JP3149235U - 団扇 - Google Patents

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文彦 細谷
文彦 細谷
眞人 辻
眞人 辻
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株式会社ニーズ
第一園芸株式会社
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Abstract

【課題】板状体からなる簡易型団扇の一部を活用して、植物の種子を栽培できる団扇を提供する。【解決手段】板状体からなる団扇に切り取り線部を介して切り離し可能な切除片部を設けると共に、当該切除片部に当該切除片部6の表面と裏面とを貫通する透孔部、又は、溝9を形成し、水溶性の材料からなるシート4、あるいは生分解性の材料からなるシート4aにより、透孔部、又は、溝を切除片部の表面側と裏面側から覆い、透孔部内、又は、溝内に種子5を封入した団扇。前記切除片部の表面あるいは裏面、若しくは表面及び裏面に、前記シートを貼り付けることにより、前記シートと、前記切除片部の表面あるいは裏面、若しくは表面及び裏面との間に植物の種子を封入した団扇。【選択図】図1

Description

この考案は、人間の手に持って風を送る手段として利用される団扇に関し、特に、板状体からなり、風を送る手段として利用する以外の用途をも備えている団扇に関する。
従来から板状体からなる団扇に関しては、人間の手に持って風を送る手段として利用する以外の用途を具備させ、利用価値、使用価値を高めるべく種々の提案がされている。
例えば、スポーツその他の競技の応援用あるいは各種催しごとの案内状として宣伝効果が高く、かつ、定型外葉書として直ちに郵送できる簡易団扇に関する提案がある(例えば、特許文献1)。
また、板状体からなる団扇ではないが、複数本の骨材を所要の間隔をあけて配した扇体と、この扇体の外周の一部から突出した取っ手と、前記扇体の表裏面に貼り付けられるシートとを備え、扇体、取っ手及びシートが生分解性材料からなり、前記扇体の骨材の間に草花の種子を保持してなる団扇が提案されている(例えば、特許文献2)。
実開平7−36725号公報 実用新案登録第3123779号公報
前述した特許文献2記載の考案によれば、団扇として使用することができるとともに、植物の種子を栽培するのに好適に使用することができる団扇を提供できる、とされている。
しかし、特許文献2記載の考案では、複数本の骨材を所要の間隔をあけて配した扇体の骨材の間に草花の種子が保持されているので、植物を栽培すべくに扇体部分を土の中に埋めた場合にはもはや団扇として使用することができなくなる。
また、広告・宣伝用や、景品、販売促進用グッズとして配布等される簡易団扇である板状体からなる団扇に関しては、従来、植物の種子を栽培するのに好適に使用できる団扇は提案されていなかった。
そこで、この考案は、広告・宣伝用や、景品、販売促進用グッズとして配布等される簡易団扇である板状体からなる団扇において、人間の手に持って風を送る手段として利用される以外の用途、特に、植物の種子を栽培するのに好適に使用できる用途を有し、使用価値、利用価値の高められた団扇を提案することを目的にしている。
上記の目的のもとになされたこの考案は、次の通りのものである。
(請求項1)
板状体からなる団扇に切り取り線部を介して切り離し可能な切除片部を設け、水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートにより、当該切除片部に植物の種子を取り付けたことを特徴とする団扇。
(請求項2)
板状体からなる団扇に切り取り線部を介して切り離し可能な切除片部を設けると共に、当該切除片部に当該切除片部の表面と裏面とを貫通する透孔部、又は、溝を形成し、水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートにより、前記透孔部、又は、溝を前記切除片部の表面側と裏面側から覆い、前記透孔部内、又は、前記溝内に種子を封入したことを特徴とする団扇。
(請求項3)
板状体からなる団扇に切り取り線部を介して切り離し可能な切除片部を設け、当該切除片部の表面あるいは裏面、若しくは表面及び裏面に、水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートを貼り付けることにより、当該水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートと、前記切除片部の表面あるいは裏面、若しくは表面及び裏面との間に前記植物の種子を封入したことを特徴とする団扇。
(請求項4)
前記切除片部は、水溶性の材料、あるいは生分解性の材料からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の団扇。
(請求項5)
前記板状体の周縁近傍に前記団扇を使用する者の手の指が挿入される孔が少なくとも一個形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の団扇。
この考案によれば、広告・宣伝用や、景品、販売促進用グッズとして配布等される簡易団扇である板状体からなる団扇において、人間の手に持って風を送る手段として利用される以外の用途、特に、植物の種子を栽培するのに好適に使用できる用途を有し、使用価値、利用価値の高められた団扇を提供することができる。
以下、添付図面を参照し、この考案の好適な実施の形態に関していくつかの好ましい実施例を説明する。なお、以下の説明及び添付図面において共通している構成部位には共通した符号を用いて説明を行っている。
この考案の団扇1は、図1、図2図示のように、板状体2からなる。この板状体2からなる団扇1には、ミシン目などからなる切り取り線部6を介して切り離し可能な切除片部7が形成されている。
団扇1の形状としては、図1や図2に図示したようなものを例示することができ、紙などの材質からなる板状体2とすることにより、広告・宣伝用や、景品、販売促進用グッズとして広範に利用されるものである。
本考案の団扇1は、添付図面において符号4、あるいは符号4aで示す水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートにより、切除片部7に植物の種子5を取り付けたものである。
植物の種子5としては、家庭の花壇、プランターなどで栽培できる花、野菜、ハーブの種子などを用いることができる。
そこで、ミシン目などからなる切り取り線部6を介して切除片部7を板状体2から切り離し、図4図示のように家庭などにおける花壇、プランターなどの土8の中に埋設し、種子5の発芽に必要な水などを与えると、図面に符号4あるいは、符号4aで示す水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートが溶解、あるいは分解するとともに、種子5が発芽し、植物を育てることができる。
なお、この場合であっても、切り取り線部6を介して切除片部7が板状体2から切り離されただけであるので、図1、図2図示のように板状体2における切除片部7の大きさ、形成位置を適宜に定めておけば、依然として板状体2を団扇として使用し続けることができる。
例えば、図1、図2図示のように、板状体2の周縁近傍に団扇1を使用する者の手の指が挿入される孔3を少なくとも一個形成するとともに、板状体2における切除片部7の大きさ、形成位置を定め、切り取り線部6を介して切除片部7が板状体2から切り離された後も依然として板状体2を団扇として使用し続けることができる。
ここで、切除片部7も、水溶性の材料、あるいは生分解性の材料から形成しておくことができる。例えば、板状体2自体を紙製にしておけば切除片部7も紙製となる。
添付図面において符号4、あるいは符号4aで示す水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートにより、切除片部7に植物の種子5を取り付ける形態としては、種々のものを採用できる。
図1(a)、図2(a)、図3(a)図示の実施形態は、切除片部7の表面(図3(a)中、上側)、あるいは裏面(図3(a)中、下側)、若しくは表面及び裏面に、符号4で示す水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートを貼り付け、当該シートと、切除片部7の表面あるいは裏面、若しくは表面及び裏面との間に植物の種子5を封入するものである。図3(a)図示の実施形態では、切除片部7の表面(図3(a)における板状体2上側面)のみに植物の種子5が取り付けられている。
これは、水溶性の材料からなるシート4、あるいは生分解性の材料からなるシート4を切除片部7の表面に貼り付けることにより、水溶性の材料からなるシート4、あるいは生分解性の材料からなるシート4と、切除片部7の表面との間に植物の種子5を封入して、植物の種子5を、切除片部7の表面(図3における板状体2上側面)に取り付けるものである。同じようにして、切除片部7の裏面のみ、あるいは、切除片部7の表面と裏面とに植物の種子5を取り付けることができる。
図1(b)、図2(b)、図3(b)図示の実施形態は、切除片部7に切除片部7の表面(図3(b)中、上側面)と裏面(図3(b)中、下側面)とを貫通する透孔部9a、又は、溝9を形成し、符号4aで示す水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートにより、透孔部9a、又は、溝9を切除片部7の表面側と裏面側から覆い、透孔部9a内、又は、溝9内に種子5を封入することにより、切除片部7に植物の種子5を取り付けたものである。
いずれの実施形態であっても、ミシン目などからなる切り取り線部6を介して切除片部7を板状体2から切り離し、図4図示のように家庭などにおける花壇、プランターなどの土8の中に埋設し、種子5の発芽に必要な水などを与えると、図面に符号4あるいは、符号4aで示す水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートが溶解、あるいは分解するとともに、種子5が発芽し、植物を育てることができる。
以上、添付図面を参照して本考案の好ましい実施形態を説明したが、本考案はかかる実施形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
(a)この考案の団扇の一例を説明する正面図、(b)図1(a)図示の実施形態における種子の取り付け構造の一例を説明する一部拡大正面図。 (a)この考案の団扇の他の例を説明する正面図、(b)図2(a)図示の実施形態における種子の取り付け構造の一例を説明する一部拡大正面図。 (a)切除片部の表面に種子が取り付けられている状態の一例を説明する一部を省略した切断図、(b)切除片部の表面側から裏面側に貫通する透孔部に種子が封入されている状態の一例を説明する一部を省略した切断図。 板状体から切り離した切除片部を土の中に差し込んだ状態を説明する一部を省略した断面図。
符号の説明
1 団扇
2 板状体
3 団扇を使用する者の手の指が挿入される孔
4、4a 水溶性の材料からなるシート、生分解性の材料からなるシート
5 植物の種子
6 切り取り線部
7 切除片部
8 土
9 溝
9a 透孔

Claims (5)

  1. 板状体からなる団扇に切り取り線部を介して切り離し可能な切除片部を設け、水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートにより、当該切除片部に植物の種子を取り付けたことを特徴とする団扇。
  2. 板状体からなる団扇に切り取り線部を介して切り離し可能な切除片部を設けると共に、当該切除片部に当該切除片部の表面と裏面とを貫通する透孔部、又は、溝を形成し、水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートにより、前記透孔部、又は、溝を前記切除片部の表面側と裏面側から覆い、前記透孔部内、又は、前記溝内に種子を封入したことを特徴とする団扇。
  3. 板状体からなる団扇に切り取り線部を介して切り離し可能な切除片部を設け、当該切除片部の表面あるいは裏面、若しくは表面及び裏面に、水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートを貼り付けることにより、当該水溶性の材料からなるシート、あるいは生分解性の材料からなるシートと、前記切除片部の表面あるいは裏面、若しくは表面及び裏面との間に前記植物の種子を封入したことを特徴とする団扇。
  4. 前記切除片部は、水溶性の材料、あるいは生分解性の材料からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の団扇。
  5. 前記板状体の周縁近傍に前記団扇を使用する者の手の指が挿入される孔が少なくとも一個形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の団扇。
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