JP3149655U - 確固とした踵部を有する靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】踵部を立上げての通常の靴としての使用法の他に、踵部を踏み付けたサンダルの如き態様での使用法も可能で、しかも、踏み付けた状態で使用した後においても、靴全体の形態が崩れることなく、直ちに本来の靴としての使用が可能な靴を提供する。【解決手段】踵部4を、着用者が踏圧を加えることにより前記着用者の足裏に沿って畳み込まれ、前記踏圧解除後に直ちに復元し得る柔軟性を有する材料で形成したことを特徴とする靴である。踵部4に柔軟性を持たせるための手段としては、踵部4を、バックステイを縫い付けることなく形成し、また、踵部4を、カウンターを挿入することなく形成する。好ましくは、甲皮3の後半部側面の中間部を横に走り、踵部4において上方に延びる縫い目6を入れる。【選択図】図2

Description

本考案は確固とした踵部を有する靴、より詳細には、主に革靴、合成皮革靴等の確固とした踵部を有する紳士靴等の靴であって、踵部を立上げた状態での一般的使用法の他に、踵部を踏み付けてのサンダル的使用法も可能な確固とした踵部を有する靴に関するものである。
一般に紳士靴等の靴は、靴底と足の甲から踵にかかる皮革、合成皮革等の甲皮とから成っていて、甲皮の踵部には芯材が内装される等して、十分な保形力が付与され、確固と立上がった状態を維持するようになっている。このように踵部は硬めに仕上げられているため、装着時に靴べらが必要となることも少なくない。
この種の靴は、言うまでもなくこの踵部が立上がった状態で装着することを予定しており、仮に踏み付けたとしても、足裏に馴染みにくく、踏み付けた状態での使用に適さない。
然るに、この靴を、頻繁に脱着するような場合や極く短時間着用するような場合には、踵部を踏み付けてサンダルの如き態様で着用したいと考えることが少なくなく、実際にそのような態様で着用する者も少なくない。その場合、上述したように踵部には保形力及び復元力があって足裏に馴染みにくいが、このような使用法を継続していると次第に保形力及び復元力が衰えて型崩れを起こし、逆に、踏み潰された状態を維持するようになって、本来の踵部を立上げた状態での使用に支障を来たすおそれが生ずる。
実公平6−22241号公報
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、踵部を立上げての通常の靴としての使用法の他に、踵部を踏み付けたサンダルの如き態様での使用法も可能で、しかも、踏み付けた状態で使用した後においても、靴全体の形態が崩れることなく、直ちに本来の靴としての使用が可能な確固とした踵部を有する靴を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、踵部に、着用者が踏圧を加えることにより前記着用者の足裏に沿って畳み込まれ、前記踏圧解除後に直ちに復元し得る柔軟性を持たせたことを特徴とする確固とした踵部を有する靴である。
踵部に上記柔軟性を持たせるための手段としては、踵部を、バックステイを縫い付けることなく形成し、また、踵部を、カウンターを挿入することなく形成する。好ましくは、甲皮の後半部側面の中間部を横に走り、踵部において上方に延びる縫い目を入れる。
本考案は上述したとおりであって、本考案に係る靴は、通常の靴として使用する場合は一般のものと同様に踵部を立上げた状態で着用し、頻繁に脱着する際や短時間着用時、あるいは、私用のとき等には、踵部を踏み付けてサンダルタイプの履物としての使用が可能であり、状況に応じて適宜使い分けることができるという効果がある。また、サンダルタイプとして使用した後においては、踵部が直ぐに復元して靴全体の形態に影響を及ぼすことがないので、直ちに通常の靴としての使用が可能となる効果がある。
本考案を実施するための最良の形態について、図面に依拠して説明する。図1及び図2は、本考案に係る確固とした踵部を有する靴1の一実施形態を示す斜視図であり、靴1は、基本的には一般の紳士靴等の靴と同様に、靴底2と、足の甲から踵にかけて覆う甲皮3とから成る。甲皮3は、本革又は合成皮革で構成する。靴1は、紐靴であるか否かを問わない。なお、本考案において「確固とした踵部」との用語は、踏圧によって無理なく畳み込み可能である一方、踏圧の解除によって、通常の靴の踵と同様の確固とした形態の復元が可能であるとの意味で用いている。
一般的な紳士靴等の靴においては、甲皮3の一部をなす踵部4の縫い合わせ部分5を補強するために、バックステイ(市革)が縫い付けられるが、本考案に係る靴1においては、バックステイを用いない。また、一般の紳士靴等の靴においては、踵部4の表革と裏革との間に、踵部の型崩れを防止するための半円形状のカウンターが挿入されるが、本考案に係る靴1においては、このカウンターも用いない。
このように、本考案に係る靴においては、踵部にバックステイ及びカウンターが配備されないため、踵部4は、縦方向及び横方向からの荷重に対し、一般の靴に比較して抵抗力が弱い。そのため、普通の踏圧によって容易に畳み込むことができる。
本考案に係る確固とした踵部を有する靴は、以上の点を除き、通常の確固とした踵部を有する靴と同様に構成され、踵部4には通常の紳士靴等の靴には存する保形芯的要素がない。そのため、一定の踏圧を加えることで、足裏に沿って踵部4が畳み込まれる。なお、甲皮3の後半部両側部を走り、踵部4において上方にのびるように縫い目6を設けると、より踵部4の畳み込みがスムーズになる。
この考案をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この考案の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この考案は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
本考案に係る確固とした踵部を有する靴の踵部を立上げた状態を示す斜視図である。 本考案に係る確固とした踵部を有する靴の踵部を踏み付けた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 靴
2 靴底
3 甲皮
4 踵部
5 縫い合わせ部分
6 縫い目

Claims (4)

  1. 踵部に、着用者が踏圧を加えることにより前記着用者の足裏に沿って畳み込まれ、前記踏圧解除後に直ちに復元し得る柔軟性を持たせたことを特徴とする確固とした踵部を有する靴。
  2. 踵部を、バックステイを縫い付けることなく形成した、請求項1に記載の確固とした踵部を有する靴。
  3. 踵部を、カウンターを挿入することなく形成した、請求項1又は2に記載の確固とした踵部を有する靴。
  4. 甲皮の後半部側面の中間部を横に走り、踵部において上方に延びる縫い目を入れた、請求項1乃至3のいずれかに記載の確固とした踵部を有する靴。
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