JP3149700B2 - 屋外収納箱 - Google Patents

屋外収納箱

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JP3149700B2
JP3149700B2 JP23269294A JP23269294A JP3149700B2 JP 3149700 B2 JP3149700 B2 JP 3149700B2 JP 23269294 A JP23269294 A JP 23269294A JP 23269294 A JP23269294 A JP 23269294A JP 3149700 B2 JP3149700 B2 JP 3149700B2
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定彦 渡辺
彰弘 長部
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地中にその一部を埋め込
まれ、内部にいろいろな物品を収納して使用される屋外
収納箱に関し、詳しくは建物に近接して設けられる屋外
収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の屋外収納箱を建物に近接
させて設けた場合を示す側面図である。
【0003】この屋外収納箱は、地中に埋設される収納
箱体1の上方を開口させて投入口2とし、この投入口2
に開閉自在な蓋3を設けている。投入口2下方の側壁4
の地面より出ている部分には通気孔6を設けている。
【0004】また、この図に示すように、比較的建物の
布基礎10に近接させて設けられている。
【0005】このような屋外収納箱は、地中に埋設され
るので、この屋外収納箱上方のスペースを有効に利用す
ることができるものである。また、通気孔6によって換
気され、内部の温度上昇が押さえられ、かつ、内部に臭
いがこもることも防がれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例にあっては、布基礎10の下方のT字型に拡大し
たフーティング11が邪魔になって、ある程度の隙間1
2を開けなければならないものである。通常この隙間1
2は約135mm程度あるため、幼児などがこの隙間12
に足を挟み込んだりする可能性がある。特に、この屋外
収納箱を踏石として用いようとする場合には、上記のよ
うな隙間12を小さくすることが必要であり、地中に埋
める部分を少なくして建物に近接させざるを得ない。こ
のため、この屋外収納箱の高さを低くせざるを得ず、収
納容積が小さいものとなる。
【0007】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、その収納容積
を十分に確保し、かつ、十分に建物に近接させて設置で
きる屋外収納箱の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、建物に近接させてその下方部が地中
に埋設される収納箱体1の上方を開口させて投入口2と
し、この投入口2に開閉自在な蓋3を設けてなる屋外収
納箱において、建物の布基礎10に近接した側における
収納箱体1の底面1aを浅く階段状の形状としてなるこ
とを特徴として構成している。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、収納箱体1の投入口2周縁部の下方近傍に
おける建物に近い方の側壁4に通気孔6を形成してなる
ことを特徴として構成している。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、側壁4を内側に屈曲させ、側壁4の外面を
下方に向けた部分を通気側壁5とし、この通気側壁5に
通気孔6を形成してなることを特徴として構成してい
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、建物に近接した側に
おける収納箱体1の底面1aを浅く階段状の形状として
いる。この浅くなった底面1aを、建物の布基礎10の
下方のT字型に拡大したフーティング11に載置するよ
うにして、屋外収納箱を建物に近接させることができ
る。
【0012】請求項2記載の発明では、通気孔6が建物
に近い側の収納箱体1に形成されているので、雨水また
は埃などがこの通気孔6に到達しがたく、このため屋外
収納箱内部に入りにくい構造になっている。
【0013】請求項3記載の発明では、通気孔6の形成
される通気側壁5の外面が下方に向いているので、雨水
または埃などは下方から入らざるを得ず、さらに屋外収
納箱内部に入りにくい構造になっている。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を以下に添付図を参照して
説明する。
【0015】図1はこの実施例の屋外収納箱の一例を示
す側面図である。この図において、1は建物に近接して
地中に埋設される収納箱体であって、上方を開口させた
投入口2を有し、この投入口2に開閉自在な蓋3を設け
て屋外収納箱としているものである。そして、この屋外
収納箱は、建物の布基礎10に近接した側における収納
箱体1の底面1aを浅く階段状の形状としている。ま
た、収納箱体1の投入口2周縁部の下方近傍における建
物に近い方の側壁4に通気孔6を形成している。建物に
近い方の側壁4とは、布基礎10に平行な側壁4および
布基礎10に垂直な側壁4の布基礎10寄りの部分であ
り、建物の影になることによって雨水などが当たりにく
い部分である。
【0016】図2は、上記した屋外収納箱の一使用例を
示す斜視図であって、地上に出ている部分を踏み石とし
て庭への出入りに使用している状態を示している。この
ような屋外収納箱内には、例えば、園芸用品、カー用品
または不要な古新聞などを入れて、物置として使用する
ことができ、狭小地の住宅の庭の限られたスペースに、
快適な収納スペースを提供しているものである。
【0017】以上のような屋外収納箱は、収納箱体1の
浅くなった底面1aの部分を、建物の布基礎10のフー
ティング11に載置するようにして、設けることができ
るものである。したがって、底面全体がフラットな場合
には、フーティング11上に載置せざるを得ないため、
地中に埋める部分を深く形成できないのに対して、この
実施例では収納箱体1の建物から離れた部分を地中に深
く埋設するようにして屋外収納箱の収納容積を十分に確
保することができる。その上、建物と屋外収納箱との間
の隙間12を小さくし、幼児などが足を挟み込む危険性
を排除できるものである。
【0018】また、通気孔6が建物に近い側の収納箱体
1に形成されているので、雨水などが屋外収納箱内部に
入りにくく、したがって、収納物の良好な収納状態を確
保して収納することができるものである。
【0019】また、収納箱体1は、ポリ塩化ビニル樹脂
などの合成樹脂をブロー成形することによって、投入口
2の部分がやや括れたほぼ立方体の形状に形成されてい
る。そして、地中に埋設される側壁4には凹凸4aが形
成され、土圧による変形および浮き上がりを防止してい
る。また、通気側壁5は、投入口2周縁部の下方近傍の
一つの角の部分に形成されている。
【0020】以下に図3ないし図9を参照し、さらに詳
しくこの実施例の屋外収納箱の細部を説明する。
【0021】図3は収納箱体1の上面図であり、図4は
この図3におけるC−C断面図であって、この図は通気
孔6の部分を通る収納箱体1の縦断面図を示している。
【0022】これらの図に示すように、上記の収納箱体
1には、投入口2周縁部の下方近傍における側壁4を内
側に屈曲させるとともに、外面を下方に向けた部分を通
気側壁5とし、この通気側壁5に通気ネット8を設けた
通気孔6を形成している。このような通気孔6によっ
て、虫などが侵入することを防止して換気されるので、
屋外収納箱内部の温度上昇が押さえられるとともに、臭
いがこもるのを防ぐことができるものである。
【0023】また、この通気孔6の近傍において、側壁
4は通気側壁5の内側端部より垂下し、外側に屈曲し、
さらに垂下して底面に至るように形成されている。この
ため、想像線で示すように、側壁4が通気側壁5の内側
端部よりそのまま垂下して底面に至るよりも、収納箱体
1の収納容積が増加している。
【0024】そして、通気孔6には通気側壁5より収納
箱体1内部に突設される管部9が備えられている。雨水
などが収納箱体1内部に侵入する場合を想定すると、こ
の管部9の長さ分上方に上がってから侵入することにな
り、非常に雨水などの侵入しにくい構造になっている。
【0025】また、通気側壁5は、投入口2周縁部の下
方近傍における側壁4を内側に屈曲させ、収納箱体1の
内方底面に向かって傾斜している。このため、通気孔6
を穿設するときに、投入口2周縁がホールソーなどの穿
設工具の操作の邪魔になりにくいものである。また、通
気孔6に管部9を下方より嵌め込んで取り付ける場合に
おいては、通気孔6下方の側壁4の突出部4bが取り付
け作業の邪魔になりにくくなっている。したがって、通
気孔2の穿設および通気孔2に管部9を取り付ける作業
が容易になっている。
【0026】また、図5は、図3におけるA−A断面
図、つまり、通気孔6を除く部分の縦断面を示してい
る。側壁4は、通気孔6の形成されている一つの角の部
分を除いて、他の部分はこのような断面形状となり、投
入口2よりやや下方でやや外側に膨らみ、ほぼ垂直に垂
下し、底面に至っている。また、4aは側壁4に形成さ
れている補強のための凹凸である。
【0027】図6は蓋3を示す上面図であり、図7は同
側面図である。これらの図に示すように、上記の蓋3
は、PPO(ポリフェニレンオキサイド)樹脂などの合
成樹脂の発泡射出成形し、上方に凸になだらかに膨らん
だ形状に形成される。したがって、強度が向上したもの
となるとともに、水たまりのできるのが防止されてい
る。特にPPO樹脂を用いることで耐候性、耐熱性、強
度などの優れたものになっている。
【0028】図8は蓋3の縁部を示す断面図であり、図
9は蓋3を収納箱体1に嵌めた状態を示す同様の断面図
である。これらの図に示すように、蓋3と収納箱体1と
の当接部には、防水、防虫のためのパッキン7が、蓋3
の全周に渡って設けられ、密閉できるようになってい
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、収納箱体の浅
くなった底面の部分を、建物の布基礎のフーティングに
載置するようにして、屋外収納箱を建物に近接させるこ
とができる。したがって、屋外収納箱の収納容積を確保
した上で、建物と屋外収納箱との間の隙間を小さくし、
幼児などが足を挟み込む危険性を排除できる。
【0030】請求項2記載の発明では、通気孔が建物に
近い側の収納箱体に形成されているので、雨水などが屋
外収納箱内部に入りにくく、したがって、収納物の良好
な収納状態が確保される。
【0031】請求項3記載の発明では、通気孔の形成さ
れる通気側壁の外面が下方に向いているので、雨水など
がさらに屋外収納箱内部に入りにくく、したがって、収
納物のより良好な収納状態が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における屋外収納箱を示す側
面図である。
【図2】同上の屋外収納箱の一使用例を示す斜視図であ
る。
【図3】同上の屋外収納箱の収納箱体を示す上面図であ
る。
【図4】同上実施例の図3におけるC−C断面図であ
る。
【図5】同上実施例の図3におけるA−A断面図であ
る。
【図6】同上の屋外収納箱の蓋を示す上面図である。
【図7】同上の側面図である。
【図8】同上の蓋の縁部を示す断面図である。
【図9】同上の蓋を収納箱体に嵌めた状態の蓋の縁部を
示す断面図である。
【図10】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 収納箱体 2 投入口 3 蓋 4 側壁 5 通気側壁 6 通気孔 7 シール材 8 通気ネット 9 管部 10 布基礎 11 フーティング 12 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 88/00 B65D 6/40 E04H 1/12 E04F 19/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に近接させてその下方部が地中に埋
    設される収納箱体の上方を開口させて投入口とし、この
    投入口に開閉自在な蓋を設けてなる屋外収納箱におい
    て、建物の布基礎に近接した側における収納箱体の底面
    を浅く階段状の形状に形成してなることを特徴とする屋
    外収納箱。
  2. 【請求項2】 収納箱体の投入口周縁部の下方近傍にお
    ける建物に近い方の側壁に通気孔を形成してなることを
    特徴とする請求項1記載の屋外収納箱。
  3. 【請求項3】 側壁を内側に屈曲させ、側壁の外面を下
    方に向けた部分を通気側壁とし、この通気側壁に通気孔
    を形成してなることを特徴とする請求項2記載の屋外収
    納箱。
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