JP3147841B2 - メールサーバ、メール配信方法およびメール配信方法の制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents

メールサーバ、メール配信方法およびメール配信方法の制御プログラムを記録した媒体

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JP3147841B2
JP3147841B2 JP35551797A JP35551797A JP3147841B2 JP 3147841 B2 JP3147841 B2 JP 3147841B2 JP 35551797 A JP35551797 A JP 35551797A JP 35551797 A JP35551797 A JP 35551797A JP 3147841 B2 JP3147841 B2 JP 3147841B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールサーバ、メ
ール配信方法およびメール配信方法の制御プログラムを
記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のメールサーバ及びメール
システムとして、図6に示すものが知られている。同図
においては、メールサーバ900は、ユーザに対して設
定されたメール格納領域を有するメールボックス910
と、メールを受信するとともに同受信したメールをアド
レスに従い上記メール格納領域を振り分ける制御部92
0を備えている。また、このメールサーバ900とネッ
トワーク930を介して接続されるクライアント940
を備え、これらによってメールシステムが構成されてい
る。さらに、同クライアント940は、上記メールサー
バ900から読み出す読み出し部950と、同読み出し
たメールを格納する受信トレイ960を備えている。
【0003】上記構成において、クライアント940に
送信されたメールは、上記メールサーバ900の制御部
920を介して、上記メールボックス910の中に存在
するクライアント940の格納領域に格納される。ま
た、上記クライアント940がメールを読み出すとき
は、上記読み出し部950が上記メールボックス910
の中の同クライアント940に該当するユーザ格納領域
に格納されているメールを上記メールサーバ900の制
御部920を介して読み出すとともに、上記受信トレイ
960に保存する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のメール
サーバ及びメール配信方法においては、次のような課題
があった。すなわち、現在では、メールが一般に浸透し
つつあり、一日に数十通のメールのやりとりを行う場合
もあるため、それらの内容の確認と返信だけで時間が過
ぎてしまい通常の業務に支障をきたす課題がある。ま
た、それらの中には取り引き勧誘のダイレクトメールや
嫌がらせメールなど無意味なものも数多く含まれてお
り、上述した課題に拍車をかけている。しかも、このよ
うなメールには、コンピュータウィルスに感染したもの
もあり得る点において、より一層たちが悪い。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、メールの整理・整頓が自動的に行われ、快適な
メール環境を提供することが可能なメールサーバ、メー
ル配信方法およびメール配信方法の制御プログラムを記
録した媒体の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明は、メールを送受信するメー
ル送受信手段と、受信したメールを利用者毎に保存する
メールボックスを有するとともに、削除対象のアドレス
を登録するアドレス登録部を有する記憶手段と、上記メ
ール送受信手段において受信したメールを上記メールボ
ックスに振り分けて保存させるとともに、利用者から送
信されたメールを上記メール送受信手段を介して宛先の
メールサーバに送信するメール配信管理手段と、上記メ
ール送受信手段において受信したメールのアドレスと上
記アドレス登録部に登録された削除対象のアドレスが一
致する場合に、同受信メールを削除するメール処理手段
とを具備したメールサーバであって、上記メール処理手
段は、削除したメールの送信元と件名を上記記憶手段に
保存するとともに、上記メール配信管理手段は、定期的
に保存内容を削除したメールの送信先に上記メール送受
信手段を介して通知のメールを送信する構成としてあ
る。
【0007】上記のように構成した請求項1にかかる発
明において、上記メール配信管理手段は、上記メール送
受信手段がメールを受信すると、同受信したメールの送
信先アドレスから該当する上記記憶手段のメールボック
スに振り分けるとともに、上記メール処理手段は、この
振り分けられたメールのアドレスと上記アドレス登録部
に登録されている削除対象のアドレスを検索して、一致
するメールはメールボックスに保存しないで削除する。
すなわち、削除対象として登録された送信者から送信さ
れたメールは、送信先に送られることなく、自動的に廃
棄される。
【0008】また、本発明においては、上記メール配信
管理手段は、上記メール処理手段が、メールを削除した
ときに保存する削除メールの送信元アドレスと件名を定
期的に読み出すとともに、同削除メールの送信先にメー
ルにて通知する。ここで、上記メール処理手段は、削除
したメールについての情報をそのメールの送信先に送信
できればよく、その情報は、送信元アドレスと件名の組
み合わせに限らず、送信元アドレスと削除時刻など送信
先において削除されたメールについて把握できるもので
よい。また、上記メール配信管理手段は、定期的に削除
したメールの情報を送信先に送信できればよく、特定の
曜日、時間であってもよいし、削除したメールが所定の
件数になったときでもよい。
【0009】 上述した方法により、何度も送られてくる
取引勧誘等の不必要なメールであって上記アドレス登録
部にそのアドレスを登録したものについては削除でき
る。しかし、削除されずに残ったメールは、受信した時
刻に基づいて時系列に上記メールボックスに保存され
る。従って、時系列順位ではなくメール送信者の重要度
から優先順位をもって保存されれば、メールを見るとき
に重要なメール程先に内容を確認できるため、より便利
である。
【0010】 そこで、請求項2にかかる発明は、請求項
1に記載のメールサーバにおいて、上記記憶手段は、上
記アドレス登録部に優先対象のアドレスを登録するとと
もに、上記メール処理手段は、受信したメールのアドレ
スと上記優先対象のアドレスが一致する場合に、上記メ
ールボックスにおいて優先対象メールをそれ以外の通常
メールとは別の領域に保存する構成としてある。
【0011】上記のように構成した請求項2にかかる発
明において、上記メール配信管理手段は、上記メール送
受信手段がメールを受信すると、同受信したメールの送
信先アドレスから該当する上記記憶手段のメールボック
スに振り分けるとともに、上記メール処理手段は、この
振り分けられたメールのアドレスと上記アドレス登録部
に登録されている優先対象のアドレスを検索して、一致
するメールはメールボックスの中の優先対象のメール領
域に保存する。すなわち、優先対象メールとそれ以外の
メールである通常メールを別々に保存するとともに、メ
ール受信者がこれらのメールを見るときに、優先対象メ
ールとして保存されているメールを先順位にして、通常
メールとして保存されているメールをその後ろに付加す
るため、数多くあるメールの中から優先して見たいメー
ルを自動的に先順位に移動することが可能になる。
【0012】 ところで、請求項1に記載した方法により
メールを削除してしまっても、同メールの送信元は送信
先の状況が不明なため、メールを読んでもらえたのか、
読んでもらえずに削除されたのかがわからない。一方、
削除対象にしている方から言えば、読まずに削除する旨
を知らしめる必要がある。そこで、請求項3にかかる発
明は、請求項1に記載のメールサーバにおいて、上記メ
ール処理手段は、削除したメールの送信元に削除した旨
を記載したメールを上記メール配信管理手段を介して上
記メール送受信手段から送信する構成としてある。
【0013】 上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、上記メール処理手段は、削除対象のメー
ルを削除したときに、同メールの送信元に削除した旨の
メールを上記メール配信管理手段を介して上記メール送
受信手段から送信する。上記メール処理手段は、削除し
た旨を伝えればよく、その文面は、一律同じものでもよ
いし、削除対象アドレスと同時に文面を登録することに
より、削除対象毎に文面を変更してもよい。
【0014】このような、受信したメールをアドレスに
よって処理する手法は、必ずしも実体のある装置に限ら
れる必要もない。その一例として、請求項にかかる発
明は、削除対象に設定されたアドレスの送信元から受信
したメールを削除しつつ、同メールの送信元に削除を通
知するメールを送信して、定期的に同メールの送信先に
削除したメールの履歴を送信するとともに、優先対象に
設定されたアドレスの送信元から受信したメールを通常
のメールとは別に記憶する構成としてある。
【0015】 すなわち、必ずしも実体のある装置に限ら
ず、その方法においても有効である。
【0016】 また、本発明の思想の具現化例として、メ
ール処理のソフトウェアとなる場合には、かかるソフト
ウェアを記録した記録媒体上においても当然に存在し、
利用される。その一例として、請求項にかかる発明
は、削除対象に設定されたアドレスの送信元から受信し
たメールを削除しつつ、同メールの送信元に削除を通知
するメールを送信して、定期的に同メールの送信先に削
除したメールの履歴を送信するとともに、優先対象に設
定されたアドレスの送信元から受信したメールを通常の
メールとは別に記憶することを特徴とするメール配信方
法の制御プログラムを記録した構成としてある。
【0017】 この記録媒体は、磁気記録媒体であっても
よいし、光記録媒体であってもよい。また、一部がソフ
トウェアであって、一部がハードウェアで実現される場
合においても本発明の思想において全く異なることはな
く、一部を記録媒体上に記録しておいて必要に応じて適
宜読み込む形態のものであってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるメールシステムをブロック図により示している。同
図において、メールサーバ10は、イーサネットのイン
ターフェースを有する外部インターフェース20と、削
除対象のアドレスを登録される領域とともに削除対象以
外のメールが保存されるメールボックスを有する記憶装
置30と、メールの配信の管理を行うとともにメールの
削除や優先メールの保存を行うデータ制御部40とを備
え、上記メールサーバ10とイーサネット規格を有する
外部インターフェース20において接続されるクライア
ント60は、イーサネットのインターフェースを有する
外部インターフェース70と、メールサーバ10から読
み出したメールを保存する受信トレイ80と、同受信ト
レイ80にメールを読み込む読み出し部90とから構成
されている。むろん、上記メールサーバ10と上記クラ
イアント60が接続されている上記ネットワーク95に
は、複数の外部のメールサーバや複数のクライアントと
接続されている。
【0019】図2は、上記データ制御部40が行う削除
対象メールを削除する処理内容を、フローチャートによ
り示している。上記データ制御部40は、上記外部イン
ターフェース20のメールの受信を確認する(ステップ
S100)とともに、受信があったときは同メールを読
み出す(ステップS105)。次に、上記記憶装置30
から同メールの受信者が登録した削除対象アドレスを読
み出して(ステップS110)、同受信メールのアドレ
スと比較する(ステップS115)。この比較の結果、
アドレスが一致すれば、同受信メールは削除対象のメー
ルとして削除される(ステップS120)。また、一致
しなければ同メールの受信者に該当する上記記憶装置3
0が有するメールボックス31に保存する(ステップS
125)とともに、上記クライアント60の受信トレイ
80に送信する(ステップS130)。
【0020】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。上記クライアント60の操作者
は、同クライアント60上から、上記メールサーバ10
の記憶装置30に削除対象にするアドレスを登録する。
このとき登録したアドレス先からメールが送られてきた
場合は、まず、上記クライアント60のドメインサーバ
であるメールサーバ10がメールを受信して(ステップ
S100)、同メールサーバ10はこの受信したメール
の送信先を取得する(ステップS105,S110)。
この場合は、上記クライアント60宛のメールのため、
同クライアント60が登録した削除対象アドレスを読み
出すとともに、同受信メールのアドレスと比較する(ス
テップS115)。このアドレスが一致していれば上記
クライアント60がこのメールを見ることなく削除さ
れ、一致していなければ、同クライアント60のメール
ボックス31に保存されるとともに、受信トレイ80に
送信されるため上記クライアント60は上記読み出し部
90において同受信メールを見ることができる。
【0021】以上のように、上記メール制御部40がク
ライアント60のメールボックス31に保存する前に削
除対象のメールを削除してしまうので、同メールの利用
者は不必要なメールを見ることがなくなるとともに、自
動的にメールの整理が可能になる。
【0022】次に、本発明にかかる第二の実施形態のメ
ールシステムを、図3に示すブロック図により説明す
る。同図において、メールシステムはメールサーバ11
0と、クライアント160,165から構成され、同メ
ールサーバ110は、イーサネットのインターフェース
を有する外部インターフェース120と、削除対象のア
ドレスと優先対象のアドレスとが登録される領域ととも
に削除対象以外のメールが保存されるメールボックスを
有する記憶装置130と、メールの配信の管理を行うと
ともにメールの削除や優先対象メールと通常メールの保
存を行うデータ制御部140とを備えている。
【0023】上記クライアント160は、上記メールサ
ーバ110と接続するイーサネット規格のインターフェ
ースを有する外部インターフェース170と、上記メー
ルサーバ110から読み出したメールを保存する受信ト
レイ180と、同受信トレイ180にメールを読み込む
読み出し部190とを備えている。また、上記クライア
ント165は、上記メールサーバ110と接続するイー
サネットのインターフェースを有する外部インターフェ
ース175と、上記メールサーバ110から読み出した
メールを保存する受信トレイ185と、同受信トレイ1
85にメールを読み込む読み出し部194とを備えてい
る。また、上記メールサーバ110と上記クライアント
160,165が接続されている上記ネットワーク19
5は、複数の外部のメールサーバや複数のクライアント
と接続している。
【0024】図4は、上記データ制御部140が行う削
除対象メールを削除する処理内容をフローチャートによ
り示している。上記データ制御部140は、上記外部イ
ンターフェース120のメールの受信を確認する(ステ
ップS200)とともに、受信があったときは同メール
を読み出す(ステップS205)。次に、上記記憶装置
130から同メールの受信者が登録した削除対象アドレ
スを読み出して(ステップS210)、同受信メールの
アドレスと比較する(ステップS215)。この比較の
結果、アドレスが一致すれば、同受信メールは削除対象
のメールとして削除される(ステップS220)。
【0025】本実施形態では、同ステップS220にお
いて受信メールを削除した後に、同メールを送信した上
記クライアント165に対して削除した旨を通知するメ
ールを返信する(ステップS225)。また、同受信し
たメールが削除対象でないとステップS215にて判断
したときは、同受信メールの受信クライアント160が
上記記憶装置130に登録した優先対象アドレスを読み
出す(ステップS230)。このアドレスが同受信メー
ルのアドレスと一致するか判別して(ステップS23
5)、一致すれば、同受信メールを上記記憶装置130
のクライアント160に該当するメールボックス131
の優先メール領域に保存する(ステップS240)。
【0026】また、一致しなければ通常メールとして取
り扱うので上記記憶装置130のクライアント160に
該当するメールボックス131の通常メール領域に保存
する(ステップS250)。同メールボックス131に
保存されたメールは、上記クライアント160がメール
を見るときにメールは時系列順位ではなく、優先メール
を先順位にしてメールを見ることができる(ステップS
245)。
【0027】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。上記クライアント160の操作
者は、同クライアント160上から、上記メールサーバ
10の記憶装置30に削除対象にするアドレスと優先対
象にするアドレスを登録する。このとき削除対象として
登録したアドレス先からメールが送られてきた場合は、
上記メールサーバ110において削除されるとともに送
信元に返信メール送られる(ステップS200〜S22
5)。また、優先対象として登録されたアドレス先から
メールが送られた場合は、上記メールサーバ110にお
いて優先対象メールと通常メールの分けられて保存され
るとともに、上記クライアント160の受信トレイ18
0には、優先対象を先順位に、その後ろに通常メールを
付加して保存される(ステップS230〜S245)た
め、上記操作者は上記読み出し部190において優先対
象のメールを先頭にして見ることになる。
【0028】以上のように、上記メール制御部140が
削除したメールの差出人に返信することにより受信した
メールを開封することなく削除したことを正確に伝達す
ることができる。また、上記メール制御部140は、返
信の内容を削除対象毎に変更することも可能であり、悪
質な差出人に対しては、断固とした態度の返信を送るこ
とにより効果を挙げることが可能である。また、優先対
象に登録したアドレス先から送信されたメールを数多く
あるメールの中から選択することなく先に見ることがで
きるため、業務の効率化を図ることが可能になる。
【0029】また、図5は、上記メール制御部140が
定期的に削除したメールの内容を削除した受信メールの
上記受信クライアント160に送信する処理をフローチ
ャートにより示している。上記データ制御部140は、
上記外部インターフェース120のメールの受信を確認
する(ステップS300)とともに、受信があったとき
は同メールを読み出す(ステップS305)。次に上記
記憶装置130から同メールの受信者が登録した削除対
象アドレスを読み出して(ステップS310)、同受信
メールのアドレスと比較する(ステップS315)。こ
の比較の結果、アドレスが一致すれば、同受信メールの
送信元のアドレスと件名を上記記憶装置130に保存す
る(ステップS320)。
【0030】次に、同受信メールは削除対象のメールと
して削除される(ステップS325)。また、同ステッ
プS325において受信メールを削除した後に、同メー
ルを送信した上記クライアント165に対して削除した
旨を通知するメールを返信する(ステップS330)と
ともに、この処理を実行している曜日を確認し(ステッ
プS335)、月曜日であれば上記ステップS320に
おいて保存した削除メールの内容を一覧にしてクライア
ント160に送信する(ステップS340)。
【0031】また、同受信したメールが削除対象でない
とステップS315にて判断したときは、同受信メール
の受信クライアント160が上記記憶装置130に登録
した優先対象アドレスを読み出す(ステップS34
5)。このアドレスが同受信メールのアドレスと一致す
るか判別して(ステップS350)、一致すれば、同受
信メールを上記記憶装置130のクライアント160に
該当するメールボックス131の優先メール領域に保存
する(ステップS355)。また、一致しなければ通常
メールとして取り扱うので上記記憶装置130のクライ
アント160に該当するメールボックス131の通常メ
ール領域に保存する(ステップS360)。同メールボ
ックス131に保存されたメールは、上記クライアント
160がメールを見るときにメールは時系列順位ではな
く、優先メールを先順位にしてメールを見ることができ
る(ステップS365)。
【0032】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。上記クライアント160の操作
者は、同クライアント160上から、上記メールサーバ
10の記憶装置30に削除対象にするアドレスと優先対
象にするアドレスを登録する。このとき削除対象として
登録したアドレス先からメールが送られてきた場合は、
上記メールサーバ110において削除されるとともに送
信元に返信メール送られる(ステップS300〜S32
5)。
【0033】また、優先対象として登録されたアドレス
先からメールが送られた場合は、上記メールサーバ11
0において優先対象メールと通常メールの分けられて保
存されるとともに、上記クライアント160の受信トレ
イ180には、優先対象を先順位に、その後ろに通常メ
ールを付加して保存される(ステップS345〜S36
5)ため、上記操作者は上記読み出し部190において
優先対象のメールを先頭にして見ることになる。
【0034】さらに、上記クライアント160には、毎
週月曜日になると前週の期間に上記メールサーバ110
が削除したメールの送信元や件名を記載した一覧が送信
される(ステップS335,S340)。
【0035】以上より、上記クライアント160は毎週
月曜日に同クライアント160のメール読み出し部19
0を立ち上げた際に、上記メールサーバ110から、1
週間に削除したメールの送信元アドレスと件名などを記
載した一覧をメールとして受け取ることができるので削
除対象にアドレスを登録したことによる効果を把握する
ことができるとともに、その一覧を見た結果によっては
削除対象からアドレスを外すことも可能になる。また、
上記ステップS335における判別基準は、定期的に受
信者である上記クライアント160に通知できるタイミ
ングであればよく、曜日であってもよいし、削除したメ
ールの件数であってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、不必要な
相手のアドレスを登録することにより送信されたメール
を自動的に削除することが可能になり、業務が円滑にな
るメールサーバメール配信方法およびメール配信方法
の制御プログラムを記録した媒体を提供することができ
る。また、本発明によれば、メールを自動的に削除され
た送信先は定期的に削除されたメールの項目を一覧にし
て確認することができる。
【0037】また、請求項2にかかる発明によれば、優
先的に取り扱う相手のアドレスを登録することにより送
信メールを先に見るととができる。さらに、請求項3に
かかる発明によれば、メール自動的に削除した相手に削
除した旨を通知することができる。
【0038】また、請求項4にかかる発明によれば、快
適なメール環境を実現するメール配信方法を提供するこ
とができる。さらに、請求項5にかかる発明によれば、
快適なメール環境を提供するメール配信方法の制御プロ
グラムを保存した媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の第一の実施形態にかかるメールシ
ステムを示すブロック図である。
【図2】同実施形態のメール制御部40の内部処理を示
したフローチャート図である。
【図3】本実施形態の第二の実施形態にかかるメールシ
ステムを示すブロック図である。
【図4】同実施形態のメール制御部40の内部処理を示
したフローチャート図である。
【図5】同実施形態のメール制御部40の内部処理を示
したフローチャート図である。
【図6】従来のメールシステムを示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 メールサーバ 20 外部インターフェース 30 記憶装置 31 メールボックス 40 データ制御部 60 クライアント 70 外部インターフェース 80 受信トレイ 90 読み出し部 95 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/54 H04L 12/58 G06F 13/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定規格の外部インターフェースを備え
    メールを送受信するメール送受信手段と、受信 したメールを利用者毎に保存するメールボックスを
    有するとともに、削除対象のアドレスを登録するアドレ
    ス登録部を有する記憶手段と、 上記メール送受信手段において受信したメールを上記メ
    ールボックスに振り分けて保存させるとともに、利用者
    から送信されたメールを上記メール送受信手段を介して
    宛先のメールサーバに送信するメール配信管理手段と、 上記メール送受信手段において受信したメールのアドレ
    スと上記アドレス登録部に登録された削除対象のアドレ
    スが一致する場合に、同受信メールを削除するメール処
    理手段とを具備したメールサーバであって、 上記メール処理手段は、削除したメールの送信元と件名
    を上記記憶手段に保存するとともに、上記メール配信管
    理手段は、定期的に保存内容を削除したメールの送信先
    に上記メール送受信手段を介して通知のメールを送信す
    ることを特徴とするメールサーバ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のメールサーバにお
    いて、 上記記憶手段は、アドレス登録部に、優先対象のアドレ
    スを登録するとともに、上記メール処理手段は、受信し
    たメールのアドレスと上記優先対象のアドレスが一致す
    る場合に、上記メールボックスにおいて優先対象メール
    をそれ以外の通常メールとは別の領域に保存することを
    特徴とするメールサーバ。
  3. 【請求項3】 上記請求項1に記載のメールサーバにお
    いて、 上記メール処理手段は、削除したメールの送信元に削除
    した旨を記載したメールを上記メール配信管理手段を
    介して上記メール送受信手段から送信することを特徴と
    するメールサーバ。
  4. 【請求項4】 削除対象に設定されたアドレスの送信元
    から受信したメールを削除しつつ、同メールの送信元に
    削除を通知するメールを送信して、定期的に同メールの
    送信先に削除したメールの履歴を送信するとともに、優
    先対象に設定されたアドレスの送信元から受信したメー
    ルを通常のメールとは別に記憶することを特徴とするメ
    ール配信方法。
  5. 【請求項5】 削除対象に設定されたアドレスの送信元
    から受信したメールを削除しつつ、同メールの送信元に
    削除を通知するメールを送信して、定期的に同メールの
    送信先に削除したメールの履歴を送信するとともに、優
    先対象に設定されたアドレスの送信元から受信したメー
    ルを通常のメールとは別に記憶することを特徴とするメ
    ール配信方法の制御プログラムを記録した媒体。
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