JP3147919U - ベルトルーパー - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルトで構成し,吊るし対象,吊るし部材のサイズ,形状に左右されず,簡単な構造で,手荷物などの吊るし対象の重量に対して破損し難い強度を備え,吊るし部材と吊るし対象との間の距離を任意に設定,維持することができ,ベルトの脱落が無く,着脱が容易,かつ,コンパクトで携帯に適する,吊り下げ具を実現する。【解決手段】パイプなどの吊るし部材,または,手荷物の取っ手などの吊るし対象と,一方のバックルにおける巻き空間をベルトの巻き溜め部として,巻き付け部を,ベルトにより所要回数巻き付けてマルチループを形成して,スリットを通過させ,ループを形成していない吊るし対象,または,吊るし部材と,他方のバックルの巻き付け部とを,ベルトにより巻き付けてシングルループを形成して,スリットを通過させて,吊るし部材に吊るし対象を吊り下げる。【選択図】図1
Description
巻き空間をベルトの巻き溜め部として,パイプなどの吊るし部材,または,手荷物の取っ手などの吊るし対象と,一方のバックルの巻き付け部を,ベルトにより所要回数巻き付けてマルチループを形成し,ループを形成していない吊るし対象,または,吊るし部材と,他方のバックルの巻き付け部を,ベルトにより巻き付けてシングルループを形成し,吊るし部材に吊るし対象を吊り下げることにより,ベルトの巻き付け回数により,吊るし対象と吊るし部材との距離を任意に設定,維持できるとともに,吊るし対象の重量によりそれぞれのループが巻き締められるためベルトずれが発生せず,スリット,ならびに巻き空間はいずれも開放構造のためベルトの着脱が容易,かつ,ベルトを巻き付け部に巻き付けることによりコンパクトで携帯に適する,ベルトルーパー。
パイプなどの外周にベルトなどでループを形成し,手荷物などを吊り下げる簡易な吊り下げ具は,操作の簡単さ,ならびに,吊るし対象,吊るし部材のサイズ,形状に左右されないなどにより,種々提案されているが,ベルトで構成した場合は,吊るし部材と吊るし対象との間の距離を任意に設定,維持することが容易では無く,ベルトへの押圧などにより距離を設定,維持する方法では,手荷物などの吊るし対象の重量によってズリを生ずるなど,所定の距離を安定して維持することは困難である。また,ベルトに種々の機構を構成して所定の距離を維持する場合は,複雑な構成になるとともに,吊るし対象の重量によって機構部品が破損する危険が有るなど,種々の課題を抱えている。
ベルトで構成し,吊るし対象,吊るし部材のサイズ,形状に左右されず,簡単な構造で,手荷物などの吊るし対象の重量に対して破損し難い強度を備え,吊るし部材と吊るし対象との間の距離を任意に設定,維持することができ,ベルトの脱落が無く,着脱が容易,かつ,コンパクトで携帯に適する,吊り下げ具を実現する。
パイプなどの吊るし部材,または,手荷物の取っ手などの吊るし対象と,一方のバックルにおける巻き空間をベルトの巻き溜め部として,巻き付け部を,ベルトにより所要回数巻き付けてマルチループを形成して,スリットを通過させ,ループを形成していない吊るし対象,または,吊るし部材と,他方のバックルの巻き付け部とを,ベルトにより巻き付けてシングルループを形成して,スリットを通過させて,吊るし部材に吊るし対象を吊り下げる。
ベルトを用いることにより,吊るし部材,吊るし対象のサイズ,形状に左右されず,ベルトの先端に取り付けたバツクルによる簡単な構造で,手荷物などの吊るし対象の重量に対して破損し難い強度を備え,吊るし部材と吊るし対象との間の距離を任意に設定,維持することができ,ストツパーとスリットの組み合わせによりベルトの脱落が防がれ,吊るし対象の重量によりそれぞれのループが巻き締められるためベルトずれが発生せず,スリット,ならびに巻き空間はいずれも開放構造のためベルトの着脱が容易,かつ,ベルトを巻き付け部に巻き付けることによりコンパクトで携帯に適する。
図1は本考案によるベルトルーパーにより,吊るし対象4のカバンを吊るし部材3のパイプにベルト1,バツクル2で吊り下げた状態を示す。図2はバツクルの外観斜視図を示し,ベルト1の先端はバツクル2のベルトクランプ5に取り付けられている。一方のバツクルにおいて,巻き空間7をベルトの巻き溜め部として,吊るし部材,または,吊るし対象と巻き付け部6をベルト1により所要回巻き付けてマルチループを形成して,9のスリットA,または10のスリットBにベルトを通す。図3に示すように,ベルトが巻き付け部の下面から巻き空間に入る場合はスリットA,ベルトが巻き付け部の上面から巻き空間に入る場合は,スリットBを通すことにより,巻き空間7の側壁のストッパー8とスリットの側壁により,ベルトは左右いずれにも移動できず,脱落は完全に防止される。スリットA,Bをペアで構成する理由は,ベルトが巻き付け部の上下いずれから巻き空間に入っても,スリット機能を有効に働かせるためである。
ループを形成していない,吊るし部材,または,吊るし対象と他方のバツクルにおける,巻き付け部6をベルト1により巻きつけてシングルループを形成して,スリットAまたはスリットBにベルトを通す。図3に示すように,ベルトが巻き付け部の下面から巻き空間に入る場合は,スリットA,ベルトが巻き付け部の上面から巻き空間に入る場合は,スリットBを通すことにより,巻き空間7の側壁のストッパー8とスリットの側壁により,ベルトは左右のいずれにも移動できず,脱落は完全に防止される。
図4(1)は吊るし部材3とバツクルでマルチループを形成した概念図,(2)はシングルループを形成した概念図を示す。このようにして,それぞれのループが形成された状況で,吊るし部材に吊るし対象を吊り下げる。マルチループ形成によるベルトの巻き回数により,吊るし部材と吊るし対象との間の距離を任意に設定することができるとともに,ベルトにより設定された距離は安定維持される。吊るし対象の重量によりそれぞれのループが巻き締められるためベルトずれが発生せず,スリット,ならびに巻き空間はいずれも開放構造のためベルトの着脱が容易であり,吊るし対象の荷重は殆どがベルトに加わるため,バックルの強度を強くすることによりほぼベルトの耐荷重に耐える。また,ベルトを巻き付け部に巻き付けることによりコンパクトで携帯に適する。
ベルトはナイロン材,幅25mm,厚さ1.5mm,長さ1.5m,バツクルはアルミ材,厚さ5mm,巻き空間は20mm×35mmとし,ベルトの巻き付け回数は7ターン程度を可能とした。吊るし部材をΦ30mmのパイプとすると,吊るし部材,吊るし対象の間の距離は最短で60cm,吊るし荷重は10Kg程度である。ベルト材としてはポリプロピレン,塩化ビニール,バックルは鉄,ステンレス,ならびにナイロン,塩化ビニールなどの樹脂でも良いなど種々の素材が考えられる。シングルループを形成するバックルに関しては,マルチループ用に比べて,巻き空間を広くとる必要はないため,シングルループ専用の小型なものを使用することも可能であるが,二個のバツクルを同じものにする利便性は大きい。また,巻き空間へのベルトの入り方向を指定すれば,スリットは二つ必要とせず一つで良く,さらに小型化される。ベルトの幅,厚さ,バックルのサイズ,強度などは吊るし荷重の大きさにより,最適に設定する必要が有る。また,バツクルの巻き付け部は特別な構造を設けず,ベルトの取り付け部の折り返しを兼用しても良い。さらに,バツクルはベルトの巻き付け易さを考慮して,巻き付け部よりベルト側とスリット側とを一律平坦とはせず傾斜を付けるなども有効であるなど,材質,ディメンジョン,構造などに関しては,本考案の趣旨を逸脱しない範囲であれば,種々変形実施が可能である。
1 ベルト 5 ベルトクランプ 9 スリットA
2 バックル 6 巻き付け部 10 スリットB
3 吊るし部材 7 巻き空間
4 吊るし対象 8 ストッパー
2 バックル 6 巻き付け部 10 スリットB
3 吊るし部材 7 巻き空間
4 吊るし対象 8 ストッパー
Claims (1)
- ベルト先端部に,ベルトクランプ,巻き付け部,巻き空間,ストツパー,スリットを備えるバックルを取り付けて構成する吊り下げ具に関して,パイプなどの吊るし部材,または,手荷物の取っ手などの吊るし対象と,一方のバックルにおける巻き空間をベルトの巻き溜め部として,巻き付け部を,ベルトにより所要回数巻き付けてマルチループを形成し,スリットを通過させることにより,ストツパーとスリットの組み合わせによりベルトの脱落を防ぎ,ループを形成していない吊るし対象,または,吊るし部材と,他方のバックルの巻き付け部を,ベルトにより巻き付けてシングルループを形成し,スリットを通過させることによりベルトの脱落を防いで,吊るし部材に吊るし対象を吊り下げることにより,ベルトの巻き付け回数により,吊るし対象と吊るし部材との距離を任意に設定,維持できるとともに,吊るし対象の重量によりそれぞれのループが巻き締められるためベルトずれが発生せず,スリット,ならびに巻き空間はいずれも開放構造のためベルトの着脱が容易,かつ,ベルトを巻き付け部に巻き付けることによりコンパクトで携帯に適する,ベルトルーパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008018U JP3147919U (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | ベルトルーパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008008018U JP3147919U (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | ベルトルーパー |
Publications (1)
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JP3147919U true JP3147919U (ja) | 2009-01-29 |
Family
ID=54781517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008008018U Expired - Fee Related JP3147919U (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | ベルトルーパー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3147919U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220024870A (ko) | 2019-07-01 | 2022-03-03 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 전기 화학 디바이스용 조성물, 정극 합제, 정극 구조체 및 이차 전지 |
-
2008
- 2008-10-20 JP JP2008008018U patent/JP3147919U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20220024870A (ko) | 2019-07-01 | 2022-03-03 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 전기 화학 디바이스용 조성물, 정극 합제, 정극 구조체 및 이차 전지 |
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