JP3148253U - 孔位置測定補助具 - Google Patents
孔位置測定補助具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3148253U JP3148253U JP2008008097U JP2008008097U JP3148253U JP 3148253 U JP3148253 U JP 3148253U JP 2008008097 U JP2008008097 U JP 2008008097U JP 2008008097 U JP2008008097 U JP 2008008097U JP 3148253 U JP3148253 U JP 3148253U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- hole position
- collet chuck
- measuring
- measuring rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
【課題】孔位置測定のための補助具を提供する。【解決手段】コレットチャックの突出部端に鍔部を設け、該チャック下方に有孔の保持体を取り付け、保持体下部の孔に測定棒を挿入係止させたことを特徴とする。これにより、鍔部の作用にてコレットチャックを介して測定棒を孔に安定保持させることのできる有用なる用具を得ることができ、また、コレットチャックの突出部間隔は可変のため、所定範囲内にて種々のサイズの孔に適用することができる。【選択図】図5
Description
この考案は、孔位置とりわけ自動車フレームの孔位置を測定する場合に用いて便利なる孔位置の測定補助具に関する。
従来より、種々の孔位置測定具や装置が利用されているが、そのいずれも孔位置に接触する部分は略円錐形の物体を用いており、本案にて示すように、半径方向に移動可能な部分を有し、段部を利用して孔に吊下保持可能なる用具は見あたらない。
既述のように、従来の孔位置測定は、孔に下から円錐状の接触部をあてがって行うものであり、そのあてがい方によっては正確な測定とはならず、孔に対する固定ではないためにその位置がずれる恐れがあり、より簡易で正確な測定を行う手段が求められている。
本案は、以上のような従来からの孔位置測定手段に関わる課題を解決するために発明されたもので、測定しようとする孔に容易に取り付けてその正確な位置を示すとともに、位置ずれの恐れのない新規かつ有用なる用具を提供することを目的としたものである。
本案は、以上のような従来からの孔位置測定手段に関わる課題を解決するために発明されたもので、測定しようとする孔に容易に取り付けてその正確な位置を示すとともに、位置ずれの恐れのない新規かつ有用なる用具を提供することを目的としたものである。
課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。
すなわち、コレットチャックの突出部端に鍔部を設け、該チャック下方に有孔の保持体を取り付け、保持体下部の孔に測定棒を挿入係止させる。本案は以上の構成よりなる孔位置測定補助具である。
すなわち、コレットチャックの突出部端に鍔部を設け、該チャック下方に有孔の保持体を取り付け、保持体下部の孔に測定棒を挿入係止させる。本案は以上の構成よりなる孔位置測定補助具である。
本発明によれば、鍔部の作用にてコレットチャックを介して測定棒を孔に安定保持させることのできる有用なる用具を得ることができる。また、コレットチャックの突出部間隔は可変のため、所定範囲内にて種々のサイズの孔に摘要することができる。
以下、本考案の実施形態について説明する。
図において、1はコレットチャックで、その主要部は旋盤などに用いられる市販品と同様構成である。このコレットチャックには環状の締め具2が備わり、これを回すことにて摺動体3が同期して溝内を摺動する。この摺動体は円弧状の側面を有して3個が等配に設けられており、通常はその一部が突出しており、この突出部が開いたり閉じたりして丸棒状の物品を挟持するよう構成されている。4は鍔部で、上記突出部側面一部を小径に切削してできた張り出し部状の部分である。5は円柱状の保持体で、その上下部に内径を違えた孔を有しており、上部の孔に前記チャックの筒状部分が圧入される。下部の孔には略角棒状の測定棒6が挿入される。また、保持体側面適所には貫通雌ねじが刻設され、ここに蝶ねじが螺合し、その先端にて測定棒が押圧保持される。この測定棒の側面適所には目盛り7が表現される。
図において、1はコレットチャックで、その主要部は旋盤などに用いられる市販品と同様構成である。このコレットチャックには環状の締め具2が備わり、これを回すことにて摺動体3が同期して溝内を摺動する。この摺動体は円弧状の側面を有して3個が等配に設けられており、通常はその一部が突出しており、この突出部が開いたり閉じたりして丸棒状の物品を挟持するよう構成されている。4は鍔部で、上記突出部側面一部を小径に切削してできた張り出し部状の部分である。5は円柱状の保持体で、その上下部に内径を違えた孔を有しており、上部の孔に前記チャックの筒状部分が圧入される。下部の孔には略角棒状の測定棒6が挿入される。また、保持体側面適所には貫通雌ねじが刻設され、ここに蝶ねじが螺合し、その先端にて測定棒が押圧保持される。この測定棒の側面適所には目盛り7が表現される。
本案を使用するには、まず締め具を回して摺動体を相互接近位置とし、突出部分を測定しようとする孔の下から挿入する。次に、締め具を逆方向に回すと摺動体は相互距離を大にするように開いていき、やがてその外周が孔の内周に当接する。このとき、鍔部下面が孔の上面に当接するようにし、さらに締め具を回すことにて摺動体突出部側面が孔内周に押圧挟持される。この状態において、孔に対し垂直に測定棒が下方位置し、この測定棒側面には目盛りが表示されているので、適切な測定具・装置を併用することにて、孔位置を正しく測ることができる。測定終了後は、既述と逆の作業にて孔より本品を取り外して次の孔位置測定へと進むことができる。また、必要に応じて蝶ねじをゆるめて測定棒を抜き取り、長さの異なる別の測定棒を装着して利用することができる。
以上、本案について記したが、本案は鍔部を有する摺動体を備えたところにその特徴を有するものである。この鍔部は孔の上面に接し、摺動体は孔側面に押圧挟持されるために、本品は孔から脱落することなく孔に垂直に保持され、測定棒には目盛りが付されているので孔位置を正しく測定できるものとなったのである。なお、既述の例は実施の一例であり、近似の他の構成としてもよい。
以上のごとく、本案によって容易かつ正確に孔位置を測定するための補助具を提供することができる。
以上のごとく、本案によって容易かつ正確に孔位置を測定するための補助具を提供することができる。
1 コレットチャック
2 締め具
3 摺動体
4 鍔部
5 保持体
6 測定棒
7 目盛り
8 蝶ねじ
9 孔
2 締め具
3 摺動体
4 鍔部
5 保持体
6 測定棒
7 目盛り
8 蝶ねじ
9 孔
Claims (1)
- コレットチャックの突出部端に鍔部を設け、該チャック下方に有孔の保持体を取り付け、保持体下部の孔に測定棒を挿入係止させたことを特徴とする孔位置測定補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008097U JP3148253U (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 孔位置測定補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008097U JP3148253U (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 孔位置測定補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3148253U true JP3148253U (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=54781817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008008097U Expired - Fee Related JP3148253U (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 孔位置測定補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3148253U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114812460A (zh) * | 2022-03-31 | 2022-07-29 | 东风汽车集团股份有限公司 | 车身孔位辅助测量装置及测量方法 |
-
2008
- 2008-10-21 JP JP2008008097U patent/JP3148253U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114812460A (zh) * | 2022-03-31 | 2022-07-29 | 东风汽车集团股份有限公司 | 车身孔位辅助测量装置及测量方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8673454B2 (en) | System for producing a dental-shaped body | |
EP1710049A3 (en) | Fast change bit holder device | |
US2809044A (en) | Lathe work center | |
US20170363404A1 (en) | Contact-type position measuring device and measuring method using the same | |
CN204725159U (zh) | 一种多用途工件夹具装置 | |
JP6677536B2 (ja) | ワークの支持装置 | |
JP3148253U (ja) | 孔位置測定補助具 | |
JP4625985B2 (ja) | 押圧吊下型孔位置測定補助具 | |
US2456383A (en) | Adjustable holder for precision indicators | |
JP2002005604A (ja) | 穴間寸法測定補助具 | |
US2985899A (en) | Modified tap shank and adapter for holding the tap in a chuck | |
CN203853599U (zh) | 一种孔加工刀具 | |
US1208522A (en) | Screw and rivet holder. | |
CN202427998U (zh) | 一种同步齿座通用钻模 | |
US2795052A (en) | Combination transferring punch and locating center punch | |
US2820640A (en) | Master collet with replaceable soft jaws | |
US1871178A (en) | Template | |
CN208419784U (zh) | 一种锥孔位置度检具 | |
US2157789A (en) | Jewel setting holder | |
US1308681A (en) | Tool-holder. | |
US2345424A (en) | Combination gauge | |
CN210996674U (zh) | 栓头带孔螺栓钻孔工装 | |
US1101601A (en) | Tool-maker's locating-tool. | |
US2848918A (en) | Tool post and holder | |
US1855479A (en) | Tapping device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150121 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |