JP3147899B2 - 導体支持装置 - Google Patents

導体支持装置

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JP3147899B2 JP34054090A JP34054090A JP3147899B2 JP 3147899 B2 JP3147899 B2 JP 3147899B2 JP 34054090 A JP34054090 A JP 34054090A JP 34054090 A JP34054090 A JP 34054090A JP 3147899 B2 JP3147899 B2 JP 3147899B2
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正也 吉川
俊美 増田
實 太田
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H37/00Thermally-actuated switches
    • H01H37/02Details
    • H01H37/32Thermally-sensitive members
    • H01H37/323Thermally-sensitive members making use of shape memory materials

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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Insulators (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、充電導体を支持した碍子に充電導体の過熱
を検出する機能を備えた導体支持装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、高電圧かつ大電流の回路には、主として銅或
いはアルミニュームの帯状の導体が使用され、設備の構
成上、2本或いは3本の導体が平行,等間隔に配置さ
れ、これら導体と大地とを絶縁し、かつ、各導体の平
行,等間隔の状態を維持するため、第3図に示すよう
に、支持碍子1が使用されている。
そして、各碍子1の下面は支持枠2に締付ボルトで固
定され、各碍子1の上面に各充電導体3が締付ボルト4
により固定されている。
つぎに碍子1は、第4図に示すように無空体であり、
外周は、高電圧の絶縁に必要な沿面距離を確保するため
の絶縁沿面距離確保用のひだ5が付けられ、上下面にね
じ付きの埋金6が埋込まれ、導体3と貫通した締付ボル
ト4が上面の埋金6に螺合し、支持枠2を貫通した締付
ボルトが下面の埋金6に螺合している。
一方、電気回路の異常、特に大電流の回路の異常は、
導体3の接続部の締付付近で締付不充分或いは締付けの
ゆるみなどが原因で、異常に温度が上昇し過熱状態にな
る場合が多い。
そこで、過熱状態を検知するため、温度測定器,過熱
検出器などを導体3に付設することが考えられるが、導
体3が充電部であるため、絶縁上、電線などで検知部に
その測定信号、検出信号を伝達することができない。
そのため、導体3にサーモラベルを貼着し、温度変化
によるラベルの色変を目視により確認している。
しかし、サーモラベルを貼着する場合、検査員がサー
モラベルの貼着部に出向かねばならず、出向かない限り
正常か過熱状態かを検知し得ず、管理上きわめて不都合
であり、作業能率が悪く、しかも充電部の近く迄出向く
ため危険である。
そこで、特開昭62−133628号公報に記載された過熱検
出器は、高電圧導体に固着された導熱部材に形状記憶合
金片を装着し、高電圧導体が所定温度以上になると、形
状記憶合金片が変形して高ファイバのクラッド層を破壊
し、光ファイバの一端部に与えた光信号の他端部から出
力される光信号レベルを低下させ、過熱を検出するよう
にしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記公報に記載された検出器の場合、光ファイバの一
端部に光信号を与える光源と、光ファイバの他端部に光
信号を受光する受光素子とを要し、受光素子の寿命が短
く、かつ、導熱部材と光源,受光素子を備えた本体との
間の絶縁,即ち、光ファイバにより長い絶縁沿面距離を
確保する必要があり、さらに、導熱部材、光源,受光素
子を備えた本体のスペースを要するという問題点があ
る。
本発明は、前記の点に留意し、絶縁性を確保し、検査
員が充電部に出向くことなく、過熱状態を検知でき、か
つ、検知のための特別のスペースを要しない導体支持装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、本発明の導体支持装置
は、外周に絶縁沿面距離確保用のひだが形成された碍子
と、 前記碍子に前記碍子の軸方向に形成された中空部と、 前記碍子の内面に形成された絶縁沿面距離確保用のひ
だと、 前記中空部の一端を閉塞した導熱性の上蓋と、 前記上蓋の外面に密着して支持された充電導体と、 前記中空部に前記碍子の軸方向に設けられた絶縁体
と、 前記絶縁体の外周に形成された絶縁沿面距離確保用の
ひだと、 前記上蓋の内面に当接し、前記充電導体の過熱時に変
形して前記絶縁体を移動する形状記憶合金と、 前記中空部の下部に設けられ、前記絶縁体の移動によ
り接点が接離する接点機構と、 前記碍子の外周下部に設けられ、前記接点機構に接続
された検出端子と、 前記中空部の他端を閉塞した下蓋とを備えたものであ
る。
〔作用〕
前記のように構成された本発明の導体支持装置は、碍
子に軸方向に中空部が形成されるとともに、碍子の外周
及び内面に絶縁沿面距離確保用のひだが形成され、中空
部に碍子の軸方向に設けられた絶縁体の外周に、絶縁沿
面距離確保用のひだが形成され、碍子の一端部を閉塞し
た導熱性の上蓋の外面に充電導体が密着して支持され、
上蓋の内面に当接した形状記憶合金の過熱時の変形によ
り、絶縁体を移動して中空部の下部に設けられた接点機
構の接点が接離し、接点機構に接続された検出端子が碍
子の外周下部に設けられているため、絶縁沿面距離が確
保されて絶縁性が充分に確保でき、かつ、充電導体を支
持するために必要な碍子の内部に、過熱検出機能を備え
ることができ、検知のための特別のスペースを要しな
い。
〔実施例〕
1実施例について第1図を参照して説明する。同図に
おいて第3図及び第4図と同一記号は同一もしくは相当
するものを示す。
7は支持碍子1に碍子1の軸方向に形成された中空
部、8は碍子1の内面に形成された絶縁沿面距離確保用
のひだであり、碍子1の内面の沿面距離は外面の沿面距
離と同等以上を確保し、絶縁性に支障がないよう形成さ
れている。
9は中空部7の上面を閉塞した金属製の導熱性の上
蓋、10は上蓋9を碍子1に装着したねじであり、第3図
に示すように、碍子1の外面に締付ボルト4により充電
導体3が固定され、上蓋9に導体3が密着している。
11は形状記憶合金、12は上部支持板であり、合金11及
び支持板12のそれぞれの基部が上蓋9に支持され、合金
11が上蓋9の内面に密着している。
13は中空部7に上下方向即ち碍子1の軸方向に設けら
れた絶縁体、14は絶縁体13の外周に形成された絶縁沿面
距離確保用のひだであり、絶縁体13の沿面距離は碍子1
の沿面距離と同等以上を確保し、絶縁性に支障がないよ
う形成されている。15及び16は絶縁体13の上面及び下面
にそれぞれ突出して設けられた上軸及び下軸である。
17は中空部7の下面を閉塞した下蓋であり、上蓋9と
同様ねじにより装着されている。
18及び19はねじ20によりそれぞれの基部が下蓋17に支
持された下部支持板及びばね板であり、上部及び下部の
両支持板12,18の先端部の透孔にそれぞれ絶縁体13の上
軸15,下軸16が挿通され、ぱね板19の上方への付勢によ
り絶縁体13が上方の位置に保持されている。
21は碍子1の内面下部に設けられたマイクロスイッチ
等からなる接点機構であり、上部の押圧により接点機構
21の接点が閉じる。そして、ばね板19の先端部が接点機
構21の上方に位置している。
22は碍子1の外周下部に設けられた2個の検出端子で
あり、接点機構21の両端子に碍子1を貫通して接続され
ている。
そして、常時は第1図に示す状態であるが、上蓋9に
密着した充電導体3が過熱状態になり、形状記憶合金11
が所定の温度に上昇すると、形状が変化して上軸15を押
し下げ、絶縁体13をばね板19の付勢力に抗して押し下げ
る。
そのため、ばね板19の先端部が下動し、接点機構21を
押圧して作動し、検出端子22から検出信号が碍子1外へ
伝達される。
以上は形状記憶合金11が絶縁体13を下動する例である
が、つぎのようにしてもよい。
絶縁体13を軸状にして回転自在にし、絶縁体13の下部
に絶縁体13に回転力を与えるばねを設け、かつ、絶縁体
13の上部に絶縁体13の回転を阻止するストッパを設け、
形状記憶合金11の形状変化によりストッパの阻止を解除
し、ばねの付勢力により絶縁体13を所定角度回転し、絶
縁体13の下部により接点機構21を作動するようにしても
よい。
また、第2図の中央部に示すように、絶縁体13のひだ
14をらせん状にすれば、ひだ14の外径及びくびれの深さ
が同一の場合、第1図比し中心軸部分の径が大になり、
絶縁体13の強度を増大することができる。
さらに、第2図に示すように、碍子1の内面のひだ8
をらせん状に形成し、絶縁体13のひだ14をひだ8とほぼ
同形のらせん状に形成し、碍子1の内面と絶縁体13の外
面とを隙間をもたせて配設するようにすれば、絶縁体13
の中心軸部分の径の断面をより大きくすることができ、
強度及び沿面距離を増大することができる。
なお、この場合、絶縁体13は上下方向に若干動くこと
ができるほか、回転可能であり、絶縁体13を回転させて
接点機構21を作動させる場合にとくに有効である。
また、そのほか、形状記憶合金11の形状変化により絶
縁体13を動かす手段は種々実施することができる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載する効果を奏する。
碍子1に軸方向に中空部7が形成されるとともに、碍
子1の外周及び内面に絶縁沿面距離確保用のひだ5、8
が形成され、中空部7に碍子1の軸方向に設けられた絶
縁体13の外周に、絶縁沿面距離確保用のひだ14が形成さ
れ、碍子1の一端部を閉塞した導熱性の上蓋9の外面に
充電導体3が密着して支持され、上蓋9の内面に当接し
た形状記憶合金11の過熱時の変形により、絶縁体13を移
動して中空部7の下部に設けられた接点機構21の接点が
接離し、接点機構21に接続された検出端子22が碍子1の
外周下部に設けられているため、絶縁沿面距離が確保さ
れて絶縁性が充分に確保でき、かつ、充電導体3を支持
するために必要な碍子1の内部に、過熱検出機能を備え
ることができ、検知のための特別のスペースを要しな
く、通常の碍子と同様の取扱い,設置により、充電導体
3の支持と導体過熱検知とを兼ね備えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の導体支持装置の実
施例の切断正面図、第3図は導体支持の斜視図、第4図
は従来の碍子の切断正面図である。 1……碍子、3……充電導体、5……ひだ、7……中空
部、8……ひだ、9……上蓋、11……形状記憶合金、13
……絶縁体、14……ひだ、17……下蓋、21……接点機
構、22……検出端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 實 京都府京都市南区久世東土川町350 京 都精工電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−133628(JP,A) 特開 昭63−138612(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 10/00 - 17/54 G01K 11/00 H01H 37/32 H02G 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に絶縁沿面距離確保用のひだが形成さ
    れた碍子と、 前記碍子に前記碍子の軸方向に形成された中空部と、 前記碍子の内面に形成された絶縁沿面距離確保用のひだ
    と、 前記中空部の一端を閉塞した導熱性の上蓋と、 前記上蓋の外面に密着して支持された充電導体と、 前記中空部に前記碍子の軸方向に設けられた絶縁体と、 前記絶縁体の外周に形成された絶縁沿面距離確保用のひ
    だと、 前記上蓋の内面に当接し、前記充電導体の過熱時に変形
    して前記絶縁体を移動する形状記憶合金と、 前記中空部の下部に設けられ、前記絶縁体の移動により
    接点が接離する接点機構と、 前記碍子の外周下部に設けられ、前記接点機構に接続さ
    れた検出端子と、 前記中空部の他端を閉塞した下蓋と を備えた導体支持装置。
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