JP3148170U - 水洗トイレの延長用把手 - Google Patents

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Abstract

【課題】水洗トイレの洋式便器において、排泄物洗浄用の注水・放出弁ハンドルは、手動式では便座の背面に有り、自動洗浄式は取付け位置や操作方法が様々である。身体に不具合を持つ人や高齢考向けに注水・放出弁ハンドルに付加する操作性が簡便な介護用補助具の延長用把手を提供する。また、既設と新設の洋式便器に適する構造を提供する。【解決手段】注水・放出弁ハンドル2に枠を有する挿入部材1aを取付け、通孔4に紐状の操作具を接続し、リモコン的な遠隔操作で洗浄水の注水・放出を行う。挿入部材・滑車付き固定具・紐状の操作具で構成されて、紐状の操作具を介して注水・放出弁ハンドル2と連結し連動することを図ることで、便座の位置する操作し易い中空に吊り下げて配置する紐状操作具の把手を引くと、洗浄水タンク内の貯水蓋2aが開き、水流が放出される。また、把手を離すことで貯水蓋2aが閉塞して洗浄水タンクに貯水される。【選択図】図5

Description

本考案は、水洗トイレの介護用補助具で、洗浄水タンクに付帯する手動式の注水・放出弁ハンドルがある洋式便器において、水洗トイレの水洗装置に関するものである。
住宅用の水洗トイレの洋式便器は、便器の背面に洗浄水タンクがあり、タンク正面の左端、又は右端、もしくは左側面や右側面に注水・放出弁ハンドルが付いている方式が多い。
洗浄水タンクは陶器製や合成樹脂製があり、トイレ室内の構造から、洗浄水タンクの注水・放出弁ハンドルの取付け位置を現場で加工し取付ける場合もあり、取付け位置は様々である。
近年、店舗や公共機関のトイレ室には、動作認識センサーによる自動洗浄、電子式タッチパネルや、床に足でプッシュする洗浄式も見受けられる。
特許文献(特開平7−3856)、(特開平8−277568)で、 公報に水洗トイレの水洗方法および水洗トイレが公開されている。これらは水洗方法の注水・放出に関する便器や水洗タンクの内部構造であって、本考案とは考案範囲が異なる。
且つ、旧知の技術や市販されている商品は見当たらない。
特許公開平7−3856 公報 特許公開平8−277568 公報
水洗トイレにおいて、排泄物洗浄用の水流を便器に放出する洗浄水タンクは、一般的に便器の背面に設置されていて、操作用の注水・放出弁ハンドルは、洗浄水タンク正面の左端、または右端、もしくは左右の側面に取付けられている。
洗浄水の放出操作をする時、身体に麻痺のある人、健常者でも身体に不自由を持つ人や、高齢者の方々が、便座に座して注水・放出弁ハンドルを操作する場合、身体をうしろ向きにひねって操作するか、便座から立ち上がって体勢を変えて操作するか、トイレ室の構造によっては、位置を移動する場合もあって、この時、不安定な体勢となり、転倒などかなりの危険をともなう動作となっている。特に身体に麻痺がある人の場合は、動かせる方の手で注水・放出弁ハンドルを操作することから、身体を移動しての困難な動作となり、室内が狭く杖も使えない場合や、手すりが無い場合等、本人はもとより付添いの人も、トイレ使用時は、特に神経を集中している状態で、精神面での負担が大きい。近年、店舗等で設置されている動作認識センサーや電子式タッチパネル等の自動洗浄も取付け位置は様々で、設備交換等によるコスト面や、改装工事に伴う廃棄物の排出量抑制などの課題が多い。
上記に付帯する課題として、トイレットペーパーホルダーの取付け位置も配慮に価する。
本考案は以上の問題点を解決するものである。
便座に正面を向いて楽な姿勢で座し、体が安定した姿勢を保ち、安全で簡便な操作を可能とすることを目的とする。かつ、既設の水洗トイレと新設トイレにも適する構造を図ることで、幅広い対応を具現化し、使用時の安全性を向上させて、かつ不便さを改善して、長い年月使える資源としての有効活用の促進を図ることを目的とする。
上記目的達成のため、本考案による水洗トイレの延長用把手は、洗浄水タンクの注水・放出弁ハンドルと連動する紐状の操作具を介して介護用の把手を取付け、リモコン的な遠隔操作で洗浄水の注水・放出を行うことを特徴とする。
また、水洗トイレの延長用把手は、紐状の操作具、挿入部材、滑車付き固定具から構成され、挿入部材に設けた通孔に紐状の操作具を接続し、滑車付き固定具を介して天井や周囲の壁に掛けて保持し、左手、または右手で操作し易い中空に、利用者のニーズを満たす任意の位置に介護用の把手を吊下げることで、便座に座った安定した姿勢や、立った状態の姿勢でも介護用の把手をリモコン的に操作して、排泄物を洗浄する水流の放出と貯水をおこなうことを特徴とする。
また、トイレ利用者と付き添う人とのコミュニケーションを、ドアをノックする等の確認でなく、介護用の把手に備えたICチップ内蔵スイッチを利用して、メロディやチャイム等を使い分けて利用状況を知らせることで、落着いて、安心して、精神面からも快適な利用環境が得られることを特徴とする。
本考案は、水洗トイレの洗浄水タンクに水洗トイレの延長用把手を取付けることで、利用者側にとって安全で操作の簡便化を図ることができる。かつ水洗トイレの延長用把手の工事は、取付けが簡単で、費用も廉価、操作用の電力も不要で、工事からでる廃棄物の排出量も無く、本考案の構成部品の梱包と包装箱を、実用新案登録済み(登録第3140361号)の物品輸送箱を用いることで、廃棄物の排出量を最小限に抑えることができる。これにより、「京都議定書」による地球温暖化防止国民運動(チーム・マイナス6%)への小さな協力ともなる。
次に、実施の形態を示す図面に素づき本考案による水洗トイレの延長用把手をさらに詳しく説明する。
なお、便宜上同一の機能を有する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図1は、本考案による請求項3に記載した枠を有する挿入部材1aの実施形態を示す実施例の平面図である。図1の実施例では、多角形状に形成されて、通孔4に紐状の操作具6を接続する。取付けは設置済みの注水・放出弁ハンドル2の外形に、枠を有する挿入部材1aに設けた、はめこみ用の枠1dが嵌まる構造である。セット後、枠を有する挿入部材1aに取付けた面ファスナー3cに着脱可能な面ファスナーのベルトを密着させることで固定する。多角形状の挿入部材1aは、既設トイレ用に適する。
図2は、本考案による請求項3に記載した、凸部を有する挿入部材1bの実施形態を示す実施例の平面図である。図2の実施例では、三角形状に形成されて、通孔4に紐状の操作具6を接続する。既設トイレの注水:放出弁ハンドル2に、凸部を有する挿入部材1bを装着する場合、洗浄水タンク内の貯水蓋2aの鎖を外し、ナット3bをゆるめて注水・放出弁ハンドル2をタンクから外し、装着用の凸部1cを、注水・放出弁ハンドル2の裏面にある凹部に差込んで装着する構造である。洗浄水タンクへの取付けは、取外した注水・放出弁ハンドル2の取付け孔に、凸部を有する挿入部材1bの付いた注水・放出弁ハンドル2の裏面にあるネジ山を有するボルト3aを差込み、ネジ溝を有するナット3bで締結する。新設の場合、凸部を有する挿入部材1bを、注水・放出弁ハンドル2に予め装着しておくと効率的で、新設トイレ用に適する。
図3は、本考案による請求項2に記載した滑車付き固定具5の実施の形態を示す実施例の正面図である。 空気を利用する吸盤5aと、滑車5bの組合せにより構成した滑車付き固定具5をトイレの内壁に少なくとも2個所に取付けて、紐状の操作具6を最も利用し易い位置に吊り下げて配置する。滑車5bは洗浄水の水流を調節する多量用と少量用の2個1組で構成。滑車5bは動滑車を用いて、紐状の綱6cのひも外れ防止用蓋付構造を備え、吸盤5aは空気を逃がさない隙間ができにくい密着構造で、安定した吸着力を保持する。
図4は、本考案による請求項1に記載した紐状の操作具6の実施形態をしめす実施例の平面図である。紐状の操作具6は便器に流す洗浄水の水流を調節するために、多量用と少量用の2本を用いる。上記紐状の操作具6は、バネ6a、巻き具6b、紐状の綱6cと把手6d、ICチップ内蔵スイッチ6eから構成される。バネ6aは紐状の操作具6の上下動を安定的に補助する。巻き具6bは紐状の綱6cの長さを利用者の坐高に併せて調整する機能を持つ。紐状の綱6cの端部に、利用者が操作し易いように手で握るか、手首を通すこともできる把手6dが取付けられて構成される。ICチップ内蔵スイッチ6eは、把手6dに着脱可能で、利用状況をメロディやチャイム等の音で外部に知らせる。
図5は、本考案による枠を有する挿入部材1aを注水・放出弁ハンドル2に取付けた実施形態を示す実施例の水洗装置の説明図である。枠を有する挿入部材1aに設けた二つの通孔4の各々に、水流を調節する多量用と少量用として、紐状の操作具6を接続する。把手6dを引くと、枠を有する挿入部材1aが遠隔操作で注水・放出弁ハンドル2と連動して回転し、洗浄水タンク内の貯水蓋2aが開いて便器に水流が放出される。
把手6dを元の位置に戻すことで、貯水蓋2aが閉塞して洗浄水タンクに貯水される。
図6は、本考案による水洗トイレの延長用把手の配置説明のために使用する参考図である。洗浄水タンクに挿入部材1を取付ける。次に滑車付き固定具5をトイレ内壁に取付ける。該滑車付き固定具5は挿入部材1の取付け場所から垂直な位置の天井に1個目を取付ける。2個目の滑車付き固定具5は利用者が便座に楽な姿勢で座った状態で、把手6dを操作する中空の位置から垂直に天井に取付ける。トイレ室内の構造によっては、必要な数の滑車付き固定具5を複数個取付ける。次に紐状の操作具6を2本使用してバネ付きの端部を挿入部材1の通孔4に連結する。1本は水流の多量用で、もう1本は少量用。バネ付きの端部に対向する把手側の端部を滑車付き固定具5の滑車5bに通し、操作し易い位置に把手を吊り下げる。
本考案は、上記した実施の形態に制限されない。例えば挿入部材1の素材は任意である。
挿入部材1の形状は他の形状であってもよい。また外形サイズも、便器の形状に合わせて適宜に変更可能であり、必ずしも正確に多角形状や三角形状とされることを要しない。
本考案による、枠を有する挿入部材の実施形態を示す実施例の平面図である。 本考案による、凸部を有する挿入部材の実施形態を示す実施例の平面図である。 本考案による、滑車付き固定具の実施の形態を示す実施例の正面図である。 本考案による、紐状操作具の実施の形態を示す実施例の平面図である。 本考案による、挿入部材を洗浄水タンクに取付けた実施例の水洗装置の説明図である。 本考案による、水洗トイレの延長用把手の配置説明のために使用する参考図である。
符号の説明
1 挿入部材 4 通孔
1a 枠を有する挿入部材 5 滑車付き固定具
1b 凸部を有する挿入部材 5a 吸盤
1c 装着用の凸部 5b 滑車
1d はめこみ用の枠 6 紐状の操作具
2 注水・放出弁ハンドル 6a バネ
2a 貯水蓋 6b 巻き具
3 締結部品 6c 紐状の綱
3a ネジ山を有するボルト 6d 把手
3b ネジ溝を有するナット 6e ICチップ内蔵スイッチ
3c 面ファスナー

Claims (5)

  1. 水洗トイレの洗浄水タンクに付帯する注水・放出弁ハンドルと、利用状況を知らせる音声を記録したICチップ内蔵スイッチを備えた介護用の把手を便器に対向する中空に配置し、上記介護用の把手に対向する端部が紐状の操作具で形成されることを特徴とする水洗トイレの延長用把手。
  2. 請求項1項記載の水洗トイレの延長用把手において、上記紐状の操作具をトイレの内壁に、中空に吊り上げて保持する滑車付き固定具を設けることを特徴とする水洗トイレの延長用把手。
  3. 請求項1記載の水洗トイレの延長用把手において、上記注水・放出弁ハンドルの外形に嵌まる枠を有する挿入部材を設けることを特徴とする水洗トイレの延長用把手。
  4. 請求項3記載の水洗トイレの延長用把手において、注水・放出弁ハンドルの外形に嵌まる枠を有する挿入部材に代えて注水・放出弁ハンドルに装着する凸部を有する挿入部材を設けることを特徴とする水洗トイレの延長用把手。
  5. 請求項3又は請求項4記載の水洗トイレの延長用把手において、上記挿入部材の底部に通孔を設けることを特徴とする水洗トイレの延長用把手。
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