペレー
タによって軽微な読み違えまたはタイプミスされた場合
にも、打鍵後に打鍵入力された住所情報(以下、「打鍵
データ」という。)と住所情報蓄積部内の正しい住所情
報(以下、「住所原簿データ」という。)とが一致しな
い。
【0005】また、郵便物上の記載内容が元々間違って
いる場合(棟室番号無し等住所不完全の場合を含む)に
も、打鍵データを住所原簿データに対応させることがで
きない。
【0006】これらの場合、ビデオコーディング済み郵
便物の照合においても対応住所無しとして排除されてし
まうので再度打鍵処理を行うことになり、効率的でな
い。
【0007】これを図10を参照して具体的な住所情報
の例を用いて説明する。
【0008】郵便物の宛先の住所原簿データに対応した
住所は、図10(a)に示す住所であるが、郵便物上に
記載されている住所は棟室番号が記載されていない図1
0(b)に示すものであるとする。また、区分機におけ
るOCR読取結果は、図10(c)に示すように、街区
番号までしか認識していないものとする。この場合、ビ
デオコーディングシステムでの打鍵処理は、表示部12
6に表示される図10(b)の画像に基づいて、郵便物
上の記載内容通りの住所情報が図10(d)に示すよう
に、打鍵入力される。しかし、図10(a)に示す住所
原簿データと対応しないため排除されてしまう。
【0009】これら対応住所無しにより排除されてしま
う郵便物については、手区分対象となり道順組立されず
に、道順組立率の低下、業務効率の悪化につながる。
【0010】本発明の目的は、オペレータの軽微な読み
違えまたはタイプミスの場合までも再度打鍵処理または
手区分を行うことを防止することにある。すなわち、再
度、少し時間をかけて精度良く認識処理を行えば機械区
分できる場合までも再度打鍵処理または手区分を行うこ
とを防止することにある。
【0011】また、住所原簿データに対し記載が一部足
りず住所原簿データと一致しない打鍵結果データから住
所未記載部分について補完が実施され、住所原簿上のデ
ータと同一の判定結果データを得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の本発明のビデオコーディングシス
テムは、郵便物の宛先として正しくかつ階層構造となっ
た複数の区分要素からなる住所情報である住所原簿情報
を格納する住所原簿情報蓄積部と、郵便物の画像情報を
表示しその画像情報に基づいた打鍵住所情報の打鍵入力
を受ける打鍵入力部と、前記打鍵住所情報に対応する住
所原簿情報を前記住所原簿情報蓄積部から検索し得られ
た住所原簿情報と前記打鍵住所情報とを比較して一致す
るか判定しこれらがすべての区分要素において一致した
場合に前記郵便物の住所情報として前記打鍵住所情報を
出力する判定部とを有するビデオコーディングシステム
において、前記判定部が前記打鍵住所情報とこれに対応
する住所原簿情報とがすべての区分要素において一致す
るものではないと判断した場合にこれらを上位の区分要
素からそれぞれ順に比較してどの区分要素まで一致して
いるかを判断し、その判断に基づいて限定された範囲の
住所原簿情報からなる住所限定辞書を生成する住所限定
部と、前記住所限定辞書を参照して前記郵便物の住所情
報を認識し出力する認識部とを有する。
【0013】本発明によれば、正しい住所情報が含まれ
かつ限定された範囲の辞書を用いて認識処理を行うの
で、高速に正確な認識結果を得ることができる。
【0014】また請求項2に記載の本発明のビデオコー
ディングシステムは、郵便物の宛先として正しくかつ階
層構造となった複数の区分要素からなる住所情報を含む
住所原簿情報を格納する住所原簿情報蓄積部と、郵便物
の画像情報を表示しその画像情報に基づいた打鍵住所情
報の打鍵入力を受ける打鍵入力部と、前記打鍵住所情報
に対応する住所原簿情報を前記住所原簿情報蓄積部から
検索し得られた住所原簿情報と前記打鍵住所情報とを比
較して一致するか判定しこれらがすべての区分要素にお
いて一致した場合に前記郵便物の住所情報として前記打
鍵住所情報を出力する判定部とを有するビデオコーディ
ングシステムにおいて、前記住所原簿情報は、前記住所
情報とこれに対応する氏名情報とを含み、前記判定部が
前記打鍵住所情報とこれに対応する住所原簿情報の住所
情報とがすべての区分要素において一致するものではな
いと判断した場合に、これらを上位の区分要素からそれ
ぞれ順に比較してどの区分要素まで一致しているかを判
断し、その判断に基づいて限定された範囲の住所原簿情
報からなる住所限定辞書を生成する住所限定部と、前記
画像情報から氏名情報を認識し、前記氏名情報に対応す
る住所原簿情報を前記住所限定辞書から検索し、前記住
所原簿情報に基づいて打鍵住所情報を補完及び修正して
前記郵便物の住所情報として出力する認識部とを有す
る。
【0015】本発明によれば、打鍵住所情報を基に限定
された範囲の住所限定辞書を生成し、氏名情報を画像情
報から認識して、氏名情報をも用いて住所を認識するの
で、住所原簿情報に対し記載が一部足りず住所原簿情報
と一致しない打鍵住所情報から住所未記載部分について
補完が実施され、住所原簿上の住所情報と同一の住所情
報を得ることができる。
【0016】また、請求項3に記載の本発明のビデオコ
ーディングシステムは、郵便物の宛先として正しくかつ
階層構造となった複数の区分要素からなる住所情報を含
む住所原簿情報を格納する住所原簿情報蓄積部と、郵便
物の画像情報を表示しその画像情報に基づいた打鍵住所
情報の打鍵入力を受ける打鍵入力部と、前記打鍵住所情
報に対応する住所原簿情報を前記住所原簿情報蓄積部か
ら検索し得られた住所原簿情報と前記打鍵住所情報とを
比較して一致するか判定しこれらがすべての区分要素に
おいて一致した場合に前記郵便物の住所情報として前記
打鍵住所情報を出力する判定部とを有するビデオコーデ
ィングシステムにおいて、前記住所原簿情報は、前記住
所情報とこれに対応する氏名情報とを含み、前記判定部
が前記打鍵住所情報とこれに対応する住所原簿情報の住
所情報とがすべての区分要素において一致するものでは
ないと判断した場合に、これらを上位の区分要素からそ
れぞれ順に比較してどの区分要素まで一致しているかを
判断し、その判断に基づいて限定された範囲の住所原簿
情報からなる住所限定辞書を生成する住所限定部と、前
記画像情報から氏名情報を認識し、前記氏名情報に対応
する住所原簿情報を前記住所限定辞書から検索し前記打
鍵入力部に転送する認識部とを有し、前記打鍵入力部
は、前記画像情報及び検索された少なくとも1つの住所
原簿情報の住所情報を表示してその画像情報に基づいた
住所情報の確定または選択入力を受け、前記入力に対応
する住所情報を前記郵便物の住所情報として出力する。
【0017】本発明によれば、操作者は画面に表示され
る住所を打鍵する代わりに、表示された候補を確定また
は選択指示することで住所情報が修正されるので、操作
者の負担を大幅に軽減することができ、打鍵に不慣れな
操作者も短時間に多くの件数を処理することが出来る。
【0018】また、請求項4に記載の本発明のビデオコ
ーディングシステムは、請求項2または3の発明におい
て、前記打鍵入力部は、前記郵便物の画像情報とともに
前記画像情報から認識された住所情報が入力され、操作
者の操作により、前記画像情報に基づいた打鍵住所情報
の打鍵入力を受けることなく前記郵便物の住所情報を認
識し出力する自動認識モードに移行する自動認識指示を
出力し、前記住所限定部は、自動認識指示を受け取ると
前記住所情報とこれに対応する住所原簿情報の住所情報
とを上位の区分要素からそれぞれ順に比較してどの区分
要素まで一致しているかを判断し、その判断に基づいて
限定された範囲の住所原簿情報からなる前記住所限定辞
書を生成し、前記認識部は、前記住所限定辞書を参照し
て前記郵便物の住所情報を認識し出力する。
【0019】本発明によれば、操作者の操作により、操
作者による操作が不要となる動作モードに移行する事が
出来、人手を確保できない場合でも処理を可能とし、処
理件数を向上させることができる。
【0020】また、請求項5に記載の発明のビデオコー
ディングシステムは、請求項2乃至4のいずれかの発明
において、前記住所限定部は、前記住所限定辞書中に前
記氏名情報に対応する住所原簿情報がない場合には、一
致した最後の区分要素より1つ上位の区分要素に対応す
る範囲の住所原簿辞書を生成する。
【0021】本発明によれば、例えば、操作者のタイプ
ミスによって打鍵入力の最後の桁が誤っている等によ
り、正しい宛先の住所原簿情報を含まない住所限定辞書
が生成された場合でも、次に広い範囲の住所限定辞書を
参照するので、正しい宛先の住所原簿情報を含む住所限
定辞書が生成され、氏名情報によって対応する住所原簿
情報の住所が認識でき、操作者のタイプミスをカバーす
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のビデオコーディ
ングシステムの第1の実施形態の構成を示すブロック図
である。
【0023】ビデオコーディングシステムは、区分機3
0で区分できなかった郵便物の画像を表示してオペレー
タにより打鍵処理が行われるビデオコーディング部10
と、郵便物の宛先としての全国の正しい住所情報を蓄積
している住所原簿データ蓄積部15と、不完全な住所デ
ータの画像から打鍵データを補完して原簿データと一致
する住所データとして認識するオフラインOCR20よ
り構成される。
【0024】ビデオコーディング部10は、郵便物の画
像を読み取り郵便物を区分する区分機30において、区
分できなかった郵便物の画像を受け取る画像取込み部1
1と、画像取込み部11から画像データを一時格納する
メモリ装置12と、メモリ装置12からの画像データを
表示し、キーボード、マウス等を備え、表示された画像
を参照してオペレータがキーボード、マウス等を操作し
て打鍵入力する打鍵入力部13と、打鍵入力部13から
の打鍵データを取り込み、住所原簿データ蓄積部15か
ら対応する住所原簿データを読み込んで、打鍵データと
住所原簿データとの比較処理を実施し、最終結果をゲー
トウェイ17に送信する結果判定部16と、結果判定部
16から送信された最終結果を区分機30により認識可
能なデータフォーマットへ変換し、区分機30に送信す
るゲートウェイ17とから構成される。
【0025】住所原簿データは、同じ番地内における棟
番号や部屋番号の情報まで記録された住所データとその
住所データに対応する氏名情報を含んでいる。住所原簿
データ蓄積部15は、住所原簿データを変更するための
入力端末(図示せず)と接続され、住所原簿データは、
住所原簿データの変更入力端末により、日常的に全国範
囲で最新のデータに更新され管理されている。
【0026】結果判定部16は、打鍵入力部13または
オフラインOCR20からの打鍵データまたは認識デー
タを受信すると、受信データに基づいて住所原簿データ
蓄積部15から対応する住所原簿データを検索し、一致
しているものがあるか判定する。
【0027】この検索および判定の工程は、住所原簿デ
ータ蓄積部15中のデータから、受信データ中の各文字
の最初の1文字が一致するものを検索して、一致するデ
ータについて一まとまりのデータを読み込み、順次各文
字が一致するか判定していき、受信データ中の全ての文
字が読み込んだデータと一致し、かつ、住所原簿データ
にあって受信データに存在しない文字がない場合、対応
する住所原簿データとして判定する。読み込んだデータ
が受信データと一文字でも一致しない場合、または、受
信データと同一の文字列の後に付加されている文字があ
る場合には、次の候補を検索する。
【0028】また、オフラインOCR20は、結果判定
部16からの打鍵データの認識処理に必要となる住所限
定辞書を生成する住所限定部22と、結果判定部16か
ら送信された打鍵データに対応する画像データをメモリ
装置12から取込み、住所限定部22からの住所限定辞
書を元に認識処理を実施する認識部21より構成され
る。
【0029】住所限定部22では、認識部21を経由し
て結果判定部16から受信した打鍵データに基づいて限
定された範囲の住所データを有する住所辞書データのみ
を含む住所限定辞書を生成する。
【0030】住所限定辞書内のデータは、住所原簿デー
タが含む内容と同じく、同じ番地内における棟番号や部
屋番号の情報まで記録された住所データとその住所デー
タに対応する氏名情報を含んでいる。
【0031】認識部21は、メモリ装置12から取込ん
だ画像データから宛先の住所情報を認識する。このと
き、例えば、画像データを2値化する処理において、区
分機で閾値を設定して正常に2値化できていないと判定
したときに閾値を変更して再度2値化する処理を繰り返
し行うが、その変更できる段階数を区分機より多くし、
また、文字区切りの処理において、区分機で採用する方
式より多くの種類の文字区切り方式で区切り、より確か
らしい区切り方式で区切った結果を選ぶものとしてい
る。すなわち、区分機30で行う認識処理より、高精度
で認識できる方法で認識処理を行う。
【0032】次に図面を参照して本発明の第1の実施形
態の動作について説明する。
【0033】図2は、本発明の第1の実施形態の動作を
示すフローチャートである。
【0034】まず、区分機30から、区分機30で読み
取りできなかった郵便物の読み取り画像データと、郵便
物を管理するためのメール管理番号が画像取込み部11
へ転送入力される(ステップS1)。画像取込み部11
では、区分機30から転送されてきた画像データをメー
ル管理番号に対応させてメモリ装置12へ一時、蓄積す
る(ステップS2)。打鍵入力部13からの要求がある
か判断し(ステップS3)、要求があったときは、要求
されたメール管理番号に対応した画像データは、メモリ
装置12から画像取込み部11を経由して打鍵入力部1
3に転送され、表示される。オペレータは打鍵入力部1
3に備えられているキーボード、マウス等を操作して、
打鍵入力部13の画像情報に基づいて、不完全な住所情
報を修正する打鍵処理を行なう(ステップS4)。オペ
レータによる打鍵処理後の住所データである打鍵データ
は、結果判定部16へ転送され、住所原簿データ蓄積部
15に蓄積されている対応する住所データと比較処理が
実施される(ステップS5)。結果判定部16により打
鍵データと住所原簿データとが一致しているか判断され
(ステップS6)、一致している場合には、ゲートウェ
イ17に打鍵データが転送され、規定されたフォーマッ
トに変換される(ステップS7)。そして区分機30へ
最終結果として打鍵データとメール管理番号とが転送さ
れる(ステップS8)。このように打鍵データが、住所
原簿データと全ての文字について一致したときは、この
郵便物に対する処理においてオフラインOCR20は起
動されることはない。
【0035】結果判定部16による比較結果が完全には
一致していない場合には、オフラインOCR20が起動
され、打鍵結果データとメール管理番号が、オフライン
OCR20の認識部21へ転送される。それと同時に、
結果判定部16から画像取込み部11に対しメール管理
番号に対応した画像データの転送が要求され、オフライ
ンOCR20の認識部21へメール管理番号に対応した
画像データが転送される。住所限定部22に対し、デー
タ範囲の限定された住所限定辞書の転送を要求する住所
限定処理要求を発行する。住所限定部22は、住所限定
処理要求に基づいて氏名情報まで含んだ最適な住所限定
辞書を認識部21へ転送する(ステップS9)。次に、
認識部21で、住所限定辞書を用い、また、区分機で行
われる認識処理よりも高精度で認識できる認識処理を行
って住所情報を認識する(ステップS10)。そして認
識結果を結果判定部16に転送し、結果判定部16によ
り打鍵データと住所原簿データとが比較され(ステップ
S11)、一致しているか判断される(ステップS1
2)。一致している場合には、ステップS7、S8の処
理が行われる。一致していなければ、対応する郵便物が
手区分作業に回されるよう処理される。この住所限定辞
書を選択する動作について図3を参照して説明する。
【0036】図3は、本発明の第1の実施形態に係る住
所限定部22の住所限定辞書を選択する動作の例を示す
フローチャートである。住所限定部22は、住所を構成
する階層構造、例えば、市区町村の階層、その下位の町
域の階層、その下位の「丁目」の階層の各階層について
上位から順に打鍵結果データを参照して住所限定辞書の
範囲を限定していく。
【0037】まず、住所限定部22は、結果判定部16
から認識部21を経由して打鍵結果データである住所デ
ータを受け取る(ステップS20)。次に市区町村内を
分割している町域情報まで打鍵結果データが住所原簿デ
ータと一致しているか判断する(ステップS21)。も
し、一致していなければ、該当する市区町村範囲の住所
原簿辞書を選択して(ステップS22)、この処理を終
了する。一致している場合には、次に町域内を分割して
いる「丁目」情報について、打鍵結果データと住所原簿
データと一致しているか判断する(ステップS23)。
一致していなければ町域範囲の住所原簿辞書を選択する
(ステップS24)。「丁目」情報まで一致している場
合は、さらに「番」情報まで一致しているか判断し(ス
テップS25)、一致していない場合は、該当する「丁
目」範囲の住所原簿辞書を選択し(ステップS26)、
一致している場合は、「号」情報まで一致しているか判
断する(ステップS27)。打鍵結果データが住所原簿
データと「号」情報まで一致していなければ、該当する
「番」範囲の住所原簿辞書を選択し(ステップS2
8)、一致していればさらに棟番号情報まで一致してい
るか判断する(ステップS29)。棟番号情報が一致し
ていなければ、該当する「号」範囲の住所原簿辞書を選
択し(ステップS30)、一致していれば、さらに部屋
番号情報まで一致しているか判断する(ステップS3
1)。部屋番号情報が一致していなければ、該当する棟
番号範囲の住所原簿辞書を選択し(ステップS32)、
一致していれば、部屋番号範囲の住所原簿辞書を選択す
る(ステップS33)。
【0038】なお、上記説明のステップS20からS2
1の間に、さらに都道府県情報において打鍵結果データ
が住所原簿データと一致しているか判断し、もし、一致
していなければ、全国範囲の住所限定辞書を選択する処
理、及び市区町村情報まで打鍵結果データと住所原簿デ
ータとが一致しているか判断し、一致していなければ、
都道府県範囲の住所限定辞書を選択する処理を行っても
よく、また、ステップS21からステップS33に相当
する処理において、住所限定辞書の範囲は、各地域の住
所表示にしたがって、例えば、「番地」、「郡」、
「字」などの範囲について適応したものに変更可能であ
る。
【0039】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。
【0040】第2の実施形態においては、認識部21
は、メモリ装置12から取込んだ画像データから宛先の
住所情報を認識するとともに氏名情報についても認識処
理を行い、氏名情報をキーにして住所限定辞書から住所
情報を抽出する点で異なる。
【0041】認識部21は、打鍵データの全ての文字に
ついて一致している住所原簿データを氏名情報とともに
抽出できたら、抽出されたデータに対応する氏名情報と
認識された氏名情報とを認識条件テーブル23を参照し
て、認識する処理を行う。ここでは、抽出されたデータ
に対応する氏名情報と認識された氏名情報とを1文字毎
に比較していき、名字において全ての文字が一致したも
のについて、認識条件テーブル23を参照する。認識条
件テーブル23には、例えばその名字についてそれぞれ
認識条件が設定され、たとえば、一致したものと認識す
るのに必要な一致文字数に関する情報などである。この
情報に基づいて、ありふれた名字であれば、名前の文字
がすべて一致しなければ一致したものと認識せず、珍し
い名字の場合は、名字だけ一致すれば、一致したものと
認識する。そして氏名情報が一致した住所原簿データを
認識データとして、出力する。
【0042】次に本発明の第2の実施の形態の動作につ
いて説明する。
【0043】図4は、第2の実施形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0044】ステップS1からS6までは、第一の実施
形態と同じである。ステップS6で打鍵データと住所原
簿データが一致しない場合、第一の実施形態と同様に、
打鍵データと住所原簿データとの一致範囲に応じた住所
限定辞書を選択する(ステップS9)。このとき、住所限
定辞書は、住所原簿情報のそれぞれについて対応する氏
名情報を含んだものとなっている。
【0045】認識部21は、画像取り込み部11から転
送された画像データから氏名情報を認識する(ステップ
S13)。認識部21は、住所限定辞書に氏名情報が一
致する辞書データが存在するか、住所限定辞書中の全範
囲を検索する(ステップS14)。存在する場合、複数
存在するか否かを認識し(ステップS15)、複数存在
する場合には、氏名情報が一致する辞書データ同志を比
較し、共通する範囲の住所データを出力する。例えば、
都道府県から「番」情報について住所原簿データと一致
した打鍵データについて、「番」範囲の住所限定辞書を
選択し、氏名情報が一致したすべての辞書データで
「号」情報まで共通であって、棟番号情報が異なるとき
は、共通している「号」情報までの住所データを認識補
完データとして出力する(ステップS16)。
【0046】また、住所限定辞書中の全範囲を検索して
氏名情報が一致するものが1つしかなかった場合には、
その辞書データを認識補完データとして出力する(ステ
ップS17)。また、住所限定辞書中の全範囲を検索し
て氏名情報が一致するものが1つもなかった場合には、
打鍵データをそのまま認識補完データとして出力する。
出力された補完認識データは結果判定部16へ転送され
る。
【0047】結果判定部16は、オフラインOCR20
からの補完認識データと住所原簿データ蓄積部15に蓄
積されている対応する住所原簿データとを比較し、一致
した場合にはステップS7、8の処理を行ない、区分機
30へ最終結果として規定されたフォーマットに変換さ
れた判定結果データとメール管理番号とが転送される。
【0048】一度認識部21で認識したものについて住
所原簿データと一致しない場合には、この郵便物の管理
データに対して機械区分不能である旨が記録されて、ゲ
ートウェイ17を介して区分機30へ最終結果として管
理番号と対応づけられた規定されたフォーマットに変換
された判定結果データとメール管理番号とが転送され
る。
【0049】本実施形態では、画像データから氏名情報
を認識し、それを用いて住所限定辞書から住所情報を抽
出し、打鍵データが住所原簿データに対して一部記載が
省略されている場合でも、住所原簿データと一致する住
所データに基づいて補完して補完された住所データを認
識結果として出力する処理を行う認識補間処理を行うこ
とができ、機械区分できる確実性が大きく向上する。
【0050】次に、第2の実施の形態において、認識補
間処理の動作の変形例について説明する。
【0051】図5は、第1の実施の形態の動作の他の例
を示すフローチャートである。この例では、ステップS
14で氏名情報が一致する辞書データが存在しない場合
に、現在の辞書の限定範囲よりも1段階上位の階層全体
の範囲の住所限定辞書を選択し(ステップS18)、範
囲の広い新たな住所限定辞書を用いてステップS14の
処理を行う点で異なる。
【0052】この例では、例えば、操作者のタイプミス
によって打鍵入力の最後の桁が誤り、正しい宛先の住所
原簿データを含まない住所限定辞書が生成されても、次
に広い範囲の住所限定辞書を参照するので、正しい宛先
の住所原簿データを含む住所限定辞書が生成され、氏名
情報によって対応する住所原簿データの住所が認識で
き、操作者のタイプミスをカバーすることができる。
【0053】また、以上の説明では、操作者により、打
鍵入力され修正された住所データにおいてオフラインO
CR20に画像が転送され補完認識処理を行うものとし
たが、打鍵入力を必要とせずにメモリ装置12に格納さ
れている画像データに対して自動的に補完認識処理を進
める自動認識モードに移行することができるものとして
もよい。オペレータの操作により、自動認識モードに移
行させるための自動認識指示を打鍵入力部13から認識
部21に送信し、認識部21は、自動認識指示を受信す
ると、メモリ装置12に対して画像データの転送要求を
送信し、メモリ装置12から転送された画像情報から氏
名情報を認識し、住所限定部22から転送された住所限
定辞書を参照して氏名情報と打鍵情報とから郵便物の宛
先の住所を認識して出力し、出力後メモリ装置12に対
して新たな画像データの転送要求を送信する。この処理
を繰り返すことにより、操作者による修正がされず、区
分機30から入力されたすべてのデータについてオフラ
インOCR20により補完認識処理を行うことができ
る。
【0054】この第3の実施の形態においては、打鍵入
力部13は、結果判定部16を介して認識部16に自動
認識指示を発信する機能を持ち、認識部21は、自動認
識指示を受信するとメモリ装置12に対して画像データ
の転送要求を送信し、氏名情報を認識し、住所限定部2
2から転送された住所限定辞書を参照して氏名情報と打
鍵情報とから郵便物の宛先の住所を認識して結果判定部
16、ゲートウェイ17を介して区分機に認識結果を出
力し、出力後メモリ装置12に対して新たな画像データ
の転送要求を送信する機能を有し、また打鍵入力部13
は、自動認識指示を解除して第1の実施例と同じ動作に
戻る自動認識解除指示を発信する機能を持ち、認識部2
1は、自動認識解除指示を受信するとメモリ装置12に
対する画像データの転送要求をやめ結果判定部からの転
送データのみを処理する点で異なる。
【0055】次に、第3の実施形態の自動認識指示がさ
れた場合の動作を図6を参照して説明する。なお、自動
認識指示がされていない場合、また、自動認識解除指示
がされた後の動作は第1の実施形態と同じである。
【0056】まず、第1の実施形態と同様にステップS
1、ステップS2の処理を行う。次に、オフラインOC
R20の認識部21から画像データ転送要求があるか判
断し(ステップS3)、要求があったときは、要求され
たメール管理番号に対応した画像データは、メモリ装置
12から画像取込み部11を経由して認識部21に転送
される。認識部21は、第1の実施形態と同様に、住所
限定部22に対し住所限定処理要求を発行し、住所限定
部22は、第1の実施形態と同様にステップS9の処理
によって住所限定辞書を認識部21へ転送する。認識部
21は、第1の実施形態と同様にステップS10からス
テップS15の処理により画像データから氏名情報を認
識し、氏名情報に基づいて住所データを補完し補完認識
データを出力する。
【0057】出力された補完認識データは認識部21か
ら結果判定部を介してゲートウェイ17へ転送される。
【0058】第1の実施形態と同様に補完認識データは
ゲートウェイ17において、ステップS7、8の処理に
より変換され、区分機30へ最終結果として規定された
フォーマットに変換された判定結果データとメール管理
番号とが転送される。
【0059】本実施例では、操作者による操作が不要と
なり、人手を確保できない場合でも処理を可能とし、処
理件数を向上させることができる。
【0060】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。
【0061】図7は、本発明の第4の実施形態の構成を
示すブロック図である。
【0062】第4の実施形態は、第2の実施形態におい
て操作者の操作により打鍵入力部13からの転送要求が
あると、画像取り込み部11は、画像データを打鍵入力
部13に転送するとともにオフラインOCR20にも転
送し、認識部21で、氏名情報による補完認識データを
行った結果得られた氏名情報が一致する辞書データを打
鍵入力部13に転送して表示させ、操作者によって選択
入力させ、選択された辞書データにより打鍵結果データ
が生成される点で異なる。
【0063】次に、第4の実施形態の動作を図8を参照
して説明する。
【0064】まず、第2の実施形態と同様にステップS
1、ステップS2の処理を行う。次に、打鍵入力部13
から画像データ転送要求があるか判断し(ステップS
3)、要求があったときは、要求されたメール管理番号
に対応した画像データは、メモリ装置12から画像取込
み部11を経由して打鍵入力部13に転送され、それと
ともに認識部21に転送される。打鍵入力部13は、受
け取った画像データを表示し、待機する(ステップS4
0)。
【0065】認識部21は、第2の実施形態と同様に住
所限定部22に対し、データ範囲の限定された住所限定
辞書の転送を要求し、住所限定部22は、第2の実施形
態と同様にステップS9の処理によって住所限定辞書を
認識部21へ転送する。認識部21は、第2の実施形態
と同様にステップS13、S14の処理により画像デー
タから氏名情報を認識し、氏名情報が一致する辞書デー
タが存在するか判断し、存在しない場合はステップS1
8により住所範囲を広げた住所限定辞書を選択して再度
氏名情報が一致する辞書データが存在するか判断する。
得られた辞書データは複数であるか、単数であるかによ
らず、打鍵入力部13に対して転送される。
【0066】打鍵入力部13は、ステップS40による
表示に重ねて、画像データと比較対照できるように認識
部21から受け取った辞書データのリストを表示する。
ここで、氏名情報のみを表示しても、住所情報と氏名情
報を表示しても構わない。操作者が選択すべき辞書デー
タを選択する操作を行うと、打鍵入力部13は対応する
辞書データの住所データを打鍵結果データとして結果判
定部16に対して出力する。
【0067】出力された打鍵結果データはゲートウェイ
17へ転送され、第1の実施形態と同様に補完認識デー
タはゲートウェイ17において、ステップS7、8の処
理により変換され、区分機30へ最終結果として規定さ
れたフォーマットに変換された判定結果データとメール
管理番号とが転送される。
【0068】本実施形態によれば、操作者は画面に表示
される住所を打鍵する代わりに、表示された候補を選択
指示することで住所データが修正されるので、操作者の
負担を大幅に軽減することができ、打鍵に不慣れな操作
者も短時間に多くの件数を処理することが出来、高速な
打鍵処理を可能とする事ができる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、本発明のオフラインO
CR連動型ビデオコーディングシステムは、正しい住所
情報が含まれかつ限定された範囲の辞書を用いて認識処
理を行うので高速に精度良く認識処理を行うことができ
る。また、区分機より高精度の認識処理を行い、住所原
簿データと一致しない打鍵結果データから、住所原簿上
のデータと同一の判定結果データを得る確実性を向上さ
せることができる。
【0070】また、住所原簿データに対し記載が一部足
りず住所原簿データと一致しない打鍵結果データから住
所未記載部分について補完が実施され、住所原簿上のデ
ータと同一の判定結果データを得ることができ、より多
くの郵便物を区分機により機械区分させ道順組み立て率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態にかかる住所限定部の
住所限定辞書を選択する動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態の動作の変形例を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の第4の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図8】本発明の第4の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】従来のコーディングシステムのブロック図であ
る。
【図10】具体的な住所の例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ビデオコーディング部 11 画像取込み部 12 メモリ装置 13 打鍵入力部 15 住所原簿データ蓄積部 16 結果判定部 17 ゲートウェイ 20 オフラインOCR 21 認識部 22 住所限定部 23 認識条件設定テーブル 30 区分機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 9/00 - 9/72 B07C 3/14 - 3/18 JICSTファイル(JOIS)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】郵便物の宛先として正しくかつ階層構造と
    なった複数の区分要素からなる住所情報である住所原簿
    情報を格納する住所原簿情報蓄積部と、郵便物の画像情
    報を表示しその画像情報に基づいた打鍵住所情報の打鍵
    入力を受ける打鍵入力部と、前記打鍵住所情報に対応す
    る住所原簿情報を前記住所原簿情報蓄積部から検索し得
    られた住所原簿情報と前記打鍵住所情報とを比較して一
    致するか判定しすべての区分要素において一致した場合
    に前記郵便物の住所情報として前記打鍵住所情報を出力
    する判定部とを有するビデオコーディングシステムにお
    いて、 前記判定部が前記打鍵住所情報とこれに対応する住所原
    簿情報とがすべての区分要素において一致するものでは
    ないと判断した場合にこれらを上位の区分要素からそれ
    ぞれ順に比較してどの区分要素まで一致しているかを判
    断し、その判断に基づいて限定された範囲の住所原簿情
    報からなる住所限定辞書を生成する住所限定部と、前記
    住所限定辞書を参照して前記郵便物の住所情報を認識し
    出力する認識部とを有することを特徴とするビデオコー
    ディングシステム。
  2. 【請求項2】郵便物の宛先として正しくかつ階層構造と
    なった複数の区分要素からなる住所情報を含む住所原簿
    情報を格納する住所原簿情報蓄積部と、郵便物の画像情
    報を表示しその画像情報に基づいた打鍵住所情報の打鍵
    入力を受ける打鍵入力部と、前記打鍵住所情報に対応す
    る住所原簿情報を前記住所原簿情報蓄積部から検索し得
    られた住所原簿情報の住所情報と前記打鍵住所情報とを
    比較して一致するか判定しすべての区分要素において一
    致した場合に前記郵便物の住所情報として前記打鍵住所
    情報を出力する判定部とを有するビデオコーディングシ
    ステムにおいて、 前記住所原簿情報は、前記住所情報とこれに対応する氏
    名情報とを含み、 前記判定部が前記打鍵住所情報とこれに対応する住所原
    簿情報の住所情報とがすべての区分要素において一致す
    るものではないと判断した場合に、これらを上位の区分
    要素からそれぞれ順に比較してどの区分要素まで一致し
    ているかを判断し、その判断に基づいて限定された範囲
    の住所原簿情報からなる住所限定辞書を生成する住所限
    定部と、前記画像情報から氏名情報を認識するととも
    に、前記氏名情報に対応する住所原簿情報を前記住所限
    定辞書から検索し、前記住所原簿情報に基づいて打鍵住
    所情報を補完及び修正して前記郵便物の住所情報として
    出力する認識部とを有することを特徴とするビデオコー
    ディングシステム。
  3. 【請求項3】郵便物の宛先として正しくかつ階層構造と
    なった複数の区分要素からなる住所情報を含む住所原簿
    情報を格納する住所原簿情報蓄積部と、郵便物の画像情
    報を表示しその画像情報に基づいた打鍵住所情報の打鍵
    入力を受ける打鍵入力部と、前記打鍵住所情報に対応す
    る住所原簿情報を前記住所原簿情報蓄積部から検索し得
    られた住所原簿情報と前記打鍵住所情報とを比較して一
    致するか判定しすべての区分要素において一致した場合
    に前記郵便物の住所情報として前記打鍵住所情報を出力
    する判定部とを有するビデオコーディングシステムにお
    いて、 前記住所原簿情報は、前記住所情報とこれに対応する氏
    名情報とを含み、 前記判定部が前記打鍵住所情報とこれに対応する住所原
    簿情報の住所情報とがすべての区分要素において一致す
    るものではないと判断した場合に、これらを上位の区分
    要素からそれぞれ順に比較してどの区分要素まで一致し
    ているかを判断し、その判断に基づいて限定された範囲
    の住所原簿情報からなる住所限定辞書を生成する住所限
    定部と、前記画像情報から氏名情報を認識し、前記氏名
    情報に対応する住所原簿情報を前記住所限定辞書から検
    索し前記打鍵入力部に転送する認識部とを有し、 前記打鍵入力部は、前記画像情報及び前記氏名情報に対
    応するものとして検索された少なくとも1つの住所原簿
    情報の住所情報を表示してその画像情報に基づいた住所
    情報の確定または選択入力を受け、前記確定または選択
    入力に対応する住所情報を前記郵便物の住所情報として
    出力することを特徴とするビデオコーディングシステ
    ム。
  4. 【請求項4】前記打鍵入力部は、前記郵便物の画像情報
    とともに前記画像情報から認識された住所情報が入力さ
    れ、操作者の操作により、前記画像情報に基づいた打鍵
    住所情報の打鍵入力を受けることなく前記郵便物の住所
    情報を認識し出力する自動認識モードに移行する自動認
    識指示を出力し、 前記住所限定部は、自動認識指示を受け取ると前記住所
    情報とこれに対応する住所原簿情報の住所情報とを上位
    の区分要素からそれぞれ順に比較してどの区分要素まで
    一致しているかを判断し、その判断に基づいて限定され
    た範囲の住所原簿情報からなる前記住所限定辞書を生成
    し、 前記認識部は、前記住所限定辞書を参照して前記郵便物
    の住所情報を認識し出力することを特徴とする前記請求
    項2または3に記載のビデオコーディングシステム。
  5. 【請求項5】前記住所限定部は、前記住所限定辞書中に
    前記氏名情報に対応する住所原簿情報がない場合には、
    一致した最後の区分要素より1つ上位の区分要素に対応
    する範囲の住所原簿辞書を生成することを特徴とする請
    求項2ないし4のいずれかに記載のビデオコーディング
    システム。
  6. 【請求項6】前記認識部は、前記住所限定辞書中に前記
    氏名情報に対応する住所原簿情報が複数存在する場合に
    は、氏名情報が一致する住所原簿情報の全てに共通して
    いる区分要素までの住所情報を郵便物の住所情報として
    出力することを特徴とする請求項2または3に記載のビ
    デオコーディングシステム。
  7. 【請求項7】郵便物の画像情報を表示しその画像情報に
    基づいた打鍵住所情報の打鍵入力を受けると、郵便物の
    宛先として正しくかつ階層構造となった複数の区分要素
    からなる住所情報である住所原簿情報を格納する住所原
    簿情報蓄積部から前記打鍵住所情報に対応する住所原簿
    情報を検索し、得られた住所原簿情報と前記打鍵住所情
    報とを比較して一致するか判定し、これらがすべての区
    分要素において一致した場合に前記郵便物の住所情報と
    して前記打鍵住所情報を出力するビデオコーディング方
    法において、 前記打鍵住所情報とこれに対応する住所原簿情報とがす
    べての区分要素において一致するものではない場合に、
    これらを住所の上位階層部分からそれぞれ順に比較して
    いき、どの階層部分まで一致しているかを判断し、その
    判断に基づいて限定された範囲の住所原簿情報からなる
    住所限定辞書を生成し、前記住所限定辞書を参照して前
    記郵便物の住所情報を認識し出力することを特徴とする
    ビデオコーディング方法。
  8. 【請求項8】郵便物の画像情報を表示しその画像情報に
    基づいた打鍵住所情報の打鍵入力を受けると、郵便物の
    宛先として正しくかつ階層構造となった複数の区分要素
    からなる住所情報とこれに対応する氏名情報とを含む住
    所原簿情報を格納する住所原簿情報蓄積部から前記打鍵
    住所情報に対応する住所原簿情報を検索し、得られた住
    所原簿情報の住所情報と前記打鍵住所情報とを比較して
    一致するか判定し、これらがすべての区分要素において
    一致した場合に前記郵便物の住所情報として前記打鍵住
    所情報を出力するビデオコーディング方法において、 前記打鍵住所情報とこれに対応する住所原簿情報の住所
    情報とがすべての区分要素において一致するものではな
    い場合に、これらを住所の上位階層部分からそれぞれ順
    に比較してどの階層部分まで一致しているかを判断し、
    その判断に基づいて限定された範囲の住所原簿情報から
    なる住所限定辞書を生成し、前記画像情報から氏名情報
    を認識し、前記氏名情報に対応する住所原簿情報を前記
    住所限定辞書から検索し、前記住所原簿情報に基づいて
    打鍵住所情報を補完及び修正して前記郵便物の住所情報
    として出力することを特徴とするビデオコーディング方
    法。
  9. 【請求項9】郵便物の画像情報を表示しその画像情報に
    基づいた打鍵住所情報の打鍵入力を受けると、郵便物の
    宛先として正しくかつ階層構造となった複数の区分要素
    からなる住所情報とこれに対応する氏名情報とを含む住
    所原簿情報を格納する住所原簿情報蓄積部から前記打鍵
    住所情報に対応する住所原簿情報を検索し、得られた住
    所原簿情報の住所情報と前記打鍵住所情報とを比較して
    一致するか判定し、これらがすべての区分要素において
    一致した場合に前記郵便物の住所情報として前記打鍵住
    所情報を出力するビデオコーディング方法において、 前記打鍵住所情報とこれに対応する住所原簿情報の住所
    情報とがすべての区分要素において一致するものではな
    い場合に、これらを住所の上位階層部分からそれぞれ順
    に比較してどの階層部分まで一致しているかを判断し、
    その判断に基づいて限定された範囲の住所原簿情報から
    なる住所限定辞書を生成し、前記画像情報から氏名情報
    を認識し、前記氏名情報に対応する住所原簿情報を前記
    住所限定辞書から検索し、前記画像情報及び検索された
    少なくとも1つの住所原簿情報の住所情報を表示してそ
    の画像情報に基づいた住所情報の確定または選択入力を
    受け、前記入力に対応する住所情報を前記郵便物の住所
    情報として出力することを特徴とするビデオコーディン
    グ方法。
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