JP3148715U - 封筒 - Google Patents
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Abstract
【課題】封筒を布製とすることにより郵送用及び書類持ち運び用に使用でき、不使用時にはコンパクトな形態にすることで持ち運び及び保管するのに便利な封筒を提供する。【解決手段】一枚の長形な布を二つ折りにし、両側を縫着して表面部2と裏面部により上部を開口した長形角型封筒体を形成し、表面部2の上部に連設した封緘片3には閉じ紐7を有する閉じ片4を設けるとともに裏面部には閉じ片を設け、表面部2及び裏面部は重ね合わせて折り畳み可能とする。【選択図】図1
Description
本考案は封筒に関し、特に、手紙や書類を郵送することができるとともに書類を持ち運びができ、不使用時にはコンパクトな形態として保管することのできる布製の封筒に関するものである。
従来、幅広な一枚の用紙の両側を同じ方向に折り曲げ、両端接合部を糊付けして上下が開口する縦長な偏平体とし、糊付面を有しない表面部の上下に封緘片を連設し、下方に位置する丈の短い封緘片を糊付面を有する裏面部に折り曲げ、糊付けして下方を閉じる。
そして、上方の丈を長く形成した封緘片の表面には円板状の閉じ片を設けるとともに裏面部にも対応して円板状の閉じ片を儲け、封緘片の閉じ片には閉じ紐を設けた角型な紙製の封筒が市販されている。封緘片を上方の開口部を閉じるように裏面部側に折り曲げ、上下に位置する閉じ片相互を閉じ紐で巻き締めて開口部を閉じることができる。
また、特開2000−238792には上記する形態の封筒が提供されている。
これらの封筒は、封緘片を上方の開口部を閉じるように裏面部側に折り曲げ、上下に位置する閉じ片相互を閉じ紐で巻き締めて開口部を閉じることができ、手紙や書類を封入、郵送する利点を有している。
特開2000−238792号公開特許公報
これらの封筒は、封緘片を上方の開口部を閉じるように裏面部側に折り曲げ、上下に位置する閉じ片相互を閉じ紐で巻き締めて開口部を閉じることができ、手紙や書類を封入、郵送する利点を有している。
しかし、従来市販されている前記の封筒及び公開された封筒は紙製であるために破れる恐れがあり、封入した手紙や書類を破いたり傷めることがあった。また、郵送のために宛名ラベルを表面部に貼った場合、ラベルを剥がして再度封筒として使用することはできなかった。更に、書類を入れて持ち運ぶことができるが、数回使用することで封筒自体が汚れ、部分的に痛んでしまい、封筒としての使用には耐えられないものである。
特に、手紙や書類を郵送した場合、受け取った人は内容物を取り出すために封筒を開封しなければならない。この場合、手で封を破くかハサミで切るかしなければならないが、紙製の封筒は開封をすると再使用はできないものであった。
仮に、手紙や書類を入れないで封筒だけを持つには安定性がなく、持ち運びには不便なものである。持ち運びのために封筒を折り畳んだ場合、折り目がついて封筒として使用するのは不適当な状態となり、かつ、折り目から破れやすいものである。
更に、書類入れに使用した空き封筒を、再度、郵送用や書類入れに使用するために保管しようとしても、単体では立てることはできず、横に置けば場所をとるものであり、保管するのには不便であった。
本考案は、上記する従来の紙製の封筒に鑑み、封筒を布製とすることにより堅牢性を有する郵送用及び書類持ち運び用に使用でき、不使用時にはコンパクトな形態にすることで持ち運び及び保管するのに便利な従来品と比較して便利な封筒を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために本考案封筒は、一枚の長形な布を二つ折りにし、両側を縫着して表面部2と裏面部5により上部を開口した長形角型封筒体を形成し、表面部3の上部に連設した封緘片3には閉じ紐7を有する閉じ片4を設けるとともに裏面部5には閉じ片6を設け、表面部2及び裏面部5は重合して折り畳み可能としたものである。
本考案封筒は、布製であるから丈夫で破れにくく、封筒として使用すれば手紙や書類を傷めず保護ができ、安全に郵送することができ、かつ、何回でも繰り返し使用することができ、紙製の封筒では得られない画期的な効果が得られる。しかも、紙製封筒に比べて製作工程が少なく、製作が容易である。本考案封筒は、書類入れとして持ち運び用に使用することができ、多目的に利用できるものである。
また、郵送に際して封緘片3を裏面部5に接着する場合、通常ののりを使用し、強力な接着剤ではないから封緘片3を引き剥がすことができ、封筒として何回も繰り返し使用することができる。特に、郵送に際し宛名ラベルを使用した場合には、宛名ラベルは布との間に適当に隙間を生じて密着していないので剥がすことができ、郵送用封筒として何回でも使用することができる。封筒自体に直接宛名を記載した場合でも、宛名を隠すように宛名ラベルを貼ることができ、宛名ラベルを剥がすことで繰り返しの使用が可能である。
本考案封筒は、不使用時には折り畳んだり折り曲げた状態を維持することができるのでカバンに入れて持ち運ぶことができ、例えば机の上に一時的に保管をするのも場所をとらずに便利であり、再使用する時も探しやすいものである。折り畳んだり折り曲げた状態から広げた時にも皺をのばすことができ、何回でも再利用できるので経済的である。
郵送に際して封緘片3を裏面部5に貼着しても布であるから封緘片3を傷めることなく引き剥がすことができ、封筒或いは書類入れとして何回も繰り返し使用することができる。布製であるから表面が汚れた場合には選択して綺麗な状態を保つことができ、破れた箇所は補修して使用できるので、この点においても紙製の封筒と比較して経済的である。
以下、図面に従って本考案の一実施形態を詳細に説明する。
図1は、本考案封筒本体1を示すものであり、この封筒本体1は、一枚の長形な布を二つ折りにして両側を縫着し、上部が開口した長形角型な袋状体を形成し、片側の表面部2の上部には封緘片3を一体に連設する。
図1は、本考案封筒本体1を示すものであり、この封筒本体1は、一枚の長形な布を二つ折りにして両側を縫着し、上部が開口した長形角型な袋状体を形成し、片側の表面部2の上部には封緘片3を一体に連設する。
そして、封緘片3の表面中央には、硬質製の紙片やプラスチック片等からなる円板状の閉じ片4を設け、また、図2に示すように、表面部2とともに封筒本体1を形成する裏面部5には閉じ片4と向き合うような位置に同じ材質の閉じ片6を設ける。
両閉じ片4、6は、中央部をカシメや鋲等でそれぞれ封緘片3や裏面部5に固定するか、両閉じ片4、6に複数の小孔を設け、ボタンのように縫い合わせることで固定すればよい。そして、片側の閉じ片、例えば、閉じ片4には閉じ紐7の一端を固定しておく。
本考案封筒本体1は上記の構成であり、布製であっても切手を貼ることができ、宛名を記載しまたは宛名ラベルを貼ることができれば封筒として使用できるので、手紙や書類の郵送用として使用することができる。封筒本体1単体としては書類入れとして利用でき、書類の持ち運び或いは保管に使用することができる。
封筒として使用する場合には、手紙や書類を内部に収容し、封緘片3を裏面部5にのりを使用して貼り付け、両閉じ片4、6に閉じ紐7を掛け合わせ、結び合わせればよい。単に、書類の持ち運びに使用する時は封緘片3を接着することなく、両閉じ片4、6を閉じ紐7で結び合わせるだけでよい。
封筒本体1が不使用時には、第3図に示すように、表面部2をその下部側から上部方向へ数回(3から4回)折り曲げて短冊形とし、封緘片3を開口部を閉じるように短冊体に折り畳んだ重合させ、このような短冊体に閉じ紐7を例えば1周させ、紐両閉じ片4、6を閉じ紐7で結び合わせればよい。
このようにコンパクトに折り畳むことでカバンに入れて持ち運ぶことができ、或いは、折り畳んだ状態で棚や机の上に置いたり机の引き出しに入れ、整理した状態で保管に便利である。使用する際には閉じ紐7を解いて全体を広げ、封筒や書類入れとすればよい。尚、折り畳むだけではなく、円筒状に折り曲げ、閉じ片4、6を閉じ紐7で結び合わせて保管してもよい。
折り畳んだり折り曲げたものを使用するために広げた時、ある程度の皺が生じるが、手紙や書類をいれるとその厚さや重さが加わって布の皺がのばされるので復元力があり、封筒や書類入れとして使用しても見栄えが悪いものではない。皺をのばすためにアイロンをかけることも可能である。
数回、繰り返し使用して表面が汚れた場合には洗濯をして綺麗な状態とすることができ、もし、破れたような時には綺麗に縫い合わせて元の状態にすることが可能である。更には、漂白した布材とすれば環境に優しい材質となり、布製であるので刺繍を施すことで製品の付加価値を高めることができる。
手紙や書類を安全に郵送することができ、書類の持ち運びにも便利であり、小さく
折り畳んで保管や携帯に便利である。布製であるので破れにくく手紙や書類を傷めることがない。
折り畳んで保管や携帯に便利である。布製であるので破れにくく手紙や書類を傷めることがない。
1 封筒本体
2 表面部
3 封緘片
4 閉じ片
5 裏面部
6 閉じ片
7 閉じ紐
2 表面部
3 封緘片
4 閉じ片
5 裏面部
6 閉じ片
7 閉じ紐
Claims (1)
- 一枚の長形な布を二つ折りにし、両側を縫着して表面部2と裏面部5により上部を開口した長形角型封筒体を形成し、表面部3の上部に連設した封緘片3には閉じ紐7を有する閉じ片4を設けるとともに裏面部5には閉じ片6を設け、表面部2及び裏面部5は重合して折り畳み可能としたことを特徴とする封筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008680U JP3148715U (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 封筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008680U JP3148715U (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 封筒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3148715U true JP3148715U (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=54782243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008008680U Expired - Fee Related JP3148715U (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 封筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3148715U (ja) |
-
2008
- 2008-12-11 JP JP2008008680U patent/JP3148715U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20081212 |
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R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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