JP3149356U - 浣腸容器 - Google Patents
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これを更に詳述すると、まず素材に関しては、この種の浣腸容器が上記したように人間の指で押圧して使用するものである限り、軟質樹脂のような弾性変形可能な素材を採用することは避けられない。また、形状に関しては、チューブを容易に肛門へ挿入できるようにするために、該チューブ及び該チューブが突設された容器本体の上部側は、容易に折れ曲がらない程度の適度な肉厚が要求されてしまうことになる。更に、従来の浣腸容器は、容器本体の上部側の容器壁全体が外側へ丸く湾曲した形状に成形されているものが通常であった。
これにより、従来の浣腸容器は、上記した容器本体の上部側の形状と肉厚とが原因となって、容器本体を押圧した後も、図6(1)(2)の断面図に示す如く、容器本体2’の上部側6’に空間部分Xが生じてしまうのである。
そして、この空間部分Xに少量の薬剤が残存することとなって、適量として収容されている薬剤の全量を使い切ることができないという問題を生じていたのである。
また、請求項2記載の浣腸容器では、請求項1記載の浣腸容器を前提として、チューブ先端の薬剤注出部を略球状の膨出形状と成す構成を採用した。
さらに、請求項3記載の浣腸容器では、請求項1または請求項2記載の浣腸容器を前提として、チューブを湾曲させる構成を採用した。
また、請求項3記載の浣腸容器にあっては、更にチューブを湾曲させることにより、請求項1または請求項2の効果に加えて、肛門管や直腸壁の湾曲形状に沿ってチューブを挿入できることとなるので、一層安全にチューブを挿入できると共に、挿入時の違和感を生ずることも防止できる。
第一実施の形態に係る浣腸容器1は、図1に示す如く、薬剤を収容する容器本体2と、該容器本体2の上部に突設されたチューブ3とを備えるものであって、全体を弾性変更可能な軟質樹脂により一体成形したものである。
まず、容器本体2は、外形を略四角錐に成形したものであって、左右側面から底面に亘って蛇腹形状4を付与している。この蛇腹形状4は、容器本体2を押圧する際に容器本体2を潰し易くするために設けたものであって、当該第一実施の形態では、二つの山部4aと一つの谷部4bとから構成したものである。但し、当該蛇腹形状4は、この構成に限らず、山部4aと谷部4bの数を増やした構成を採用することも可能である。
また、同図(4)の断面図に示す如く、容器本体2は、薄肉の容器壁によって画成された薬剤収容部5を有し、該薬剤収容部5は、上部において後述するチューブ3に連通している状態にある。
さらに、同図(1)乃至(3)に示す如く、容器本体2の上部側の容器壁6は、チューブ基部7へ向かって縮径する形状に成形されていると共に、対向する二面8a、8b(図中に破線ハッチングで示す範囲)が平面形状に成形されているものである。
斯かる従来の問題点に対し、第二実施の形態に係る浣腸容器においては、図3(1)(2)に示す如く、薬剤注出部10を略球状の膨出形状と成すことで、先端縁に丸みを付与する構成よりも一層のこと肛門管や直腸壁を傷つける恐れを解消することができるものである。更に、当該部位を膨出形状となすことにより、使用中に安易に直腸から抜け出てしまうことを防ぐストッパーの役目も果たすこととなって一層至便なものとなる。
なお、薬剤注出部10の膨出形状は、図示する卵形状に限らず、真球状や楕円球状などの形状を採用することも実施に応じて任意である。
なお、蛇腹形状4も山部4aと谷部4bの数を1つずつ増やした構成に変更しているが、この点については特に重要な変更点ではない。
然しながら、図5に示す如く、人間の個体ごとに若干の差異はあるものの、肛門管21や直腸壁22は少なからず湾曲した形状であって、ここに直線状のチューブを挿入することで肛門管や直腸壁を傷つけてしまう場合があった。また、湾曲した肛門管や直腸壁に直線状のチューブを挿入することは、患部において非常な違和感を生ずるという問題をも併発していた。
2 容器本体
3 チューブ
4 蛇腹形状
5 薬剤収容部
6 上部側の容器壁
7 チューブ基部
8a 平面形状
8b 平面形状
9 注出口
10 薬剤注出部
20 人体
21 肛門管
22 直腸壁
X 空間部分
Claims (3)
- 薬剤を収容する弾性変形可能な容器本体と、該容器本体の上部に突設されて薬剤を注出するチューブとを備える浣腸容器であって、容器本体の上部側の容器壁全体を上記チューブの基部へ向かって縮径する形状と成すと共に、該上部側の容器壁の対向する二面を平面形状と成したことを特徴とする浣腸容器。
- チューブ先端の薬剤注出部を略球状の膨出形状と成したことを特徴とする請求項1に記載の浣腸容器。
- チューブを湾曲させたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の浣腸容器。
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JP2008008928U JP3149356U (ja) | 2008-12-19 | 2008-12-19 | 浣腸容器 |
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JP (1) | JP3149356U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3218882U (ja) * | 2018-08-22 | 2018-11-15 | 克則 井上 | 挿入部分をカーブした浣腸 |
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2008
- 2008-12-19 JP JP2008008928U patent/JP3149356U/ja not_active Expired - Fee Related
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